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親子の絆の超越性~『コード・ブルー』第6話

 小田さんはステージフォーの直腸がんです

 腰の骨や肋骨にまで転移が見られます

 それで それでどうなるの?

 放射線と化学療法で 保存的治療をします

 お父さん 死ぬの? 

  (・・・・・・)

 そんなぁ ねぇ そんなぁ いやだ 

 落ち着け!

 いやだ

 心配なんだよ お前が 思った以上に難しいぞ 人と一緒に暮らすってのは

 相手の言う事も半分くらい聞いてやれ それと 母さん頼むぞ!

 いやだ いやだ いやだ お父さん

 ユミ!

 やだ 

 有美 

 やだ お父さん いやだ やだよ

 こっちを見ろ お前に突き落とされたおかげで ガンが見つかった 

 順序を守ることより 娘がいい人にめぐり合えたことを

 大事にしろってことかも知れん

 ゴメン・・・ゴメン・・・

 先生 12月なんだ その バージンロードとやら 一緒に歩けるよな?

 ・・・・・・全力を尽くします!

  (ミスチル=Mr.Children 『HANABI』スタート ♬)

       

         ☆          ☆          ☆

まるでダイヤモンドの原石みたいなドラマだ・・って、『太陽と海の教室』第2話レ

ビューのコピー&ペーストかよ! この暑くて忙しくて疲れて寝不足の状態で、こ

んな退屈なドラマが見てられるか!と思いながら我慢してたんだけど、録画を見

直してじっくり考えると、まずまずの出来かもね。ま、第5話と違って、あんましホ

メる気もしないけど、レビューを打ち切るほど悪いドラマでも無かったって所か。   

               

私はオンエア中、2つのことを予想しながらボーッと見てた。一つは、演出がま

た西浦正記に戻ってしまってること。単調でまとまりも強弱もなく、印象的映像も

ないドラマ作りは、前回や前々回の葉山浩樹とかなり違ってる。もう一つは、

沢耕作(山P=山下智久)の育ての親であるおばあちゃん・藍沢絹江(島かおり)

の話にエモーショナル(情動的)なオチがあることだ。ドラマの一般論としても当

然だし、今回終盤までの流れを見てると、最後にひっくり返すのは明らかなこと。

あのままじゃ、単なる気の毒な認知症老人にすぎない。緋山(戸田恵梨香)

井(りょう)の語り口だけからでも、藍沢がいずれ泣くのは当然だろう。泣かせる

のは、「親」の愛しか考えられない。

              

とにかく、作りが下手だし展開も見え見えだから、相手にしてやんないぞ、と思っ

てたのに、22時47分過ぎのオチで、不覚にもやられてしまった♪ ジャニーズ

が誇る美少年・山Pの涙が予想以上にキレイだったし、実は私自身、ちょっとだ

け似たエピソードを持ってたからだ。大人になってもお菓子を買ってくれる親の

。。西浦演出でさえ、私のつぶらな瞳に星屑のような涙が浮かんでしまったか

ら、葉山演出だと、真珠のように美しい涙の雫がこぼれ落ちたことだろう♪ そ

の意味では、やや残念だったかも知れない。

            

あるいは、演出の代わりに、脚本を少し変えるだけでも遥かに良くなってただろ

う。林宏治に、まとめ上手の橋部敦子がアドバイスすれば、全体のテーマと構成

がクリアになって、感動が増したはずだ。前回のドラマが、「必要」をめぐる話だ

ということは、かなりの人がすぐ理解できたと思うけど、今回のドラマが何をテーマ

にしてるのか、一言でまとめられる人がどの程度いるだろうか。サブタイトルの

『無償の愛』だと、一番重要なものは表せても、他の多くのものが抜け落ちてしま

だろう。それでは、今回のドラマのほぼ全体が活かされないのだ。

              

まず、ポイントとなる要素を4つ列挙してみよう。

① 前回のおじいちゃんの死。その瞬間、年金目当てと思われた家族は涙を流し

た。藍沢が、年金がもらえなくなったからと説明したのに対して、白石(新垣結衣)

は「お金だけじゃない」と答えた。ドラマ冒頭のこの言葉が、ラストのお金に対する

絹江のこだわりへとつながる伏線なのは言うまでもない。その意味で、最低限の

形は出来ている。

                

② 藤川(浅利陽介)黒田(柳葉敏郎)にかけようとして失敗した、黒田術。じゃ

  なくて、患者の上村秀雄(北見敏之)に対して息子・久志(熊谷知博)がかけた、

  黒マジック。しつこいわ! 黒魔術ね♪ ネット情報にしたがって、呪いの人形

  と悪魔の聖杯でかけられた魔術が、冴島(比嘉愛未)によって解かれたこと。

       

③ 娘に突き落とされた患者・小田浩一(大高洋夫)と、犯人のギャル娘・有美

   (伊藤麻里也)の涙の和解。この記事の冒頭に引用した会話がそれだ。も

  ちろん、誰でも注目するおばあちゃんの台詞は、わざとスルーしてるわけだ

  から念のため♪

       

④ 最後はもちろん、クールな藍沢が不覚にもこぼしてしまった、美しい涙。。

     

要するに、今回登場した4人の患者をめぐる話だ。すべてが親子の絆に関わる

ものなのは当然だけど、それではまだ漠然とし過ぎてる。問題は黒魔術という奇

妙なものをどうとらえるか。単なる遊びだとしたら、ものすごく外した脚本というこ

とになるけど、そうではない。

    

黒魔術とは、ネガティブな性質の魔術の総称であって、要するにこの世の自然

や知識・常識を超え出た効力を持つ技だ。越境的と言ってもよい。ただし、ドラ

マ全体は、ネガティブではなくてポジティブな色合いになっている。したがって、

ややポジティブな中立的響きを持つ言葉、「超越性」を用いておこう。今回のドラ

マの主題は、親子の絆の超越性だ。こうゆう言い回しが趣味じゃない人には、

「理屈を超えた親子の絆」と言い換えてもかまわない。

          

まず①について。あの息子夫婦は、おじいちゃんの事なんどうでもいい。ただ年

金が欲しいだけだと思ってた。ところが、目の前で息を引き取ると、血のつながり

の無かった嫁の方まで涙を流してしまう。この涙が年金を失ったためじゃないこ

とくらい、藍沢もホントは分かってたはずだ。息子夫婦の意識を超えた次元で、

親子の重い絆が働いて、涙をもたらした。藍沢は、そういったものを認めたくなかっ

ただけのこと。個人的にも、理性的にも。でも、最後には認めざるを得なかった。

自分自身の心と身体のありさまを通じて。    

             

次に②について。もちろん患者は、黒魔術なんてものにホントにかかってた訳で

はない。でも、息子としては、黒魔術をかけたかったほど、そして、実際にかかっ

たと思ったほど、父親を超~憎しんでたわけだ。逆から見ると、それほど父親の

期待or愛は超~重かったということでもある。ここで登場するのが、藤川と共に

黒魔術をかけたくなるほど生意気でムカつくスーパーナース・冴島。彼女が図書

室で、白石に皮肉と自嘲の言葉を返しながら発見した「髄膜炎」という原因が、黒

魔術を解く鍵となった。

     

なぜ冴島に分かったかと言うと、医学の素養が医者並みにあったから。つまり、

父親は『高齢者医学』の著者でもある医大教授。遺伝にせよ環境にせよ、愛憎

の入り混じった親子の絆が遠く影響してたからだ。魔術的な状況を生み出した、

上村親子の超~重い絆を、冴島親子の潜在的な絆がキレイに解きほぐした。ま

さに親子の絆をめぐる超越的な出来事だったのだ。

      

続いて③。勝手に結婚を決めた娘が、賛成してくれない親を突き落としてケガさ

せたおかげで、幸運にも末期ガンが見つかると同時に、一瞬で親子のわだかま

りが解消されることになった。ユミの一撃は、先週の山Pの一撃みたいに超越的

効果を持ってたわけだ。もちろん、あのギャルは毎日遊びまくってるはずだから、

「ヴァージン」ロードを一緒に歩くのは不可能だ。おっと、口が滑ったわ♪ そうじゃ

なくて、12月の結婚式まで生きていられる保証はない。でも、父が残された僅か

な時間を幸せに過ごせるような魔術的出来事が、親子の重すぎる絆から奇跡的

に生まれたことは確かだろう。

        

ちなみに、森本(勝村政信)がまたCS室で、轟木聖子(遊井亮子)に小田親子

の噂話をしてる時につぶやいた「結婚式には魔物がいる」って言葉も、親子の

絆の超越性をめぐるものだ。結婚式とは、子供がこれまでの親子関係から、新

しい親子関係へと重心移動する儀式だ。その事の重さを改めて考えると、当人

たちが思ってもみなかったような流れ、常識では考えられないようなハプニング

が起こるのも、さほど不思議ではないかも知れない。魔物が登場する可能性は、

高くはないにせよ、そこそこはあるのだ。    

       

最後に④。これはもう、説明するのがヤボってもんだろう。説明しとるやんけ!

現実的で理性的な行動をクールに決めてた美少年が、認知症になっても残って

るおばあちゃんの愛に触れた途端、病院の売店に星が輝き始めたのだ。宇宙

論が語る星の生成プロセスを飛び越え、優秀な藍沢の理性的思考をも遥かに

凌駕する出来事の登場を超越的と呼ばずして、何を超越的と呼ぶのだろうか。

もちろん、正常な思考を失ってからも、まだ孫への愛に従って行動し続ける祖母

の存在自体も、普通の筋道を超え出た崇高なものだから、超越性という言葉に

ふさわしいだろう。畏敬すべき世界の表出だ。。

    

         ☆          ☆         ☆     

という訳で、クソ暑い中、普段より半日遅れながらも、ちゃんとレビューを続けた

私の仕事も、超越的なグッジョプ(Good Job)だろう。エッ、普通? あっ、そう♪

どうでもいいけど、さっきの首都圏の地震、凄かったんだけど☆ 眠さでボーッと

する私の頭を目覚めさせようとする、天界の超越的営み、神の叱咤激励だった

のかも知れない。って言うか、本来の仕事をしろ!って怒ってたのかな・・・^^;

      

ま、こんな事に時間を使ってるヒマがあったら、北京五輪で神業とか超越的な

パフォーマンスを見た方がいいかもね。できれば、ネガティブなものじゃなくて、

ポジティブな驚きを楽しみたいものだ。

それでは。。☆彡

    

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.山Pの涙は、このドラマの強みでもあるけど、弱みでもある。アイドルの

    外見に甘えてるのだ。そうゆう手段も使わず、かと言って、キムタク=

    木村拓哉や福山雅治のような超人気俳優も使わずに、織田裕二で勝負

    する『太陽と海』を、私はあくまで支持する。それは、小日向文世と松田

    龍平で勝負した『あしたの、喜多善男』を支持する態度と同じものだ。

    私が愛するのは、アイドルでも視聴率でも世評でもない。ドラマ自体だ。

    そして、挑戦的な作品に意欲的に取り組む制作サイドだ。

        

P.S.2 『コード・ブルー』第6話の視聴率は15.6%。そんなもんだろう。来週

      は、オリンピックとお盆の影響が読めないけど、この辺りが定位置

      じゃないかな。

   

P.S.3 ウチはちょっと前まで、Yahoo!には優遇されてても、Google には

      ほとんど無視されてた。ところが、ここ1ヶ月間で急にGoogle の扱い

      がマシになって来てる。多分、サイト自体の格付けが上がったんだろ

      う。たとえば「コード・ブルー ギャル」で検索すると、ウチが188000

      件中の1、2位なのだ♪ いや、これ自体はほとんどアクセスと結びつ

      かないランク付けだけどね (^^ゞ☆彡

                        

cf.ドクターヘリを取りまく腕~『コード・ブルー』第1話

  折られた鼻との向き合い方~『コード・ブルー』第2話

  不細工な生身の人間~『コード・ブルー』第3話

  ミュンヒハウゼン症候群の普遍性~『コード・ブルー』第4話

  必要とされるということ~『コード・ブルー』第5話

  誰のために、何のために~『コード・ブルー』第7話

  家族的な共同体~『コード・ブルー』第8話

  ドクターヘリ制度という疑似家族の揺らぎ~『コード・ブルー』第9話

  迷いと答の現場で~『コード・ブルー』第10話

  ブルースカイに飛び立つドクターヘリ~『コード・ブルー』最終回

  出会い、別れ、ありがとう♪~『コード・ブルー新春スペシャル』

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  『コードブルー』のヘリコプターMD902について

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コメント

ほんと、最後の山Pの涙に救われた感じですね。
もう、そこまでは単調で退屈なんだもん。
一回、夏休みで病院以外の話とかでもいいかも?
船で緊急手術はもういらないけど・・・。

投稿: お気楽 | 2008年8月 8日 (金) 17時25分

やっほ~

1週間終わった~月曜日に仕事をすればお盆休み
暑いのにレビュー御苦労さまです~わたしもね
実は今回パスしようと思ったの。。。
ラストシーンまでは。
でも、耕作のためにお菓子を買おうとする
おばあちゃんの姿に、山Pの涙を見たら
レビューせずにはいられなくなった(笑)
正直全体を見ると、先週の方がインパクトあった。
でも、やっぱり、美青年の涙はいいね~(爆)

月9の視聴率は下降気味だけど
テンメイさんの気持ちと、うちの月9レビューの
アクセスは今クール一番の謎(笑)
だけど。。。。あづい~~~

投稿: アンナ | 2008年8月 8日 (金) 21時44分

> お気楽さん
   
でしょ 最後の2分、山Pの涙だけって感じ。
未完成の素材の寄せ集め。
アハハ (^^) 夏休みね。そりゃ斬新なアイデア
病院以外なら、東京湾フェリーのデッキで
麻酔なし手術で決まり
   
ちなみに、そちらのレス。
オリンピックは、総集編じゃダメでしょ。
ちゃんとリアルタイムでプロセスまで見なきゃ!
・・と言いつつ、時間がかかり過ぎるもんね♪
    
        
> アンナちゃん
   
やっほ~
オレは火曜まで仕事なんだよな。もう一頑張り。
確かに、お互いお疲れさま
アハハ (^^) そうそう、パスしたくなったでしょ。
退屈だよね。先週とは大違い。。
   
でも、最後に切り札を出して来たんだよなぁ。
山Pの涙。逆転ホームランじゃないけど、
同点ホームランか同点3塁打って感じ。
おばあちゃんは、ちょっとビミョーな部分もあったけど、
それも帳消しになったほど。
そうそう。美青年の涙はいいから、
今度オレの泣き顔画像をアップするわ。
要らない? あっ、そう♪
   
アハハ (^^) 月9は熱いよ。ドラマもテンメイさんも
そんなにアクセスが好調なの?
いや、実はウチも意外なほど好調だよ。
熱いドラマ、しっかりファンの心をつかんでるね。
ま、ラスフレバブルとじゃ比較にならないけど。
   
あっ、「クール」と「あづい」を対応させたのか。
上手い! ザブトン1枚
ホントは単なる偶然だろうけど、オマケしとこう♪

投稿: テンメイ | 2008年8月 8日 (金) 22時21分

テンメイさん、おはようございます。
今日も熱い一日になりそう。
ま、家から出るつもりはありませぬ。

テンメイさんにも浮かんだ星屑のダイヤ。
このドラマはダイヤが大活躍(笑)
関係ないけどこの頃金買取のCMが多いのはなぜなの?

今週話は家族の情愛に集約されてますが
各ポイントが切れ切れに流されるせいか全体的に不評なんですね。
皆さんが不満に思ってることなんぞちっとも知らず
P様を堪能してましたわ><
しかも最後には涙のダイヤで満足しましたわ。

私も基本的にはドラマは登場人物じゃなくて
ストーリーだと思ってます。
だから「太陽・・」みたいに苦手な人が出ても内容がよければ書いてしまうのね。
ま、ごまかされるものがあるならそれもひとつの強みだと思う程度で(笑

今度の「太陽」は移動中でレビューはしないけど
きっと見ていると思う。
これがまたいいものだったら損した気分になるかしら(笑
ともあれ、CBの方はちゃんとレビューしますんで
また来週もよろしくネ♪

投稿: エリ | 2008年8月 9日 (土) 07時25分

> エリさん
   
こんばんは 五輪を流し見しながらレスしてます
今日も暑かったっていうか、午前中の多摩川を
走ったんだけど、ムッとする暑さだったのに、
帰宅した途端に雲が出てきてムカッとしました ^^;
僅か4時間の間にドリンク3.5L! 水浴び2回。
日焼け止めを塗ってても身体がヒリヒリ。
やっぱ、これが夏でしょ (^^)
   
あれ、いつの間にかダイヤになったわけですね♪
金取引? 僕は全然見てないけど。
あ~、そりゃ、昼間のテレビCMでしょ。
有閑マダムから死蔵の金を買い取って、代わりに
何か売りつけようとしてるんじゃないかなぁ。
ま、金価格が高いから、売買差益も大きそう。
まさか外国為替証拠「金取引」じゃないですよね♪
あれは全く勧めませんよ。女性に多いって話だけど。
    
切れ切れに流されるのは毎週なんだけど、
ドクターヘリの話になってないし(救急車で十分)、
何の共通性があるのか全く曖昧なんですよ。
それがないと、何で藍沢のばあちゃんの話に黒魔術
とか魔物の話が出てくるのか分からない。
2話、3話と同じです。おおむね不評でしょ。
ウチも含めて、前回とは明らかに反応が違う。
ま、ファンは満足でしょうけどね。特に、クールで
影のあるP様が好きなエリさんは大満足でしょ♪
   
ドラマ・映画・演劇には、もともと俳優の顔見せの
部分があるんだけど、それだけじゃパラエティでも
クイズ番組でもいいし、ファン以外は退屈ですよね。
ストーリーを中心に、台詞、映像、音楽、コネタが
上手く統合されてなきゃ、ドラマとは言えない。
    
どうもコードブルーは、ドラマ性が希薄でね。
ラブストーリーでもコメディーでも悲劇でもない。
5人の成長物語の寄せ集めにさえなってない感じ。
だからドキュメンタリーみたいだと言ってるんだし、
それならもっと医学的説明をしてくれと言いたい。
字幕も素養もない者には聞き取り自体が苦痛です。
    
ま、P様の力は認めますよ。魅力っていう名の力。
それだけで15%前後取れちゃうんだから。
って言うか、「太陽と海」は内容がいいわけネ
   
移動中に見るって、車かワンセグってことかな。
メモ取っとくと、いいものだったら記事書けますよ。
CB、転換社債ね。ハイハイって、違うわ!
コードブルーね。う~ん、五輪とお盆で確約は
できませんが、善処してみます。官僚答弁かよ♪

投稿: テンメイ | 2008年8月 9日 (土) 20時46分

テンメイさん、こんばんは。

もうないかなと思っていたので、ちょっとびっくりです。おまけに記事冒頭のセリフがこれ?で、ちょっとあせりました。わざとスルーね、納得です。

Pちゃんの涙がレビューの一因だとすれば、ファンとしてこんなにうれしいことはないです。

私的には、藍沢先生の人物像が浮かび上がった特別な回になりました。これで、安心して心を委ねてドラマをみることができそうです。いままでは一回一回一喜一憂していましたからね。

今回本当にPちゃんが素晴らしくて、ファンであることの幸せを噛み締めています。

テンメイさんもご無理をなさらず、レビューしてくださいね。

PS、織田裕二くんは超人気俳優だと思いますよ。キムタクくんの後の月9は彼じゃなきゃ無理ということでの起用だしね。少なくとも福山先輩よりは上ですって。

投稿: youko | 2008年8月 9日 (土) 22時26分

テンメイ様・・・こんばんは。

この演出家は「拝啓、父上様」からココなのですが
前回は恍惚化する夢子(八千草薫)を
演出していて・・・
認知症描写にはなかなかコクがありましたよ。

ある意味・・・夢子さんはおとぼけ
「クサナギツヨシがキムタクにチェ・ジウを紹介したの。そして国際不倫」などと真相を語るのです。
対して
絹江は凄み
と差別化が出来ていますしね。

以前にも書きましたが
ドキュメンタリータッチのドラマという
技法はかなり確立しているもの・・・
ただし・・・お茶の間受けは難しいという
評価も確立しています。

これだけ・・・統一テーマの
散叙式を展開して
散漫すぎる・・・と言われるのは
ちょっと酷ですかな。
ま・・・月9に対するキッドの
冷遇とはうってかわって
天使様の優しい対応ですけれどね。

さて・・・緋山がまたひとつ成長した
エピソードを冒頭に飾る・・・
このあたりがテンメイ様ならでは!
でございますね。

愛のメモリーの奥深さでございます。

キッドは今回は藤川と藤川の母の会話を
ダイジェストしたあたりが
一番・・・やるなぁと思いましたよ。

結婚式場の魔物はあの帽子をかぶった
妖精のことかもしれませんな。

久しぶりにナツメロで・・・。

時には母のない子のように
黙って海を見つめていたい
だけど心はすぐ変わる
母のない子になったなら
誰にも愛を語れない・・・。

まあ・・・身内と仲が悪い人間が
他人に身内の悪口を言われるとカッとなる
・・・人の心の複雑さ・・・でございますよね。

投稿: キッド | 2008年8月10日 (日) 01時09分

おはようございます

そうですか
山Pの涙は テンメイさんまでも
不覚にもやられてしまうほどでしたか・・・(笑)

私は 前回の山Pの方が好きでした
確かに 涙を流すシーン
綺麗だったんですが・・・

<理性的で冷たさを装ってる美しい男の子が
ついに隠していた弱さを見せる>
もう 大好物な場面のはずなのにね(笑)

多分 展開が見えていたからでしょうね
お金に固執するのは 孫のためって
もう初めからわかっていましたものね
やっぱりそう来たかという気持ちが
そのシーンに浸れなかった理由だと思います
もっと 意外性が欲しかった
今回 全体に単調でした


それより 藤川にやられてしまいました
藤川が 冴島を認めたことば
「そこらの医者より 優秀です」
というようなこと言ったとき
心臓が ドキンと言いました(笑)

クールで綺麗な男の子が好みなはずなのに
だめだめな藤川って どうして?
女心は 女にもわかりませんわ(笑)

いや 本当は 理由は
自分ではわかっていますよ(笑)

投稿: 彩花 | 2008年8月10日 (日) 07時29分

> youko さん
   
こんにちは 色々あってレスが少し遅れちゃいました
いやぁ、最後の涙が無ければパスだったかも♪
    
冒頭のセリフは、全体を見る時には重要ですよ。
娘が父を突き落として、それをキッカケに父が人生の
最後にあることに気付いて、親子が和解する。
人知を超えた次元の絆の話だとほのめかしてるわけです。
   
僕的には、藍沢の人物像が浮かび上がったというより、
浮かんでたものが確定した回ってことですね。
その筋書きに、ドラマチックなものは感じません。
ただ山Pの涙とお菓子のエピソードが、
予想以上にドラマチックだったってこと。
          
織田裕二は、僕の文脈では、超人気俳優ではありません。
それは、各種データから客観的に言えることです。
キムタクはアンアン1位、福山は2位。織田は選外。
CHANGEもガリレオもコードブルーも、キャーキャー
言う女性の声があちこちから聞こえますが、
太陽と海はまったく聞こえてこない。
逆に、織田のルックスを堂々とけなす声がかなりある。
これは、主演男優として非常に珍しいことです。

あと、ウチでは太陽と海の方がアクセスが多いのに、
タレント個人の検索では、山Pの方が2倍来てる。
おまけに、織田は久々の主演ドラマでイマイチだった後。
ラスト・クリスマスまで遡らないと、ヒットはない。。
        
俳優としての地位は、今でも織田は高いと思います。
過去の実績と、踊るシリーズとかのおかげ。
でも、顔を出すだけで数字を計算できる俳優では
なくなってるという意味で、超人気俳優とは言えない。
だからこそ逆に、応援に値するんですよ。
織田だけじゃなくて、ドラマ全体がね♪
    
    
> キッドさん
   
こんにちは ちょっとレスが遅れちゃいました <(_ _)>
  
『拝啓』は、僕はまったく知りませんが、今回の
認知症描写だけだと、あんましホメる気にはなりませんね。
ばあちゃんのセリフが、3割くらい多過ぎて逆効果。
自分の頭の中で、必死に間引いてたほど (^^ゞ
    
ドキュメンタリータッチのドラマが「確立」してるって
描き方は、ミスリーディング(誤解を招きやすい)でしょう。
「確立」というのは、ポジティブな言葉であって、
キッドさんの使い方もそうなってます。
ところが、お茶の間受けが難しいことが「確定」してる
のなら、描き方が「確立」してるとはとても言えない。
   
芸術作品で、専門家の評価が高いって話なら分かります。
でも、これはドラマ。描き方の確立と言うためには、
一般的実績が必要です。それが無ければ単なる「固定」。
そんな技法的事実よりも、むしろ多くの視聴者が
退屈してるという事実に目を向けるべきでしょう。
もちろん、個人的に好きだって話なら分かりますよ。。
       
統一テーマがあるなんて話、ウチ以外に
今回ほとんど見当たらないでしょう。
親子とか無償の愛なんて話より、突っ込んだレベルで。
特に、黒魔術と、魔物の突き落としの扱いが厄介。
たとえ大半の責任が脚本にあるとしても、演出で
ちょっとセリフを変えるとか、技はあったはずです。
毎回ハッキリ指摘してる僕でさえ、分かりにくかった。。
        
緋山の成長というのも、あまりにかすかな表現だし、
白石や冴島はもちろん、藤川でさえハッキリ見えない。
成長物語としての構成さえほとんど出来てないのです。
まあ、次回からでも一応間に合いますけどね。           

最後のナツメロは、キッドさんの心理でしょ♪
僕のレビューには、ホメ言葉もかなり多いのに、
それでも西浦批判に目が留まってしまうのなら、
西浦はキッドさんにとって「特別な身内」ってことかも。
まさか、ご自身じゃないでしょうね♪
   
   
> 彩花さん
  
こんにちは レスがちょっと遅れちゃいました
いやぁ、涙って言うより「お菓子」が大きかったかな。
僕、今でも結構お菓子が好きなもんで♪
   
あっ、前回の方が好きですか。ハッキリ書きますね♪
僕も、ドラマ自体は前回の方が遥かに高評価ですけど。
<理性的で冷たさを装ってる美しい男の子が
ついに隠していた弱さを見せる>
女性に一般ウケする話ですが、彩花さんも大好物なのか。
いやぁ、何だか照れちゃうなぁ。。(^^)
   
お金は、ドラマ的・人間的意味で評価が低いものの代表。
今回の冒頭ですぐ、お金を超えた絆を表してたこともあって、
最後にひっくり返す展開は見え見えでしたが、
「お菓子」とまでは分からなかった。これは意外。
もし耕作への「仕送り」なら、イマイチだったでしょう。   
   
単調な作りの中で、藤川に注目するのは面白いですね!
僕もずっと藤川を見てますが、ちょっと違う視点っぽい。
単なる母性でもなさそうな感じ。
是非また、美しい文章で語ってください。
今後の彩花さんにも注目しときましょう♪

投稿: テンメイ | 2008年8月11日 (月) 14時22分

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涙のPさま、う、美しい・・。 [続きを読む]

受信: 2008年8月 8日 (金) 17時51分

» スレイヤーズ&コード・ブルー&星野JAPAN [別館ヒガシ日記]
スレイヤーズは玉転がし祭りスケットで最後は大円団の展開も 今回はアメリア親父が凄い事だけで特にストーリーは進まんし コード・ブルーは祖母&呪い&癌での家族を絡めた展開だけど 今回は上手い流れも3話題に裁判など絡め少し多い感じだし 星野はパ選抜と強化試合で終了後... [続きを読む]

受信: 2008年8月 8日 (金) 20時20分

» もういっぱいもういっぱいもういっぱいもういっぱい美味しいお菓子を買ってもらいました(山下智久) [キッドのブログinココログ]
・・・よかったですね(比嘉愛味)・・・と続くのだが・・・タイトルが涙でこぼれてし [続きを読む]

受信: 2008年8月 9日 (土) 16時55分

» コード・ブルー (新垣結衣さん) [yanajunのイラスト・まんが道]
◆新垣結衣さん(のつもり)新垣結衣さんは、毎週木曜よる10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』に白石恵 役で出演しています。先週は第6話が放送されました。... [続きを読む]

受信: 2008年8月12日 (火) 02時00分

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