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初恋の道、永遠に~『神の雫』第8話

          初恋

      まだあげ初めし前髪の

      林檎のもとに見えしとき

      前にさしたる花櫛の

      花ある君と思ひけり

     

      やさしく白き手をのべて

      林檎をわれにあたへしは

      薄紅の秋の実に

      人こひ初めしはじめなり

     

      わがこゝろなきためいきの

      その髪の毛にかゝるとき

      たのしき恋の盃を

      君が情に酌みしかな

    

      林檎畑の樹の下に

      おのづからなる細道は

      誰が踏みそめしかたみぞと

      問ひたまふこそこひしけれ

    

        (注.「第六の使徒」に関する遺言状ではなく、島崎藤村『若菜集』の

            表記にしたがって引用した。著作権は既に消滅している)

         

          ☆          ☆          ☆

惜しかったなぁ。。もうちょっとで、私のつぶらな瞳に星屑のような涙が再び浮か

ぶ所だったのに、残念だった。まあ、狙いは良かったと思う。フランスとイタリア

だらけの物語の終盤に、誰でも知ってそうな国文学の古典の登場。さすが早稲

田大学・第一文学部出身の渡辺雄介の脚本だね。

     

・・・と書いた所で、念のために検索してみたら、これまた原作マンガ(作・亜樹直、

画・オキモトシュウ)に出てたのか! 結局、最後まで原作の枠をはみ出せなかっ

たわけね。ま、使い方はかなり違うんだろうから、いいけどさ。ともかく、今週は丸

3日間の雪山ツアーの影響で色々とあおられまくってるから、核心部分だけ簡単

に扱って終わりにしよう。当然、「初恋」について語ることになる。

               

島崎藤村の詩の『初恋』は、中学か高校の国語の授業で暗記させられたから、

今でもスッと耳に入って来た。これと般若心経と平家物語は全文暗記の対象で、

授業中に1人ずつチェックされた気がする。そのおかげで2年前には、キムタク

=木村拓哉の『華麗なる一族』最終回レビューを、平家物語の冒頭部分、「祇園

精舎の鐘の声・・」から始めることもできたわけだ♪ どこで何が役立つか、わか

んないもんだね。。

          

『初恋』は40年後に第三連がカットされて、第四連の「こひしけれ」が「うれしけれ」

と変更されたらしいけど、ここではドラマに即して元の形で扱おう。現代語訳は、

ネットでも色々とヒットするけど、私なら差し当たり次のように「超訳」する。

          

   まだ茶髪にしたばっかの幼い彼女が、リンゴの樹の下に見えた。

   花のヘアアクセサリーが輝いてる。彼女自身も花みたいにキレイ。

   白い手でそっとリンゴをくれた時が、初恋の始まりだった。

   リンゴも恋もまだ薄紅色。これから深まりそうな予感。

   何気に息が彼女の髪の毛にかかるほど接近した距離で、

   興奮してヤバイかも♪ 

   いつもこの樹の下で待ち合わせだから、リンゴ畑に細い道ができちゃってる。

   誰が踏み固めた道だろうね、とかイタズラっぽく聞く彼女。

   マジ可愛くて、萌えまくり ♡

       

こうして、萌えまくった彼は、彼女を別の場所に連れて行って、ファースト・ラヴに

なるわけよ・・・とか余計なこと書くと、お堅い女性読者が嫌がるから止めとこ♪ 

書いとるわ! ま、古今東西、男女の真実はただ一つなのだ。

   

さて、今サラッと検索すると、『初恋』は三省堂の中学三年用の教科書・『現代の

国語』3に採用されてるようで、そのHPで信頼できる簡単な紹介がすぐ手に入っ

た。初出は1896年の『文学界』で、翌年の第一詩集『若菜集』に収録。ほぼ100

年前の詩だ。「教師になるが、教え子であった佐藤輔子への恋情に苦しんで退職」

なんて話も書いてくれてる。初恋にしちゃ遅いけど、100年前だとそんなもんか。

輔子はその後、病死してしまったとの事。う~ん、女性週刊誌とか有閑マダム向

けワイドショーのノリだな。授業用のツカミってことか。ま、嫌いじゃないけど。

               

もちろん、いかにも国語の授業っぽい解説もある。「藤村の詩は典雅な文語と流

麗な七五調で青春の哀感と苦悩をロマンチシズムをもって描き出すが、それは

現実と交錯しない虚構世界の物語でもある」。ほほーっ、流石に上手いまとめ方

だね♪ ちなみに「七五調」とは、「まだあげそめし まえがみの りんごのもとに

みえしとき・・」のように、七音と五音の交替を繰返す形式のことだ。ちょっと蛇足か。

       

でも、前から何度か書いてるように、文章というのは意味とか内容だけじゅなく、

形式を持つものでもある。その例として詩の七五調を挙げとくのは適切な事だろ

う。「どうしてこう書いたのか」というような疑問に対しては、作者の感情や思考か

ら説明することもできるけど、音の数が合うからだと補足することもできるわけだ。

形式には、文系的なものと理系的なものがあって、私にとっては本質的に似たよ

うなものだけど、一般には別物としてとらえられてしまってるようだ。まあ、脳科学

的にはかなり違う箇所の活動かも知れない。

                   

話を戻すと、今回のドラマでは、藤村の『初恋』がいきなり「人生」と結び付けら

た。神咲雫(亀梨和也)は一応、含みを残した言い回しに留めてたのに、部長

(升毅)は露骨なウンチクを披露。「島崎藤村がこの詩で語った事はね、初恋そ

のものじゃなくて人生だと言われてるんだよ・・・君のおかげで人生が楽しくなっ

た。君に会うために何度も足を通わせた所は、やがて道になったと言われてる」。

            

ワインバー・モノポールのマスター・藤枝(辰巳琢郎)はヨイショしてたけど、私に

とっては正直、思い切り余計な説明だった。これが、最後に泣けなかった一つの

原因でもある。誰がどうゆう根拠で言ってるのか分からないし、ネットで調べた限

りでは、さほど定番の解釈でもなさそうだ。

                                  

別に間違ってるとは思わないけど、非常にミスリーディング、誤解を招きやすい説

明だとは思う。部長は大人しく、「ハイソックスの君のエツコちゃん」への初恋を語っ

てれば良かったのだ。と言うのも、部長の説明の仕方だと、「人生」が前面に出て

しまって、「初恋」が後ろに引っ込んでしまうだろうから。それは、相当な根拠を示

さない限り強引過ぎる解釈だし、このドラマにも合ってない。むしろ、教え子への

かなわぬ思いを描いてるという説明の方が説得的だろう。

                       

私が脚本家なら、部長の台詞はむしろこう書く。「島崎藤村はこの詩でね、初恋

そのものだけじゃなくて、人生についても語ったと言われてるんだよ」。これなら、

初恋と人生はほぼ並列の関係だから、元の詩の具体的記述も活きて来るし、ド

ラマにもピッタリ合う。そもそも人生を前面に出す解釈は、まるで大昔の道徳教

育とか精神主義のイメージだ。29歳の脚本家がそうゆうものを醸し出してしまう

のは、真面目な文学青年の特徴というべきか。ま、絶滅寸前の存在だから、貴

重で新鮮とも言えるけどね♪ 案外、プロデューサーの横やりだったのかも。。

        

         ☆          ☆          ☆

ところで、初恋と人生がほぼ並列、同格になるのは、その初恋が特殊なものだか

らだ。つまり、フツーの初恋みたいに短くて淡い短期間のものじゃなくて、人生同

様、長く深くずっと続く永遠のもの。それこそ雫に対する豊多香(古谷一行)の恋

だ。息子に対する父の愛。この場合、初恋とは「幼くて特別な相手へのピュアで

新鮮な恋」とでも定義し直せばよいだろう (「ピュア」を入れ忘れるとマズイ♪)。

                

ドラマでは、最初から部長の子育て話が出てたし、藤枝も子育ての苦労と喜びに

ついて同意してた。もちろん、終盤になって父から息子への恋心をハッキリ伝え

るのは筋が通ってるし、生前の親子関係の切なさを考えても話が合う。そして何

より、一青(田辺誠一)のいない「エア対決」の場で雫が見た幻想では、白い長袖

シャツを着た幼い雫が、父にぶどうを差し出したのだ。

    

   「やさしく白き手をのべて 葡萄をわれにあたえしは 

    濃紫の秋の実に 人こひ初めしはじめなり」。

         

このシーンのCGが、泣けなかったもう一つの原因だ。キラキラがやり過ぎで、余

りに安っぽい。自然な光の道で陰影をつけるだけに留めてればウルッと出来た

のに、惜しかったね。

           

それはともかく、豊多香から雫への切なく甘い「初恋」は、他にも色んなものと重

ねられていた。雫や一青とワインとの出会い。イタリア長介(田口浩正)とヒロセ

アヤコ。皆本さおり(荻美香)と部長の初デート。雫とみやび(仲里依紗)

     

色々ある中で、注目すべきは2つの「初恋」だ。まず本人の意図としては、豊多香

から一青への思い。実は、先に生まれた一青の方が、豊多香の初恋相手にはふ

さわしいことになってしまうけど、上で私が示した再定義なら問題ない。ここまで考

えて書いてたわけだ。

                                            

一方、豊多香の意図かどうかは微妙だけど、雫と一青の初恋というものも見逃

せない。今回の序盤のシーンを思い出してみよう。あの時、2人は「樹の下」で、神

の雫に至る「細道」を一緒に「踏みそめ」ることを、改めて誓い合ったわけだ。2

人の頭上に枝を広げる「樹」が、父・豊多香を象徴してるのは言うまでもない。意

識を失った一青の病室を雫が訪れた際には、「やさしく白き手をのべて」た。お見

舞いだから、ブドウとリンゴの入った果物カゴを差し出すシーンくらい、あっても良

かったけどね。

               

            ☆          ☆          ☆

ところで私は前回のレビューの最後に、第六の使徒としてはロベール(竹中直人)

を表すワインがふさわしいと書いた。つまり、仲間とか友を表すものが欲しいとい

うことで、その意味では今回、豊多香とロベールの初恋の始まりを軽く重ねるシー

ンがあればもっと良かったと思う。明らかにこの2人は特別な関係なんだから、せ

めて最終回には説明が必要だろう。そのための伏線が、ロベールの「なぜだと思

う。豊多香がお前たち二人を闘わせる理由」という台詞かも知れない。

               

ま、個人的にはそんな理由の解説は蛇足だと思うけどね。「人間の力、団欒、愛

しき人、試練、感謝」なんていう、これまでの使徒の単純な説明も、大人のドラマ

にはふさわしくない。土9や火9ならともかく。。

        

いずれにせよ、霧生(戸田菜穂)の遠回しの配慮によって、ワインカーヴ(地下貯

蔵庫)の「細道」をたどった雫は、父から息子への「初恋」に気付くと共に、父が単

なる浮気男ではないことにも気付いたようだ。来週はいよいよ、遠峰ほのかと神

咲めぐみの特殊な関係が明かされるはず。籍を入れてたかどうかはともかく、前

妻がほのかってだけの話なら拍子抜けの最終回になるけど、そこをどう盛り上げ

てくれるのか。

                                   

あと、先週最後からすっかり可哀相な女になってしまったマキ(内田有紀)を、最

後にキレイに処理できるのか。今週、バー・カウンターで思い切り伏線を張っとい

て、もし来週ナイフで一青を刺したりしたら、温厚で寛容な私といえども卓袱台を

ひっくり返さざるを得ない。悪役としての行動は、今週の階段で一青から手を離

したのが頂点だろう。そこからはもう、感じが良くて愛情あふれる女性を目指すし

かないはずだ。マキもひょっとすると、永遠の初恋に近いのかも。

                 

最終回、有終の美に期待しよう。ではまた。。☆彡

    

     

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.『初恋』の初出媒体である『文学界』とは、島崎藤村と北村透谷が創刊し

    た雑誌だけど、現在の『文学界』とは直接関係ないとウィキペディアは書

    いている。でも、同じ名前で無関係のはずもないけどな。「間接的関係」

    は別だっていう論法か。。

         

P.S.2 何気に、ワイン監修の斉藤研一がバー・カウンターでウンチク語って

      た。真面目で素朴ないい人って印象だね。ま、台詞回しはセーラ(佐々

      木希)みたいだったけど♪ 彼の隣にいた女性はひょっとして、原作・

      亜樹直(姉弟共通ペンネーム)の姉の方かな。

            

P.S.3 部長の浮気相手役の荻美香って、2007年度のミス日本グランプリ

      なんだな。道理で、分かりやすい美人だと思ったわ。ディベート甲子園・

      全国5位っていう 妙な肩書きが、ちょっと笑えるかも♪

              

P.S.4 永遠の初恋と言えば、山P=山下智久&長澤まさみの『プロポーズ大

      作戦』は文字通りそうだったな。藤木直人から略奪してまで、初恋相手

      と結婚しちゃったんだから、早くSP第2弾を見せて欲しいもんだ。

    

P.S.5 『神の雫』第8話視聴率は4.9%。またしても5%未満となった。せめ

      て最後くらい、6%は取りたい所だろう。

    

P.S.6 ドラマと直接の関係はないけど、私は2年前に初恋の記事を書いてる。

       過去への思いを胸に生きること~NHK『初恋の人を探したい』  ☆彡

       

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.『神の雫』第1話、軽~い感想♪

  桟橋をわたる恋人たち~『神の雫』第2話

  父の重み、ブランドの価値~『神の雫』第3話

  使徒による聖母への召還~『神の雫』第4話

  ピンクとブルーのマリアージュ~『神の雫』第5話

  孤高を目指して闘う男たちの絆~『神の雫』第6話

  弥勒菩薩の救済を夢見る時代~『神の雫』第7話

  神、自然、そして人間~『神の雫』最終回 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  『神の雫』第2話のワイン、「恋人たち」(第一の使徒)

  台湾の愛之絆さんへ♪~『神の絆』第2話について

  『神の雫』第3話のワイン、ドメーヌ・ペゴー(第二の使徒)

  『神の雫』で韓国へ~アジア進出、第4弾♪

  『神の雫』第4話のワイン、アルタ・エゴ(第三の使徒の手がかり)

  亀梨和也『神の雫』打ち切り情報について

  『神の雫』第5話のイタリアワイン、パラッツィ

  『神の雫』第6話のワイン、シュヴァリエ・モンラッシェ(第四の使徒)

  『神の雫』第7話のワイン、カンヌビ・ボスキス(第五の使徒)

  『神の雫』第8話のワイン、シャトー・ラフルール(第六の使徒)

  『神の雫』原作をYahoo!コミックで立ち読み♪

  『神の雫』最終回のワイン、シャトー・ル・ピュイ(神の雫)

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   生きる場所を求めて~『野ブタ』再考

   現在から未来へ、あなたと共に~『サプリ』最終回

   悲劇を装った青春コメディー♪~『たったひとつの恋』最終回

   何でボクシングやってんだ~『1ポンドの福音』第1話

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コメント

テンメイさん、こんにちは!
のどが痛いのに走るの?
無理してはだめですよ。
平成財閥秘伝のネギミソを送りますね~(笑

初恋から人生に渡ってしまったところで
正直、萎えてしまいました。
壮大すぎるというかアタシの脳みそじゃついていけないわ~ってところでした。
ま、しょうがないですね。
膨大な量を1話にまとめるのも大変な作業ですし。
いろんな初恋がありますが
一青と雫の初恋は見ていても綺麗で麗しいです。
兄と弟っていいもんですねえ~。
しかしながら
ロベールと豊多香を想像したら爆笑しちゃって
腰がぬけた(笑

あまりにもメッセージを込めた作りになったせいか
ちょっとお茶の間では引かれたようですね。
どちらにしても次回で終わっちゃいますし
最終回は心残りのないように
堪能させていただく所存です~♪

投稿: エリ | 2009年3月 7日 (土) 12時38分

> エリさん
    
こんにちは
  
ノドが腫れてる時は、ホントなら走らない方が
いいとは思うけど、大きなレースの直前なもんで。
ちょっと休むと、体力はすぐ急降下するんですよ。
ここはバクチじゃなく冷静な判断で勝負すべき所
アハハ (^^) ネギって、効く気がしますよね。
ニンニクたっぷりネギニラ餃子もお気に入り♪
    
「人生」の強調は、色んな意味で失敗でしょう。
せめて、軽く触れるに留めるべきだった。
むしろ「初々しい恋」なんですよ
豊多香から息子たちへの。
口下手で昔気質の父親の、最初で最後のラブレター。
     
そうそう。一青と雫の「初恋」なんてのは、
もうちょっと上手く強調しても良かった。
少なくとも表面的には、ドラマのメインなんだから。
   
アハハ (^^ゞ ロベールと豊多香で腰が抜けたんだ。
腰はもっと大切にキープしとかなきゃ♪
ロベールほどじゃないけど、妙にワイルドな男と
可愛い女の子の熱過ぎるカップルを知っててね。
色んな趣味があるもんだなぁと感心しました。。
   
メッセージも含めて、全体的に古過ぎでしょ。
終盤に100年前の詩で人生を語ったのが象徴的。
現代の装いなのに、本質的には数十年前のドラマ。
まあ、僕は十分楽しめましたが、視聴率が10%に
達しないのは納得です。ただ5%を切るのは極端。
せめて来週は6~7%欲しいな。。
             
とにかく色んな意味で印象に残るドラマだったので、
最終回は心置きなく堪能させて頂きましょう

投稿: テンメイ | 2009年3月 7日 (土) 14時35分

テンメイ様、こんばんは。

追い込みは順調ですかな。
キッドは馬鹿のひとつ覚えですが
うがいの励行を推奨しますぞ。

何はなくともうがいです。

後は鎮痛剤の服用ですが
スポーツマンはある意味
不便ですからな。

ある意味芸術は
何をしでかしてもいい
競技は
フェアでなければいけない
という差があるようです。

天使テンメイ様と
悪魔キッドの格差は
案外、このあたりで
生じているかもしれません。

さらに言えば
武術とスポーツの
暗くて深い川のせいかもしれませんな。

とにかく・・・今回は
初恋で人生に触れたのが
致命傷でした。

まさにバカか・・・
という一瞬でしたよ。

せめて・・・人間関係くらいに
拡げるならまだしもです。

しかし・・・コギャルかっ。
まあ・・・実録高校教師なので
そういう発想もあるかもしれません。

キッドはなんとなく・・・
相手は近所の人妻のような気がします。
最初の部分は詩人の妄想なのです。
目をつぶっておったのです。

初恋は筆お・・・自主規制・・・の詩だと
思っておりますので。

現場は筆お・・・の名所だったのでしょう。

まあ・・・藤村・豊多香は
共感する人柄だったのでしょうな。

昔の人は憧れで胸きゅんかも
しれませんが
今となっては・・・
よくありすぎて・・・
どうにもこうにもですなーっ。

さすがに・・・べろんべろんですな。
しょれでは~九杯目で・・・

投稿: キッド | 2009年3月 8日 (日) 01時02分

> キッドさん
    
こんばんは 月齢10.7。
    
追い込みは全く順調じゃないですね ^^;
レースの欠場さえ考えてるほど。
うがいもたまにやってますけど、
それより鼻呼吸の方が効く気がします。
ノドを守るって意味では似たような対策だけど、
うがいよりも時間が桁違いに長いのがポイント。
     
鎮痛剤と言えば、僕が愛用するパブロンもそうかな。
ノドや頭の痛みを鎮めるわけですからね。
市民ランナーは不便じゃないですよ♪
ドーピング検査なんて無いから。
個人的には全く論外だと思ってるけど、
自転車だといるかも知れませんね。プロの悪影響で。
陸上長距離はともかく、自転車は悲惨な状況。。
             
なるほど、確かに芸術はスポーツに比べて自由。
ただ、武術とスポーツは、社会的には
かなり近いと思いますよ。
武術を敵を倒す身体的技術と考えるなら何でも
アリだけど、実行すると犯罪ですからね。
あくまで、社会的制約の中でやるしかない。
       
     
さて、ドラマ。そうでしょ。人生が失敗ですね。
まあ、失敗の度合いの評価は、キッドさんと
僕とで温度差がかなりあるようだけど、
最大のミスと考えてる点では同じかも。
初恋だけで良かったですね。
あるいは少し広げて人間関係。ギリギリで道かな。
    
アハハ (^^) 超訳の茶髪で、コギャルね。
誰か突っ込んで来るのを待ってましたが、
キッドさんとはちょっと意外かも。
茶髪とコギャルの差は大きいですからね。
   
しばらく前の朝日新聞に、今では女性の大多数が
茶髪(茶色に染めた髪)だって記事があったから、
少女から女性への変化の象徴として使ってみました。
まあ、茶色に染めた髪と茶髪の差もありますが♪
    
アハハ (^^ゞ 近所の人妻とは、大胆な解釈。
そうでしょ。当然、筆お・・・(自主規制)に
つながりますよね。実行したかどうかはともかく。
素敵な彼女と2人きりでいつも逢ってれば、
少年or青年が理性を保つのは至難の業。
現代だと、女性が理性を保てない可能性もあり。
     
あぁ、なるほど。昔なら2人で度々逢うこと
自体が珍しかったけど、今ならフツーだとね。
まあ、100年前の恋愛データは持ってませんが♪
近所のコと仲良くする機会は、むしろ多かったかも。  
     
ともあれ、いよいよ最終回。
こちらも気合を入れて臨みましょう。。

投稿: テンメイ | 2009年3月 8日 (日) 04時10分

テンメイさん
おはようございます

スキー スノボー 楽しまれたみたいですね
焼額のプリンスホテルには 10年位前に 家族でスキーに行ったことがあります
今年は ちょこっと 半日 スキー場へ行きましたが
ほとんど 滑らず(笑)
いつか 外国で 歩くスキーみたいなのやってみたいです
コッヘルでコーヒーを沸かしたり
雪の上についたうさぎの足跡なんか 探してみたりして

大きな大会前なんですね
無理をしないで頑張ってください
(それこそ無理ですよね 笑)

さて ドラマですが
もう 複雑すぎます
私たち ファンは録画して見てるし
こうして テンメイさんの解釈を読ませていただいて 
あとで分かる部分もありますが
一般の視聴者には 難解すぎませんか

私も もう自分の心にとまる部分だけで 楽しもうと割り切ることにしました
ドラマが伝えたいこと 
それを探すのに 疲れました(笑)
ドラマは 楽しむためにあるんですものね

今回は やっぱりマキです
我侭で 強気で それでいて 傷つき易い
素直に気持ちを表せない彼女に共感できます
何より 美しい!

そして 一青
彼の心の葛藤も理解できます

雫は?
そうなの
肝心の雫が もの分かり良すぎて なんだかね
すぐ父を許しちゃうし
兄の存在も ほのかも霧生も すぐ受け入れることができて
20億にも興味ない 
みやびにも 紳士的で
お育ちのいい お坊ちゃま

ほんとに 主人公なの?
悩んだり 迷ったりする姿に 心を揺さぶられたい
今の雫は 正直 物足りないですね
もったいないわ
美しい人(男)が 悩んだり 迷ったりって
さらに 美しさが増すのにね

初恋と人生を結びつけるのは 苦しかったです
強引に自分を納得させたと言う感じです(笑)

だんだん 教訓めいて来ている気もしますね
道徳的? 修身?
こうあるべきみたいなもの
古めかしさにも 繋がるのでしょうか

あと1話
もう 思いっきりファン目線だけで 楽しむ方がいいのかも?
そうできれば 楽になるんですけどね(笑)

 

投稿: 彩花 | 2009年3月 8日 (日) 11時16分

> 彩花さん
    
こんにちは
レビューに苦しんでるのかと思ったら花粉症ね!
しっかり対策を取ってください。適切な用量で♪
    
おや、焼額プリンスに家族で それは羨ましい☆
10年位前なら、まだ人気の余韻が残ってたかな。
今年は、土曜にちょっと混んでた程度。
日曜の午後にはもうガラガラでしたね。
去年ゴンドラを1つ新しくしたらしいけど、
採算的に大丈夫かなと心配になるほど。
     
で、今年は半日スキー場に行ってほとんど滑らず?
それじゃ、リフト券がもったいないでしょ。
しっかり元を取らなきゃ!
あぁ、歩くスキーって、ネイチャースキーか。
いいですね。うさぎの足跡は今年の焼額にもありました。
いつもリフトから探して遊んでます。
ま、うさぎかオコジョか知らないけど♪
    
そういえば最近、陸上で両手にストックを持って
歩くノルディックウォーキングがプチ流行ってお話。
彩花さんも如何? 道端の花とか見ながら。
ちょっと年代的に抵抗があるかもネ。杖みたいで。
           
そうなんですよ。大きな大会前に、無理をしないで
頑張るのは無理なんです。そこが辛い所。
ノド、熱と来て、今日は鼻に来てますね。
まだ軽いけど、この1週間で悪化しちゃいそう。。   
   
     
さて、ドラマ。複雑すぎね。
確かに今回は、ちょっとややこしかったかな。
もうちょっとシンプルでいいのに。
って言うか、今回の内容なら2回の放送でもいい。
    
録画の問題は時々考えますね。
一般の視聴者は、録画で見直すなんてしないし、
ネットや本で調べることもしない。
元々の素養の問題もあるから、その意味では
テレビドラマとしては苦しいかも。
せいぜい、マニア向け青年マンガのヒット作かな。
まあでも、韓国だと大ヒットしちゃうのかも ^^

僕もマキには前から注目してますよ。
特に今回は目立ってましたね。
アハハ (^^) 彩花さんに似てるわけか。美しさも♪
内田有紀は地味にいい仕事をこなし続けてます☆
    
雫の設定はちょっと失敗かな。緩すぎましたね。
最初だけかと思ったら、後半はますますお坊ちゃん。
今回は文字通り「雫坊ちゃま」と呼ばれてたし。
亀梨ファンでさえ物足りないんじゃ、辛いなぁ。。
  
あっ、僕も悩んだり迷ったりしてますよ。
聞いてない? あっ、そう♪
アハハ (^^) 初恋=人生は苦しいでしょ。
そっちだとハッキリ書きにくいだろうけど。
そうそう、修身・・って、よくご存知で ^^   
ウィキを見ると、戦前の科目なのか。。
         
まあ、個人的にはファン目線で楽しんで、
ブロガーとしては悩んだり迷ったりしてください。
さらに美しさが増すでしょう♪
それではまた、最終回の後で。。

投稿: テンメイ | 2009年3月 8日 (日) 13時28分

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» 兄弟の絆は神の雫(亀梨和也)仕組まれたトライアングル(広末涼子)兄弟拳でメイちゃんをゲット(水嶋ヒロ) [キッドのブログinココログ]
火曜日は三角関係の日ではなくて・・・ドラマ対決である。 順位は①「メイちゃんの執 [続きを読む]

受信: 2009年3月 6日 (金) 05時44分

» 神の雫 第8話 [エリのささやき]
今週の一青もどきは雫のコルクかな?(笑)でも匂いだけで絵がイメージできるってどういう人よ。 [続きを読む]

受信: 2009年3月 6日 (金) 07時36分

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