ミュンヒハウゼン症候群の普遍性~『コード・ブルー』第4話
(☆2014年10月2日の追記: 関連記事をアップ。
代理ミュンヒハウゼン症候群か、米国の母親の例
☆ ☆ ☆
やっぱり ユニフォーム姿が一番ですね
田所部長 すみません ご迷惑をおかけしました
無事回復 何よりです
いつも 役に立たなくてすみません
エヘッ♪ 何言ってるんです 藤川先生は 寝ていながら患者さんを治療した
ミュンヒハウゼン症候群の患者さんは 追い詰めるとエスカレートする場合が
多い 聞きましたよ
藤川先生の一言が、患者さんの心を溶かし 偽りの病気を認めさせた
ま 簡単には治らないでしょうけど 少なくとも しばらくはやらないでしょ
先生のおかげです
(ミスチルの主題歌『HANABI』スタート♬)
これ あの人の写真です
その頃は あの患者さんも 夢とかあったんでしょうね・・・
(病院を一人で出て行く患者・宮本の後姿)
☆ ☆ ☆
なるほど、なるほど。良かったんじゃないの、今回♪ それほどホメる気にもな
らないけど、少なくとも今までで一番マシだろう☆ 脚本は相変わらず林宏司だ
けど、演出が今までの西浦正記から葉山浩樹に替わったのもプラスだったのか
な。過去3回、レビューするのも録画を見直すのも、かなりキツかったのに、今回
はどっちも平気だね。先週書いたお釈迦様の話と同じく、4度目にしてようやく少
し心を通じ合えたのかも知れない。「仏の顔も3度まで」とは、4度目にキレて怒
ることを表す言葉じゃなくて、4度目に状況が変わる可能性を表してたわけか。
エライぞ、仏教! ズレてるか♪
ここまでかなり不満が溜まってたから、場合によっては今回、スルーしようかと
考えてた。でも、ドラマの内容が意外にマトモだったし、昨晩のつぶやき日記に
書いたような特殊な事情もあったから、一応軽く記事を書いとこう。とはいえ、も
う今期のメインは『太陽と海の教室』に決定したから、時間はかけないけどね。
例えば、母親を演じた役者が山本道子だなんて書いたりはしない。書いとるわ!
第4話のサブタイトルは「母の愛」となってて、藤川一男(浅利陽介)の母・静子
の愛にターゲットを絞ってある。確かに、今回一番目立ってたのは藤川と母親だ
けど、ドラマ全体を通してみれば、「愛と嘘」とでもまとめられる内容だった。ウチ
が初回から指摘してるように、コード・ブルーには一応、各回ごとのテーマ=主題
とか中心的モチーフと呼べるものがある。第1話が腕。第2話が折られた鼻。第
3話が生身の人間。残念ながらそれらはハッキリと示されることが無かったから、
毎回ゴチャ混ぜの散漫な話という印象だった。でも4回目にして初めてテーマ性
をそこそこ明確に打ち出すことに成功したわけだ。
愛と嘘というのは、一見別物のようだけど、実際の人間社会では密接につながっ
てるだろう。ウソは基本的に良くないって感覚はみんな持ってるのに、どうしても
色んな場面でウソをついてしまう。悪気のない、愛されたいがための嘘。あるい
は、愛するがゆえの嘘は、ある程度までは必要悪の一種だ。こうしたものの価値
が分かるからこそ、私は『CHANGE』第1話で、朝倉(キムタク=木村拓哉)の必
要悪に対する姿勢を軽く批判したわけだ。私なら子供たちに、嘘にも大切な意味
があることを、真正面から「伝える」。悪にも必要なものがあることを「話す」。ただ
し、「教える」んじゃないから、後は子供たちが自分でゆっくり考えていけばいい。
話を戻すと、愛と嘘というテーマを象徴する専門用語が「ミュンヒハウゼン症候群」
だった。英語だと「Munchausen syndrome」だけど、元のドイツ語の人名(実在す
るホラ吹き男爵:1720-97)は、「Munchhausen」(アクセント記号省略)。途中の「h」
が2コになるわけで、こうでないとミュンヒハウゼンとは読めない。どうしてこんな
細かい話を書いてるかって言うと、最初にウィキペディアをチェックした時、英語
のつづりが間違ってるんじゃないかと思ってしまったからだ。でも英語としては正
しかった。元のドイツ語から「h」が1コ減らされたわけ。英語の発音は、「ミュンヒャ
ウゼン」じゃないかな。日本の医学用語は、まだまだドイツ語の影響が強いって
ことだろう。
ミュンヒハウゼン症候群とは、偽の病気を装うことで自分に関心をもってもらおう
とする病気だ。今回のドラマの患者・宮本茂だと、血をこっそり用意して吐血を
装ったり、痙攣の演技をしたり、薬を飲んで低血糖を装ったりしてた。ま、可愛い
白石先生(新垣結衣)の気を引きたいってことで、気持ちは分からなくもないけど
ネ。ウソの話を作ることも多いってことだから、ひょっとすると妻と子供が火事で
死んだって話もウソなのかも知れない。昔、羽振りが良かったことを示す写真も、
おそらくデジタル合成による偽造だろう。そりゃ、言いすぎか♪
この病、世界の厳しい視線に鍛えられてる英語のウィキでは、説明の一番最初
から、「精神医学的障害」(psychiatric disorder)と書いている。つまり、心の病
(精神疾患 or 精神障害)ってこと。救急医よりも、『アラフォー』のスーパー臨床
心理士・岡村(藤木直人)がじっくり話を聞いてあげるべき症例だ。精神医学の
世界標準マニュアルDSM-Ⅳ-TRだと、項目としては載ってないけど、「虚偽
性障害」の説明に「最も慢性的で重症な病型」としてミュンヒハウゼンの名前が
出ている。ICD(国際疾病分類)でも「精神および行動の障害」へと分類されてる。
ミュンヒも含めた「虚偽性障害」(factitious disorder)は、「詐病」(malingering)と
は別物とされている。前者は今回のドラマみたいに、精神的・内的な利益のため。
それに対して後者は、仕事のズル休みとか兵役回避とか、現実的・外的な利益
のためのものだ。ま、個人的には、ハッキリ分けれるとも思わないけどね。それ
より重要なのは、この病気が、変わった人の特殊な病気に過ぎないのではない
ということだ。今回のドラマ、広い意味ではミュンヒハウゼン症候群だらけだった。
と言うのも、まず藤川が母親に、自分を良く見せるウソをついている。自分が1番
とか、冴島(比嘉愛未)と仲良しとか、今度ドクター・ヘリに乗るとか。28歳か29
歳にしては余りに幼い振る舞いだけど、母に愛されたいから、母を愛してるから、
ついやってしまうことになる。それに加えて、恐らくは自己愛も関係してるはずだ。
つまり、自分で自分を愛したいからこそ、自分を偽るわけ。人間の「ハート」とは、
単なる臓器よりも遥かに微妙で複雑なのだ。
続いて、緋山(戸田恵梨香)のウソ。第2話以降、医学論文に関する感心しない
ウソをついたってことが尾を引いてるけど、今回のウソは理解できるものだった。
僅か21歳でいきなり首から下の身体が動かなくなった、脊髄損傷の患者・飯田
敏夫。すぐに西条(杉本哲太)の所見は出てたし、忙しい西条に代わって自分が
伝えると約束したのに、緋山は患者や家族・友人たちの前で、「詳しい検査の結
果はまだです」とウソをついた。もちろん、この種の言葉は普通、ウソとは言わな
い。気遣いとか躊躇、ためらいと呼ばれるわけだけど、要するに事実と違うこと
を意図的に言うのだからウソの一種。飯田らに対する緋山の愛(および自己愛)
がそうさせるのだ。
さらに、森本(勝村政信)も、CS(コミュニケーションスペシャリスト)の轟木(遊井
亮子)にかまってほしくて、藤川の病についてウソをついたらしい。ホントは急患
の除細動(=心臓の痙攣除去)の際にドジって通電して、一時だけ心停止したん
だけど、もう藤川はダメみたいな話を、森本がバラまいちゃったらしい。あわてて
轟木が藤川の見舞いに駆け出せば、先週と同じく、後ろから網タイツの足を眺
められると考えたわけだろう。違うか♪
この記事の冒頭に引用した田所部長(児玉清)の言葉も、軽いウソと見れなくも
ない。つまり、落ち込んでる藤川を励まそうと思って、わざと大げさに藤川の功
績を称えてるとも考えられるだろう。ちょうど「父の愛」みたいで、ほど良い温かさ
が伝わるシーンだった。
それに引き換え、肝心の「母の愛」はもう一つだったな。脚本、演出、演技のす
べてが、イマイチだった。ま、イマニってほどでもないけど、ラストの女子高生を
装った励ましの手紙とナース達の大げさなハシャギ方は、「どんだけぇ~!」っ
て感じ。もう死語? あっ、そう♪ とにかく、あのオバチャンが女子高生っての
は、冗談としてもちょっとキツイね(失礼)。ま、手土産のそば饅頭は、白石や緋
山が喜んでパクついてたけどさ。
ウソの最後は、もちろん藍沢(山P=山下智久)によるものだ。「ひょっとしてウチ
のおふくろに会ってない?」とたずねる藤川に対して、「知らん」。これは、お母さ
んや藤川への気遣いで、クールな愛とでも呼べるもの。藍沢は実際には、お母
さんと会ってその無償の愛とか母性に心を打たれたから、藤川を手術に引っ張
りだして手助けしたわけだ。でも、それを口にしてしまうと、藤川のプライドが傷つ
くだけだし、お母さんも藤川に怒鳴りつけられてしまうだろう。だからこそ、藍沢も
ウソをついた。
ま、ひょっとするとあれは、ファンに対する山Pの愛から生じたウソだったかも知
れないな。つまり、「知らん」と素っ気なくクールに言う姿の方が、ファンもより強く
萌えられるだろうと配慮したってこと♪
☆ ☆ ☆
こう見てくると、第4話が「愛と嘘」をテーマにした物語だというのは明らかだろう。
ドラマに限らず、多かれ少なかれ、誰もがミュンヒハウゼン症候群の「患者」なの
だ。どこにでもある「病」だからこそ、このレビューのタイトルには「普遍性」という
言葉を使ってある。
ちなみに私自身は、このブログでウソをついたことはない。3年近い毎日更新を
通じて、ただの一度もない。もちろん、言いたくない事や書くべきでない話は、差
し控えたりボカしたりするけどね。ブログでウソをつくほど愛に飢えてはいないと
も言えるし、信頼性の方をより重視してるとも言えるだろう。自己愛の形が違う
という見方も可能だ。必要悪のウソといえども、本当に必要な状況というのは限
られてる。
それはともかく、今回のドラマ、形式的にも一応のまとまりが2つついてた。1つ
は、ドラマの最初に黒田(柳葉敏郎)が藍沢に、キツイこと平気で言えるだろと
ネガティブなことを語って、最後は藍沢がポジティブな優しいウソをついて終わっ
たこと。もう1つは、これまたドラマの最初あたりで緋山が「私のついたウソって
やっぱり大きな問題?」と語ったのに対して、最後辺りでは緋山が、ウソをつい
た患者(飯田)の家族に深々とお辞儀をしたこと。
藍沢の時と同じく、ネガティブからポジティブへと反転するドラマ的な枠組が出来
てるし、ミスチル=Mr.Children の主題歌『HANABI』と上手く溶け合ってたから、
ちょっとウルウルしてしまった。そろそろ主題歌も耳に馴染んできたようだな。夕
刻のセピア色でつないだ一連の映像もまずまずだった。。
という訳で、これだけ書けば十分でしょ♪ ただし、来週は休むかも知れないか
ら念のため。やっぱり夏は、暑苦しい織田裕二の『太陽と海の教室』で決まりだ☆
『コード・ブルー』は残った時間で適当にって感じ。『シバトラ』や『ヤスコとケンジ』
も気になるしね・・・って、そんな事より、走らなきゃヤバイ!
それでは。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.藤川が読んでた『実践 フライトドクター』って本は、美術さんが作ったの
かね。検索しても出てこないな。。
P.S.2 第4話の視聴率は13.2%へと急落。第1話の21.2%と比較すると、
かなり悲惨な落差だけど、今回の数字だけ見るなら、ちょっと悪い程
度だろう。『クロサギ』は12.3%まで落ち込んでるしね。ま、第3話ま
での出来はかなり悲惨だったから、ある意味、当然の反応。これでス
タッフが本気になって盛り返せば、「良薬、口に苦し」ってことだ。。☆彡
P.S.3 08年12月25日、この記事への検索アクセスが急増。どうやら、24日
に逮捕された岐阜県の母親が「代理ミュンヒハウゼン症候群」(MSBP
=Munchausen Syndrome By Proxy)ではないかと報道された
からのようだ。自分の代理として他の誰か(今回は子供)を病気にさせ
て(今回は汚水or腐敗水の注入)、周囲の関心を引く。さらに、看病す
る気の毒の母親の立場に自分が立つこともできる。
う~ん、病名つけて病気とするのは簡単だけど、一昔前なら単なる犯罪
者として扱われてたと思うけどね。。
P.S.4 6年後、美青年主演『なぜ少女は記憶を失わなければならなかった
のか?』では、母親の「代理ミュンヒハウゼン症候群」が登場。患者
(偽造含む)の代理のように嘘をついて周囲の注目を浴びる姿が映
し出された。この記事の最初に、関連記事へのリンクを付けてある。
ドクターヘリ制度という疑似家族の揺らぎ~『コード・ブルー』第9話
ブルースカイに飛び立つドクターヘリ~『コード・ブルー』最終回
出会い、別れ、ありがとう♪~『コード・ブルー新春スペシャル』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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コメント
ミスチルの主題歌がすごく生きてた回だった~
こんなにいい歌だったっけ?みたいな(笑)
ウルウルしちゃったの?鬼の目に涙?
今回は今までで一番好き。
もう海に力入れるから、軽めなのね。
全然軽くないけど
でも、愛と嘘。。。なるほどね~
CHANGEの話もなるほどです(笑)
>多かれ少なかれ、誰もがミュンヒハウゼン症候群の「患者」なのだ
うん、私もそう思う。
でも、初めて聞く言葉。
そして、そういう患者がいるんだね。。
投稿: アンナ | 2008年7月25日 (金) 10時08分
こんにちは
<愛と嘘>
そうですね
愛していればこその嘘
言えないこと 騙してあげたいこと
ありますね
今回は まとまりも テーマもあり いいお話でしたね
ブログの中で 嘘をついたことがないと断言されるテンメイさんが 何故か ちょっと眩しい(?)です(笑)
もちろん 自分もそのつもりですが・・・
月9は 見ていなかったので また見てみたいと思います
テンメイさんの評価いいですものね
投稿: 彩花 | 2008年7月25日 (金) 15時40分
具合悪くってって関心を惹きたい気持ちは、とっても分かります。でも、この人は違う病院に行って同じこと繰り返すのかなぁ?
自分の話はどこまで本当なのか?未知数です。そっちの方が神秘的・・・?
投稿: お気楽 | 2008年7月25日 (金) 18時16分
テンメイさん、こんばんは。
お釈迦様になっていただいたわけですね。お疲れ様です。
私も今回、結構好きです。見方はまるで違いますけどね。
藍沢先生視点だから・・・素敵でした。
藤川先生親子はうざくって、ミュンヒハウゼン症候群の患者ともども腹がたちました。
田所部長や藍沢先生は優しくないと思いますけどね。さっさと引導を渡した方が優しいと思います。フライトドクターだけが医者じゃないと黒田先生も言ってましたし。
>「知らん」と素っ気なくクールに言う姿の方が、ファンもより強く萌えられるだろうと配慮したってこと♪
はい、その通りです。
私の今回1番の萌えシーンは冴島ナースを「冴島」って呼び捨てにするところです。きゃあ、呼び捨て、呼び捨て!普段Pちゃんは女性の名字を呼び捨てなんて絶対にしませんものね。きゃあでした。
1話が良かったんだからその線でいけばここまで数字が下がる事はなかっただろうとは思いますけど。仕方ないですね。これから、ハードに殺伐とタフさをもう少しはっきりと出して欲しいですわ。
藍沢先生も私は1話からそんなにかわったとは思いませんが、タフでクールなところがもっと解りやすいほうがいいかなあ。
テンメイさんは月9で海に燃えてくださいね。
投稿: youko | 2008年7月26日 (土) 01時34分
> アンナちゃん
いやぁ、最近ホント意見が一致するね
そうそう。オレも初めてミスチルがしっくり来たわ。
ラスト近くの一連の流れの中で。
オレは少年のようにって言うか、少年そのものの
純粋な心の持ち主だから、すぐウルウルするのよ。
鬼って誰? 以前の暴れん坊アンナちゃん?
そうなんだよ。今までだと一番好きだな
ま、今までの評価がかなり低かったのもあるけど♪
海とRUN&BIKEに力を入れるから、
今後のブルーは片手間のお遊び。
とか言いつつ、今回わりと真面目だったかも♪
アハハ(^^) CHANGE話に納得する所が可愛いな
テレビドラマだけ見てても、かなりウソが溢れてるよね。
大ヒットした『やまとなでしこ』も、愛ある嘘から
出た誠。つまり『愛と誠』なんだよ。
決まった!ザブトン1枚♪・・・って、古いわ!
まあでも、オレ自身はウソはできる限り避けてるのよ。
女のウソは、可愛けりゃある程度OKだけどね♪
> 彩花さん
おはようございます。
愛と嘘。僕より彩花さんの方が似合う文学的表現でしょ
愛と誠のパロディにもなってるんですよね。
今回、『サプリ』的表現を使うなら、エモーショナルで
かつスタイリッシュ。まとまりもテーマもありました。
視聴率の急落は、主に第3話までの影響でしょう。
あっ、数字の話はお嫌いでしたっけ? ^^
エッ、僕が眩しい? よく言われます (お遊びのウソ♪)
僕が嘘をつかないのは、母親と小学校5、6年の先生の
影響もありそう。そうゆうの、厳しかったんですよ。
体罰ガンガンでしつけられてます。
「そのつもりですが・・・」って、自信がないわけね♪
分かりました。今後そちらの記事は話半分ってことで (^^)
月9って、そう言えば2年前がサプリなんですね。
人生を変えた、思い出深い放送枠でしょう。
ま、織田の暑苦しさを楽しめるかどうかはビミョーかも。
周囲の評判がイマイチのせいもあって、
なおさら僕が強烈にプッシュするつもりです。
もしお気に召したら、援護射撃よろしく!
間違えて、後ろから僕を撃たないように♪
> お気楽さん
アハハ 気持ちは分かりますよね。
泣きわめく子供が、お母さんに抱かれた途端に
大人しくなるのも、似たようなお話。
誰だって愛されたいから、色んなことをするわけです。
僕も白石になら甘えたいなぁ。。
そうそう。どうせあの患者は、よその病院とか
施設でまたやりますよ。
って言うか、今までだってバレたことはあるはず。
だから、田所が藤川をホメたのは半ばウソでしょう。
「自分の話」って、お気楽さんの話ってことかな?
そんなに自分の話を書いてないでしょ。
僕はドラマ記事にさえ時々書くくらいだから、他の
記事には結構あれこれホントの事を書いちゃってます。
美容師に「あれ、ホントに走ってるんですか?」って
聞かれた時にはのけぞっちゃったけど (^^ゞ
> youko さん
おはようございます。
僕はあぐらが苦手だから、お釈迦様にはなれませんよ
単に爪の垢をもらっただけです。
藍沢先生視点だから素敵って、そんなに藍沢の映し方が
違ってましたっけ? 素人には分かりにくい♪
藤川親子、もうちょっと上手く描けば全く違ったはず。
ミュンヒ患者、僕はそれほど腹はたちません。
そんな大げさな名前はつけなくても、大同小異の患者は
いくらでもいるはずだし、日常にも溢れてるから。
ま、僕自身がやるのはかなり恥ずかしいけど。
田所や藍沢は優しくないと思いますけどっていう時、
僕が言う愛の話とは別物になってます。
優しくないってのは、第三者的に見ると将来的に
藤川のためにならないだろうって憶測のこと。
それに対して僕が言うのは、当事者(田所や藍沢)の
リアルタイムの感情描写です。
あと、藤川に対する判断は、まだまだ情報不足でしょう。
物語の一般的パターンというものを考えても、ここからの
藤川の描き方はかなりのヴァリエーションがあります。
女性の名字の呼び捨て? そりゃ覚えてないなぁ。
『プロポ』は「レイ」と「エリ」だけど、
『クロサギ』は「吉川」じゃなかったっけ。。
『野ブタ』も「小谷」って言わなかったかなぁ。。
1話の視聴率ってのは、ドラマの出来とは
ほとんど関係ないと思いますよ。
話題作の初回だし、夏ドラのスタートだから、
とりあえず見た人が多かったはず。僕もそう。
まだ1話だから、途中で止める人も少ないだろうし。
このドラマでハードさをもっと明確にすると、
山Pファンと救急ファンは喜んでも、視聴率は
15%程度に留まるでしょう。ま、それでも十分だけど。
そうそう。僕は月9で海に燃えます。
女子高生にもちょっと萌えるかも♪
投稿: テンメイ | 2008年7月26日 (土) 10時18分
こんにちは!
ウソに視点を集中されましたねえ。
たくさんの「ウソ」ありがとうです。
面白かったです☆
>言いたくない事や書くべきでない話は、差
し控えたりボカしたりするけどね。
確かにそれはウソではないですね(笑
時には方便と使いこなせれば深みがあってさらにいいですね。
今回のお母さんのお話はダメでしたか。
最後の手紙が今時の高校生には書けないぐらいの立派な文字で見惚れました。
確かにウザかったですが親って子には本当に無条件だというのがわかっただけでも良かったかなと。
またすぐに月9ですね。
はっきり言って織田さんは見たくないけど
ドラマは面白いというのが困ってます(笑
投稿: エリ | 2008年7月26日 (土) 14時11分
テンメイ様、こんばんは。
今日は雑用が多くて
まだ「魔王」の記事のアップもしておらず
窓の外では隅田川の花火大会開催中で
ミスチルと違って
ボボンボンボンボボンボンと
やかましい限りでございます。
ふふふ・・・テンメイ様の評価は↘↘↘↗
キッドの評価は↗→→↘と
真っ向対立ですので
バトルなら
妄想的とっくみあいになるところでしたね。
まあ・・・「ER」未視聴のテンメイ様ですので
その真っ向対決もある意味すれ違いなのです。
まあ・・・ウソという意味では
「子のキライな親はいない」とか
「親に心配されて本気で怒る子供はいない」とかが
最大のウソということになるのでしょう。
まだまだ「ウソをつくことが罪悪である」
という心理的拘束は
教育の柱になっていて
創作活動の越えるべき壁となったりしています。
基本的に創作には
「虚構性」というものがつきまといます。
「悪意のあるウソをつくこと」と
「創作として楽しいウソをつくこと」は
根本的に違うとは断言できないことは
天使テンメイ様にもご理解いただけるものと
思います。
創作には「模倣」もつきものですが
「人の真似をするな」というタブーも
心理的な障害になるわけです。
「ウソをつくな」
「人真似するな」
この掟に縛られてしまった人が
小説書いたりするのは
ものすごく大変な壁を乗り越えないと
いけないことになると言えます。
まあ・・・キッドは基本的に
ウソも平気でつくし
人の真似(要するに盗み)も得意です。
まあ・・・そういうわけで今回は
脚本家とか演出家とか芸能人が
いかに極悪かというものを
告白するドラマとしては
まあまあだったかな・・・
とキッドが感じた一編でした。
もちろん・・・今回のコメントは
久しぶりに悪魔が担当しておりますぞ。
投稿: キッド | 2008年7月26日 (土) 20時33分
> エリさん
こんばんは
僕の感覚だと、このドラマの各部分は、とても
そのままじゃ楽しめないんですよ。
自力で統一しないと「何じゃ、こりゃ!」って感じ。
皆さん、僕のウソつかない宣言への食いつきがいいな (^^ゞ
ってことは、アレなわけですね。
「面白かったです」ってのもウソなのかな
そうそう。基本は、ウソはつかない。たまに、
諸々の理由で仕方なくウソをつくって感じがいいでしょ。
その場合の基準は、バレても恥ずかしくないってことかな。
それなりの筋が通ってて、相手に対しても
自分に対しても恥ずかしくないウソ。
今回のお母さんのウソは、ダメなんじゃなくて下手。
やり方をもっと上手く修正してくれればOKです。
文字に「見惚れた」。。凄い賛辞ですね。
僕は、整い過ぎてるから印刷かと思っちゃった (^^ゞ
せめて、藤川が20台前半だったら良かったかも知れない
けど、28か29くらいですからね。
ま、今はそうゆう時代なのかなぁ。。
アハハ(^^) そんなに織田の顔が苦手なんですか。
あの口元と、サル系の顔ってことかな。
ま、山Pのリピートでニヤけるエリさんを
想像する方が、僕にとっては面白いですよ♪
P.S.珍しくTBが来てませんが、システムトラブルの
復活じゃありませんよね。。
> キッドさん
こんばんは
僕も雑用だけで天文学的な量になってますよ。
ハッキリ言って、ブログのせい。
やるべき事はちゃんとやって、余った時間でブログ。
分かっちゃいるけど止められない・・スーダラ節です♪
自転車レースを始めて以降、夏の週末は基本的に
自転車優先なんで、花火はたま~に見る程度。
川沿いのサイクリングロードが花火のせいで走れなく
なることがよくあるから、むしろ敵視してます♪
神宮とか、平日だから何の問題もないんですけどね。
そう言えば、ミスチルも「HANABI」でした。
イメージ的には「花火」とあんまし結びつかないけど。。
僕はいまだに、キッドさんの高評価の理由がピンと
来ないんだけど、『ER』と重ねてるのが大きいのかな。
まったく知らないもんで。そもそも、外国のドラマって
ほとんど見てないし。冬ソナは例外♪
そちらにも描きましたが、母親と冴島の
「親子論」とかはスルーしちゃいました。
言ってる内容よりも、台詞的に下手すぎて。
あぁ、なるほど。創作活動とウソの問題ですか。
確かに、「悪意があるけど創作として楽しいウソ」は、
ないとは断言できません。でも、あるとも断言できない。
悪意と楽しさの性質が問題になりますね。
一瞬楽しいけど、すぐに楽しくなくなる可能性もある。
模倣は、トラブルが生じなくて、オリジナリティーが
加味されてればOKだと思いますよ。
芸術も科学技術も、模倣だらけでしょう。
僕の『CHANGE』最終回レビューも意図的な模倣だし♪
ただ、完全にパクってるのに自分のオリジナルだと
ウソをつくような場合は論外です。
ま、裁判になると判断や証明が難しいわけですけどね。。
ちなみに、「今回のコメントは悪魔が担当した」って
いうのは、ウソじゃないんですね?♪
P.S. そちらのレスについて。
僕のコメントへの実証的な反論があったので
早速調べてみました。
なるほど、僕の勘違いです。失礼しました <(_ _)>
第1話のそちらのレスを大幅に省略して
記憶してしまってたわけです。
「今回・・・黒田が選んだのは白石。しかし
・・・最後は緋山が持っていくと思います。
藤川はおそらく死ぬでしょう」
という文を、「黒田が選んだのは藤川」だと
インプットしてました。
まあでも、いずれにせよ、僕とは違う解釈&
予想ですけどネ♪
投稿: テンメイ | 2008年7月27日 (日) 00時12分