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世界に導く言葉と海~『太陽と海の教室』第3話

 ある時ね 学校もない小さな村で 道案内をしてくれる男の子に会ったの

 その子の名前は アミーン

 櫻井先生 ある時 彼に御礼を言ったんだって

 そしたらアミーンは逆に聞き返して来たの 日本語で御礼は何て言うんだって

 桜井先生は答えた ありがとう と

 それ以来 アミーンは何度も何度もありがとうって 繰り返し言うんだって

 まるで宝物でも見つけたみたいに

 どうしてその言葉が気に入ったんだ? 櫻井先生は聞いてみた

 するとアミーンは こう答えた

   

 僕はたぶん 一生この国から出られない 

 だけど 海の向こうの言葉を知っている

 僕はたぶん この国で死ぬだろう 

 だけど 海の向こうの言葉を知っている

 ありがとうと言うと 海を渡る魚になれた気がする

 ありがとうと言うと 空を飛ぶ鳥になれた気がする ・・・・・・と

     

 櫻井先生は思ったの そうか そうなのか

 それが勉強をするという事なのかって 

 そして彼は その村で 学校の先生になった 

    

         ☆          ☆          ☆

素晴らしい!! 私のつぶらな瞳から星屑のように美しい涙がこぼれ落ちそう

に・・って、超ワンパターンかよ♪ いやぁ、でもこれは、まさかの逆転ホームラン

だった。第1話みたいなチアガールはいなかったから、私が代わりにスタンディ

ング・オベーションしとこう。ブラボー!☆(BRAVO!)

     

先日の『コード・ブルー』第5話にも感心したけど、今回はそれ以上に感動した。

独特のギクシャク感はあるものの、やっぱり『太陽と海の教室』を今期のメイン

に選んだのは正解だった。主題の深さや広がりと叙情性とで、格段の差がある。

山P=山下智久の美貌をもってしても、織田裕二のサル顔には追いつけない。

ま、救命シーンだけなら互角だけどね♪

     

今回は、ダイヤの原石みたいに見栄えがイマイチだった第2話の直後で、子育

て高校生のお話。正直言って、あんまし期待してなかったけど、冒頭からすぐ出

来の良さが感じられた演出家が、若松節朗から谷村政樹に変わったってのも

あるのかね。『のだめカンタービレ』、『東京タワー』、『ライフ』か。まあでも、やっ

ぱり坂元裕二の脚本が全体的に上手かったと思う。詩的センスも好きだけど、

折角キレイに「散叙式」の形にまとめあげられていたから、その点に絞って書く

ことにしよう。断片的に、ここ良かったね、あそこは感動したなって感じで書き連

ねても、簡単にそれなりの長さになるはずだけど、ウチはマニアック・サイト。誰

も書かない独自な内容を書く必要がある。

      

誰も書かないって意味では、今回の話と、11年前の月9『ビーチボーイズ』との

関連を書くブロガーもほとんどいないだろう。『ラスト・フレンズ』最終回の時もい

なかったし、私がキレイに類似性を指摘しても、数千人いた読者の誰一人とし

てポジティブな反応を示さなかった。それでもまた書くのがウチだ♪ 

    

既に第1話で、櫻井朔太郎(織田裕二)の名字が、ピーチボーイズの主役・桜井

広海(反町隆史)とほぼ同じという点と、どちらもプールの勝負を使ってるという

点については指摘してある。今回、非常にいいタイミングで、しかもエモーショナ

ル(情動的)な形で、櫻井の過去が明かされた。いつまでも引っ張るような話じゃ

ない。その内容が、ビーチボーイズのもう1人の主役・鈴木海渡(竹野内豊)と非

常に似てたのだ。どちらも元エリート商社マンで、途上国でのエネルギー関連プ

ロジェクトをやってたのに、何もかも投げ捨てて海にやって来た。おまけにビーチ

ボーイズ第3話も、竹野内が元エリートだって話が前面に出て、東京湾フェリー

で海を渡った後で引き返す。11年の時を隔てた形式的類似は鮮やかだ。

       

さて、こう書いてると、早くもまたラスフレの時のように、冷たい反応が湧き上がっ

てるだろう。そうゆう人達にあえて聞いてみたい。「私がここでビーチボーイズに

ついて書くこと」と、今回の第3話の内容と、主題的につながってることが分かる

だろうか、と♪ 

       

要するに、話の本質は「外に出ること」、外出なのだ。私がビーチボーイズにつ

いて語る時、あるいは、思い出して重ねながら今回のドラマを見る時、私は『太

陽と海』第3話の外に出ている。目の前のドラマの中で「国内旅行」すると同時

に、「外国旅行」も楽しんでるのだ。そのためには、「言葉」が重要になる。「さく

らい」、「エリート商社マン」という言葉。あるいは、「プールの勝負」とか「東京湾

フェリー」などの記号(広義の言葉)。これらを理解してるからこそ、私は自由に、

目の前のドラマの外へと旅立てる。海を隔てた、遠い世界、広い宇宙へと。

     

一方、今回のドラマの主題も、外の世界に旅立つことなのだ。言葉を通じて、海

を越えて。この主題は全編を通じて、「共通の主題に対して物事を散り散りに述

べた」形で描かれている。つまり、「散叙」式という方式なのだ。櫻井は、生徒の

「言葉」に合わせてブログとかbbsを例に挙げたけど、あまり的確ではない。と言

うのも、これらは「その時に思った気持ちをどんどん書いていく」だけで、「共通の

主題」の存在が無かったり薄れてたりすることが多いからだ。むしろ、散叙式の

例としては、ドラマの方が的確だ。『コード・ブルー』は典型的だし、今回の『太陽

と海』自体もそうだった。

      

一つ一つ、具体的に見て行こう。まず、アミンかアミーンかアミィかハッキリしない

けど、アフリカの少年と櫻井との「ありがとうの交換」エピソード。この記事冒頭に

引用した部分で、校長の長谷部杏花(戸田恵子)が娘の榎戸若葉(北川景子)

に優しく語って聞かせた、切なくて心温まるいいお話だ。

      

ドリンクをくれた少年に櫻井が「サンキュー」と言うと、日本語で何と言うのかと聞

かれたから、「ありがとう」だと教えた。すると少年は、宝物みたいに「ありがとう」

と繰り返す。この美しい言葉は、おまじないの呪文のように、彼を日本へと導い

ていく。海を隔てた、遥か彼方の異国の地への空想旅行。という事は、勉強とは

言葉を通じて世界旅行をすることであって、その道先案内人こそが教師なのだ。

    

櫻井自身は、昔から超エリートで、非常に恵まれた立場の人間。既に実際の世

界をあちこち渡り歩いて来てる。今度は、恵まれない子供たちのためにツアー

コンダクターをしてみたい、と考えたのだろう。それこそが、自分にとっての全く

新たな世界旅行でもあるのだ。

         

で、最も恵まれないのがアフリカの子供たちだと思ってたら、実は携帯のカメラ

でアミーンの死を無邪気に映す日本の高校生だったってことね。彼らには、物

はあっても心がない。便利な機械はあっても、死の厳粛さを理解する能力も無

ければ、他人の悲しみへの最低限の配慮もないのだから。

       

一連のエピソードは、話の内容や戸田の柔らかい演技・語り口だけじゃなく、映

像的にも凄く良かった。青い空と白い雲の下に広がる青い海。そこに突き進ん

で、海を飛び越えるかのように見える、バイク(原付)に乗った櫻井。ま、原付の

制限速度30kmをオーバーした違法行為に見えるのはオマケしとくとしよう♪

          

続いて、ドラマ全体の大きな枠組みを作ってたのが、若葉の異国旅行。冒頭、

若葉は川辺裕二(山本裕典)の家に押しかけて、子供たちが騒ぎまくる様子を

見ながら、「人間の言葉、通じないんじゃない? だから子供は嫌いなのよ」と

ボヤいてた。これはもちろん、子供が教室に乱入した時の櫻井の態度とは対照

的なのだ。櫻井は、子供には子供の言葉があるとか言いつつ、下品な幼児語

をあえて2つ連発して、子供の気を引くことに成功してた。ここにあれを書くと、

またニフティのシステムに引っかかる恐れがあるから、安全策として止めとこう♪

    

話を戻すと、若葉はずっと国内にいたのだ。常識的日本人の言葉の世界。だか

らこそ子供は嫌いだし、川辺や櫻井の言葉も分からないし、責任という言葉の

理解も不十分だった。ところが、一連のフェリー騒動を通じて、外国の言葉を学

ぶと共に、嫌悪感が消えて、逆に魅力を感じるようになっていく。と同時に、海を

渡って異国に向かう恐さもまざまざと実体験して、外国旅行の責任や覚悟を学

びつつ、逆に自国の良さも再確認できただろう。こうゆう訳で、最後に若葉は、

櫻井が先生をしていた国でありがとうを表す言葉、「マハドゥサニ」を、少し照れ

つつ心を込めて口にしてたのだ。櫻井を通じた、川辺、ゆうか(大森絢音)りょ

うた(中村柊芽)ら、外国の人々みんなへの感謝。

     

ちなみに私は、水戸黄門的な勧善懲悪の単純ストーリーは遥か昔に卒業した

とよく書いてるけど、このマハドゥサニのベタさを臭く感じてしまうような青さとも、

遥か以前にさよならしている。と言いつつ、「マハ・ドゥ・サニ」って何語なのか

索しまくる性格とはさよならできないけどね。全然分からなくて30分ほどで撤退

したけど、聞き取りのミスかな。ま、サンキューが通じる国だったけどさ。ラスト

が「サンキュー」じゃ、美しくないってことね。普段、幅を利かせる英語圏の人々、

衝撃かも♪ 「ベリィ マッチ」を付け加えてもダメなんだよな。

           

一方、生徒たちも少し別の外国旅行をした。川辺は、入院中の母のもとへ旅立

とうとして、ウッカリあの世へと旅立ちかけてしまった。海という名の三途の川の

重さは、彼の今後の人生に適度な緊張感を与えるだろう。そして、櫻井先生と

いう外国人の語る言葉は、彼を「大人の世界」という異国へと誘ってくれたことだ

ろう。「一人一人離れてても、決して一人じゃない」。

      

仙台と東京に、弟や妹が離れていっても、決してそれぞれが一人きりになるわけ

じゃないんであって、この認識こそが、大人の世界へのプチ旅行なのだ。川辺だ

けじゃなく、幼い2人もハートと目で理解できただろう。あの後、川辺は久々に、

遠く離れて入院中の母に電話もしただろうし、あの世へ旅立った父の遺影にも語

りかけたはずだ。「別れたら ただの人」じゃなくて、「別れても 好きな人」なんだ

から、つながりを持つのは当然のこと・・・って、突然30年前のヒット曲かよ! 

                          

遠く離れたもののつながりって意味では、福山雅治&柴咲コウの『ガリレオ』第6

話の主題を思い出す所でもある。ちなみにこの時の記事は、ウチの中でもとりわ

けマニアックなレビューの一つだから、まだ読んでないマニアックな方にお勧めし

とこう。素敵な海外旅行になるかもよ♪

        

それはともかく、川辺以外の生徒達。洋貴(岡田将生)凛久(北乃きい)、八朗

(濱田岳)灯里(吉高由里子)茂市(鍵本輝)らにとっても、貴重な冒険となっ

たことだろう。三途の川は見れたし、大人の世界も垣間見れたし、子育て&家事

の世界もとりあえず1日、体験入学できたわけだ。

     

そして最後に、忘れちゃいけないのが、大和(冨浦智嗣)羽菜(谷村美月)の旅。

トマトと微分・積分の話は、中途半端なのに思わせぶりで、出来はあまり良くない。

意味も分からず変な計算に夢中になってるのかっていう、受験勉強批判のニュア

ンスが強く出てしまってたせいもあって、分かりにくくなってた。でも、構想的には

非常に高い志で、要するに三重の異国旅行が合わさってるのだ。

    

まず、素朴な疑問を抱く子供との新鮮な出会い。次に、川辺がトマト(野菜)の値

段を覚えること(子育て)と、他の生徒が微積分を学ぶこととの間にある、「勉強」

という意味での類似性の新発見。さらに、数式という言葉と世界全体との結びつ

きの認識。あの数式はおそらく、歪んだ球形になってるトマトの体積を求めるもの

だ。適切に数式を立てて正しく計算すれば、もちろんトマトの体積が求まるわけ

で、「トマトが宇宙になってしまう」ことなどない。ただ、これは受験勉強の無意味

さを皮肉ると同時に、数式という言葉が宇宙旅行へと導いてくれることをも示し

てるのだ。

   

かつて天才ガリレオ・ガリレイは、次の有名な言葉を残したと言われてる(出典

不明。英語の引用句集・ウィキクォート)。「世界は数学の言葉で書かれている」

(Mathematics is the language with which God has written the universe = 数学

は、神が世界を書いた言語だ)。見事な成功を収めてる物理学が示す通り、一

見奇妙な外国語に見える数学の言葉も、それを通じて世界全体を精密に理解で

きる魔法の呪文なのだ。アミーンならあの世で勉強を続けながら、こう語るだろう。

「数式を書くと、宇宙を貫く光になれた気がする」。。

             

               ☆          ☆          ☆

いまや、散叙式の形で、外へ出ること、他者と触れ合うことが語られてるのは明

らかだろう。これだけ大掛かりな構造は、櫻井が例に出してたブログやbbsだと

ほとんど見られない。やっぱり、ドラマを始めとする芸術作品に典型的なものだ。

    

もちろん、もっと気楽に楽しんだり味わったりできる作品だってのは間違いない。

先日の山Pの一撃に匹敵する、織田の一針。織田と北乃きいの軽妙なやり取り。

ありがとうの交換。簡単そうに見えて実は難しい、山本裕典の演技の健闘。妹と

弟が密かに用意してた片瀬江島神社の絵馬の、「えいじにいちゃん じゅけん 

がんばってね ゆうか りょうた」という文字と似顔絵の可愛らしさ。北川景子と

吉瀬美智子(真山春佳役)の色っぽさ。そして、神谷理事長(小日向文世)の得

体の知れない迫力。

      

ただ、それは要するに、手軽な国内旅行なのだ。海を隔てて遠い異国へと旅

するには、気合を入れてドラマの主題を読み取ったり、ややこしいブログ記事

を読んだりすることも重要だろう♪ もちろん私も書きながら言葉を必死に探し

て、それを手がかりに別世界へと旅立とうとしてるわけだ。海を渡る魚のように、

空を飛ぶ鳥のように。。

           

ともかく、また一つ素晴らしいドラマと出会えて幸せだった♪

ではまた。。☆彡

     

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.櫻井は、昭和43年10月6日生まれの39歳。神奈川県出身、血液型は

    O型。現役で東京大学に入学して、経済学部を主席卒業。スタンフォード

    大学経営大学院に留学してMBA(経営学修士)も取得。四海商事に入社

    してエネルギー部門で活躍。英語とフランス語と中国語ができて、スペイン

    語とドイツ語も日常会話程度ならOKらしい。まさに、スーパーエリートだ。

    ただし、相手に合わせた柔らかい語り口を使うし、悪役をやっつけるんじゃ

    なくて、生徒と触れ合うのが基本だから、押し付けがましくはなってない。

    知らないことを教え込むんじゃなく、薄々知ってることをハッキリ分からせ

    る手伝いをするって意味で、哲学者ソクラテスの産婆術や対話法と同じだ。

    

P.S.2 櫻井は、川辺がよく考えて納得するまでの時間とプロセスを手助けし

      ただけのこと。結論的には、理事長と同じだ。ここまでの理事長の描

      き方は、非常に興味深いと思ってる。単なる悪役でも敵役でもない。 

     

P.S.3 「ありがしま」って、ありが島=ありがとうっていう言葉遊びなのかな♪

     

P.S.4 アミーンを映した携帯の写メは、秋葉原事件を映した多数の携帯と同

      じではない。報道性がない、単なる個人的な記念撮影だったからだ。

   

P.S.5 ドラマを見ながら「ドクターヘリ、呼べよ」と思った人が、全国に100万

      人はいただろうな♪ デッキへの着陸は無理だろうから、縄バシゴで。

      それじゃまるで、ドラマみたいか。

      

P.S.6 江島神社(えのしまじんじゃ)は、合格祈願じゃなくて良縁祈願が有名

      みたいだ。あの辺りは何度も行ってるのに、まだお参りしたことないな。

      って言うか、ドラマの片瀬江島神社とは別物かも知れないな。

    

P.S.7 今回一番笑えたのは、子供が黒板にお絵かきした時、前の女の子が

      マジメにノートしてた箇所だ。私が生徒でも、半分ギャグで書き写すか

      も知れない。このドラマ、全般的にもうちょっと笑いとか遊び心が欲しい

      な。怪獣映画のパロディなんだから、斬新なタイトルバックを見習って!

    

P.S.8 来週は、北乃きいがメインの恋愛話みたいだね。アイドル人気で、視

      聴率を盛り返して欲しいもの♪ スパナくらい知っとこうね。第3話の

      視聴率12.7%というのは、今週の内容というより先週の内容を反映

      したものだろう。それほど驚きはない。視聴率とは遅行性の指標。つ

      まり、実態を遅れて示す数字だ。もし来週も下がるようなら、そんな

      「数字」に興味はない。

            

P.S.9 羽菜役の谷村美月が「宇宙」にこだわってたのは、6月公開の映画

       『神様のパズル』の影響もあったんだろう。私は見てないけど、谷村

      が天才・穂瑞沙羅華役として出演して、「宇宙は人間に作れるのか」

      という問題に取り組んでる(by ウィキペディア)。ただし、映画とフジテ

      レビの直接的関係はないし、ドラマにとって外的要素にすぎない☆彡

                     

cf.青い海に描く青春という名の絵~『太陽と海の教室』第1話

   売買できない心の声~『太陽と海の教室』第2話

   恋に落ちて、線を越えて~『太陽と海の教室』第4話

   宝探しとしての無駄な努力~『太陽と海の教室』第5話

   見せる私、見える世界~『太陽と海の教室』第6話

   空高く舞う凧を夢見て~『太陽と海の教室』第7話

   全否定から部分肯定へ~『太陽と海の教室』第8話

   海の死を太陽にして~『太陽と海の教室』第9話

   夕陽の海辺を走るバトンリレー~『太陽と海の教室』最終回

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コメント

櫻井は戦争にでも行ってたのかと思ったのになぁ・・・。
携帯少年とは殴り合いでもしたのかなぁ?まぁ今どきの子は無神経になんでもしそうだけど・・・。
どうもドラマに入り込めてないせいか、早送りで見てるくらいしか内容が入ってこないんですよね。
ゲームの音みたいなBGMが携帯の音かと思って気になってしょうがなかった。

投稿: お気楽 | 2008年8月 5日 (火) 17時49分

やっほ~!

今、落雷で一瞬停電になった。
うわん!シバトラ録画中だったのに止まってる
最近へんな天気だね。
暑いし忙しいしで、気分が乗らない(苦笑)

さてさて月9ですが、テンメイさんのマインドコントロールのお陰で?3話もリタイアせず見ました
でも、今までで一番好きです。
アミーンの話は良かったな~
とちゅうすっ飛ばしてセリフ書いたので
突っ込まれましたが(笑)

水戸黄門的なドラマは卒業したのね。
なんかわかるような気がするよ。

>「ありがしま」って、ありが島=ありがとうっていう言葉遊びなのかな♪

すごーい!そうかもしれないよ!クイズみたい(笑)
もう、60分すみずみまで美味しくいただいちゃってますね!あっぱれ大センセイ(笑)

投稿: アンナ | 2008年8月 5日 (火) 21時41分

テンメイ様、こんばんは。

ふふふ・・・主人公がゴジラである・・・
という指摘を
キッドは素晴らしく慧眼だと思うのですが
作品に対する印象が真っ向対立するという
珍しいケースですね。

キッドは「ゴジラ」を
「恐怖」「怨念」「残虐」のイメージで
とらえます。
なにしろ・・・初代ゴジラは
肉食で・・・放射能を撒き散らしながら
人間を食べてしまうのです。
電車ごと食うおそろしさです。

そういう意味で
「言葉」という武器で
「白紙」の子供たちを
「洗脳」しようとする「悪魔のような教師」は
「ゴジラ」と言ってさしつかえないでしょう。

子供を残して入院してしまった親の事情が
隠されたままでは・・・
本人の気持ちを「すっきりさせること」が
最優先という主人公の「直感」の正しさは
曖昧なままなのですが。

その結果・・・子供は重傷を負います。
もちろん「立ち入り禁止」を無視した少年。
そうさせた追跡した教師たち。
命じた理事長にも責任はありますが
問題をこじらせたのは・・・主人公です。
その主人公が「ありえない事故」に
「ありえない解決手段」で対処する・・・。
眩暈を感じましたよ。

もちろん・・・主人公は針に糸を通すように
危機をのりきるのですが・・・
キッドが現場にいたら・・・
「いい気になるな」と
主人公をひっぱたいてやるところです。

世間知らずの東大卒の新米教師(北川景子)は
だませても筋金入りの悪魔はだませないっ。
このドラマ・・・
最後は・・・主人公が調子のいい
詐欺師だったことがばれる・・・
とか・・・そういうドラマなのかなぁ・・・
と感じた今回でございましたよ。

まあ・・・楽天家と悲観主義者は
実はコインの裏表だという・・・
そこまで踏み込めば・・・
こういう教師がいてもいいじゃないかっ
という意見はなんとか飲み込むしかない。
飲み込むしかないのでございますかーっ。

主人公が日本の子供たちに伝えようとしている
何かだいじなこと・・・。
それが的外れで一人よがりな信念でないことを
祈りたい気分です。

投稿: キッド | 2008年8月 6日 (水) 04時03分

> お気楽さん
   
アハハ  傭兵じゃないんだから♪
携帯少年は花壇の肥やしになってるでしょ。
キレイなお花になって、めでたしめでたし
   
携帯撮影の問題、一般にはややこしいと思いますよ。
僕もP.S.で触れてるけど、今は個人が
情報発信する時代だから、ブログとか持ってると
報道って側面が出てきちゃう。
マスメディアも個人の撮影を利用してますからね
ま、ドラマはかなり無神経に見えたけど。。
    
ゲームの音? あっ、ホントだ! 映像と台詞に
気を取られてたから、聞こえてなかったな。
あれが気になるようじゃ、あと8回くらいで
リタイアでしょう。もうちょっとの辛抱です
   
   
> アンナちゃん
   
やっほ~・・って、お天気情報かよ
アハハ(^^) シバトラの録画停止ね。そこまでの録画は
無事だったのかな。DVDだと再生不能になるけど。
へんな天気だけど、暑いままよりは嬉しいかも。
ま、昨日みたいな集中豪雨はちょっとご勘弁。。
気分が乗らないって、そりゃCHANGE疲れでしょ♪
   
お~、まだマインドコントロールが効いてるかい!
ほんじゃ、そろそろお布施の指令でも出すかな
今回は一番マシな出来でしょ。
アミーンの言葉は詩だから、略しちゃダメなのよ。
意味だけじゃなくて、音やリズムも重要だから☆
     
水戸黄門は中学くらいまででしょ。
ありが島って、やっぱ遊びなのかね♪
この脚本家、いろんな言葉の使い方するよな。
おっと、さんまの大ファンとしては、
あっぱれ大センセイってのは嬉しいかも。。
   
   
> キッドさん
   
こんにちは あっ、ゴジラのイメージが違うんですね。
僕は恐怖・怨念・残虐って感じじゃなくて、もう少し
人間味を感じてるから、ウィキで調べちゃいました。
なるほど、ゴジラのキャラが途中で変わってるんだ。。
まあ、それはともかく、洗脳とか悪魔って見方は
どこから出てくるんだろう。。
    
そちらのレビューとこのコメントに共通してるのは、
櫻井が必ずしも正しくないだろって指摘でしょう。
僕にとって、そんなの当たり前だし、それでいい。
逆に、正しい事に見せかけるんなら水戸黄門にすぎない。
            
僕は最初から書いてますが、これはビーチで
遊んでるですよ。甘口ゴジラと高校生が。
そこに絶対的な正しさを探し出そうとして、見つからない
からおかしいじゃないかっていうのがキッドさんの論理。
見つからなくて当然ですよ。描こうとしてないんだから。
   
ありえなさに対する不満も、かなり不思議です。
その程度のあり得なさ、ドラマじゃ全く普通なのに。
ガリレオのレッドマーキュリーでも、喜多善男のきなこ餅
でも、プロポの指輪でも、アラフォーの治療でも、
そんなに怒ってなかったはず。
太陽と海だけ、そこまで激怒する理由が分からない。。
   
一言でまとめると、櫻井やドラマに対する目線自体が
なぜか飛び抜けて厳しいから、怒りが発生するんでしょう。
その厳しさがどこから来るのかは、見当がつきませんが、
少なくとも、それは論理的なものと言うより、
むしろ情動的なものに近いと思います。
理由付けは後知恵でしょう。
案外、昨日の集中豪雨で苛立ってたからとかネ♪
   
ともあれ、少なくとももうちょっとレビューの文体を
柔らかくして欲しいなと、北川も北乃も願ってますよ

投稿: テンメイ | 2008年8月 6日 (水) 10時46分

こんにちは!もう夕方ですね。

>一番笑えたのは、子供が黒板にお絵かきした時、
前の女の子がマジメにノートしてた箇所だ

私も実はこのシーンが気に入ってました。
受験生なのに何となくこの子は余裕があって好きだわ。

今回はアミーンの海の向こうの言葉ですっかりつかまれてしまったもんで
突っ込みというか櫻井を笑いたいのに笑わないでしまったのが心残り(笑
しかし櫻井が釣り針で縫ったのはマジ引きましたた。
縫った経験があるので恐ろしくて震えます。
せめて傷口をあわせて縛る程度でも良かったかも。
1時間ぐらいは持つでしょう?
やっぱり意味ないか(苦笑

ある意味世界で一番哀れな日本の高校生。
櫻井の受け持ちの子達が生き生きとした時間を取り戻してるのは確かかもしれません。
そうそう谷村さんの映画見たんですよ。
あれはテンメイさん向きでしたよ。
レビューしたけどギブアップでした^^;

それではまた来週♪

投稿: エリ | 2008年8月 6日 (水) 16時42分

> エリさん
   
おはようございます また一日が始まりますね。
   
オーッ、お絵かきシーン、エリさんも気に入りましたか。
あのコは好きだなぁ。アイマスクして寝てた船木真由でしょ。
AKB48のアイドル・前田敦子ね。
ま、余裕って言うか、別世界に行きかけてる感じ♪
   
アミーンの魅力の半分は、戸田恵子の語りの上手さかも
あんなに長い説明的なセリフなのに、スッと聞けました。
アミーンの言葉が素朴な詩の形式になってるのもイイ。
若き織田裕二はメイクなのか、過去映像の合成なのか。。
   
エッ! 縫った経験がある? 女医さんってことかな
でも、確か理数系は嫌いでしたよね (^^)
ま、あんまし追究せずに、一人で想像して楽しもっと。
ピンクのコスチューム着たナースが勝手に
医療行為をして遊んでる場面とか、いいかも
ナース・エリ萌え~~
   
東京湾フェリーなら40分だから、意味ありますよ。
東京~大島のジェット船も1時間50分だから意味あり。
「ありが島」まで何分なのかは知らないけど。
このドラマの初回、最初の授業で、櫻井は遊んでるって
言ってるんですよね。授業は放棄せずに。
これが核心でしょう。タイトルバックとも合ってる。
だからこそ、もう少しドラマに遊びや笑いが欲しいな。
  
あっ、谷村の映画の話はエリさんの記事の影響です (^^ゞ
意表を突かれた話だったから、すぐ調べちゃいました。
「世界」じゃなくて「宇宙」って言葉を使う理由が
イマイチ納得できてなかったもんで。
ほ~ぅ、テンメイさん向きでしたか♪
三池崇史監督って、ちょっと興味あるし、公式サイトに
強烈な数式が出てるし、DVDで見てみようかな。
   
ではまた、来週、あるいは今週♪

投稿: テンメイ | 2008年8月 7日 (木) 07時41分

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北川景子に関するお役立ち情報サイトです [続きを読む]

受信: 2008年8月 5日 (火) 10時16分

» 太陽と海の教室 第3話 [エリのささやき]
珍しくうざくなかった(爆) ありがとうはマハドゥサニ。海の向こうの言葉は鳥になった気分。 [続きを読む]

受信: 2008年8月 5日 (火) 21時16分

» 踊る救命病棟24時(太陽と海の教室#3) [|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο]
『太陽と海の教室』川辺英二@“週末は宝探し”山本裕典が、3年1組副担任・榎戸若葉@“もげっ!”北川景子に「結婚してくれ」って言ったのは、たんに弟と妹の世話をしてくれる家政婦が欲しかったから???「なんか食べたら元気が出て来たぞぉ!」それ!行け!オダパンマン....... [続きを読む]

受信: 2008年8月 5日 (火) 22時29分

» どろろーっどろろーっどろろーっ(妻夫木聡)へへっ(柴咲コウ)・・・もげっ(北川景子) [キッドのブログinココログ]
ふふふ・・・「チェーンソウ」・・・「ターザン」と来て・・・「麻酔なしの手術」であ [続きを読む]

受信: 2008年8月 6日 (水) 04時05分

» 太陽と海の教室 (山本裕典さん) [yanajunのイラスト・まんが道]
◆山本裕典さん(のつもり)山本裕典さんは、毎週月曜よる9時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『太陽と海の教室』に川辺英二 役で出演しています。一昨日は第3話が放送されました。... [続きを読む]

受信: 2008年8月 6日 (水) 14時10分

» 『太陽と海の教室』 第3話 [美容師は見た…]
子供って、うんちやおならって言葉が好きなんですよね~。どうして?(^_^;)「お兄ちゃん達ヘンだね。何か分からないものを計算してるの?」子供からの鋭い質問です!言い返せない秀才2人の大和と羽菜。トマトをどうにかしたくて計算しますが…「この計算じゃ、トマトが宇宙に... [続きを読む]

受信: 2008年8月 6日 (水) 21時44分

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