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神、自然、そして人間~『神の雫』最終回

           神の雫

      それは永遠なるもの。

      地上で何が起きても、揺らぐことは

      ない。そこは、果てしなく遠い扉の

      向こうにある。あらゆる使徒を

      従わせ、私は今、その扉を開く。

      神に続くその道は、様々な時を

      超えて、ただひたすらに遠く、そして

      深く大地へと続く。私は、その道を

      歩むことへ興奮を押えきれないでいる。

      人間も自然も、ただそこに永遠を紡ぐ。

      このワインはまさに、神が作り出した

      一滴である。

 

                     (テレビ画面の遺言状の完全な引用)

 

         ☆          ☆          ☆

上手い! お疲れさま♪ 最終章の放映終了後、とりあえずスタッフに贈る言葉

はそんな感じかな。正直、素晴らしいって印象はないし、第7話以降の終盤になっ

てからは問題点も色々と目についてる。でも、滅多にないような逆風の中で、上

手くまとめられた最終回なのは確かだし、ネタも深みも十分に含まれてた。その

努力には素直に敬意を表して、微笑みながら拍手を送っとこう。最後の視聴率

も僅か5.4%に低迷したとはいえ、私は面白かったし、ドラマとブログ全体で考

えると大満足だった☆ 脚本・渡辺雄介、演出・中島悟、その他スタッフ&キャス

トの皆さん、どうもありがとう☆

 

今回、書くべきことは非常に多いんだけど、限られた時間の中では妥協するしか

ない。ネット、辞書、新聞その他で、色々と調べるだけでも大変な時間を使ってし

まった。ま、面白かったし、勉強になったからいいけどネ。

 

最初は軽い突っ込みから入るとしよう。誰でも思うのは、神咲豊多香(古谷一行)

が遺した20億の遺産の争奪戦はどうなったのかっていう疑問。もちろん、そんな

事がこの人間ドラマにとって重要でないのは、最初から分かってる。放送後のブ

ログ検索の結果を見ても、意外なほど問題視されてないようだ。でも、遺産の話

はここまでかなり強調されてた分かりやすいポイントなんだから、最後に最低限

のけじめは付けるべき。

 

対決はトータルで引き分けだから、神咲雫(亀梨和也)遠峰一青(田辺誠一)

半々にするとか、しばらく保留にするとか。あるいはエコ系の団体や活動に寄付

してもいい。放送時間で1分もかからないし、制作費もかからない簡単な事なのだ。

 

あと、一青の失明&意識不明からの回復がワザとらし過ぎて、取ってつけたよう

な形になってる。似たような話が、前クールでさんざん叩かれた堀北真希『イノセ

ントラヴ』でもあったのは記憶に新しい所。ドラマ終盤、聖花(内田有紀)のダイビ

ング・アタックを受けた殉也(北川悠仁)が意識不明になるものの、奇跡的に回復。

最期は佳音(堀北)のもとへと猛ダッシュしたわけだ。

 

私はあの時、あまりにもネット界の攻撃が極端だし、別に全くあり得ない話でもな

いから、サラッと受け流しておいた。ただ、『イノセント』や『神の雫』に限らず、無

理やり話を「ドラマ」チックにする姿勢は、逆にドラマの価値を下げるものだろう。

 

異母兄弟とか異父姉妹という設定もちょっと多すぎるけど、現在の家族関係の多

様化を考えると、ギリギリ許容範囲かも知れない。でも、最後に遠峰ほのかと神

咲めぐみの特殊な関係を少し補足するくらいの事はあって良かったはずだ。手紙

1枚(下のP.S.2参照)で一青があっさり納得してしまう流れも違和感がある。

 

そして、型にハマり過ぎたハッピーエンド。一青&マキ(内田有紀)&ナオ(?)は

ともかく、雫&みやび(仲里依紗)の方。「好きだよ!」「私も好き♪」、「BYE-BYE

 孤独な日々よ♬」(KAT-TUN『ONE DROP』)がスタートして抱き合う2人。

この唐突さはどうよって感じだ。亀梨の過去のドラマ、『野ブタ。をプロデュース』

(相手は堀北)、『サプリ』(伊東美咲)、『たったひとつの恋』(綾瀬はるか)の描き

方と比べると「天」と「地」の差だし、あの『1ポンドの福音』(黒木メイサ)にさえ及

ばないだろう。ほとんど恋愛の描写になってない。

 

・・・というようなネガティヴな事を、好きなドラマに対してもちゃんと書くのが、ウチ

の特徴なのだ♪ 昔からの常連さんは聞き飽きただろうけど、ウチは過去の経

緯もあって、亀梨和也と山P=山下智久と藤木直人に関しては、かなり好意的に

接し続けてる。ただ、私は男だし、ここはファンサイトではない。単にドラマ自体を

レビューしてるだけだから、あくまで是々非々。いいものはいい、悪いものは悪い

という姿勢なのだ。ただし、ホメる時は強めに、けなす時は控えめに。これがネット

とか社会のマナー(やり方)というものだろう。。    

 

          ☆          ☆          ☆

さて、以上の控え目なネガティヴ描写はほんの前置きにすぎない。今度はポジ

ティヴな内容を書いてみよう。まず、原作マンガがまだ半分ほどの段階なのに、

ドラマがきちんと結末まで描いたのは評価できる。究極のワイン「神の雫」はボ

カすのかと思ってたけど、原作者の考えを尊重しながら、それなりの銘柄をハッ

キリと示して来た。こうゆう独自性は見ていて気持ちいいもんだ。

 

また、物語に全くブレがない。終始一貫して、兄弟の対決を通じた父と子の和解、

古典的な男の世界を軸に描き続けてた。女性ウケしない話を貫いたという意味で

は、『あしたの、喜多善男』と同様の潔さ。最後の対決で「受け継ぐ」ことを強調し

たのも筋が通ってるわけだ。父から子へ、あるいは、旧世代から新世代へ。「決

着!父から子へ」というサブタイトルの通りになってた。

 

より具体的に言うと、創業1610年、実に400年の歴史を誇る「シャトー・ル・ピュ

イ(chateau le puy)」を最後のワインに持って来たのは上手いし、雫ではなく一青

に子供を持たせたのも巧みだ。年齢的にもカップルの関係的にも納得できるし、

できちゃった結婚だらけの現代日本の反映にもなってる。豊多香から一青へ、一

青からナオへ。遺伝子DNAの継承。

 

ま、本当はみやびにも子供がいたんだけど、ジャニーズ事務所からクレームがつ

いて編集でカットされたんだろう・・・とか書くだけでファンの表情が曇りそうだから

止めとこ♪ 書いとるわ! 太陽ビールの美人社員・さおり(萩美香)の相手が、

年配の部長(升毅)から新人イケメン社員・木戸竜介(平方元基)へと代わったの

も、「受け継ぐ」という流れのコミカルな表現だ。

 

少し視点をズラして、一青&マキの丁寧な描写について、細かく分析してみよう。

事の発端は、第7話の最後だ。遺言状の2枚目を隠してたことを明かした霧生

(戸田菜穂)に対して、マキが当然のクレームを付けると、雫だけじゃなく一青ま

でがマキ1人を攻撃して排除。奇妙なほどの悪者扱い、除け者扱いで、ウチでは

おかしいとハッキリ批判しておいた。ただ、最終回までの流れのスタート地点を

作ったという意味では、ドラマの文法の上で、それなりの筋は通ったことになる。

 

つまり、最初から悪役だったマキを、終盤に来て更にハッキリ悪者にする。続い

て第8話で、可哀相な女へと少し移行させると共に、悪女との微妙な境界線上

置く。あの階段の転落シーン、マキの手の離し方(あるいは離れ方)は、わざ

と微妙な映し方になってたわけだ。マキが転落させたわけじゃないし、ハッキリ

した悪意を持って手を離したわけでもないけど、結果的には過失傷害のような

形になってた。

 

おまけに、その微妙さを前回ラストの予告でも利用。まるで悪女マキが、今度は

一青をナイフで刺すかのような映し方だった。ま、ウチでは、卓袱台放り投げレ

ベルで論外の展開だと書いといたけどネ♪ 階段シーンが悪女のピークなのだ。

 

そして今回冒頭、マキがナイフを手にするものの、それは一青じゃなく自分の左

手首へ。これが悪女終了宣言で、そのナイフをハッと止めたマキが洗面台へと急

ぎ、驚きの表情を一瞬見せる。妊娠の最初の表現として、繊細かつ巧みだった。

その後、一青の夢の中では、何か分からないけど温かい光が見える。マキは、

階段シーンを回想しながら「ゴメンね」と謝り、一青の手を取って言う。「今ね、あ

なたの代わりに、雫さんが闘ってるのよ。私達も、頑張るから」。

 

この「私達」という言葉は、直前の文から考えると「雫さんと私」とも受け取れる仕

掛けになってるものの、マキはすぐさま一青と手をつないで、自分のお腹に当て

る。この一瞬の微妙な仕草が、妊娠の第二の表現だ。この時、一青を測定する

医療機器のモニターが、まるで妊婦の検査に見えるように映されてた。

 

そこへセーラ(佐々木希)がタイミング良く登場、「マキさん、もしかして・・・」、「彼

には、この事言わないで」。これが第三の表現だ。その後、快復した一青が一人

でつぶやく。「あの温かなる光は、間違いない、生命の光」。これが妊娠の第四

の表現。そしておそらく対決の日。マキをどこかへ強引に連れて行こうとする一青。

これが第五の表現。もちろん、連れて行く場所として、病院と対決を重ねてある。

 

どうだろう。一青&マキに関しては、対決の場でのプロポーズに至るまで、非常

に丁寧に描かれてることが分かる。それに対して、主役であるはずの雫とみやび

に関しては、最後の告白に至る流れがほとんど無いのだ。この辺りを見ても、やっ

ぱりこのドラマの主役は実質的に一青のような気がしてしまう。一番最後に雫の

アップを映されても、まったく表面的な帳尻合わせに見えてしまうわけだ。

 

一青&マキに続いて、雫&一青の描写も見てみよう。まず、フランス食品工業会

のレセプションの件で、雫が一青を助ける。「一青さんの気持ちを引き継ぎます」。

得意のデキャンタージュも久々に披露。ところが、アモロ会長も只者じゃなくて、

雫がピンチに陥る。仕事をサボって覗き見に来たイタリア長介(田口浩正)ら4人

じゃ役に立たないし、雫のサポート役のソムリエ(ワイン監修の斉藤研一か)に助

けを求めるんじゃドラマにならない。そこで雫を助けるのが、復活した一青。横に

付き添うセーラの赤紫色のドレスも華やかでいい。木箱に入ったワインも、重み

があって、視聴者の興味を呼び込む。
     
          

箱から出てきたのは、日本を代表する酒造メーカー、サントリーの逸品「登美

(’97)」。スポンサーにキリンやアサヒや宝酒造が入ってないから大丈夫ってこと

か。山梨という場所も、『サプリ』のワイン・エピソードを思い出させて懐かしい。気

難しそうに見えた会長が一転して、「super!」(シュペール=すばらしい!)と驚

きの笑顔を見せるのもお約束のドラマ的展開だ。結局、今度は一青が雫の仕事

を「受け継ぐ」形になってる。

 

その後、お墓のある大きな木の丘で、雫がほのかの手紙を一青に見せて、一青

の頑なな心を和らげる。すると今度は一青が、「神の雫」の銘柄で困ってる雫に

かすかなヒントを与える。「素晴らしきテロワール。受け継いでいるんじゃないかな、

我々も」。

 

こうして、交互に助け合った末に、勝負は両者正解で引き分け。対決はトータル

で、雫から見ると「勝ち、負け、引き分け、負け、引き分け、勝ち、引き分け」の

2勝2敗3分。まったくの互角だけど、雫は単なる素人だったんだから、主役の大

健闘とも言える形。一応、終盤に盛り返す流れにもなってる。そして最後はキレ

イに、「兄さん」、「」と呼び合って、兄弟の絆も堅く結ばれる。一青はロベール

(竹中直人)に促され、豊多香を許す言葉も口にした。これで、天国の豊多香も

含めて、みんな笑顔、めでたし、めでたし♪こうして、雫&一青もそれなりにきっ

ちり描かれてると言っていいだろう。

 

以上、4つのポジティヴな部分を明らかにした。ドラマ独自の結末。ストーリーの

一貫性。一青&マキの描写の繊細な流れ。そして、一青&雫、闘う男の絆のしっ

かりした形式

 

という訳で、良かったね、最終回・・・と終わりにするようじゃ、マニアック・サイト

とは言えないわけよ♪ ここまでは、普通のレベルの話を長めにしただけのこと。

ここからいよいよ、マニアックな水準に突入しよう。読む方も大変だろうけど、書

く方はその50倍は大変。もう疲れて眠いし、レース前だから走らなきゃなんない

んだけどなぁ。何やってんだか。ブツブツ。。

 

        ☆          ☆          ☆

『神の雫』レビューの最後はやっぱり、「神の雫」と呼ばれたワインについての深

い考察にすべきだろう。シャトー・ル・ピュイについては、先行するワイン記事で

既に色々と書いておいたけど、ここでは一歩踏み込んだ考察を行う。それでは

皆さん。スクロールの準備・・・じゃなくて、精読&熟考の準備をよろしくネ♪

 

今回、ル・ピュイが選ばれた理由は、基本的には味とか香りの問題ではない。

伝統の長さとエコロジカルな性格だ。伝統の長さ、あるいは古さというのは、一

般的には必ずしも長所ではない。「古い」という言葉は、ウチの『神の雫』レビュー

でもネガティヴな意味合いで使ってきたし、実際の世の中でもしばしば「新しい」

物の方が喜ばれるわけだ。女房とか畳とか・・・って、古いわ! 

 

ホラ、これこそ「古い」って言葉のネガティヴな用法の一つなわけよ♪ 他にも、

例えば日本の政治家の年齢の高さや世襲が批判されたりしている。それに対し

て、キムタク=木村拓哉主演で人気だった政治ドラマのタイトルは『CHANGE』

つまり「変化」だった。

 

それなのに、どうして伝統の長さ、あるいは古さが重視されるのか。それはまず、

ワイン醸造の特性が関係してるだろう。ブドウの樹にせよ、テロワール(terroir:

大地を始めとする自然環境)にせよ、育むためには数十年、数百年レベルの時

間が必要ということなのだ。本当にそうなのか、個人的には疑問も残るけど、そ

う考えられがちなのは確かだろうし、少なくとも「団欒」的な安心感はある。

 

また、「神の雫」という名前(あるいは概念)も、伝統の長さに関係してくる。古来、

神の本質とされて来たものを3つに単純化するなら、「無限」と「創造」と「超越性」

だ。この内、創造の方はキリスト教や聖書などを通じてよく知られてるだろうけど、

無限や超越性の方はまだまだ理解されてないと思う。

 

「無限」とは「限」界が「無」いこと、あるいはそうゆう存在のことだ。神の能力に

は本来、限界など無いし、空間的な存在場所も限定されてないし、時間的な存

在範囲も限定されてない。ただし、それは理想的な神であって、神話などに登

場する「人間のような神」の場合には、多少の限定があるわけだ。もちろん、両

手を広げて宙に浮かぶ姿なんてのは、擬人法の最たるもの。つまり、半ば人間

のイメージにすぎない。

 

さて、神に時間的な限定がないということは、いつでも存在するということ。すな

わち、永遠だ。それゆえ伝統が長いものの方が、イメージ的に神の無限性や永

遠性に近いと言えるのだ。そして、個々は有限の存在にすぎない人間が、永遠

のイメージに近づくための技が、「受け継ぐ」という営みになる。たとえば、数十年

単位で行われる世代間の継承。あるいはDNAの保存とも言われる、生殖という

名の自己複製。

 

一方、神の無限性を空間的にとらえるなら、世界全体、あるいは自然と人間の

一体化というイメージに近づくことになる。それを言い換える言葉が、「天地人

という単語だ。ここから、「神の雫」と呼ばれるワインの持つべき特徴の2つ目で

あるエコ的性格も出て来る。人間による自然の支配ではなく、(神の下での)自然

と人間の共生。あるいは、天地人をもじって、「神-自然-人間」。

 

こうした言葉は、環境重視の流れにも乗って非常に耳ざわりが良くなってるもの

の、よく考えると非常に難しい問題を含んでいる。例えば、「自然とは何か」とい

う問題だ。我々は普通、自然という言葉で大地、海、川、植物などを想像するけ

ど、広い意味では人間も自然の一部のはず。そもそも、人間の本性を表す英語

も「nature」=自然だ。それなら、人間の欲望や能力を活かすことだって自然

ということになる。

 

すると、人間が作った化学肥料を自己責任で使うのがどうしていけないのか。

実際、ル・ピュイのように徹底的な有機農法を取る生産者は、フランスでさえ稀

だし、ル・ピュイの味や香りに対する一般的評価も特に高いわけじゃないのだ。

他のワインの有害性が大騒ぎになってるわけでもない。

 

ここで、視野を広げるために、最終回放送日の2009年3月10日の朝日新聞・

朝刊を見てみよう。3面の下側に、「ES細胞研究 再建へ米転換 オバマ大統

領、支出解禁」という見出しがある。解禁ということは、これまでブッシュ政権で

は、この万能細胞の研究への支出は禁じられてたということだ。

 

その理由を一言でまとめると、「超越的存在である神が創造した自然への冒涜

という考えが根強くあるからだろう。遥か上の次元に人間が手を加えてはいけな

いという思想。宗教と無関係でも、この思想は世界で広く見られるものだ。にも関

わらず、新大統領オバマが解禁したのは、要するに人間にとって実利があるか

らだ(政治力学は別)。例えば、新型で倫理的問題の少ない万能細胞として話題

の「iPS細胞」の研究に役立つという話だ。

 

こうしてみると、天地人とかエコを重視する原作者・亜樹直(特に姉)の態度は、

一つの選択にすぎないような気もする(ウチのワイン記事や、原作者の「ノムリエ

日記」も参照)。ル・ピュイを神の雫として選ぶのは、有機栽培の野菜を食事に選

ぶのと大差ない話にも見える。実際の世の中では、そうゆう人間はまだまだ少数

だし、特に男には少ない。近所のオーガニック系の店は、客の大半が女性だ。

 

また、この原作者、特に姉の側に、生殖医療の是非の質問を投げかけたらどう

答えるのか、興味深いとも思う。顕微授精を始めとする不妊治療は、自然のイ

メージとはかけ離れたものだけど、自然な行為こそ「神の雫」ならぬ「神の行為」

だとは、社会的にも性別的にも言いにくいだろう。しかし、顕微授精や代理母の

ような重大な人為的営みを認めるのなら、化学肥料や農薬の使用くらい些細

ことではないだろうか。「神の」基準としてすぐ採用するのは、やや安直であって、

少なくともそれなりの考察を踏まえた上で採用すべきではないだろうか。

 

以上を簡単にまとめるなら、こうなる。・・・・・・「神の雫」選別の決め手は、伝統

の長さとエコ。伝統の長さは、ワインの特性と神の時間的無限性から来たもの

で、人間がそれを家系として実現するための技が親子の受け継ぎ。エコは神の

空間的無限性と超越性から来たものと一応言えるけど、それよりむしろ、人間

の一つの思想、あるいは原作者の個人的自然観の影響が強いと思われる。「神

の」レベルへの持ち上げ方が、やや性急で安直だろう・・・・・・。

 

ちなみに私は、現在の生殖医療とか生物学に対してはあまり好意的ではない

けど、エコ的発想に対しては単純に批判してるわけじゃないので念のため。どち

らかと言えば、やっぱり好意的だろう。ただ、慎重なだけだ。そもそもウチのサ

イト名は「RUN&BIKE」。私はランニング&自転車好きの人間だし、ウチのサ

イトのトップには自然の写真がよく使われてる。おまけに、ページの背景色も、

自転車の色も、パステルグリーンなんだから。。♪

 

        ☆          ☆          ☆

という訳で、そろそろ時間だ。繰返しになるけど、このドラマ、世間的評価は奇妙

なほど低かったけど、私は全体的には満足してるし、特にブログのレビュー対象

に選んだのは大正解だった。フランス語、英語はもちろん、イタリア語、中国語、

韓国語の勉強のキッカケにもなったし、ワインの知識も増えた。読者の反応(アク

セス、コメントなど)も、上野樹里&長澤まさみ&錦戸亮『ラスト・フレンズ』以来

の多さで、3年半のブログ歴の中でも2位の水準だ。昨夜遅くにアップしたワイン

記事へも大量のアクセスを頂いてる。Googleのロボット君、いつもありがとう♪

 

残念ながら、ウチは1クールに1本か2本しかドラマを扱わないので、読者の多

くはすぐに消えるのが常だ。しかも私は、春以降のブログ運営についてはまだ

悩んでる途中で、しばらくドラマレビューを中止する可能性もある。まあでも、1月

以降の常連さんには、『神の雫』で妙にマニアックなサイトがあったなぁって程度

には覚えておいてほしいもの♪ 人々の記憶の中で、あるいはネットのデータの

中で受け継がれることで、サイトの存在は永遠に近づけることになる。

 

このドラマでは、普段からお付き合いのあるブロガーさんや常連さんだけでなく、

多くのブロガーさんやファンの方々にもサポートして頂いた。リンク、掲示板、メー

ル。把握してるだけでも、ラスフレバブルの時を上回ってて、当分これを越えるこ

とはできそうにない。あらためて感謝しておこう。皆さん、どうもありがとう♪

 

それではまた、いつの日か。。☆彡       

 

 

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.『シャトー・ル・ピュイ』というワインは、98年のフジのドラマ『ソムリエ』で

    主演した稲垣吾郎へのプレゼントとして、SMAPのキムタク、中居正広、

    草彅剛、香取慎吾の4人がパリから買って来たらしい。2004年6月28日

    の『SMAP×SMAP』での企画で、誕生年のヴィンテージが贈られたとの

    こと。当然、放映後には人気が出たとかいう話だけど、ネットで見る限り、

    その人気の形跡はなかなか見当たらない。SMAPファンの皆さん、当時

    の事を覚えてたら教えてね♪

 

P.S.2 遠峰ほのかの手紙の全文は、画面で以下のように映ってた。

 

            神咲豊多香様

       突然の奥様の訃報、心よりお悔み

       申し上げます。

       豊多香さんが、奥様の最期に立ち会え

       なかった事、すべて私のせいです。

       ただ、これだけは言わせて下さい。

       一青の16才の誕生日であるあの日、

       私と豊多香さんが会う事を奥様が

       許してくれて、申し訳ないという気持ち

       以上に、感謝の気持ちで溢れました。

       直接お伝え出来なかった想いを

       ここに記します。

       めぐみさん、ありがとう。

 

P.S.3 一青が持参した国産ワイン「登美」は、1909年開設の「登美の丘ワ

      イナリー」(サントリー)の高級銘柄で、直営オンラインショップだと1本

      12600円(税込)。2003年の赤ワインならすぐ買えるようだ。ファン

      の方、お試しあれ♪ ドラマ(と原作)に登場した97年ものは、ネットに

      は見当たらない。

 

      公式サイトはキレイで分かりやすく、ワインの勉強になる。数々の国際

      コンクールの受賞歴が誇らしげだった。登美(赤)は「最高峰」だという

      表現もあるけど、本当はもっと上があるからややミスリーディング(誤解

      を招く)。ただし、ブドウの品質が悪くて発売されない年も多いようだか

      ら、そのこだわり具合はかなりのものだろう。

 

P.S.4 レセプションでのフランス語の会話。画面のテロップと実際の発音は、

      少し違ってた。まあ、映画にせよ、字幕ってものはそうゆうものかも。

      実際の発音の方がより自然な言葉に聞こえたから、ひょっとするとキャ

      ストのフランス人がアドリブでマイナーチェンジしたのかも知れない。

 

P.S.5 平均視聴率は6.1%。DVDや再放送で盛り返して欲しいもんだ。

 

P.S.6 ヨン様が一青役で主演するとか噂されてる韓国版『神の雫』には、ちょっ

      と興味がある。そのためにも韓国語を勉強すべきかも。ま、韓国の漢字

      ブームがもっと広がってくれたらラクなんだけどね。ハングル文字を読む

      のは大変なことだ。音も意味も表す漢字こそ「神の文字」だろう・・・とか

      書くと怒られそうだから止めとこ♪

 

P.S.7 ワイン名の「ピュイ」(puy)というフランス語は、ロワイヤル仏和中辞典

      だと、「1 〔オーヴェルニュ地方で〕 山 (*主に山名・地名に残ってい

      る) 2 《文史》 ピュイ 〔中世,主に北フランス諸都市で教会を中心に

      開催された文芸の祭典〕」 と説明されている。

 

      ただ、ル・ピュイの位置はボルドー地方で、オーヴェルニュでも北フラ

      ンスでもない。一方、「ピュイ」という発音から想像される普通の単語は

      「puis」で、「それから」という意味だ。先行する話を受け継いで次の話

      につなげる接続詞だから、継承を表すにはピッタシの発音ではある。

      ま、普通に考えれば、地名か何かだろうけど、それでも語源を探ると

      継承とか永遠という意味に辿り着くかも知れない。。☆彡

 

 

cf.『神の雫』第1話、軽~い感想♪

  桟橋をわたる恋人たち~『神の雫』第2話

  父の重み、ブランドの価値~『神の雫』第3話

  使徒による聖母への召還~『神の雫』第4話

  ピンクとブルーのマリアージュ~『神の雫』第5話

  孤高を目指して闘う男たちの絆~『神の雫』第6話

  弥勒菩薩の救済を夢見る時代~『神の雫』第7話

  初恋の道、永遠に~『神の雫』第8話

 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  『神の雫』第2話のワイン、「恋人たち」(第一の使徒)

  台湾の愛之絆さんへ♪~『神の絆』第2話について

  『神の雫』第3話のワイン、ドメーヌ・ペゴー(第二の使徒)

  『神の雫』で韓国へ~アジア進出、第4弾♪

  『神の雫』第4話のワイン、アルタ・エゴ(第三の使徒の手がかり)

  亀梨和也『神の雫』打ち切り情報について

  『神の雫』第5話のイタリアワイン、パラッツィ

  『神の雫』第6話のワイン、シュヴァリエ・モンラッシェ(第四の使徒)

  『神の雫』第7話のワイン、カンヌビ・ボスキス(第五の使徒)

  『神の雫』第8話のワイン、シャトー・ラフルール(第六の使徒)

  『神の雫』原作をYahoo!コミックで立ち読み♪

  『神の雫』最終回のワイン、シャトー・ル・ピュイ(神の雫)

 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   生きる場所を求めて~『野ブタ』再考

   現在から未来へ、あなたと共に~『サプリ』最終回

   悲劇を装った青春コメディー♪~『たったひとつの恋』最終回

   何でボクシングやってんだ~『1ポンドの福音』第1話

   僅かな腹ごなしラン&『ヤマトナデシコ七変化』第1話

  亀梨&深キョンの夜エロ~『セカンド・ラブ』第1話

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コメント

テンメイさんお疲れ様。
神の雫も終りこれでワインの検索や情報収集から解放されますね。
レヴューに書かれた樹齢年数ですが、醸造用葡萄品種は基本的に痩せた土地に植えます。
肥えた土壌だと表面下に根を広く張り地中深くのミネラルを多く含む層まで根を張らないからです。
その土地の地層の特徴がワインの風味の一部で重要になるからです。それがテロワールの要素の一つ“地”です。
それと表面下で根をはると水分を吸収しやすくなり果実自体が水っぽい味わいになり良いワインは出来ません。
厳しい環境程優秀な種子を残そうとする生命力を利用しているのです。
その為樹齢の古い葡萄が重要視される訳です。
確かに若い樹の方が樹勢も強く収量も多いですが、その分味は深みが無く薄っぺらになりがちです。
葡萄だけではなくどの果実にも言える事ですね。
因みにル・ピュイの特別キュヴェのアルデラミは¥15000はします。
登美の上級キュヴェは“登美・シグネチャー”です。

投稿: KAB | 2009年3月12日 (木) 11時26分

テンメイさん、またまたこんにちは♪

ドラマは原作とは違うものだと私は元々思っているので、原作との違いを探したり、全体としてドラマは何を伝えたかったのか?など考えながら楽しんで見ていました。

感想は、テンメイさんと基本は同じだと思います。一青に愛と生命について教えてくれたマキに対するプロポーズは流れにうまく乗ったと思いますが、雫とみやびの告白のは何だか唐突でしたね。

見ていて、ふと気付いたのが、ちょっと韓国ドラマ風だと思うところもしばしば。原作者の亜樹直氏(姉)は、韓国ドラマファンで、特にペ・ヨンジュンssiのファンだそうです。一青のモデルは、ヨンジュンssiとのこと。ドラマの原案に少しは影響があったのではないでしょうか?

私の持っている仏和辞典に「puy」=「(オーヴェルニュ地方で)高い山」となっています。この地方には地名や山の名前にpuyが入っているものが多いようです。

斉藤先生は、普段めがねを掛けません。おそらく8話に急遽出演したことから、変装(?)したのではないかと思います。ソムリエバッジを付けている方です。

フランス語は、以前の回でも怪しいところがありました。公式サイトもおもいっきり間違えていました。指摘したら直してくれましたが。

最後に雫が働いていたワイナリーは、山梨ワインで、ブドウ畑はメルシャンのようです(撮影協力に出ていました。)いろいろなワイン関係者に協力してもらうために、あえてアルコール関係のスポンサーを付けなかったのではないでしょうか?

テンメイさんのドラマレビューは深い考察で、見逃しているところなど気付かせてくれるので、ドラマを2倍、3倍と大いに楽しめました。ありがとうございます。これからも何か続けてくださると嬉しいです。

長文のコメントになり失礼しました。これからもちょくちょく覗かせていただきます☆

投稿: PINK FLASH | 2009年3月12日 (木) 11時35分

訂正
ル・ピュイの特別キュヴェはバルテルミです。失礼しました。
神の雫を期にワインに興味を持ってみてはいかがですか。

投稿: KAB | 2009年3月12日 (木) 12時08分

テンメイさん、こんにちは!
とうとう最後のレビューになりましたね。
やはり力作、長かったです。
3回ぐらい読みにきましたが
まだよく把握できてませんわ~・・

当初の遺産については全く触れられてませんでしたねえ・・
戦いというのでスリルに満ちたものを期待してましたけど全然違いましたしね^^;
まあ、兄弟仲良く分けたと脳内補完してもいいのかしら(笑

なんか一青とマキのコースは充実してましたけど
雫とみやびのカップルは唐突なラブでした。
流れ的にはわかっていましたけどね・・。
最後なんで何があっても驚かないと決めてましたが
テンメイさん流にはお相撲さんだったのが
爆笑でした。
良かったですよね。
かわいいカップルでした。
みやびちゃん好きだし。

それにしても生殖医療まで言及されてますが
この頃、不妊のドラマが目立っていたので
タイミングよく読ませてもらった気もします。
私はその人次第で何でもOKだと思いますけど。
神の領域とも言われるゆえに、コメントしにくい部分も確かにあります。

一青と雫が握手をしたあたりからうるうるで
綺麗に終わってくれてほっとしました。
テンメイさんからも「上手い! お疲れさま♪」と
言ってもらえてほっとしましたわ。
私的には微笑み拍手どころか大号泣でしたけど。

テンメイさん、春ドラマ以降はわからないのね。
またお会いできたら遊んでね。
荒川マラソンがんばってね!
風邪はもう大丈夫なの?

投稿: エリ | 2009年3月12日 (木) 18時44分

> KABさん
    
こんばんは しばらくワインは見たくありませんね♪
もう一生分くらい、ネットとドラマで見まくりました。
まあ、シャンパンなら好きだからいいけど☆
    
時間が経つほど深く広く根が張って、それに応じて
美味しくなる。大まかで定性的な話は分かります。
ただ、所詮は個人の味覚の問題で、違いが大きいはず。
実際、ル・ピュイも味で選ばれたわけではありません。
あと、どれだけ時間が経つといいのかという
定量的な問題も気になる所。
横軸に年数、縦軸に美味しさを取ったグラフを
書いた時、決して単なる右上がりにはならないはず。
    
「登美・シグネチャー」は、Yahoo!と
Googleで検索オプションを使って正確に
調べると、一致するサイトはゼロでしたよ。
シグ「ニ」チャーでも全くヒットせず。
登美の公式サイトで見る限り、最高峰は
「登美ノーブルルージュ」です。
     
ともあれ、情報ありがとうございました
    
    
     
> PINK FLASHさん
    
またまた、こんばんは
ドラマだけでも楽しめましたが、原作を知ってる方は、また

別の楽しみを味わえたことでしょう。

脇役のはずの一青&マキの方が上手く描かれてる辺り、
ちょっと引っ掛かりましたよね。
韓国ドラマは冬ソナを3分の2くらい見ただけですが、
親子とか家族へのこだわりとか、「ドラマ」チックな
展開とかが似てる気はします。
   
「ペ・ヨンジュンssi」の「ssi」の意味が
分からなくて、調べるのに苦労しましたよ。
なかなか正確な話が書いてなくて。
日本語の「氏」を表す韓国語の発音「シ」を、
ハングルじゃなくアルファベットで表記したわけね。
僕はヨンジュンssiのことはほとんど知りませんが、
知的でプロフェッショナルなタレントだと思ってます。
その意味では、一青そのものかも。
    
「puy」は、僕のロワイヤル仏和中辞典にも
同じ意味が載ってるし、「中世,主に北フランス
諸都市で教会を中心に開催された文芸の祭典」と
いう意味も載ってます。
でも、どちらの意味もボルドー地方とは
離れてるから、一瞬でパスしました。
ただ、P.S.7に「無い」と書いたのは
不適切でしたね。早速、訂正しました。
   
アハハ (^^) 斉藤ssiのめがねは変装ですか。
ホホーッ! ソムリエバッジ☆
なるほど、左胸のぶどうの形のバッジね。
ホントだ。雫とみやびは付けてないのか。
って言うか、ネットでフツーに売ってるんだ♪
でも、資格試験合格者の物は形が違ってますね。
    
おっと、公式サイトの間違いを指摘しましたか!
それも凄いけど、すぐ直すっていうのも素晴らしい☆
また次のコメントの際でいいので、よろしければ
参考までに、何をどう指摘したらどんな反応で
何日後に訂正されたのか、教えて頂ければ嬉しいです。
かなり稀少価値のある情報なので。
   
なるほど。ワイナリーは撮影協力を見てもネットで
調べても、株式会社・山梨ワインのようですね。
ぶどう畑がメルシャンって所までは確認できません
でしたが、メルシャンのHPのぶどう産地の
写真から判断したわけですかね。
なるほど、確かにアルコール関係のスポンサーを
付けないっていうのは適切なポリシー。
その程度の余裕は今の日テレにも残ってるんでしょう。
    
僕のレビューは、ブログとしては深過ぎて読む側も
大変でしょうが、自分が納得できるものを書いてます。
熱心な読者や優秀な読者も集まりやすいし、
逆に変なコメントも付きにくい。
それなりのメリットがあるわけですね。
まあ、書く側としてはすごく大変ですが、ドラマと
共に楽しんで頂けたようで、嬉しいです。
      
今後については、一番大きいのは時間配分の問題。
仕事やスポーツ、日常生活を大幅に犠牲にして
しまってるので、このままではキツ過ぎるんですよ。
ドラマ以外にも、書きたいことは一杯ありますしね。
何らかの形でもうしばらくサイトを続けるのは
確かなので、時々のぞいてみてください。
あんまし期待せずに♪
   
中身の濃いコメント、どうもありがとうございました。
ではまた。Au revoir         
    
      
> エリさん
   
こんばんは
アハハ (^^) 力作過ぎて長かったですか♪
長さだけなら、ウチの中では大した事ないけどなぁ。
何度でも味わえるスルメのようなレビューってことで、
あと2回は読みに来てください ^^
本気で読んで頂いたようで、どうもどうも☆
    
遺産は一言くらい説明が欲しいでしょ。
闘いの描写は、衝突より絆の方を遥かに強調。
もう少しスリルに満ちた衝突を映してから
和解させた方が良かったですね。
やや甘口のテイストにも感じるけど、物語の軸が
硬派で古典的だから、バランスを考えてるのかも。
    
兄弟仲良く分けた後で、それぞれがかなりの
部分を他に回したと想像するのがいいかな。
霧生、ロベール、みやび、会社の仲間、セーラ
まだ生きてるんなら、ほのかにも。
あるいはワインとか環境関連の団体とかね。
    
そうでしょ。一青&マキは、値段は安いものの、
フルコースのディナーって感じ。
それに対して、雫&みやびはいきなりスイーツ。
その前の料理を忘れた、単なるオヤツって感じ。

アハハ (^^) いいでしょ、屋上の相撲の比喩。
まったくラヴシーンに見えない抱擁で、
雫がおしつぶされそうに見えたほど。(失礼♪)
みやびちゃん、エリさんには大好評ですね。
ああゆうのがタイプなんだ ^^
    
不妊のドラマが目立ってるんですか!
僕は見てる本数が少ないから知らなくて。
検索すると『ありふれた奇跡』がヒット。
    
その人次第で何でもOKね。
たぶん、肯定的な人の代表的意見でしょう。
僕ももちろん、全否定してるわけじゃなくて、
個別のケースを見る必要はあります。
    
ただ、「その人」って言う時、目の前の妊娠に
関わる当事者のことを指してるでしょ。
生殖医療は、他の「人」にも大きく関わってます。
    
例えば、生まれて来る子供。失敗その他で
捨てられる受精卵。あるいはその前の精子。
アメリカの女性が優秀な精子を選んで妊娠する場合には、
その裏側で、他の男性(精子提供の可能性を持つ人)が
捨てられてるわけです。
     
法的な問題もあるし、子供と精子提供者、
あるいは代理母の人間関係も複雑。
さらには、生殖医療が普及すると、それを好まない
女性にもプレッシャーが加わります。
普通の妊娠ができない女性が、周囲から「どうして
治療しないの?」と言われる恐れがある。
もちろん、医療技術的にもまだ信頼できないのは、
先日の受精卵取違え問題でも話題になったばかり。
こんな事は、普通の妊娠ならあり得ない話です。
    
こうしてみると、まだまだ実験的段階、
あるいは試行錯誤の段階。
一番大切な「人間の命」、神の領域の操作だから、
少なくともまだしばらくは慎重に扱うべき話でしょう。
医者や生物学者を含めて、当事者はやりたがる。
目先の欲望にしたがって。子供が欲しい、新しいことを
試したい、金や名誉が欲しい、競争に勝ちたい、etc。
慎重さを示すのは周囲の人間しかいないんですよ。
   
    
話変わって、一青&雫の握手にうるうるね
僕の場合には、第6話のラストがピークです。
戻って来た雫を一青が温かく迎え入れた。
あそこでもう、兄弟の絆が深く結ばれたわけ。
あの時、一青の呼びかけが「雫」と呼び捨てに
聞こえたのは、偶然じゃないかも知れません。
    
綺麗に終わったってのは、確かにそうですね。
遺産相続の対決以外に、レセプション事件を
挟んだのも、ドラマ的にはなかなか巧み。
2人の実力が、外の世界に向けられる具体例を
見せるエピソードで、デキャンタージュや
フランス語も取り入れることが出来たし、
日本とフランスのつながりも描けた。
        
それなりの技術を持った、頭のいい脚本家でしょう。
ただ、何がウケて何がウケないのか、
その辺りはこれから勉強すればいい。
ちょっと今回の薬が効き過ぎちゃうかも♪
    
春ドラマって、何があるのかも知らないんだけど、
とりあえず1クール休む可能性は十分あります。
サイトの更新そのものを休もうかとも思ったんだけど、
そこは差し当たり踏ん張る予定。
毎日更新の継続は微妙だけど、飛び飛びにしたら、
更新回数が尻すぼみになって、自然消滅しちゃいそう。。
    
ま、じっくり考えてみますよ。
エリさんは社会派だから、僕がドラマレビューを
中止しても会う機会はあるでしょう♪
ドキュメンタリーの記事とか。
それに、ウチがどうなろうと、よそへ遊びに
行くのは別の話ですからね。
   
荒川マラソンの応援、どうもです
ドラマに時間を使い過ぎてて、ロクに走りこんで
ないけど、それなりの走りは見せるつもり。
風邪は何とか治まってる状況かな。
日曜まで油断しないようにしますよ。
   
とにかくお互い、お疲れさまでした
ま、亀梨の写真集でもじっくり楽しんでください♪
このコメントも長すぎたかも ^^
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2009年3月13日 (金) 18時05分

テンメイ様、こんばんは。

2009年、最初のバトルも無事終了。
継続は宝なりという言葉がありますが
すべてのものに終焉があるのもまた事実。
キッドのような引退後のささやかな楽しみとは
違い
若人には次のステップというものがございますからね。
潮時というものを試すということも大切ですからな。

まあ、趣味と実益を兼ねるというサイトもあれば
表現というものの修練というサイトもあります。
どこに向かっていくのかを
考えつつ、中継基地を進めていくのは
遠征には重要ですしね。
テンメイ様の次のステップがどこに向かうのか
楽しみです。

キッドが連続ドラマをほぼ全部網羅するように
なったのは
2006年10月からで
すでにテンメイ様とはそれ以前から
コンタクトがあったのですが
レビューバトルを意識し始めたのが
「たったひとつの恋」奇しくも亀梨作品でございます。

2007年1月「華麗なる一族」渋井陽子大阪国際撃沈。

2007年4月「プロポーズ大作戦」テンメイ様寝不足。

2007年7月「ホタルノヒカリ」テンメイ様バトル不足を嘆く。

2007年10月「ガリレオ」テンメイ様コーラガブ飲みしつつ計算。

2008年1月「あしたの、喜多善男」テンメイ様仕事サボる。キッドはハニーに夢中。

2008年4月「Around40」「ラストフレンズ」「CHANGE」テンメイ様拡張路線。

2008年7月「太陽と海の教室」「コードブルー」久しぶりに路線対立。天使VS悪魔らしくなる。

2008年10月「イノセントラヴ」世間の批評に耐え天使と悪魔再び共闘か。

・・・その道は遠く時を越えて続く・・・

のでございますな。

まあ、10のシーズンの充実したバトルが
何よりの祝うべき実りであれば幸いです。

そして、「神の雫」・・・。
レビューもまた天地人であり
打ち出される一文字一文字が
テンメイ様の天使の雫でございました。

それでは再会を願いつつ
終わりなき九杯目を・・・。

投稿: キッド | 2009年3月14日 (土) 02時27分

> キッドさん
    
こんばんは
09年最初のバトルは、衝突というより連携でしたかね♪
中盤までドラマを支持、終盤は多少、首を傾げた辺りも
まったく同じ。ま、首の傾きの角度は違いますが。
    
引退後という言葉の解釈は簡単じゃありませんが、
潮時というものを試すという言葉は正確。
そうなんですよ。試すって感覚ですね。
パワー的にもアクセス的にも、多少の余裕がある内に。
今ならまだ、読者はかなり大勢いらっしゃるし、
検索サイトの強力なサポートもある。
          
でも正直言って、ドラマ記事を中止した後の
ブログ運営なんて全く自信ありませんよ。
そうでなくても、ドラマが終わる度に読者が
大幅に変わる状況で、なかなか読者は定着しない。
ブロガーでさえ、ほとんどドラマの付き合い。
      
ほぼ全てのTB&コメントに、丁寧にレスとか返しを
して、3年半もマジメに毎日更新してさえ、この状況。
ましてや、ドラマから離れて更新も時々にしたら、
自分でも管理ページにアクセスしなくなりそう (^^ゞ
色々と選択肢を考えちゃいますねぇ。他にいくらでも
やるべき事があるだけに、どうしようかなって感じ。。
    
実益というのは、金銭的にはまったくのゼロだけど、
広い意味でなら利益とか長所も色々ある。
確かに、表現も含めた修練という意味もあります。
ただ、ここらでドラマとは別の種類の中継基地を
作って、将来の遠征に備える考えはかなり魅力的。
それがホントに中継になるか、迷路への入り口に
なるかは、何とも読みにくい所ですが。。
    
    
それにしても、バトルの歴史の振り返りが素晴らしい☆
よく覚えてますね、2年半=10シーズンもの流れを。
キッドさんとのコンタクトの最初は、
『僕の歩く道』第1話でTBを頂いたこと。
僕は初めてのTBに対しては、基本的にTB&コメント
返しをするんですが、あの時は正直ためらいました (^^)
   
記事のタイトルがフツーじゃないし、小文字の
マニアックな前置きも強烈なインパクト。
文体や思考回路も、僕と余りにも違ってる。
でも、よく読むと非常に興味深いレビューだから、簡単に
コメントした所、そちらからまた強烈なコメント返し♪
今読み返しても凄い内容ですね☆
ま、お互い、只者じゃないってことかな。
    
    
こうして振り返ること自体が、実りを祝うってことでしょう。
ホントはお互い、女のコ が相手の方が
いいんだろうけど♪
天使の雫って表現の含みがまた笑えます(^^ゞ
        
結局は、たまにドラマ記事を書くとかいう
妥協の線で落ち着くかも知れません。
小市民の現実主義者なもんで♪
とにかく、もうしばらくネット上から消えることは
ないと思うので、また言葉の総合格闘技を楽しみましょう。
    
来年の桜 は見れますかね・・・それでは。。

投稿: テンメイ | 2009年3月14日 (土) 20時55分

テンメイさん
こんにちは
ついに最終章を迎えてしまいました
終わり方としては 及第点というところでしょうか
上手くまとめていたと言えますね
神・自然・人間
深いドラマで見ごたえはありましたが 難しかったというのが正直な感想です
ワインと人
密接に結びついていくところがこの物語の面白さですが
それを 理解するのが大変でした
漫画とドラマ

その違いは大きかったのではないでしょうか
原作である漫画は 個々のペースで理解できる
立ち止まったり 何度も戻ったりしながら
でも 流れていくドラマは 一瞬で捉えなければいけない
多数の人が 感覚で受け取れるもの
そんなものが ドラマには求められているのでしょうね
そこに 1つの敗因があったのではないかと思ったりしています

何に中心を置くか
ワイン 雫 一青 親と子 兄弟
とりまく人々の抱えるそれぞれのストーリィ
盛りだくさん過ぎた気がします
ワインについても 原作者の思いを大切にするのも分かりますが
ドラマで興味を覚えた人が 原作でワインにたどり着く
そういう観点で ドラマではワインの扱いは 
もう少し素人に分かり易いものであっても良かったと思います
そして 何度も言ってるように主人公の雫をメインにね(笑)
なんで お坊ちゃまな雫になっちゃったのかしら?
原作のやんちゃな雫
亀梨仕様で 見てみたかったわ(笑)

テンメイさんとの出会いは 
一方的に私が<サプリ>のレビューを見つけたときから
それも オンエアから半年くらいも経ってからね
偶然ネットサーフィン中に ここにたどり着いたのでした
ドラマをドラマとして 観ている人がいる
誰が演じているとか
数字がどうだとか そういうところから離れて
ドラマ そのものとして 評価する人がいる
そういう場所があることを知って 嬉しかったです
もちろん サプリの評価が高かったのも理由だけどね(笑)
今回の神の雫が テンメイさんの最後のドラマレビューとなるのでしょうか
それは とても光栄なことだけど
淋しいことです
どんな形でブログを続けられていくのか
それも 楽しみではあるけれどもね
書くということ
楽しさと悩むことの 連続でもありますね
先輩としてのテンメイさんの今後を 楽しみにしています

投稿: 彩花 | 2009年3月15日 (日) 13時51分

> 彩花さん
    
こんばんは
終わっちゃいましたね。
そちらのレビューがなかなかアップされないから、
お気に召さなかったのかと心配してましたよ
また、長い後書きが付くのかな、とか ^^
    
終わり方としては、100点満点の75点くらい。
優・良・可で言うと、良でしょう
まとめ方の上手さだけなら80点で優とも言えるけど、
不十分な箇所も目立つもんで。
ドラマ全体の総合評価なら、少し下がって72点かな。
ただし、個人的満足度としては85点☆
文句なしの優です
      
マンガとドラマのペースの違いは確かにありますね。
マンガは自由で、ドラマは不自由。
ただ、最近は録画を使う人も多いから、ドラマ作りも
録画を意識してる感じになって来てます。
見直して始めて分かるような内容が目立ってる。
たとえば『ガリレオ』なんてのは典型的で、
おかげでマニアック・サイトが活躍できたわけです (^^)v
    
特にこのドラマは、録画を使った人の割合が高そう。
視聴者の5割が亀梨ファン、1割が田辺ファン、
1割がワイン通、1割が原作ファンって感じで、
こだわりのある人が多いでしょうからね。
    
彩花さんの場合、録画を見ても難しいってことでしょ。
それは難しいって言うよりも、簡単に見ただけじゃ
つまらないってことじゃないかな。
他の作品と違って、テレビドラマの場合は、
ほぼ例外なく簡単に見れるように出来てます。
ただ、簡単に見てどうなのか、難しく見れるのか、
見れるとしたらどうなのか。
その辺りで違いが生じるんでしょう。
     
まあ、敗因という話でいうと、分かりやすい話、
裏番組の『トライアングル』の方が、キャスティング的に
やや上だし、直前の『メイちゃんの執事』がそこそこの
数字を取ってるってこともある。
ワイン物語とミステリーじゃ、分が悪いのも確か。
あと、亀梨ファンはやっぱり現実を直視すべきでしょう。
それ以上に、本人がこれからどう進むかが問題。
    
ストーリーの骨格としては、仕方ない部分も大きいですね。
『神の雫』とは、そもそも究極のワインを指す
言葉だし、原作は明らかにワインの物語。
韓国でもフランスでも、そう受け止められて評価されてる。
ワインの扱いをあれ以上簡単にはできないでしょう。
かと言って、メインにはできないから、人間ドラマになる。
    
人間ドラマとしては、父と息子(2人)を前面に
押し出すしかない。恋愛はムリでしょう。
おまけに、何度も書きますが、古い舞台設定で
父と息子が闘った大成功の例が2年前にあったわけです。
同じくジャニーズが息子役で主演した『華麗』では、
平均視聴率は約24%。
しかも原作は鉄鋼をめぐる大昔の経済小説で、
多くの人が結末を知ってるにも関わらず、最終回30%超。
    
これを見ると、現在ヒット中のワインドラマで似たような
ことを試みるのは、一応理解できなくもない。    
まあでも、第6話レビューとかで書いたように、
基本的には一般ウケしない話ですね。
    
お坊ちゃまな雫の影がかすんだのはその通り。
でも、亀梨にやんちゃな雫を演じさせるのも冒険でしょう。
不評だった『1ポンド』の後だから。
東京ドームとかなら分かりますけどね。
      
    
で、話変わって、テンメイさんとか『サプリ』ね♪
アハハ (^^) 正直でいいなぁ~。
僕が『サプリ』を叩いてたら、今ここで
親しく話すこともなかったでしょう。
そんなにホメたつもりもないけど、周囲の不評の
中だとウチが目立ってたのは事実かな。
そうゆうのが多いですけどね。
『喜多善男』『太陽と海』『イノセント』『神の雫』。。♪
     
別に「最後のドラマレビュー」なんて言ってませんよ (^^ゞ
しばらく休もうかなとか、回数を減らそうかなとか、
そうゆう限定的な話にすぎません。差し当たりはね。
    
ブログを止めるとか中断するっていう選択肢はしばらく
封印することにしたし、基本的にドラマ好きでおしゃべり。
また何かマニアックなドラマ記事を書くでしょう。多分。。
    
とにかく、しばらく考えてみます。
春ドラマに超お気に入りの作品が見つかれば、
今まで通り毎週レビューする可能性も一応アリ。
自分で書かなくても周囲の記事には目を光らせてるから、
彩花さんも用心してください♪
     
お互い、よりポジティヴなサイト、より満足な
自分の創造を目指して、試行錯誤し続けましょう。
それこそ『神の雫』が描く闘いの本質でもあったはずです。
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2009年3月16日 (月) 20時35分

テンメイさん、今頃で何なんですがお疲れ様でした〜
神の雫のない火曜日を数ヶ月ぶりに迎え、改めて終わったんだなと実感しています。

それにしても、重厚なレビューで、私のゆるい頭では理解できず、途中は呪文を読んでいるようで〜(汗)
何せ、「亀ちゃんかっこいい〜睫長い〜スキー服似合う〜」のレベルなんで…
申し訳ないです。
ただ、このドラマをテンメイさんが評価してくださったのだけは、何となくわかりました。
ありがとうございます。

うちは、家族で見てました。

ただ、セーラ役の方の登場シーンになると微妙な空気になって〜

前々回の病院での「お兄ちゃん、帰ろ〜」

あまりの棒読みに一瞬シーン、そして爆笑〜

最低限の演技力は必要だなと痛感しました。


ちょっと気になったのは、亀ちゃん山P藤木直人には、どういう経緯で関わるようになったのか〜
一言では語れないですよね〜

これからも、ちょっとは亀梨和也に目を止めてくだされば嬉しいです。

投稿: ホワ | 2009年3月17日 (火) 18時12分

> ホワさん
   
こんばんは お久しぶりですね!
って言うか、ドラマ記事だと初コメですか。
どうもどうも。ホントに疲れましたよ。
フルマラソンで。。そりゃ、関係ないか♪
    
アハハ (^^ゞ 重厚って表現が精一杯なんですね。
いや、正直でいいんじゃないですか。
呪文って、一応ちゃんとした日本語なんだけど♪
ま、『雫』の最後だし、しばらくドラマは休むかも
知れないから、気合が入ったってのはあります。
       
かっこいい~睫長い~スキー服似合う~って
レベルは、亀梨ファンとして全く普通でしょう。
ただ僕はドラマファンであって、しかもマニアック
だから、それなりのものを書いてるだけのこと。
孤高を目指して闘う男なわけです♪ 第6話かよ!
      
雫には厳しい事も書きましたが、全体的には評価してるし、
だからこそ本気でレビューしたわけです。
不評の嵐の中で、少なくとも1人こだわりの
ある男性が評価してくれてる。
そんな感じの受け止め方でも十分でしょう。
     
で、いきなりセーラ攻撃ね♪ 確かに凄かったな。
まあ、まだ21歳でドラマ初出演。
いきなりレギュラーは大変だったでしょう。
演技だけじゃなくて、テレビに向いてない気が
したほどでした。グラビアの方が遥かに魅力的。
でも、一応女優を希望してるみたいだから、
温かく見守ってあげてください。
とか言いつつ、僕も苦笑してたんだけど♪
       
亀梨&山Pとの出会いは、まったく偶然ですよ。
ブログを始めて間もない頃、『電車男』の超手抜き
記事を書いたら妙にヒットしたから、次に目を
付けたのが週末で好都合なドラマの『野ブタ』。
これが面白くて、どんどんハマって行ったし、
読者も急激に増えていった。
    
その後、ドラマ記事を増やしてる内に、『野ブタ』
と同じく土9の『ギャルサー』と遭遇。
話も面白いしギャル(戸田、新垣etc)も可愛くて、
主演の藤木もやたら笑えたわけです。
読者の反応も野ブタ以上で、大満足。
簡単に言うとこんな流れで、亀梨&山P&藤木の
特別扱いを続けてきたわけです。
              
ただ、細かく見ると色々ありますけどね。
『1ポンド』はすぐ切ったし、『コードブルー』は
あんまし評価せず。藤木も『シバトラ』の最初以来の
ご無沙汰。ファンの多くは既に消えちゃった模様。
   
どうしてもタレントとかドラマ目当ての人が
ほとんどだから、僕としては考えちゃうわけです。
ウチは彼らのサイトじゃなくて、テンメイのサイト。
僕は文系、理系、スポーツ系と何でも書けるのに、
何でドラマばっか頑張ってるのかなぁって感じ。
        
とはいえ、亀梨はもう頭にしみ付いてるタレント
だから、今後も注目してますよ。
『野ブタ』の続編SPとかあれば、絶対レビューします♪
        
という訳で今後もウチをお忘れなく ^^  宣伝かよ!
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2009年3月18日 (水) 03時16分

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