オバマ新大統領の黒人扱いに関する再考
「初の黒人(アフリカ系)の米大統領」とされるオバマの当選直後に書いた記事、
「オバマ大統領誕生、新聞3紙の社説と黒人の定義」には、地味にアクセスが続
いてるが、その中で目立つのが「日経 ワンドロップルール」といった感じの検索
アクセスだ。日経の普通のHPでサイト内検索しても出てこないけど、専門のサー
ビスの日経テレコンで検索してみると、日経新聞11月7日朝刊の記事が見つかっ
た。見出しは、「母が白人 オバマ氏なぜ『黒人』 / 本人が主張」。
朝日新聞の有料サービスや、読売新聞の普通のサイト内検索では、この種の記事
はヒットしないし、普通にYahoo!やGoogleで検索しても、なかなか信頼できる記
事が見当たらないこともあってか、この日経記事に多少の注目が集まってるようだ。
この僅か31行×15文字の短い記事、2つの見出しだけをつなげて読むと、まる
で「オバマ本人が主張してるからオバマは黒人だ」と書いてるように思えるかも知
れないが、本文を読むとそう単純な話ではない。著作権があるので全文引用は
できないが、ポイントは2つだ。「米メディアで、同氏の『人種』の定義を巡る議論
が繰り広げられている」と、「オバマ氏は演説などで『黒人』だと主張している」。
オバマのその主張には、2つの背景が記されている。まず、自伝『マイ・ドリーム』
によると、オバマは少年時代、無理やり皮膚を白くした黒人の写真を見て人種問
題の深刻さをを痛感し、自らは黒人だとの認識を深めたとのこと。次に、先日の
ウチの記事にも書いたけど、伝統的なワン・ドロップ・ルール(一滴主義:少しでも
黒人の血が混ざってれば黒人とみなす基準や傾向)というものがあって、最高裁
が1967年に違憲判決を出した後でも、色の黒い人は白人と主張しにくいようだ。
つまり、色が黒い人は一滴以上の黒人の血が混ざってるとみなされるのだろう。
他にも、国勢調査の際に人種の選択を迫られる話が書いてあって、オバマが自
分で黒人を選択してることがほのめかされてはいる。けれども、この日経の記事
は、ウチの前の記事でも書いた州ごとの基準(黒人の血が一定以上混ざってた
ら黒人とか)には全く触れてない。また記事冒頭で、議論が繰り広げられてると
書いてるだけで、独自の説得的な解答を与える記事にもなってない。何しろ、た
かが原稿用紙1枚強で、ウチのこの記事よりも短い説明にすぎないのだ。
そもそも、本人が主張してるから黒人だなんて話に、それほどの説得力はない。
じゃあ、マケインが黒人だと主張したら黒人なのかというと、そんな事はないのだ。
つまり本人ではなく他人が、あるいは社会が黒人と認める必要があるわけで、他
人や社会の基準が重要なのだ。そうなると、やはり肌の色と、黒人の血が半分
(つまり十分多く)混ざってるハーフだということがポイントなんだろうと推測される。
ちなみに、英語のウィキペディアでオバマの項目を見ると、脚注の4番に面白い
話が書かれてた(06年のBBS News.com)。白人のアメリカ人の55%が、
彼を混血と分類するのに対して、黒人の66%は彼を黒人とみなすそうだ。つま
り、オバマが黒人とされるのは、自分で主張してるからだけではなく、周囲が、
特に黒人たちがそうみなしてるからでもあるのだろう。
という訳で、差し当たりの結論としては、以上に上げた4つの要素が、オバマを
黒人とするためのポイントと言っておこう。肌の色、黒人の血統に関する基準、
自己主張、他者(特に黒人)の認識だ。
ではまた、機会があれば。。☆彡
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コメント
B.オバマと第3の911=「オバマ911」
B.オバマが米国大統領に当選した。
しかしオバマことレプティリアン(爬虫類型ヒューマノイド)のshape-shifter=変身体は、同類であるイルミナティのZ.ブレジンスキーとD.ロックフェラーの資金援助下で彼らの指示で動いている。またオバマは、イスラエルを全面的に支持すると選挙運動中に確固とした言明を行った。彼は副大統領として目付け役にシオニストのバイデンを指名させられた。オバマは首席補佐官にイスラエルの移民の子でイスラエル諜報機関モサドの諜報員、元クリントンの大統領補佐官R.エマヌエル下院議員を決めた。
http://adap2k.blogspot.com/2008/11/rahm-emmanuel-chief-of-staff-obama-mega.html
オバマは、ポーランドのカチンスキー大統領との電話協議で、同国とチェコへのMDミサイルとレーダーの配備推進を言明したと、カ大統領が11.8に発表した。ブッシュと同じ好戦的な侵略主義だ。オバマは公約したイランとの直接対話について08.11.7に早くも消極的態度を表明して、核開発は認めないと言明した。英紙デイリー・テレグラフは「オバマは外交政策で危機に陥り、6ヵ月もすれば反米主義が復活する」と11.6付けで書いたが、就任前から、イルミナティの方針に従って第3次大戦の危険を増大させる対露関係激化の志向だ。
こうして、ブッシュとCIA,モサドによる911事件に次いで第2の911になったのが、所謂「金融911」事件だったが、今度のオバマ大統領の登場は第3の911事件=オバマ911事件だったということになる。
オバマは、ロックフェラーから巨額の金をもらいながら、元コミュニストとして「人民の人民による人民のために!」と勝利演説でデマゴギー的に叫んだが、オバマはステルス足かせをはめられた現代化奴隷で、彼のヒトラー的なキャッチフレーズだった"Change!"は、イルミナティの金権支配体制の枠内での若干の改良にとどまって、彼は、革命的変革課題は言うに及ばず、勤労者の急進的な変革要求に従って働くことは出来ない。
米国は金融・経済恐慌下でデフォルトと国家破綻が近い状態で、イラクからアフガンへ占領軍を増派して、集中的にアフガン占領支配を強化すると主張しているオバマは、日本の売国麻生自公政権に軍事作戦参加と巨額の財政負担を要求すると見られている。イラク占領への加担も要求するだろう。そうした時に日本では、集団「自衛」権=海外参戦正当化を主張する田母神空幕長を始め100人近い空軍将校らの民間会社キャンペーンへの一斉論文応募と、田母神論文の最優秀賞受賞・発表という形態の売国的な政治的反乱事件が起った。文民統制は蹴散らされた。売国麻生政権は田母神を庇って、6000万円の退職金を出して定年退職させて、責任回避の幕引きを図った。
イルミナティ=ロックフェラーの金権奴隷のフロントマン=現場手先オバマの役割は、世界金融・経済恐慌激化のなかでのグローバルなキャッシュレスのバンキング・システムの実施による金権奴隷支配体制の仕上げと、対露第3次大戦を通じるグローバルなネオナチ警察国家とで、フリーメーソンの指導部イルミナティのグローバルなNWO=新世界秩序を樹立することにある。
その上オバマは、米国大統領の無資格者だ。彼は米国憲法が定めている大統領資格としての米国本土で生まれた<natural born>ではないからで、彼はインドネシアで生まれて、彼の母が空路帰国した後ハワイで出生届けを出したからである。マケインも、パナマ駐留米軍将校の息子としてパナマで生まれたからnatural bornではない。その上彼らはいずれも、地球の侵略・支配者レプティリアン(爬虫類型ヒューマノイド)の変身体である。
結局米国の人民は、第2の新たな米国革命を自分で実現する歴史的課題に直面している。米支配階級も労働者階級も社会の上から下まで、米帝国の暴虐体制の全般的危機下にあって、これまでの古いやり方ではこれ以上生きて行けないのだから、現在米国では新らしい革命のためのすべての条件が成熟している。
マイケル・ムーアが最近発表した米国社会変革計画は、新アメリカ革命のための出発段階、過渡的プログラムになりうる。
数年前に全米港湾・倉庫労組は米国革命宣言を発したが、今度米労働者階級が立ち上がれば、世界中の労働者がアメリカ労働者を支持する! 新アメリカ革命へ前進せよ!
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/58.html
投稿: たつまき | 2008年11月12日 (水) 02時46分
こんにちは(*^-^)
テンメイさん、今期はどのドラマに注目してるのかな~っと遊びに来ました。
で、オバマさんの記事に喰い付いてしまった!(お行儀悪い言い方だー)
オバマさん関連はドラマよりドラマティック。
母が白人でルーツが奴隷じゃない、でも、黒人に見える。
でも、肌は褐色だけど顔の造作の特徴は黒人ではない。
なんか煙に巻かれてるような気がしてたのでこの記事おもしろかったです。
オバマさんのアジア政策&日本に対してどんなふうにアプローチしてくるか楽しみにしてるんです。オバマ政権の誕生は日本にとって不利だといわれてますもんね。
それではまた、寒くなってきたので風邪とか気をつけて下さいね。
投稿: ru- | 2008年11月12日 (水) 04時44分
> たつまきさん
今回はギリギリでそのまま残しますが、
他人のブログで自己主張したいのなら、
ちゃんとマナーを守ってください。
> ru- さん
こんばんは (*^-^) お久し振りです。
『イノセント・ラヴ』でも藤木直人でもなく、
オバマに喰い付きましたか
男の趣味にかなり幅が出て来ましたネ ^^
って言うか、国際政治に関心が高いのかな。
そうそう。ドラマよりドラマティックなものは
色々とあります。オバマも金融危機もまさにドラマ
どちらも歴史的で世界的な物語なんですよね。
顔の造作の特徴ってのは、記事ではわざと
書かなかったわけですが、やっぱり違いますよね。
今なら文字通り、機械的な区別もできそうなほど。
それでも、ほとんどの黒人たちがオバマを仲間と
見てるという辺りに、複雑なものを感じます。
オバマは、ジャパン・バッシング(日本叩き)とか
ジャパン・パッシング(日本素通り)じゃなくて、
ジャパン・ナッシング(日本完全無視or全否定)と
言われるほどだから、ちょっと心配ですよね。
アメリカが中国との関係を強めて、北朝鮮との
関係も修復していくと、日本の立場は非常に苦しい。
おまけに、円高で日本製品の売れ行きまで落ちると、
日本の存在がホントにナッシング(無)になりそう。。
まあ、オバマ政権が本格的に活動し始めるのは、
しばらく先の話ですが、その間に日本の政治と金融の
状況を改善して、来るべき変化に備えて欲しいものです。
ではまた。ru- さんも身体に気をつけて、
元気に藤木と政治を味わってください♪
投稿: テンメイ | 2008年11月13日 (木) 01時37分