自転車疲れジョグ&『ブザー・ビート』第5話
RUN 7km,35分48秒,心拍141
東名高速の路肩が崩れてる映像はショックだな。静岡で震度6弱なんて
話を聞くと、ブログなんて書いてるよりも東海大地震の対策しなきゃって
思ったりするね。最近、警戒心が薄れちゃってるから、今襲われたら大
変だわ。防災バッグってどこにあるの?って感じ。3日間のサバイバル
用品くらい、ちゃんと準備しかなきゃなぁ。。
とか言いつつ、とりあえず地震対策は先延ばしにして、今夜はジョギング
&ブログのみ♪ 走る前にこの記事後半のドラマ批評部分を書いてると、
走る時間が無くなってしまった。ワンパターンだね (^^ゞ もう走るのは止
めようかなと思いつつ、渋々と近所の公園へスタート。昼間、乗鞍のレー
スの件で仲間と連絡を取り合ったばっかだし、ここで怠けてる場合じゃな
いのだ。投げたらアカン!
昨日は休養したし、そろそろ脚も復活して来たかなと思ったら、やっぱり
ダメ。太腿四頭筋がズーンと重くて、往路はほとんど走りになってなかっ
た。それでも徐々に身体が温まって来たし、脚の裏側とか、疲れてない
場所を使って走ればいいことに気付いたから、ジョグと言うよりは普通の
ランへと変化。もっと早く気付くべきだった。
で、結局トータルでは1km5分07秒ペース。ま、積極的休養だからこん
なもんでしょ。中身を見るとショート・ビルドアップって感じで、その気にな
ると簡単にスピードアップできる身体にはなってる。秋以降のランニング
シーズンが今から楽しみだ。ちなみに心拍はプラス6の補正で、明日は
14kmくらい軽く走る予定。それにしても相変わらず梅雨みたいな天気
で、蒸し暑くてイヤになるよなぁ。ブツブツ。。
往路(1.15km) 6分54秒 平均心拍118
1周(1.1km) 6分03秒 130
2周 5分42秒 140
3周 5分27秒 144
4周 5分06秒 159
5周(0.3km) 1分34秒 154
復路 5分00秒 158
計 7km 35分48秒 心拍141( %) 最大160( %,5周目)
☆ ☆ ☆
さて、今週はお盆だし、オマケの文章は省略してもいいかなと思ってたん
だけど、やっぱ書いとこう。『ブザー・ビート』第5話のコメントは、久々にあ
の台詞からスタートだ。では、皆さんご一緒に♪ せぇ~の~
素晴らしい!☆ いやぁ、久々だな。いつ以来だろ。拍手したくなるくらい
大満足だった♪ もちろん、一瞬映ったチアリーダーのバク転(後方回転)
のことだ・・・って話じゃないし、直輝(山下智久)のシャワーシーンでもない。
湯船から上がった山Pの太腿だ♪ しつこいわ!
そうじゃなくて、全体の出来が素晴らしかった。流石は大御所演出家・永山
耕三だ。特に終盤、直輝が菜月(相武紗季)と別れた後の一連のシーンは、
ほとんど完璧だろう。それにしても、山Pはやっぱ涙が似合う美少年だね。
去年の『コード・ブルー』、ばあちゃんがお菓子を買ってくれたシーンを思い
出してしまった。いつの間にか、笑わないアイドル代表に戻ってるんだよな。
それより先に、久々のタイトルバック映像(=オープニング)について見とこ
う。担当は『太陽と海の教室』の尾形竜太と、小林一博。最近は大幅にカッ
トされてて、特にフルヴァージョンは初回以来じゃないかな。おまけに、そ
の中身がかなり変わってたのに気付いただろうか。そう。チアのバク転が
入ってたのだ♪ 僅か0.2秒だけど。
・・・って話はおいといて、大きな変化の一つは、直輝が「莉子!」と呼び
かけてる点(本編はまだ「白河さん」)。その後、直輝と莉子(北川景子)が
一緒にバスケをやってた。第1話では、高速道路を背景にして、肩でツン
ツンやってたのだ。一方、直輝と菜月が噴水でイチャつくシーンは短くなっ
て、代わりに登場したのが夜道で寄り添う菜月&代々木(金子ノブアキ)。
分かりやすいね。あと、秀治(溝端淳平)が麻衣(貫地谷しほり)にキスし
ようとしてかわされるシーンも登場。この2人も以前より進展してるのだ。
ただし、一部の女性ファンが待ち望んでた、川崎(伊藤英明)&宇都宮
(永井大)が寄り添うシーンは見当たらなかった♪ ま、代わりにお風呂
で寄りそってたけどね。「女の子と2人なんて緊張・・やっぱりオレは男同
士の方が安心できなぁ」。「オレも悩んでんだよ」。この味わい深い会話
でウケてしまった♪ 脚本の大森美香も、ギリギリ怒られない範囲で遊ん
でるんだろう。なかなかビミョーな時代なのだ。。
☆ ☆ ☆
では、タイトルバックからドラマの中身に移るとしよう。今回のあらすじを
一言で表すと、要するに直輝が菜月と別れて莉子に向かい始めたって事
だけど、その舞台に選ばれたのは緑に囲まれた避暑地だった。これを見
て思い出したのは、先日(7月28日)の朝日新聞・夕刊の連載記事「TV
訪ねてみれば」。
キムタク=木村拓哉と松たか子(リコ=理子)の97年の月9『ラブ・ジェネ
レーション』の第6話ロケで、伊豆・伊東のサンハトヤ(伊東に行くならハト
ヤ ♫ のCMでお馴染み)を使ってたから、そこを毎度お馴染み、妙に軽い
インテリ女性記者・竹田さをりが訪ねてみたのだ。見出しは「トレンディー、
温泉で中締め」、ドラマの演出家の1人は永山耕三。
当時まだ死語になってなかった「トレンディードラマ」で、温泉が出るのは
珍しいんだけど、脚本の浅野妙子はこう語ってる。「恋愛ドラマはシリー
ズの真ん中あたりでダレるから、温泉を入れることになった」。一方プロ
デューサーは「ちょっとエッチな大衆性を入れるのに温泉がよかった」。
こうしてみると、昔懐かしい感じのある月9の『ブザビ』中盤で、避暑地と
温泉(みたいな風呂)が出て来たのもうなづける所だし、そのおかげで女
が男をはるばる追いかけて来る「ドラマ」も生まれたわけだ。どうせなら、
女の子達も温泉に入れて欲しいもんだけどな。もちろんコスチュームの
まま♪ ちなみに、キムタクと松はキスして露天風呂に入ってる。という
事は、山Pと北川もロケ中にこっそり露天風呂に入ってるはずだ。いや、
単に山Pファンをからかって遊んでるわけよ♪
で、避暑地の合宿。選手とチアガールが一緒って設定は、現実味がある
のかどうかビミョーだけど、もちろんOKだ♪ ただし、コスチュームを着て
ないのは大減点! 反省して、来週は冒頭から頑張って欲しいもの。実
際、第1話はそうゆう男性向けサービスからスタートしてたのだ。あと、今
時スイカの差し入れなんてのも、逆にレトロで好感持てる演出だね。つい
でにこの後、高原のサイクリングシーンなんかも欲しい所。水着で川遊び
なんてのもいいな。
細かい話はさておき、今回感心したのは、菜月と別れて以降。まず菜月
と別れる部分は、脚本も納得できた。最近珍しいんじゃないかな、男がプ
ライドを保って女を捨てるってパターンは。少なくとも、ウチでこの4年間
にレビューしたドラマには全く無い気がするし、現実社会でも激減してる
気がする。
私は直輝の気持ちが凄くよく分かるので、菜月の釈明を切り捨てるよう
に別れを突き付けたあそこは「良し!」って感じだった。もちろんBGM
の曲調は一瞬で切り替えてたし(温かい→冷たい)、緑に包まれた場所
でそよ風が吹いてる設定もなかなかいい。CGっぽい曇り空も、このシチュ
エーションにピッタリだ。
その後、代々木に菜月を任せようとするシーンの会話も、10秒もの沈黙
を贅沢に使ってて味わい深いし、もちろん物語的な伏線とかフラッグにも
なってる。代々木は複雑そうな感じだったし、当然この後もう一度、直輝と
菜月は接近するんだろう。ともかく、代々木を残して直輝が部屋を出た所
からが、永山演出の真骨頂だ。あの落ち着きと、透明な静寂感の美しさ☆
まず、何とも言えない暗くて蒼い空。CGかリアルか分からないけど、絶妙
の色合いだ。ハッキリ言って、物語的には無くてもいいシーンだけど、それ
を敢えて入れるのがドラマ、あるいは映像芸術ってもの。その後、直輝は
1人で暗い部屋に戻るんだけど、ここでも窓側の色が暗い蒼さを引き継い
でる。もっと言うならこの暗さは、冒頭で菜月の浮気を見て以降、バスケの
練習シーンとか自宅の部屋とかに共通して見られたものだ。
その闇の継続の中に、一筋の「光」が表れる。それは、携帯の着信ライト
と共に鳴る音。そして莉子の声、更にはヴァイオリンのメロディー。莉子の
側は、部屋も表情も明るく映されてるのに対し、直輝の側はどん底の暗さ。
だからこそ、莉子の「光」は温かすぎて、直輝の氷の瞳が融け、水の光が
こぼれ落ちる。この状態は、男の美学として許せないから、急に携帯の
電池が切れるわけだ♪ 私は思わず、もらい泣きしそうになってしまった
けど、もちろん「泣いてねぇし」と言っとこう。
そして最後は、全体的に明るい光で終わる。今回、何度も体育館は映っ
てるけど、一番明るかったのがラストシーンであって、当然計算されてる
のだ。明るいのは何故か。それは、息を切らして「光」がやって来るから。
光の温かさで心の「氷」が全て融け、輝き出すから。更に、その輝きが
胸のビートを生み出し、そのエネルギーを直接相手に返すから。明るさ
とは、エネルギーの一形態なのだ。。
☆ ☆ ☆
最後、主題歌『イチブトゼンブ』の爽やかヴァージョンが流れる中、莉子
が抱き合ったまま「もうちょっとだけ、このままで」とつぶやく。この辺りは、
2000年に大ヒットした月9『やまとなでしこ』を思い出させる所。正確に
は覚えてないけど、これに似た台詞を松嶋菜々子が語った後、彼女は
堤真一と一旦さよならするのだ。それを考えると、この莉子の台詞その
ものが、直輝と一旦別れることへのフラッグ(=先取りして表す記号)と
言えるだろう。
あと、オヤッと思ったのは、秀治の扱いだった。どうもこの後、彼を男とし
て輝かせる感じだね(一度暗くした後かも)。それで麻衣が魅かれていくっ
て流れか。そうなるとやっぱり宇都宮&川崎のカップルが残ることになる♪
ま、予告を見ると、来週は直輝と川崎が衝突するのかな。川崎の女(=
莉子)を直輝が奪うのは、直輝の女(=菜月)を代々木が奪うのと似た話
だから、直輝もかなり辛い所だ。その中で、ムカついてた代々木とも次第
に気持ちが通じ合って行くのかね、「仲間」として。現実世界だと、ほとん
ど不可能なことだろうけど♪
そろそろ時間だ。ちなみに今週、何気にウケたシーンは、莉子が麻衣に
「後出しジャンケン」で勝った箇所。視聴者の私は「オイオイ!」と突っ込
んでるのに、麻衣は本気で悔しがってるし、2人を後ろにして秀治は呑気
にパンを食べ続けてた♪ 地味だけど味わい深い構図のギャグだと思う。
とにかく大満足ってことで、今日はこの辺で。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.『ブザー・ビート』第5話の視聴率は13.5%。そんなもんでしょ♪
P.S.2 今週のファッション・チェック! まずホホーッと思ったのは、ベン
チで眠る山Pのソックスが非常に短いこと。あれって、ハイカット
気味のバッシュ(=バスケットシューズ)の中に収まるようにって
ことなんだろうな。女性用だと、パンプスの内側に収まるソック
ス(?)みたいなもんか。ま、パンツ(=ズボン)の長さとか、体毛
の濃さとか考えないと、ハズしちゃうかも♪
あと、ピンクのTシャツのインナーにタンクトップ(=ランニング)
を着てるのが目立ってた。ピンクが女性っぽい色だってことも
あって、ブラのひもみたいに見えたな。探せばウチにもピンク
のTシャツがあったと思うから、真似してみようか♪
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コメント
こんにちは~
>夜道で寄り添う菜月&代々木
まさかとは思ったけど、そうだったの?
久々のタイトルバック映像にはやっぱりゾクゾク♪
中身もさり気なく変わってたのが、やるぅ~!って感じ。
何度観てもいいわぁ
意識した宇都宮のセリフも可笑しいですよね。
そりゃ皆さん、まんまと期待しますわ。
>男がプライドを保って女を捨てるってパターン
プライドって言うか、誰でも許せないですよね。
あんな所に遭遇したら、話し合いすら拒否したいわ。
しかも代々木に「頼む」なんてプライドがあったら出来ないわ。
実は凄い男、直樹。
じゃぁ、何が足りなかったのか…
これって難しいところですよね。女性が何で満足するのかを見極めるって。
てか直樹の場合、はっきり「しようよ」なんて言ってもしてくれないか(笑)
そんな純粋な直樹が、苦しんで男泣きする姿に貰い泣き。
鈍感さが招いた悲劇とも言いたくない。
そのまま知らずに結婚しちゃうより良かったんだけれども。。。
テンメイさんもやっぱり?
「泣いてたしぃ」(笑)
菜月も代々木も悪者に思えないのも、このドラマの面白い所。
みんなイイ奴なんだもん。
麻衣の存在がまたいいですね~♪
全てのバランスがグゥ~ですわ
投稿: mana | 2009年8月12日 (水) 17時11分
> mana さん
こんばんは~
タイトルバック、面白いでしょ ♪
第5話で2番目のヴァージョンだから、
終盤の第9話くらいで3番目の登場かも。
mana さんの場合は、バスケ好きって
こともプラスになってるのかな。
菜月&代々木は、寄り添うっていうか
イチャついてました
宇都宮はバスケの名選手って設定だけど、
別の意味の名プレイヤーになっちゃってる ♪
当然、川崎があっちのプレイヤーだろうな。。
プライドってのは、女の浮気に対するものって
言うより、本人の生き方の問題ね。
もっと上を目指すとか、オレが幸せにするとか。
それを「ちんけな」もの扱いされると「男」は切れる。
ま、男は最近絶滅寸前で、草食動物だらけだけど
代々木に頼むのは、むしろプライドが高いから。
低いプライドにすぎないのなら、
相部屋でこっそり刺すわけです♪
ところが強烈なプライドを見せつけられたから、
男の代々木も複雑だった。
なめた口をきけなくなったわけ。
女性が何で満足するか? そりゃ、アレでしょ。
絵文字入れましょうか ^^
僕は「泣いてねぇ」けど、つぶらな瞳に星屑のような
光が輝いたのは、個人的な話もあってね。
実はちょっとだけ似た経験してるんですよ
菜月は似てないけど、莉子は似てるなぁ。
キャラだけじゃなく、容姿まで
ヴァイオリンは弾いてないけど ♪
代々木は最初から、悪い奴って言うよりヒネくれた
奴だと思ってたけど、菜月はねぇ。。
嘘つきもパスだけど、裏表のある人間は最悪。。
単なる二面性なら誰でもあるとはいえ、
それをハッキリ使い分けてる人間は信用できない。
そうゆうのはすぐ分かることが多いしね。
この後、いいコになってもう一回直輝と
仲良くなっても、冷めた目で見ちゃうなぁ。。
麻衣はもちろん前からいいんだけど、秀治が
気になり始めてます。この後活躍するでしょう。
バスケでも、ラブストーリーでも。
直輝か莉子に何かポジティヴな影響を与えそう。
とにかくこのドラマ、懐かしくて爽やか
全てがいい感じでまとまってます。
この調子で、最後のブザービートを決めるまで
楽しませて欲しいもんですね
投稿: テンメイ | 2009年8月13日 (木) 19時22分