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オフホワイト・クリスマスの祈り~『イノセント・ラヴ』最終回

 お兄ちゃん 愛って 何だと思いますか

 愛には 過去も 未来もない

 好きだという 胸一杯のこの気持ちを

 この今を 一瞬一瞬つなげていくこと ただそれだけ    

 だから大丈夫 心配しないで

 私たちはもう 大丈夫です

     

 そうして気が付けば 至る所に愛はあるのです

       

 私は今も祈ってます

 あなたが そして私たちが 幸せでありますように

        
   
          ☆          ☆          ☆

素晴らしい! 見事な最終回だった☆ 絶賛する人はほとんどいないだろうけど、

私はいろんな意味で大満足! ホッとした笑顔で『SMAP×SMAP』名曲歌謡祭

をゆったり楽しめた♪ 取手(キムタク=木村拓哉)がなるみ(石田ひかり)を後ろ

から「あすなろ抱き」するシーンなんて完全にお宝映像だから、ドラマファンとして

感激しちゃったわ☆ ま、『あすなろ白書』でそんな言葉が作られてたなんて、『プ

ロポーズ大作戦』第9話で健(山P=山下智久)が礼(長澤まさみ)にプロポーズ

するまで知らなかったけどね。そう言えば今、プロポの再放送やってんのか。。

                

・・・なんて話ばっか最近書いてるから、SMAPファンサイトとかジャニーズ・ブログ

と間違えられそうだよな♪ 私は男なので、もちろんスマスマの司会なら中居正広

より女子アナ・高島彩の可愛さに目が行く。ゲストなら次の月9『VOICE(ヴォイス)』

に出演する石原さとみの美しさに感心する。当然、『イノセント・ラヴ』なら佳音(堀北

真希)の可憐さに萌えるわけだ。堀北のイメージビデオとしてなら、もうこれ以上の

作品は二度と出来ないんじゃないかな☆ 

                  

ウェディング・ドレス姿も見れたし、横浜・八景島シーパラダイスのデートのシーンな

んて超~可愛かったね。布をタマゴにする手品はウケなかったけど、シャッターを

押すと人形が飛び出すカメラには、記憶喪失の殉也(北川悠仁)でさえつい微笑ん

でた。あれは浅野妙子の脚本でも加藤裕将の演出でもなくて、演技する北川がうっ

かり笑ってしまって、結果的にOKが出たんだろうと想像してる♪ 実際、既に内容

を知ってる私があのシーンをリピートしても、堀北の表情と仕草があまりに無邪気

なので、つい顔がほころんでしまうのだ。

           

あそこで背後からまたホラーっぽく登場した耀司(福士誠治)も、2人に対して初め

て優しい笑顔を向けていた。福士は、赤いバラを取り出す手品に感動して、襲い掛

かる気力を失ったみたい♪ そして教会の十字架の前に跪き、目を閉じて手を合

わせ、2人のためにお祈りする。怪しい神父(内藤剛志)の前で、罪の告白をした

後、生まれ変わりを宣言してた。

                     

   「今まで、妹の幸せを、心の底から願うことは出来なかった。

    願おうとすると、心の中の余計なものが邪魔をして。

    でも今は本当に 本当に心から祈ってます

       

オンタイムで見てて、ニッコリ頷いたシーンだ。OK、OK♪ ウチでは前回、耀司

の主たる犯行動機の一つとして、「嫉妬」だと書いてある。単なる正義感や兄妹愛

ではないという大胆な解釈を、記事のタイトルからハッキリ打ち出したわけだが、

これでもう明らかだろう。耀司が最後に神の前で告白した罪が、「心の中の余計

なもの」、つまり嫉妬だったんだから。「jealousy」(ジェラシー)とは、単なる美月

(香椎由宇)のキータームではなかったし、耀司のキータームは「sacrifice」(犠牲)

だけではなかったのだ。もちろん嫉妬は、すべての人間のキータームでもある。

とりわけ、女性のね・・・とか書くと怒られそうだから止めとこ♪ 書いとるわ!

           

ここであらためて補足しとくと、精神医学の世界では、すべての人間の心の底に

エディプス・コンプレックス」というものを想定する考えがある。有名なエディプス王

の悲劇のように、息子が父に無意識的に嫉妬して、父を殺して母を奪い取ろうとし、

その罪悪感に苦しむという考えだ。コンプレックスとは、この息子の「複雑な思い」

を指す。エディプス・コンプレックスの発生は幼年期で、多かれ少なかれ潜在的に

持続すると考えられるが、表面的には別の色んな形に姿を変える。普通の人なら、

母親ではなく、父親の権威やポジションを奪い取ろうとする。その一例が、イノラヴ

の耀司だろう。

        

先に可愛い妹を手に入れた父に無意識的に嫉妬して、実際に父を殺し、その罪

悪感に苦しむ。罪悪感とは自分への憎悪の一種だが、未熟な心はその重さに耐

え切れず、憎悪を他の対象に向け変える。その対象こそ、新たに佳音を手に入れ

た殉也とか、再び佳音の記憶を呼び戻そうとする池田(豊原功補)だったわけだ。

       

今後、父を殺し妹を奪い取ろうとして罪悪感に苦しむ複雑な思いは、「イノラヴ・コン

プレックス」と呼ばれることになるだろう。遊び心のある常連読者さんは、「イノラヴ・

コンプレックス」の検索でウチに来てね♪ ちなみに、『ラスフレ』の瑠可(上野樹里)

を男として見るために付けた「ルーク」って呼び名は、半年経った今でもたまに検索

が入ってる。どうも、どうも☆ 「昴子」の検索はサッパリないけどさ♪

          

       ☆          ☆          ☆

続いて、最終回予想のチェックをしながら、視野を広げてみよう。私が最初からこ

だわり続けて来たのは、ホワイト・クリスマスで、見事に的中♪ 今回の記事の主

題だから、後回しにしよう。続いて、介護は当然正解として、ピアノによる目覚め

佳音のピアノで殉也が目覚めるのを予想してたんだけど、目覚めは病院ですぐ生

じて、記憶の回復は殉也自身のピアノによるものだった。惜しかったね。最後は

オルゴールじゃなくてピアノだって読みは当たってたのにな。。

           

まあ、この点では、浅野の脚本は上手かったと思う。絶妙だったのは、聖花(内田

有紀)の使い方だ。式場でのダイビング・ボディアタックというのは全く感心しない

けど、それは既に予告で織り込み済みのマイナスポイント。そこからのカバーの

仕方が巧みだったのだ☆

            

もともと、聖花は奇妙な悪女扱いで、おまけに最終回でもとんでもない事をやって

しまう。プロデューサーの中野利幸が強引に視聴率を取りに行かせたと見るなら、

聖花はむしろ被害者なんだけど、それはおいとくとしよう。脇役と言うには余りに

目立つ悪女・聖花を、最後にいくらかでもイノセント(無罪)っぽくするためには、

手段がいくつかある。罪を償うこと。相手の赦しを得ること。好感を持てる女性に

なること。そして、自分も可哀相な被害者の立場になること。

          

これら4つの手段をすべて満たしたのが、今回の聖花の扱いなのだ。まず、殉也

の記憶回復のために長崎家に出向いて、優しく振舞うことで、罪を償う。それを殉

也に笑顔で受け入れてもらうことで、赦しを得る。表情、たたずまい、音楽はすべ

て女性的な優しさに満ちたもので、好感度を上げる。そして最後、殉也に置き去り

にされることで、可哀相な被害者の立場になる。

            

そこで昴(成宮寛貴)が赤い風船を持って来てフォロー。最後の居場所を見つけた

かのように、今度だけは風船は飛ばず、聖花の手に留まる。2人、見詰め合って

微笑むだけ。聖花の扱いとして、これ以上のものはなかなか見つからないだろう。

しっかり解釈すればよく出来た筋立てだし、これに勝る代案も見当たらない。それ

なら、ドラマ全体の評価はさておき、最後の聖花の扱いに関してだけは、ホメるの

が当然なのだ。ダイビング攻撃も、キワモノとしての価値ならあるから、年末のプロ

レス特番への参戦とか考えてもいいだろう。そりゃ、泰葉か♪

           

予想の話に戻すと、昴の告白というのは、平凡とはいえ的中した♪ 内田の演技

以上に、成宮の演技(特に表情)は見事だったと思う。殉也と聖花への屈折した

愛と、同性愛者としての自分への苦悩を、あそこまで繊細に表現できれば、95点

くらいに値すると思う。案外「本物」だったりしてネ。あれでまだ気付かない殉也の

鈍さにも困ったもんだ♪

           

予想の話に戻すと、最後は『きよしこの夜』っていう期待は外れてしまった。ただ、

讃美歌の『いつくしみ深き』とか宇多田ヒカル『Eternally -Drama Mix-』より、もっと

柔らかくて安らげる曲って意味だったわけで、菅野祐悟MAYUKOによる佳音

のテーマ曲で終わるのなら満足だ。その直前とか途中でもいいから、ビング・クロ

スビーの『ホワイト・クリスマス』も聴きたかったな。渋すぎ? あっ、そう♪

       

        ☆          ☆          ☆

で、いよいよ予想の最後であり、今回の記事の中心でもある「ホワイト・クリスマス」

について考えてみよう。街中のイルミネーションとか、教会の十字架と共に、ホワイ

トクリスマスで終了って話は、これまで繰り返し書いて来た。それは単に、秋ドラマ

ラストのお決まりのパターンだからではなくて、イノセント・ラヴ(罪の無い純粋無垢

な愛)というタイトルにふさわしいからだ。またそれは、第1話のラストで、佳音が一

人きりで迎えたクリスマスの様子でもある。

         

あの時、一人きりの佳音の服装は、真っ白なコートとマフラーに、茶系の表革の

ブーツだった。ところが今回のラスト(直前)は殉也と二人だし、佳音のアウターは

ファー付きダウンコート(三陽商会のブランド・GENERRA=ジェネラ、38000円)。

照明が暗くてベージュっぽく見えるけど、オフホワイトと言っていいだろう。そして、

コートより明るいオフホワイトのウエスタンブーツ。インナーだけは真っ白だ。殉也

も似た服装で、ベージュの中に真っ白なシャツがのぞいてる。

           

この服装が、すごくポイント高かったのだ☆ 衣装担当は増田歩で、アシスタントが

高橋志織かな(オープニング・ロールだと判読困難)。正直言って、レディース・ファッ

ションに関する個人的趣味としては、第一話の真っ白なコートとマフラーの方が好

きなんだけど、このドラマのラストには、少し色が付いたオフホワイトのコートの方

がふさわしい。白ほど膨張色ではなくて温かみを感じる色っていう、平凡な理由だ

けじゃなくて、要するに、完全な白ではないということだ。

               

『ラスフレ』で宗佑(錦戸亮)のDVに理解を示した時にも書いたことだけど、完全に

イノセントな人間など、どこにもいない。すべての人間は、ある程度は黒=ギルティ

(有罪)だ。もちろん、有罪性に程度の差はある。明白な罪を犯した人間が、誰で

も罪人だとうそぶくのも、見苦しいし、社会的に許されない。ただ、自分や他人をよ

く見渡すだけで、真っ白な人間などいないのはすぐ分かることのはず。車の制限

速度とか、道路交通法を完全に守るドライバーやライダーでさえ、ほとんどいない。

まして、他人を傷つけたり不愉快にさせたことのない人間など一人もいないだろう。

         

耀司、佳音、池田、昴、聖花、美月、すべて明らかに罪を犯して来たし、殉也は知

らないうちに美月や昴を傷つけてる。今回、殉也がまず聖花の名前を呼んだ際

には、佳音の心に、嫉妬と不満を呼び起こすことになったはずだ。実際、カサブラ

ンカを渡して別れる佳音の眉間には、軽くシワが生じてた。

           

それでも人は、純白を目指して生き続ける。耀司は反省し、妹の幸せを心から祈

り、自動車整備工場で真面目に仕事する。池田は灰色の会社に辞表を叩き付け、

佳音&耀司の「事件その後」の希望ある生き様を優しく記事に書き記す。聖花は、

前に書いた通り。昴は、同性愛を諦めて佳音&殉也を祝福し、聖花を支えて生き

ていく。美月は、教会の無邪気な子供たちのために、笑顔でオルガンを弾きなが

ら讃美歌を歌う。

                       

重要なのは、白になることではなく、『ラスフレ』みたいに白を気取って黒を叩くこ

とでもない。白を目指すことだ。その方向性を示すのが、白さに関する終盤の映

像的な流れだ。スタートは、とりあえず、佳音が殉也に持たせたカサブランカの白

としとこう。第7話で聖花を昴に合わせた殉也みたいに、苦悩の表情を浮かべて

殉也を聖花に合わせる支度をした佳音は、全体的にオフホワイトの服装で白い

教会に出かける。長崎家では、透明な風のいたずらで、黒い音符を交えた白い

譜面が飛ぶ。結婚指輪をはめた殉也の指が、黒鍵を交えた白鍵を叩く。

                        

白っぽくぼやけた記憶の回復。クリスマスの奇跡。全体的にオフホワイトの服装

の殉也の激走。再び、白っぽい教会&佳音。そこで一旦、脇役を挟む。インナー

だけ白い聖花&昴、白っぽい服装の美月、真っ白な神父、ホワイトシャツで白系

のPCを叩く池田、汚れた白いツナギで雪を見つめる耀司。「至る所に愛はある」。

                                          

そして再び、街中のイルミネーションに包まれたオフホワイトの佳音&殉也。カメ

ラをズームアウトさせて、手前のツリーを強調した後、真っ白なカットを挟んで、

白っぽい教会のタイトル映像と共に熱くキスして終了♪

パチパチパチ! 何と美しい流れのエンディング☆

                           

細かい突っ込みを入れるなら、最後のキスする2人に「このドラマはフィクションで

す。」というテロップをかぶせるのは不注意のミスだし、街中のツリーを映す時の

カメラの位置はもうちょっと左にするべきだ(第1話は適切)。あの構図だと、折角

ピントを合わせたツリーが中途半端になってる。街中を映す時間もあと15秒増や

して、エキストラやイルミネーションの輝きを強調した方がいい。殉也が激走して、

電車を追い越してしまうカットなんてのも、お笑いのサービスとして欲しかったね♪

                   

まあでも、最終回で初回のタイトルバック(英語キーワード入り)を再び使って、そ

の映像とドラマ内容を重ねる辺り、よく作ってたと思う。最後に底力を見せてくれた

て感じで、私は素直に拍手した。スタッフ&キャストの皆さん、どうもありがとう☆

          

            ☆          ☆          ☆

という訳で、いまやこの記事のタイトル「オフホワイト・クリスマスの祈り」の意味は

明らかだろう。少し色のついた白から純白へと向かう方向性、努力や希望を示し

てるのだ。「オフホワイト・クリスマス」というのは私の造語だろうと思ったら、先に

少なくとも一人使った方がいらっしゃるらしい。でも、かなり使い方が違うし、クレー

ムは来ないだろう。S・Sさん、そちらの創作小説はちゃんと読んだから、よろしくネ♪

           

あぁ、もう時間だ。まだ書き足りないけど、タイトルだけで2時間も考え込んじゃっ

たから、仕方ないね。あと、教会玄関の貼り紙の判読に失敗したのも痛かった。

「聖パウロの言葉 あなたがた あなたがた 神 霊」って感じなんだけど、検索し

ても聖書をめくっても見当たらず。これだけでも30分以上使ってるわけよ。まあ、

これだけ説明しとけば、何が素晴らしかったのかなんて疑問は消えるでしょ♪

文字通り「白昼夢」、白さの中の夢のように。。 

                          

とにかく、今年最後の連続ドラマを気持ちよく終えることが出来て大満足。『イノセ

ント・ラヴ』最終回、時間の不足も含めて、与えられた状況の中では、素晴らしい

出来栄えだった♪ ではまた、いつの日か。

「あなたが、そして私たちが、幸せでありますように」。。☆彡

                     

 May your days be merry and bright

 And may all your Christmases be white ♬ 

                                 (『White Christmas』)

    

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.今回、池田の扱いがこれまで以上に良かったのも高評価につながった。

    ドラマ中盤から善人扱いになってたが、最後は耀司とも打ち解けていた

    ようだ。既に耀司が池田を憎む理由(過去の隠蔽)はないのだから、耀

    司が池田を父親的に扱って、「何があっても、人は生きていくしかないん

    ですね」と丁寧にたずねたのは、全く自然なことだろう♪

    

P.S.2 『イノセント・ラヴ』最終回の視聴率はまだだけど、二宮和也&錦戸亮

      &戸田恵梨香『流星の絆』の視聴率22.6%には及ばないだろう。

      ちなみに流星への一口コメントは、スポーツ記事に挟んでおいた♪

            

P.S.3 昴が聖花に言った、ホントは殉也が好きなんじゃないのか、とかいう

      台詞は、素朴な疑問だけど、少なくとも当たりとは言えないだろう。むし

      ろ、単なる思い過ごしで、聖花の飛び降りは、殉也への感謝と陳謝が

      混ざった自殺の反復。無意識的な再現衝動で、よくあるパターンだ。

      「反復強迫」まで行くと、もはや意識的にも止められない。その種の世

      界では、普通の思考で納得しにくい現実というのがいくらでも存在する。

                   

      飛び降りが殉也の結婚式への妨害でないとすれば、聖花が好きなの

      は昴で問題ないはずだ。これまでの描写すべてがそうなってたし、今回

      も昴より殉也を愛してる証拠は何一つない。逆に、殉也より昴を愛して

      る明白な証拠はいくつもあったし、そもそも結婚式ドタキャンで昴と一夜

      を共にしてるのだから。もちろん、ノベライズもそうゆう設定だ。

                      

P.S.4 殉也のダッシュというのは微笑みながら見ればいいわけだが、あり得な

      いのでは?という疑問には、簡単に応答しとこう。まず、普段の動作の

      鈍さと運動速度というのはそれほど関係ない(殉也は既に日常生活を

      こなしてたことに注意)。私の小学校時代、非常に動作が鈍くてバカに

      されてた同級生は、持久走で学年でトップクラスになった途端に見直さ

      れてた。また高校陸上部だと、表彰台クラスの短距離選手や跳躍選手

      が、普段はわりとトロトロしてた。

      脳障害者の運動能力に疑問のある方には、日本知的障害者陸上競技

      連盟のサイトを参照することをお勧めしとこう。三流市民ランナーの私よ

      り遥かに速い知的障害者が大勢いらっしゃるのが事実だ。。☆彡

                

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.純粋無垢な罪深さ~『イノセント・ラヴ』第1話

   愛の罪人たちの告白~『イノセント・ラヴ』第2話

   白さとヴァルネラビリティ~『イノセント・ラヴ』第3話

   PTSDカップルとしての佳音&耀司~『イノセント・ラヴ』第4話

   傷、侵入、つながり~『イノセント・ラヴ』第5話

   もう一つのイノセント・ラヴ~『イノセント・ラヴ』第6話

   風船と共に去りぬ~『イノセント・ラヴ』第7話

   抑圧されたものの回帰~『イノセント・ラヴ』第8話

   ギルティ・ラヴとしての嫉妬~『イノセント・ラヴ』第9話

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   『イノセント・ラヴ』、タイトルバック映像の英単語

   『イノセント・ラヴ』公式裏サイトを見る方法(図解付き)

   『イノセント・ラヴ』最終回&『SMAP×SMAP』名曲歌謡祭

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コメント

お疲れさまでした。
テンメイさんは十分楽しめたようで良かったです。
どうも自分にはレベルが高すぎて・・・。
聖花と殉也の新婚生活が見たかったなぁ・・・。
正直、一刻も早く忘れ去りたい気持ちで、すでに来クールに目が向いております。
メノークリスマス♪
よいお年を!!

投稿: お気楽 | 2008年12月24日 (水) 02時01分

> お気楽さん
   
どうも お互い、お疲れさまでした
僕はホント、意外なほど大満足ですね
世間的な不評の嵐には苦笑してるけど
   
ま、不特定多数を相手にするテレビの世界は
大変だなぁって感じです。
浅野妙子と会う機会があったら、
笑顔でポンポンと肩を軽く叩くかも
   
聖花と殉也の新婚生活? 怖いもの見たさね♪
一刻も早く忘れるどころか、
繰り返し録画を楽しんで欲しいくらいだな ^^
    
とにかく、メリー・クリスマス
まだ早い気もするけど、良いお年を。。

投稿: テンメイ | 2008年12月24日 (水) 04時29分

テンメイ様、こんばんは。
そして呪いをこめて・・・
メリークリスマス!

ふふふ・・・素晴らしい最終回でございましたね。
悪魔としても雪山遭難スルー以外は
ほぼ満足でございましたよ。

遊びの要素としては
ホラーものの定番の構成にも笑いました。

たとえば古典的ホラー映画
ですと・・・。
主人公(美少女)はいろいろ怖い目にあうが
ついに悪魔を倒して
ようやくホッとして終焉を迎える。
戦いの間に死んだ友人(美少女)の墓参りに出かける。
祈りを奉げていると突然墓の下の地面から
手がのびて主人公の足首をつかむ。
主人公は絶叫する。

というような手があるわけです。

今回は・・・いろいろあって・・・
佳音と殉也が二度目のキス。(一部ファン気絶)
和みのフラッシュカットの大団円。
そしてラストカットで意味もなく
佳音と殉也が三度目のキス。(一部ファン絶命)
新婚旅行でイチャイチャかっ。

というような展開になってました。
悪魔としてはクスクスするポイントでしたぞ。

キッドはクリスマスのキスというと
「バットマン・リターンズ」(1992)を
連想するのですが

愛するキャットウーマンと
せつない別れをした後で
バットマンは仔猫をひろい
執事にメリークリスマスを告げて
「世界中の恋人たちに幸あれ」
と願うのですな。

佳音が愛に震えながら
すべての人々の幸せを願うのは
そうでないと
自分の幸せが消えてうせるかもしれないと
本能的に悟っているからでしょう。

嫉妬と憎悪の炎を
悪魔があおりたて
恋人たちの幸せを台無しにするのが
この世というものでございますから。

聖パウロは男尊女卑の偏屈者で
男色も許さず
父や母を殺すことも許さないものですが
悪魔はことと場合によってはそれらの行いも
はげますものです。
すべてのことは
ケース・バイ・ケースでございますからね。
それは天使が平和を愛しながら
悪魔との戦いにおいて全力を尽くす如くです。

それでは新たなるバトルを楽しみに
黒い翼で白い翼に
しばしの別れを告げましょう。
楽しい聖夜をお過ごしください。

投稿: キッド | 2008年12月24日 (水) 08時09分

お言葉に甘えてまた出てきましたf^_^;
他のブロガーさんのも色々と見てたんですが、やはりテンメイ様のは鮮やかでそして深い☆
6ページの「街中のイルミネーションに包まれたオフホワイトの佳音&耀司…」になってる部分を直せば完璧では。いやお兄ちゃんファンは喜んでるかな(笑)
成宮は凄く巧かったですよね。「本物」だったりしてには飲んでたコーヒー噴き出しそうになりましたよ!
本当にお疲れ様でした(*^_^*)それでは良いクリスマスをお過ごし下さい☆★☆

投稿: みつこ | 2008年12月24日 (水) 08時54分

こんにちは~♪
テンメイさんは会社でクリスマス?
エリはビターチョコレートケーキにするよん♪

最終回にこんなに満足しているブロガーさんは
なかなかいないからそれこそスタッフから感謝状が
送られてきそうですね(笑

ええっと白を目指すという提案にさっそく実行です。
白いコートもブーツも持ってる。
そして白ニットのアンサンブルだけど
ここはやっぱりワンピがいいかしら。
ワンピは黒の方が絶対に映えるのよね。
でも今夜は雪になりそうにないです。
そこはイメージで補おうっと★★

カノンちゃん紆余曲折を経て幸せになってよかったですね。
これからは殉也がそばにいるし
愛はそこら中に満ちています。
劇ニブの殉也ですからほんわかのカノンとも
ちょうどいいバランスですわ。
そして昴ちゃんだけはちょっと哀愁のクリスマス?
まあ、愛する人を胸に秘めてそれも一つの愛の形です。
成宮君が一番の演技者でしたね。

ということでお疲れ様でした。
新春はなんと亀ちゃんのワインのドラマがあるんですが
裏のフジの方が面白いかもネエ・・困ったものですわ><

投稿: エリ | 2008年12月24日 (水) 12時49分

テンメイ様こんばんは★
そして、メリークリスマスです♪
私もじっくりイノセントラヴの最終回を見ました。
ラスフレと同じように物足りないなどという意見も多くみられますけれど、私は満足です。
聖花さんが飛び降りて殉也さんがかばったときはどうなるものかと思いましたが…w
でもまぁ最後は綺麗にまとめられてて非常に良かったです。泣きました…w
私もこんな恋がしたいです…えぇ素敵んぐ(*ノωノ)

イノセントラヴは視聴率が低めだったので、今後このスタッフ陣では製作しないのかなぁ…。
いつもどきどきさせてくれるから是非また素敵な作品を作って欲しいなぁと祈っております(人´∀`*)

そうそう、ジェネラさんのダウンコート買いましたが、実際はオフホワイトというよりベージュかもしれません…w(オフホワイトじゃないよ~とか何だかすみません;;;)
でも照明とか当てると白っぽくみえますw
白いコートも可愛かったですが、ダウンもなかなか可愛いですよ~♪茶色のブーツ履いてなんちゃって佳音やってます…(;ノωノ)


あ、あまりにも曲が素敵だったのでサントラも買いました。ずっと聴いてます★
佳音のテーマも良いですが、綺麗にアレンジされている「いつくしみ深き」もお勧めです!
是非、テンメイ様にも聴いて欲しいなぁ(*´Д`*)

投稿: ありか | 2008年12月24日 (水) 19時35分

> キッドさん
    
こんばんは
祈りをこめて・・・メリークリスマス
   
僕が素晴らしいって言うのはこれまでの経緯から
当然として、キッドさんがそこまで気に入るとは、
嬉しい驚きですね。地獄に仏って感じかも♪
   
ホラー映画の悪魔が、イノセントのキスに
対応してるわけですか (^^ゞ そりゃ、凄い見方!
でも、堀北と北川に絶命するほどのファンがいるのかな?
どうもアクセス解析を見てると、やっぱり
ジャニーズ人気との差はかなり感じますね。
  
バットマンとキャットウーマンがキスして、
クリスマスに切なく別れるんですか。
そこで「世界中の恋人たちに幸あれ」。
なるほど、ちょっと似てるかも。
佳音の方がバットマンより余裕がないかも知れませんね。
これまでが悲惨すぎたから、いつまで続くか不安なはず。
実際、「あなたが、そして私たちが、幸せで・・」だから、
自分を最後にして祈ってる。
              
僕は最近、ドラマに対しても人に対してもかなり
優しくなってますが、自分に対して優しくしたいって
部分も少しあるかも知れません。
なかなか人生、大変なもんで。。(^^ゞ
   
嫉妬と憎悪は、ちょっとなら恋のスパイスでしょ♪
悪魔じゃなくてキューピッドの遊びでもやりそう。
聖パウロ、キッドさんでも出典が分かりませんでしたか。
ケースバイケースって形でまとめちゃうと、
天使や神は顔を曇らせるでしょ♪
悪魔とだけ戦うんでしょうからね。
僕も、父母を絶対殺すなとは言いませんが、
はげますこともあるとまで書いちゃう気もしません。
その辺りの微妙な違いが重要なんだと思ってます。
    
ともあれ、今年もお互いお疲れさまでした!
また来年、よりハイレベルなレビュー・バトルを
楽しみたいものです♪
それでは、素敵なクリスマスをお過ごしください
   
P.S.そちらのレス、大作に感銘しました
    ブログを残したいって気持ちは同じです。
    コメントとTBを無しにして、ココログとの
    最低限のやり取りだけ誰かがやってくれれば
    いいんですよね。
    本の形だと、相当な大金を出さなきゃ、きっちり
    とは残せないから、やっぱりネットでしょう
   
    
  
> みつこさん
   
こんばんは メリークリスマス
再度のご登場、どうもです♪
遠慮せずに、どんどん出て来てくださいね!
   
おぉ~☆ テンメイ様のは鮮やかで深い。。
これは素敵なクリスマスプレゼントだなぁ
で、オマケの指摘も付いてるわけね (^^ゞ
レビューの最後辺りは、いつも時間がギリギリ
だから、うっかり間違えてました。
速攻で直しましたよ。わざわざどうも♪
   
6ページ目って、携帯だとそうなるのかな。
僕が自分の携帯でウチを見ようとすると、
なぜかエラーになっちゃうんですよ。。
成宮はやっぱ上手いですよね。微妙な表情がお見事!
アハハ 「本物」説はやっぱないのかな。
    
とにかく、最後まで楽しんで頂けて良かったです。
それでは、素敵なクリスマスを。。
   
    
   
> エリさん
    
こんばんは~
24日は夜まで仕事が忙しくて。。(言い訳♪)      
エリさん、ビターチョコレートケーキって、
自分で作るのかな。
誰と食べるの?とか聞くとマズイわけね ^^
僕も好きですよ。聞いてない? あっ、そう♪
     
いやいや、僕ほどじゃないけど、キッドさんも
十分満足してらっしゃるようです
感謝状はもちろんのこと、2人とも、フジの
ブレーンに採用されるでしょう。
    
おぉ! これはまた意外なクリスマスプレゼント
白いコートと白いブーツって、超~萌える
見てみたいなぁ。。イメージで補うしかないか
      
佳音&殉也はいいカップルでしょ☆
イノセントで、クリスチャンで、美男美女。
あっ、エリさんの趣味じゃないか♪
成宮の上手さは目立つけど、佳音も素晴らしかったと
思います。両方一番ってことで。。
      
とにかく、お互いお疲れさまでした!
亀梨のワインね。初回は多分見ますが、ワインが
僕の趣味じゃないんですよ。ボクシングの方がいいな。
裏のフジって、『トライアングル』ですか。
今初めて知りましたよ。なるほど、力が入ってる感じ。
まだ他のドラマもほとんど知らないんで、
これからじっくり情報を集めます。
   
それでは、また。。素敵なクリスマスを。。
   
P.S.クリスマス記事、読みましたよ♪
    可愛くて美味しそうなケーキセット
    でも、むしろ焼き鳥とビールなわけね (^^)
    
   
   
> ありかさん
   
こんばんは☆ メリークリスマス
プチご無沙汰でしたね♪
    
じっくり見ましたか。僕もじっくり楽しみましたよ。
『ラスフレ』より評価は上
上野や長澤より堀北が好きってのもあるけど、
こっちの方が深みと広がりのある大人のドラマでしょう。
あちこちに遊びも含まれてるしね。
   
飛び降りは感心しないけど、その後は感心しました。
ハッピーエンドで涙ってことですかね。
僕は大きく頷いてパチパチ拍手☆
「素敵んぐ」な恋は、きっと出来ますよ
「出来ました~」って報告を待ってます
    
視聴率以上に、評判がやたら悪かった気がしますが、
力のあるスタッフ達だから、またやってくれるでしょ。
どきどきね。チーム浅野の次回に期待ってことで。。
   
ジェネラのコート、紹介サイトで「ありか」さんの
書き込みを見かけましたけど、ご本人かな♪
テレビでもベージュっぽく見えたけど、サイトに
オフホワイトって書かれてたし、色付きのホワイト
だからOKです。
  
ダウンは、あのフワフワが気持ち良さそうですね!
なんちゃって佳音、しっかり楽しんでください
気が向いたら、後姿でいいから写真を送ってくださいね   
何なら、ウチに掲載しますよ♪
サントラまで買っちゃいましたか! それは凄い。
『いつくしみ深き』の綺麗なアレンジ? 面白い☆
一応、情報はインプットしときます。
    
それでは、また。素敵なクリスマスを。。

投稿: テンメイ | 2008年12月25日 (木) 03時42分

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