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『神の雫』第3話のワイン、ドメーヌ・ペゴー(第二の使徒)

『神の雫』第3話(le troisieme verre : ル・トゥルワジエム・ヴェール : グラス3杯

目)が終わった所だ。本格的レビューにはまだ時間がかかるから、例によって先

「第二の使徒」ドメーヌ・ペゴー キュベ・ダ・カポ(’00)について、簡単な記事

を書いとこう。遠峰一青(田辺誠一)が対決の場に持って来たワインだ。神咲雫

(亀梨和也)が持って来たワインについては他のサイトにお任せってことで♪ 毎

回1本が限界だ。。

   

追記: 第3話レビューをアップ。

       父の重み、ブランドの価値~『神の雫』第3話 )

              

まず恒例のワインラベル(=「エチケット」)の解読から。下の方は二箇所読み取

れなかったので、悪しからずご了承を。上段が元の表示、中段が読み方、

が翻訳 or 意味だ。文字化け防止のため、いつものように、フランス語のアクセ

ント記号は省略してある。

                    

            DOMAINE

            PEGAU

    Chateau neuf-du Pape

   APPELLATION CHATEAU NEUF-DU-PAPE CONTROLEE

   Mise en Bouteille au Domaine

   Paul FERAUD et Fille Proprietaire ???

   a CHATEAU NEUF DU PAPE V?? FRANCE 

         PRODUCT OF FRANCE

                

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         ドメーヌ

         ペゴー

   シャトーヌフ・デュ・パプ

   アペラシオン シャトーヌフ・デュ・パプ コントロレ

   ミ・ザン ブテーユ オ ドメーヌ

   ポール フェロー エ フィーユ プロプリエテール ???

   ア シャトー ヌフ デュ パプ ヴォク?? フランス

      プロダクト オブ フランス

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        ドメーヌ

        ペゴー 製造

   シャトーヌフ・デュ・パプ(教皇の新しい城)

   原産地統制名称 シャトーヌフ・デュ・パプ村

   ドメーヌ(ぶどう園)にてボトル詰め

   ポール・フェローと娘の作品 所在地 ???

   シャトーヌフ・デュ・パプ村 ヴォクリューズ県?? フランス    

         フランス産

     

       ☆          ☆          ☆

原作マンガだと「第三の使徒」になってるらしいこのワイン、値段は前回と同じく

5万円~10万円程度のようだ。気になったのは、ラベルのどこにも「キュベ・

ダ・カポ」という名前が見当たらないこと。実は、裏のラベルに書いてあるのだ。

要するに、この生産者においては「5段階の1番上」を表す言葉らしい。

       

フランス語の表示は「cuvee da capo」。テロップは「キュベ」と書いてたけど、本

当の発音は「キュヴェ」なのだ。後ろの「da capo(ダ・カポ)」はイタリア語からの

借用で、日本語にもなってる「ダ・カーポ」のこと。音楽用語だと、「最初から繰り

返して」という意味で、色んな辞書にもそう書いてあるし、英語のウィキペディア

でもそう書いてある。

          

ただ、このワインの場合には、元のイタリア語の文字通りの意味に戻って考える

べきだと思う。すなわち「最初から」。「cuvee」はワイン園とか等級を表すか、あ

るいは発酵させられたという意味。だから、「cuvee da capo(キュヴェ・ダ・カポ)」

で「最初の等級」、結局は1級って意味だろう。そこに、「何年も前からじっくり発

酵させられた」という意味を重ねてるのかも知れない。

        

とりあえず今回はこの辺で。本格的レビューは24時間後くらいにアップしたいと

思ってる。ではまた。。☆彡

    

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.ドメーヌ・ペゴーのHPはなかなかオシャレで、見るだけでも心地良いから

    お勧めだ。 http://www.pegau.com/

     

cf.『神の雫』第1話、軽~い感想♪

  桟橋をわたる恋人たち~『神の雫』第2話

  父の重み、ブランドの価値~『神の雫』第3話

  使徒による聖母への召還~『神の雫』第4話

  ピンクとブルーのマリアージュ~『神の雫』第5話

  孤高を目指して闘う男たちの絆~『神の雫』第6話

  弥勒菩薩の救済を夢見る時代~『神の雫』第7話

  初恋の道、永遠に~『神の雫』第8話

  神、自然、そして人間~『神の雫』最終回 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  『神の雫』第2話のワイン、「恋人たち」(第一の使徒)

  台湾の愛之絆さんへ♪~『神の絆』第2話について

  『神の雫』で韓国へ~アジア進出、第四弾♪

  『神の雫』第4話のワイン、アルタ・エゴ(第三の使徒の手がかり)

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  『神の雫』第8話のワイン、シャトー・ラフルール(第六の使徒)

  『神の雫』原作をYahoo!コミックで立ち読み♪

  『神の雫』最終回のワイン、シャトー・ル・ピュイ(神の雫)

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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コメント

Châteauneuf-du-Papeはシャトーヌフ・デュ・パープであって、けっしてシャトー・ヌフではありません。教皇クレメンス5世がアヴィニョンに教皇庁を移したときPapeつまり教皇のために新しくお城がたてられ、それで教皇の新しいお城、という意味で、ボルドーにおけるシャトーとはまったく意味が違います。老婆心から。

投稿: ちょく | 2010年1月10日 (日) 22時56分

> ちょくさん
    
「シャトー・ヌフ」の丸点を取ればいいんですね。
老婆心どうも。

投稿: テンメイ | 2010年1月10日 (日) 23時10分

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