GoogleとYahoo!、検索サイトの現状
ウチは表向きには、いまだにランニングと自転車(RUN&BIKE)のブログだけど、
実質的には3年前から、ドラマブログに近いサイトになっている。アクセス数がケ
タ違いだし、記事のレベル、執筆に投入したパワー&時間、ブロガーや読者との
コミュニケーションなどを考えても、圧倒的にドラマが中心だ。
にも関わらず、9月下旬までに山下智久&新垣結衣『コード・ブルー』、織田裕二&
北乃きい『太陽と海の教室』のレビューを終えた後は、平均して1週間に1本ほどし
かドラマ記事を書いてない。以前として毎日更新継続中とはいえ、最近はランニン
グの記事が目立つ状況。お気に入りやブックマーク、「テンメイ」とかの検索、RSS
リーダーとかでいらっしゃる常連さんの数は流石に減って来たし、少なからずの人
が、来ても何も読まずに帰ってるようだ。ドラマ系の人の多くはスポーツ系に関心を
持たないし、その逆も言える。残念ながら、両者の溝は非常に深いのだ。
ところが、アクセス数(ページビュー:PV)や訪問者数(Visit)の全体は意外なほど
の高水準を保ち続けてる。『ラストフレンズ』関連記事の大ヒットによるアクセス暴
騰(ラスフレバブル)が終了して以降、その余韻を4ヶ月以上キープしてる格好だ。
それは要するに、検索サイトの高いランク付けのおかげだ。Yahoo!は前から
ウチを高く評価してくれてたけど、7月半ば以降、Google の扱いも飛躍的に上昇
したから、過去に蓄積してきた1500本近い記事に対する検索アクセスが入り続
けてるのだ。
という訳で、Yahoo!やGoogle を代表とする検索サイト(or 検索エンジン)への
関心は高い。ブログ運営と関係なしにも、私自身が毎日あれこれ検索してるわけ
だ。そこへたまたま、朝日新聞夕刊のシリーズ「ネットはいま」が目に付いたわけ
(朝日HPでも見れる)。11月12日と13日の2回は、「グーグルとヤフー」と題して、
両者の戦いや戦略、現状などを簡単に紹介していて、両者の違いの説明が特に
面白かったのだ。中でも、次の文章はインパクトがあった。
「死にたい」。検索窓に、そう打ち込む。ヤフージャパンの検索結果で、
トップに表示されるのは、「自殺は防ぐことができる」の文言と「いきる」
のロゴ。自殺予防総合対策センターのサイトにつながる。
実際に検索してみると、確かにその通りだった。それに対してGoogleは、ごく
普通に、「死にたい」という言葉をタイトルに含むページが検索順位の上位を占
めている。Google は、複雑で自動化された検索方法を用いて、「人為的な介入
」を無くした「正確で客観的な」を提供する(同社の公式サイトにある表現)。それ
に対してYahoo!は、人の判断を加えた最終的微調整によって、検索結果の
質と信頼性を高めようとしてるのだ(朝日の記事)。一般に、Yahoo!の方が、
新しい記事の反映が少し遅いけど、機械的システムの違いだけじゃなく、人の手
が加えられてるということも関係してるのだろう。
世界的にはもちろん、Google が圧倒的に優勢だけど、日本国内に限っては、
Yahoo!の方が優勢だ。シェア(市場占有率)だと、ヤフーが51.2%、グーグル
は39%。この日本独自の状況は、上に書いたような検索システムの基本的違い
もあるだろうし、サービスの多様性が日本人ウケするという事情もあるのだろう。
ヤフーとグーグルのトップページは余りにも対照的で、ヤフーが色んな項目を載
せてるのに対して、グーグルは検索窓を中心とした非常にシンプルなレイアウト。
研究者や理系の人間がグーグルを選びがちなのに対して、一般の日本人がヤ
フーを選びがちだという現状は、非常によく分かる気がする。もちろん、一般人
の方が人数は多いわけだ。
この違いに対して、大和総研の長谷部潤シニアアナリストは鋭い分析を示してた。
「ヤフージャパンはコンテンツを配信するメディア。グーグルの検索結果をヤフー
のサイトが占めればいい、という考え方もうかがえる」。
☆ ☆ ☆
ところで、話を元に戻すと、ウチに対する両者の扱いを比べた時、現在はどちらも
かなり高いのだ。まだYahoo!の検索の方が多めだけど、ここ最近のGoogle
は、ウチが少し変わったことを書くと、僅か数時間でトップページに載せてくれるこ
とが多い。ここ1週間の検索フレーズで言うと、トラブルが生じたレースの「世田谷
ハーフ」(現在3位)、あるいは今レビューしてる堀北真希&北川悠仁のドラマに関
する情報の「イノセント・ラヴ 裏サイト」(1位)。さらには、アメリカでも話題になっ
てる「オバマ 黒人 定義」(2位)。いずれも、数万件~数十万件の中での順位だ。
こうした高いランク付けは、一体何をもとにして行われてるのか、検索サイトに大
きく頼ってる状況のウチとしては当然気になるわけだ。そこで更に、検索順位の
決め方を調べてみたんだけど、今日の所はもう時間が来た。続きはまた今度書く
ことにしよう。あんましこうゆう記事を書いてると、ヤフーやグーグルに目を付けら
れそうで、ちょっと怖いけどね♪
ではまた。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.Googleやgooは「全文検索型」、Yahoo!JAPANはカテゴリー別の
「ディレクトリ型」という分類は、今では過去のものと言うべきだろう。実際
には、Yahoo!からの検索アクセスも、検索ワードやフレーズを用いた
全文検索がほとんどだし、Yahoo!もおそらく全文を蓄積してるはずだ。
ウチのサイトの扱いや、私自身の検索から考える限り、検索エンジンの
2つの型は、いまや名ばかりのものになっている。私がYahoo!で最後
にカテゴリー別の検索をしたのは、数年前だろう。。
P.S.2 今のところ、Google で「GoogleとYahoo!」を検索すると、上位100
番くらいまではコンピューター系のサイトがズラッと並んでる。カタカナで
「グーグルとヤフー」としても同様だ。果たして、この記事はどこまで行け
るかな。。
P.S.3 アップ後1日経過。「GoogleとYahoo!」だと。Googleで約478000
件中の45位。う~ん、健闘とも言えるけど、流石にこの辺りは強豪ひ
しめく激戦区だね。地道にトップページ目指して頑張り続けよう。サイト
名と全体の記事構成を変えなきゃダメかな。。☆彡
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