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青い海に描く青春という名の絵~『太陽と海の教室』第1話

 無くなったのは金じゃない 

 カッコ良かった 世界一カッコ良かった 親父の後姿だよ

 オレだって 将来の夢ぐらいあったよ だけどさ そんなのかなわないじゃん

 オレは多分 このまま・・・

 青い画用紙にさぁ 青いクレヨンで絵描くとどうなる?

 何も見えないに決まってんじゃん

 じゃあ 絵は何にも描いてないってことか?

 絵は描いてあるけど・・・

 絵はあんだ たとえ見えなくたって 確かにそこに絵はあんだよ

 見えない絵 見えなくてもそこにある絵 その絵は 青春と呼ばれる絵だ♪

 あがけ あがくことで見えてくるものがある

 たとえいつか破れても たとえ夢がかなわなくても

 あがけばあがいた分だけ ここに残る ここに残せ

 全力で青春の絵描け それはお前の人生で 一番の味方になるから

     

           ☆          ☆          ☆

素晴らしい! 女子高生の制服だけなら『ヤスコとケンジ』の方がいいし、海風

を受ける北乃きいよりも、派手にコケる多部美華子(=ヤスコ)の方がサービス

精神で優ってる。でも、深みと重さと味わいで、『太陽と海』の方が遥かに優れて

た。笑いでも負けてないし、チアガールのオマケも付いてたし、総合的に見て素

晴らしいドラマだった♪ やっぱり夏は、輝く太陽と青い海、そして、暑苦しすぎ

て笑える織田裕二で決まりだ☆

      

完成度って側面では、それほどでもない。あちこち、気になる点はあった。でも

逆に、荒削りで未完成な部分までが、この先の可能性を感じさせてくれるし、自

分の側で創造力を働かせる余地をたっぷりと与えてくれる。こうゆうドラマなら、

時間さえあればいくらでもレビューを書けるだろう。今回なんて、3本くらい記事

を書けそうなほど盛り沢山の内容で、しかもちゃんと一つのストーリーになってた。

あるいは、そう予感させてくれた。その点だけでも、山P=山下智久の『コード・

ブルー』の脚本(林宏治)とは、比較になってないのだ。

           

実際には、今は連休最終日の夜(追記.もう朝・・)。朝から平日のお仕事に追

われるわけで、それほど時間をかけるわけにはいかない。さて、何を書くかって

言う時、一番重要なのはやっぱり、冒頭に引用した言葉だろう。でも、そこから

書き始めると、すぐ帰っちゃう読者が多そうだから、まずは軽めの話から始める

方が良さそうだね。。

     

           ☆          ☆          ☆

このドラマで一番感心したのは、最後のタイトルバックだ。皮肉で言ってるんじゃ

ない。ドラマの内容も素晴らしかったけど、それを表しつつ、独自の魅力や面白

さを加味してたのが、尾形竜太のタイトルバックだった。検索すると、役者と同時

に美術活動もやってる人なのか。まだ37歳で、わりとイイ男のようにも見えるね。

期待の中堅アーティストってことで、早速この名前はインプットしとこう♪

    

タイトルバックの解説というのは、『アラフォー』でもやったし、『太陽と海』でも再

び共演してる小日向文世吉高由里子の前作『あしたの、喜多善男』の時にも

やってる。でも、やっぱり今回の素晴らしさは際立ってた。まずは、海が大きく盛

り上がって、生徒や榎戸若葉先生(北川景子)が驚愕する。この時点で早くも、

怪獣映画とか怪奇映像のパロディとして笑えるのだ。何しろ、みんな逃げ出す

どころか、ハシャいで近寄って行くんだから♪ ヌボーッと海から笑顔で現れた

巨大な櫻井朔太郎(織田裕二)に立ち向かう生徒達が手にしてるのは、ラケット、

オモチャのバット、メガホン、昆虫採集っぽい網。意味ねぇよ! 

    

巨人としての櫻井の姿によって、ドラマの中での櫻井が半ばギャグになってるの

は言うまでもない。これは、偉大な教師がバカな生徒に上から説教する「教育」

ドラマではなく、おバカな人間同士が太陽と海を前にして戯れる「遊び」の物語だ。

教室とは、勉強をする場所ではないのだ。それが分からないと、櫻井がますます

暑苦しく感じられることになるわけで、その重要なポイントを風刺マンガのように

誇張して描いてるのが、このタイトルバックなのだ。

                                    

その後の映像では、慶応医学部志望の澤水羽菜(谷村美月)らが巨大な凧に

乗って櫻井を取り巻き、綱を生徒たちが引っ張る。ところが、櫻井が濡れた頭を

ブルッと振ると、水しぶきが飛び散って、生徒は逃げていく。その時、若葉がコン

トのダメ出しみたいにピーッと笛を吹いて、それを合図にネズミ捕りみたいな装

置で櫻井の足がパチッと固定される。仰向けに倒れた櫻井に、生徒達がロープ

をかけて、ガリバーみたいに大の字に砂浜で拘束。旗まで振って派手に勝利を

喜ぶ生徒のバカバカしさがすごくイイ! 最後はロープをふりほどいた櫻井が

ヌボーッと立ち上がって、なぜか突然、机の上の古びた写真になって終了

           

この写真は、中央に巨大な櫻井が座って、周りに生徒と若葉が写ってる海岸の

様子で、2008夏とサインしてある。ひょっとするとドラマの最後に、似たような写

真が出てくるのかも知れないね。というのも、ドラマの最初は、海岸で生徒が携

帯の写真(picture)を撮る所で始まったから、夏の間に思い切り「絵」(picture)

を描いた後で、最後はまた写真ってのは、形式的にまとまりがいい構図だ。それ

に、タイトルバックのスタートは、ドラマでの櫻井の登場を誇張したものなんだか

ら、タイトルバックのラストも、ドラマのラストを誇張したものになるのは自然なこ

とだ。古びた写真だから、数年後の様子が最後に映る可能性も十分あるだろう。

    

タイトルバックに続いて、キャストの話を軽くしとこう。織田裕二は文句無くイイ♪

何をやっても笑えるのは、彼特有の長所だ。あれをキムタク=木村拓哉がやる

と、マジメな熱さに近くなっちゃうし、表情の変化に乏しい山Pではそもそも無理。

よく見ると、織田は色んな表情を見せてるのだ。ま、どれも暑苦しいから見分け

がつきにくいけどネ。

         

北川景子をドラマで見るのは初めてで、予想外に好感持てたな♪ こうゆう三枚

目キャラだったのか。ちょっと滑り気味な部分もあったけど、そこはルックスでカ

バーできてる。北乃きい(白崎凛久役)も初めてだったけど、これまた予想外に

可愛いね☆ 雑誌のグラビアとかだとそれほどとも思わなかったし、髪が短いの

も個人的にマイナスなのに、ドラマを見ると結構萌えてしまった♪ 『喜多善男』

で最初から大注目だった吉高由里子屋嶋灯里役)は、今週はちょっと地味だっ

たかな。ま、来週早速大活躍するようだから、期待しよう。他は、クラスメートの

一人、AKB48・前田敦子(船木真由役)がちょっと可愛いかも。ま、全体的にそ

こそこ満足だった。

      

イケメン達は、どうなのかね。私は男だし、知らない人間ばっか。古典的な二枚

目の岡田将生(根岸洋貴役)が目立ってた程度かな。鍵本輝(Lead,日垣茂市

役)と山本裕典(川辺英二役)と冨浦智嗣(楠木大和役)はちょっとビミョーだし、

濱田岳(ツルじゃなくて田幡八朗役)のモジャモジャ頭はどうにかなんないのかね。

キムタクのモジャ倉先生とか、山Pの藍沢先生とか、モジャモジャのパーマを流

行らせるために美容業界が暗躍してるような気がするほど♪

              

ストーリーでは、理事長・神谷龍之介(小日向文世)英語教師・真山春佳(吉瀬

美智子)が、典型的な進学校の悪役っぽく映されてたけど、少なくとも理事長が

単純な悪ではないことは、既に明らかだろう。この時点で早くも、善が悪を退治

する単純な大衆ドラマ『水戸黄門』とはかなり違った、深みを感じさせる作品に

なってる。夢はかなわないこともある、努力や恋は実らないこともある、悪が正

義に勝つことだってある、なんて櫻井の言葉も含めて、脚本家の坂元裕二はやっ

ぱ大人だ。

     

音楽教師・赤木保則(池田鉄洋)と教育指導・柴草修平(八嶋智人)がおバカ役。

体育教師・与田典人(今井ゆうぞう)が櫻井と同じくウザキャラか。気になったの

は、実権を奪われてお花畑の世話をしてた、校長の長谷部杏花(戸田恵子)

若葉の実の母で、離婚して別居してるって設定なのかな。戦車の前に立つ櫻井

の写真なんてものを持ってたのも気になった。戦車に手を挙げて笑ってる姿も、

いかにも織田裕二らしくていい感じだ。戦場から帰って来たばっかってことかね。

『医龍』の朝田(坂口憲二)かよ♪

     

音楽は、主題歌の『君の瞳に恋してる』(UZ)がまあまあかな。元は大昔(67年)

の曲で、ボーイズ・タウン・ギャングのアレンジで80年代ディスコの大ヒットとなっ

たから、『アラフォー』のディスコシーンでも流れてた。今回のアレンジは、私の趣

味じゃないし、そもそも今の時代にも合わないような気はするけど、どうだろう。

ま、基本のメロディーラインは美しくエモーショナルで好きだし、ベタな歌詞も好き

なんだけどね。

     

ちなみに、櫻井がにらめっこしてたのは、半ばこのテーマ曲に合わせてのことだ

ろう。原題は「Can't Take My Eyes Off You」。つまり「あなたから目が離せない」

だからこそ、「目を逸らした者が負け」なのだ。残りの半ばは、ドラマの内容全体

と関わるはずだ。つまり、櫻井は生徒の瞳に恋してる。生徒もやがて、櫻井の瞳

に恋をする。つまり、太陽と海を前にしたにらめっこという遊びで、実質的に引き

分けるというドラマだ。櫻井が一度負ける可能性もあるけど、それは表面的な描

写にすぎないだろう。もうそこまで予想すんのかよ! 話が逸れたけど、主題歌

以外の音楽(服部隆之)はまったく印象に残ってないな。ってことは、可もなし不

可もなしか。そりゃ、言い過ぎかも♪ 主題歌の変奏に気を取られたもんで。。

            

           ☆          ☆          ☆ 

さて、時間も無くなって来たことだし、軽めでフツーのお話はこの程度にして、重

めで突っ込んだ話に向かおう。冒頭の引用の解読だ。

       

「青い画用紙」とは何のことか。それは直接的には、櫻井と洋貴の目の前に広

がってた、青い海と空。もちろんこれは、美しく清らかであると同時に、残酷なま

で未熟な人生の一時期、「青い」時代を象徴するものになってる。次に、「青い

クレヨン」とは何のことか。直接的には、ヒロキ=洋貴のことだけど、さらに考え

れば、まだ「青い」創造力や生きる力のことだ。最後に「絵」とは何か。それは、

狭い意味では、未来に対する夢。広い意味では、生きることそのもの、生という

名のパフォーマンスを表してる。

                

従って、青い画用紙に青いクレヨンで絵を描くとは、直接的には、青い海と空を

目の前にして洋貴が未来の夢を思い描くこと。より一般的には、美しく未熟な時

代に、同じく美しく未熟な人間が、思い描く夢、あるいは生きる姿そのものだ。そ

の典型例が、高校生の学園生活ってこと。年齢や身分とは必ずしも関係ない話

だけど、小学生だとクレヨンの性能や品質が気になるし、中高年だと画用紙の

色が曇り空みたいなグレーになってる可能性が高まる。確率・統計の問題から、

高校生が選ばれてるのだ・・・と説明しておこう。

   

ま、これはある意味、建前であって、実際には視聴者の多くを占める女性が、若

いイケメンを大好物にしてるってだけのことかも知れないけどネ。食べすぎにご

用心♪ その点、やっぱり『アラフォー』=『Around40』の素晴らしさは際立って

る。何しろ、40歳前後で勝負して結果を残したんだから☆ 一番若い藤木直人

でさえ、実年齢で36歳だもんな。エライぞ、橋部敦子! 頑張れ、フジッキー!

そりゃ、いま関係ないか♪

             

話を戻すと、青い画用紙に青いクレヨンで書いた絵は、どちらも「青い」から、そ

の時点では見えにくい。でも時間が経つにつれて、その絵は浮かび上がってくる

し、元々の絵よりも美しくさえなって行く。これは、私自身を振り返ってもその通り

だ。やっぱり二十歳前後あたりに描いた絵、たどり着こうとしてあがき続けた夢

は、今でも思い出すし、「ここに残る」素晴らしい思い出になってる。こことは胸、

ハートであって、ハートとはもちろん、単なる臓器ではないのだ。だからこそ、思い

出の絵が生きる力を生み出すこともある。その辺りは、『コード・ブルー』の藍沢

も、今後学んでいくことになるだろう♪

             

それにしても、冒頭の引用にある櫻井の台詞は、それ自身が恐ろしく「青臭い」

言葉だ。この臭さを示してたのが、櫻井が最初に体育館に現れた時の、生徒

の鼻つまみの仕草。逆に櫻井が教室に入った時には、シャンプーの香りを指摘

している。櫻井の臭さは大自然の海の匂いで、生徒の香りは人工的な朝シャン

の香り。ちなみにテンメイは花王メリットの香りだ。聞いてない? あっ、そう♪ 

実際に比べると、シャンプーの方が心地良かったりもするんだけど、もちろんこ

のドラマは自然=natureを前面に出そうとするものだ。それは、人間の本性=

natureと深い所で本質的に関わるものだからだ。

       

自然的なものと人工的なもの、あるいは本物と偽物の対比=コントラストは、

看板切断シーンでも明確だった。まるで『ヤスケン』第1話のケンジ(松岡昌宏)

みたいに、倉庫の扉を開けて参上した櫻井は、電動ノコギリ(チェーンソー)で

ワルども(末吉ら)を切り刻む代わりに、洋貴の親父の工場の看板「コーラル 

リーフ テクノロジー」(Coral reef technology = サンゴ礁テクノロジー)を切断。

その裏側に残ってた「(有)根岸造船所」の看板へと戻した。

        

切断された看板は、白地に青い塗料で描かれたもので、実はある意味、あれ

も「青い絵」だったのだ。正確には「偽物」の青い絵。だから、青い絵なら何でも

いいって話ではなくて、よりキレイな絵を描こう、より美しい形でハートに残そう

て話なのだ。もちろんそれは、表面的なものではなくて、本質的な美の話。古び

てパッとしない造船所の看板の方が、下請け工場の小奇麗な看板より遥かに美

しいのは言うまでもない。同様に、プライド=誇りを捨ててイジメや嫌がらせをグッ

と耐える姿よりも、水泳の対抗戦で必死に泳いで勝利する姿の方が、後々まで

自分のハートの中できらめき続けるだろう。

                    

          ☆          ☆          ☆

おっと、朝になっちゃったわ。また徹夜かよ! もう唐突に止めよっと。とにかく、

海で生まれ育った私にとって、まったく文句なしのドラマだった。満場一致で採用

決定・・って、オレだけだろ!♪ と、こうゆう妙な自分突っ込みが出るのは、眠

い時や疲れた時なのよ。ちなみに、『コード・ブルー』をどうするかは、第4話を見

て決めよう。少なくとも、『太陽』より下のランク付けは確定。夕陽のドクターヘリ

と、夕陽の砂浜を見比べるだけでも、映像的に大差だろう。ヘリと違って、砂浜

にはお休みのカバーをかけれないしね♪ やはり、自然は偉大で永遠なのだ。

ではまた。。☆彡

      

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.理事長の「28万9452」とか、すぐ後の「289450分」って言葉から、あの時

    の日付けを計算してみた。1時間は60分、1日は1440分だから、セン

    ター試験のほぼ201日前ってことになる。平成21年度のセンター試験・

    第1日は、1月17日9時30分だから、理事長の話は08年6月30日9時

    18分~20分くらいだ。つまり、7月直前の月曜日

    

    ここから考えると、やっぱりこのドラマは、ホントは7月に入ってすぐ、7月

    7日のスタートの予定だったんじゃないかな。『CHANGE』の変則的な放

    映日程は、戦略的なものじゃなくてアクシデントだっていう一部報道の信

    頼性が少し高まったと思う。

     

P.S.2 「櫻井」って名前で思い出すのは、ちょうど11年前に海を描いた月9

      『ビーチボーイズ』の桜井広海(反町隆史)。桜井が初めてビーチに

      現れた時も、鈴木海都(竹野内豊)と共に、海に落ちてビショ濡れになっ

      てた。これは、海の持つ「遊び場」としてのイメージを表すと共に、女性

      ファン向けに濡れた男のショットをサービスしてるのかも知れない。

      

      ちなみに、櫻井と違って桜井は、自分でプールの水泳勝負を演じてる。

      水泳シーンの脚本を比べるなら、『ビーチボーイズ』の方が圧勝だ。やっ

      ぱり『ちゅらさん』でお馴染みの脚本家・岡田惠和は優秀なのだ。ま、

      『太陽と海』の坂元も優秀な脚本家みたいだね。『東京ラブストーリー』

      『ラストクリスマス』『わたしたちの教科書』等々、見事な実績だ。。

     

P.S.3 最近はボールペンばっかで消しゴムなんて当分買ってないけど、300

      円に驚いた櫻井が気になって、一応検索してみた。要するに、特殊な

      消しゴム(オモチャ、アクセサリー、高性能)のことね。お寿司の消しゴ

      ムがちょうど税込315円だった。使う気にならないと思うけど・・・って

      いうより、幼児がいたら危ないな。。

            

P.S.4 若葉が、辞めそうな生徒の川辺に結婚を迫られてたけど、ちょっと危

      なっかしいエピソードだな。上手く組み込めればいいけど。。

    

P.S.5 22日の朝現在、どうもブロガーの冷たい評価が目立つけど、ウチは

      わが道を行くだけだ。このドラマなら、私は全くレビューに困らない。

      ま、TB先に困る程度でしょ♪ 読者はどうか知らないけど、『喜多善男』

      より下のはずはないから問題ない。

                            

P.S.6 そう言えば『ビーチボーイズ』のラストも、それをアレンジした『ラスフレ』

      のラストも、1枚の写真だったな。やっぱり最終回のエンディングは写

      真かも。タイトルバックのラストと同じかどうかはともかくとして。。☆彡

   

cf.売買できない心の声~『太陽と海の教室』第2話

   世界に導く言葉と海~『太陽と海の教室』第3話

   恋に落ちて、線を越えて~『太陽と海の教室』第4話

   宝探しとしての無駄な努力~『太陽と海の教室』第5話

   見せる私、見える世界~『太陽と海の教室』第6話

   空高く舞う凧を夢見て~『太陽と海の教室』第7話

   全否定から部分肯定へ~『太陽と海の教室』第8話

   海の死を太陽にして~『太陽と海の教室』第9話

   夕陽の海辺を走るバトンリレー~『太陽と海の教室』最終回

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コメント

いきなり知らない人に心開けないし、説教されても、何も知らないくせに・・・と拒絶してしまいました。
好き嫌いはかなり別れてるみたいですね。
これで3本くらい記事が書けるの?すごいなぁ。自分は一刻も早く忘れて次の作品に行きたい心境だったのに・・・。
自分でいろいろ考えて解釈しなきゃいけないドラマが苦手なのかなぁ・・・。

投稿: お気楽 | 2008年7月22日 (火) 18時26分

遅くなりました~

私、青い画用紙に青いクレヨンの部分見事に
すっ飛ばしてしまった(笑)
実は1度書いたレビューがまた消えてしまった。
下書きしとけって話だよね(^^;
なので、あれ2度目に書いたの。脱力。
ニラメッコは酔いそうだったよぉ。
前半は全然乗れなくて、でも、途中から「ん?」
って感じになって、後半は引き込まれた。
でも、まだ朔太郎が良くわからない。

リタイア組もかなりいそうだけど
私はレビューするよ。
だってテンメイさんがこれに決めたっていうし。
付き合わなきゃ(爆)
まあ、それは半分冗談ですが。。。
やっぱ夏は海だよね!
そして若者!青春だ~~~~♪

で。。。これに決めたということは
コードブルーとかシバトラは?
パス?

投稿: アンナ | 2008年7月22日 (火) 19時04分

> お気楽さん
   
さては、マジメに受け取っちゃいましたネ
これ、怪獣映画のパロディーなんだから、
笑ったり突っ込んだりして遊べばいいんですよ。
おまけに、シリアスに見ることも出来るから、
何とでも楽しめる万能ドラマでしょ
時間さえあれば、3本は絶対に書けますね。
だって、そこそこ長いこの記事でさえ、
ネタを一杯すっ飛ばしてるんだから。

考えるのがダルければ、女教師で笑って
女子高生でニヤけるだけでもOK!
ともかく、もうしばらく続けてくださいネ
   
   
> アンナちゃん
   
遅いっていうか、フツーでしょ
仕事中に無理しなくても、こうやって
仕事が終わってから来てくれれば十分だよ・・
って、オレのキャラじゃない言葉だなぁ
超遅いよ!って返す方が良かったわ♪
   
ダメダメ! 折角、脚本家が詩的な表現を
使って遊んでるんだから、ちゃんと聞かないと!
暑苦しい織田が言うからこそ、逆に変な重さが
消えちゃって聞きやすくなるわけ。
   
また消したの?多いなぁ!そろそろ学習したまえ♪
にらめっこ、オレはすぐ主題歌のタイトルだと
分かったから、酔わなかったよ。
朔太郎はまだ見えないけど、勉強の先生って
言うより、遊びのリーダーじゃないかな。
   
おーっ、嬉しいこと言ってくれるね・・って、
半分冗談かよ! 全部本気で言いたまえ♪
やっぱ、夏は海! リタイアがいくら出たって、
喜多善男の5%台で鍛えてあるから大丈夫!
こうゆうドラマならオレは何とでも語れるね(^^)v
    
それはともかく、コードブルーねぇ。。
今週から面白くなれば、たまに軽い記事を
書いてもいいかなぁって程度かな。
むしろシバトラやヤスケンで『軽~い感想♪』を
書く方が、オレ自身は楽しいんだけどね。
ま、とりあえず様子見ってことで。。
   
ともかくメインは太陽と海で決定!よろしく♪

投稿: テンメイ | 2008年7月23日 (水) 10時43分

テンメイさん、こんにちは!

君の瞳に恋してるからにらめっこだったのね。
まあ・・よくもまあ・・思いついたものですネ!
でもあのお顔のドアップには引きまくりでしたyon♪
あんまり暑苦しいので止めようかと思ったんですが
織田さん以外のキャストがいいので目を右に左にそらしながら見るテクを駆使するかも。
今のところは半々かなあ~。

しかしテンメイさんは絶賛ですね。
海が気に入ったのね。
今はまだ見えてない青春という絵が
どれだけの青さなのか知るのも悪くないってことで。

コードブルーの青さもけっこういいと思うけど、
時々UPで了解しました~☆

投稿: エリ | 2008年7月23日 (水) 14時07分

テンメイ様、こんばんは。

ふふふ・・・今年の夏ドラマは
制服コレクションかっ・・・というほどに
高校生の青春で熱気ムンムン。

(月)「太陽と海の教室」
(火)「シバトラ」「学校じゃ教えられない!」
(水)「正義の味方」
(木)「四つの嘘」
(土)「ヤスコとケンジ」

・・・学園多すぎ・・・。

その中でもっとも暑苦しいココを選択。
まさにスポーツマンでございますね。

まあ・・・「学校!」も
制服の上着をいつまでも
脱がないので絵的に暑苦しいのですが。

この脚本家は出来不出来の落差が
激しいのですが
ノリノリで
ポエムを書くことにはこだわりが
あるようです。

「わたしたちの教科書」は
そういう点では大傑作でございました。

おそらく「~の教科書」に続いて
「~の教室」と来ているので
作家的なこだわりはあると思われます。

「~の教科書」では
「教科書」がいろいろな意味で重要な要素に
なっていたので
今回は「教室」が
詩的にどうからんでくるのか期待しています。

最終的に
この学校の生徒たちが
全員「受験資格を失う」という非常事態になり
でも「怪物教師」が「高卒よりも大切なこと」を
教えてくれたので
全員・・・心が救われるという展開になったら・・・
凄いのですが・・・
そのありえなさそうなラストに
なってもおかしくない・・・第一話でした。

もう・・・ドキドキしますね。

学歴なきものの学歴偏重。
まあ・・・持たざるものへの応援歌は
いつだって偽善の香がする。
これはひとつの裏と表ということでしょう。

ああ・・・地震です。
これは・・・大きいかな。
密林が揺れています・・・北海道か・・・。
長周期地震動・・・やはり・・・
大きかったようです。

それでは被害が少ないことを祈りつつ・・・
このあたりで・・・。

投稿: キッド | 2008年7月24日 (木) 00時35分

> エリさん
   
こんばんは  
さっき、エリさんの好きな地震がありましたよ♪
オッと、被害が大きくないとはいえ、不謹慎か。。
   
『君の瞳に恋してる』は、今回の織田裕二(UZ=
ユージー)のリメイクはともかく、元の旋律と歌詞が
結構好きなんですよ シンプルで、物悲しくて。
サビの部分のインパクトも十分ある。
タイトルの「Can't Take My Eyes Off You」を見ても、
意味的にストレートでキレイだし、音的にも1音節の
単語を6連発しててリズミカル♪
   
おまけに、直訳が「あなたから私の目が離せない」に
なる所を、「君の瞳に恋してる」と意訳したのもイイ☆
元々「私の目」だったのに、「君の瞳」に変えてある。
上手いなぁと思ってたから、すぐ思いついたわけ。
       
ドラマの後、歌詞を検索すると、ズバリなんですね。
つまり、話の始まりは「私の目」だけど、やがて
「君の瞳」との見つめ合い(=にらめっこ)になる。
こういった事は当然、脚本家の頭にあったはず。
そこまで理解した上で、ホメてるんですよ。

あの顔に引くか笑うかは大きいかも。
特にエリさんは織田の口元が苦手って話だから、
にらめっこの顔は一段とつらいでしょう。
目をそらすテク! そりゃ、高度だなぁ♪
でも、織田には「負け!」とか言われちゃいそう ^^
 
僕は、絶賛って言っても手放しじゃないですよ。
最初から書いてるように、荒削りで完成度は高くない。
ただ、鑑賞とかレビューするための素材としては
最高です。自分の創造の余地や自由度が大きいから。
もちろん、海は理屈抜きで大好きですしね
    
コードブルーの青さは、医者としての青さと
人間としての青さが、うまく溶け合ってない感じ。
年齢的に無理のあるキャスティングに、脚本がつられ
ちゃって、子供の医者の話に近くなってます。
太陽と海だと、その辺りはしっくり来てる。
高校生&受験生としての青さと、人間としての青さが、
キャストの実年齢とうまく溶け合ってます。
   
ま、コードブルーはもう3回、そこそこマジメに
書いてるし、僕もあんまし余裕がないもんで。
悪しからずご了承ください。。
    
    
> キッドさん
    
こんばんは さっきの地震、かなりの揺れでしたね
岩手県沿岸北部、マグニチュード6.8、震度6強。
官邸も対策室設置ってことで、被害状況が気になります。
あぁ、最近まったく地震対策してないなぁ。
食料と水くらい用意しとかなきゃ。
人力発電で携帯の充電まで出来る懐中電灯も必要か。。
    
とか言いつつ、部屋でドラマの制服を楽しむ怠け者 (^^ゞ
僕的には、ヤスケンの制服が断トツ
シバトラと太陽はボチボチ。他はまだ見てません。
「制服コレクション」で検索すると、「YJ(ヤング
ジャンプ)全国女子高生制服コレクション」がメジャー。
原史奈、沢尻エリカ様、サエコ、戸田恵梨香・・なかなか
のメンバーですが、北乃がいないのは意外かも。。
   
僕は「スポーツマン」の中では飛び抜けて暑さに弱い
男ですが、それでも高校陸上部時代は、真夏の昼間に、
黙々と走ってましたね。日焼け止めもなしで肌ヒリヒリ。
今じゃ考えられないなぁ。。    
今日のクソ暑い昼間に、コンビニで剣道着を着たままの
高校生を大勢見て、ちょっと羨ましくなりました。        
まあでも、部屋で見るテレビの暑さは全然OK☆
あっ、ホントだ。『学校じゃ』のHPを見ると、
上着着てますね。お嬢様っぽくて、嫌いじゃないかも♪
   
去年春の『わたしたちの教科書』は全く見てませんが、
硬派のドラマで評判もまずまずだった気がします。
視聴率的にはイマイチだったのか。平均11.2%。。
アハハ (^^) 全員が受験資格を失うネ! ないない♪
ま、江川達也あたりのマンガならあり得るけど。
  
学歴がないこと自体は、昔ほど致命的にはならない
時代だと思いますが、たかが学歴、されど学歴。
やっぱり今でも大きいし、学歴や偏差値と学力(=頭
の良さ)の相関関係は、統計学的に明らかでしょう。
頭が悪くても、他でカバーできればOKですけどね。   
外見、センス、スポーツ、性格、行動力、親の力、等々。
      
あれ、大きく揺れたわりには余震が来ないなぁ。
逆に不安かも。ま、無事を天に祈りましょう。
キッドさんは地に祈るのかな。大地じゃなくて地底ね♪
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2008年7月24日 (木) 02時14分

テンメイさん、こんばんは。

遅くなってしまいました。やっぱりこれになりましたね。なかなか良かったと思います。正統派の学園物という感じでした。夏らしいしね。
ただ、織田裕二くんのアップは勘弁してほしいです。好きなんですけどね。

「コードブルー」はいいですよ、無理なさらなくて。

投稿: youko | 2008年7月24日 (木) 21時33分

> youko さん
   
おはようございます
レビューを書き終えたら、また夜明け。。
      
ちょっとくらい出来が悪くても『太陽と海』にしようとは
思ってたんですが、文句なしにレビュー決定
やっぱり、夏は夏らしくってことで
    
暑いからこそクールな山Pって考えもありましたけどネ。
織田のアップは、怪獣登場として楽しみましょう♪
    
「いいですよ」と言いつつ、『コード・ブルー』の
広報担当みたいなタイミングの書き込み (^^)
ま、余裕を見ながら適当に扱うつもりです。。

投稿: テンメイ | 2008年7月25日 (金) 05時22分

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