『ヤスコとケンジ』最終回の後、久々のハーフ
RUN 21.1km,1時間41分09秒,心拍156
ドラマも良かったけど、走りも意外に良かったな♪ ドラマレビューを書きたいの
をグッとこらえて真面目に長い距離走ったから、ご褒美ってことだろう。ただ、ウチ
の読者の大部分はドラマファンだから、一応チョコッとだけ感想を書いとこうかな。
『ヤスコとケンジ』最終回、十分な出来だと思う♪ これぞ日テレ・土9って感じの
ドラマだね。子供から大人まで安心して楽しめる、ハッピーエンドのコメディー。
単純で分かりやすくて笑って泣けて、軽いヒネリと萌え要素も交えた、模範的な
ドラマだろう。ベタベタな展開なのに楽しめた。平均視聴率は13%弱くらいにな
りそうだから、ボチボチで、前クールの仲間由紀恵『ごくせん』の22.6%と比べ
ると激減だけど、むしろ『ヤスケン』関係者はホッとしてるんじゃないかな。
(22日追記: 最終回視聴率16.3%で、平均視聴率13.0%に到達☆)
主役の兄妹・沖ケンジと沖ヤスコを演じる松岡昌宏(TOKIO)と多部未華子は、
そこそこ人気はあるけど、数字を稼げるほどでもない(私は好きだから念のため)。
仲間や山P=山下智久、キムタク=木村拓哉、福山雅治、長澤まさみらとは違う
わけ。準主役の椿エリカを演じる広末涼子もそんな感じだ。おまけにケンジと子分
のモス(内山信二)&アジダス(渡部豪太)、相談相手の勝(嶋大輔)は、元暴走族。
エリカと子分のかおり(山口紗弥加)も元レディースで、世間一般での印象はあま
り良くないはず。アルコの原作少女マンガ(同名)も、大ヒットというほどじゃない。
ところが、ドラマは初回から凄く上手く作ってた。主役の2人が抜群で、ケンカし
ながらも凄く仲のいい兄妹を好演してたし、演出もマンガ的な作りを適度に散り
ばめて笑いやアクセントを生み出してた。例えば、ヤスコのコケ方、純(大倉忠義;
関ジャニ∞)への萌え方。あるいは、ケンジの怒り方、ツッパリ方、卓袱台の投げ
方。さらにはエリカの燃える目、ケンジとのにらみ合い、等々。。
(cf. 『ヤスコとケンジ』第1話、軽~い感想♪ )
最終回も文句ない出来栄えで、エリカが10年越しの愛をケンジに告白するもの
の、最初は上手く行かない。ケンジの写真入りロケットをエリカは投げ捨てたけ
ど、それを元々の悪役・青田(RIKIYA)が拾ってケンジに渡す。ヤスコも、ケンジ
が胸に秘めた愛を込めて描いた少女マンガをエリカに見せて、力づける。最後
は、金がらみの悪者連中が登場してエリカを拉致してる所へ、毎度お馴染み、
バイクに乗った特攻服のケンジが登場。TOKIOの主題歌『雨傘』が流れる中、
他のみんなも手助けして、悪者を倒して、ケンジが不器用な愛の告白をして、桜
が舞い散る春の結婚へ。
告白は、最後の「2人で人生、バリバリ走ろうぜ。お前と一緒なら、人生エンスト
知らずだぜ」なんていう、「ダサ」すぎて全員ズッコケる言葉よりも、登場シーンの
「てめぇら・・・ウチのクソあまに何してんだ?!」だろう。「クソあま(くそ女)」エリカ
が、妹のヤスコと同様、「ウチの」大切な人になったわけだ。
お決まりのパターンやポイントを全て組み込みながら、主要なキャラが全員力を
合わせて、全体的ハッピーエンドを作り上げる。勧善懲悪的な部分もあるけど、
僅かだしコミカルだから、別に嫌味はなくてスッキリするだけ。あくまで、不器用
な愛を描くほのぼのコメディなのだ。ケンジとヤスコの兄妹愛、ケンジとエリカの
恋愛、ケンジと仲間の友愛。ヤスコの台詞「お兄ちゃんを笑顔にすることが、私
の正義なんだよ」は、そのことを良く表してた。敵を倒すんじゃなく、味方を幸せ
にする正義。
最後は、結婚式当日、家の居間でヤスコがケンジへの手紙を読む練習。手紙の
台紙はひまわり。卓袱台に亡き両親の写真を置いて、周りには全員集まって盗
み聞きしてる。怒ったヤスコにケンジが逆ギレして、ウェディングドレスのエリカも
巻き込んでにらみ合い。ラストはケンジが卓袱台を2回転させてタンカを切って、
ヤスコの「おにいちゃん!」でドタバタの終了。族っぽい火の玉の形の「おわり」が、
ケンジの口のあたりから出る形を作ってた。大昔の怪獣かよ!
いいんじゃないの♪ このラストなんて見ても、やっぱり変則的なホームドラマな
んだよな。結局、家の居間とちゃぶ台を中心に、みんなが仲良く暮らすわけだか
ら。おまけに外の庭にはわざとらし過ぎて笑える桜の花びらまで。『サザエさん』
のように安心して楽しめる、日本的な物語だった。これなら、ご高齢の方でも意外
に大丈夫だったんじゃないかね。多部は、『鹿男あをによし』もそうだけど、和風
の建築や物語に合うのかも。惜しかったのは、最後のヤスコの手紙がちょっと泣
けなかったことくらいか。ま、多部は可愛いセーラー服姿でずっと頑張ってきたか
ら、良しとしよう♪ 庭でテント張って飯ごう炊いて、自立を目指す姿も笑えたしネ。
ちなみに、ナイター延長で録画に失敗した人、お気の毒さま。。
☆ ☆ ☆
おっと、ドラマの話を書きすぎたわ。やっぱ、ランニング記事にチョコッと挿入する
だけでも、この程度は書かないとガマンできないね。普段の本格的レビューはこの
5倍だもんな。で、走りはどうかって言うと、微熱でボーッとしてたのに、走り出すと
意外に脚が軽い。台風一過で、わりと涼しい夜だったし、2ヶ月ぶりのハーフ21.1
kmに挑戦。途中からはタイムを意識して、練習としては1年ぶりにマトモな走りに
なった。まだランニングシーズンに入って僅か半月。まさかまさかだね♪
トータルでは1km4分48秒ペース。最後はさすがにバテたけど、ロクに走ってな
かったんだから当然だ。前回の18kmと違って、足腰の痛みもあんまし残ってな
い。ただ、明日と明後日は忙しくて走る時間がないかな。ま、火曜日にのんびり
16km前後走ることにしよう。結果的に、ドラマ記事みたいになっちゃったけど、
たまにはイイでしょ (^^ゞ ではまた。。☆彡
往路(2.45km) 12分28秒 平均心拍133
1周(2.14km) 10分28秒 152
2周 10分15秒 155
3周 10分17秒 157
4周 10分06秒 158
5周 10分00秒 161
6周 10分11秒 160
7周 10分22秒 159
8周(1.22km) 6分02秒 160
復路 11分01秒 163
計 21.1km 1時間41分09秒 156(最大171,ゴール時)
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