RUN 10km,49分20秒,心拍147
ナックル姫・吉田えり、初先発飾れずってニュースがあったから、打ち込
まれたのかと思ってクリックしたら、むしろ好投したんだね☆ 存続が危ぶ
まれてる、野球の関西独立リーグ、神戸9クルーズの17歳の少女。5回
で75球、被安打4で3失点、4回まで無失点って、十分でしょ♪
契約一時終了とか、給料が払えないとか、全体的にかなり深刻な状況み
たいだけど、出来ればあと数年頑張って欲しいもんだ。だって、画期的だ
もんね。フツーっぽい女の子が、プロの男の野球選手を相手にするなん
て、これまで単なるマンガの世界だったんだから。チョコッと可愛いのも、
もちろん3割増のプラスに決まってる♪
先駆者が頑張れば、やがてもっと凄い女の子も現れるはず。そうすれば、
最近野球を見なくなってる私でも、見る気になるだろう・・・って、動機が不
純かね♪ でも、ユニフォームまでオシャレになったら、全然イメージが変
わると思うけどな。今は農業でさえ、ギャルが進出して新しいファッション
を考えてる時代なんだから、野球なんて簡単に華やかに出来るはずだ。
さて、今夜はまた、この下にくっつけてるドラマ&映画レビューを書くのに
時間がかかっちゃって、走る時間も気力も無くなってしまった。ドラマお休
みモードと言いつつ、うっかり最後まで書き続けちゃったな。反省、反省。
ま、ドラマは最終回だから、しばらくはノンビリできるでしょ。って言うかもっ
とシビアに切り捨てないとダメだね。
で、一昨日がかなりマジメな19kmで、昨日が休養ラン10kmだったか
ら、今夜は少しマトモな休養ラン10kmにしといた。ところが、走る1時間
前に食べた夜食が珍しく胃にもたれて、スピードを出したくても出せない
状況。マズイな。胃ガンだったらどうしよう。。いざとなったら本当にガン
保険や医療保険が大金くれるのかね♪ いや、全然嬉しくないけどさ。
ともかく胃もたれに苦しみつつ、トータルでは1km4分56秒ペース。心拍
も低いし、ちょうどいい感じかも。明日は時間的にビミョーだな。やる事が
後ろにズレ込んでるし、1日サボっちゃうかも。心拍はプラス10の補正。
ではまた ☆彡
往路(1.15km) 6分27秒 平均心拍126
1周(1.1km) 5分45秒 138
2周 5分29秒 144
3周 5分32秒 146
4周 5分30秒 145
5周 5分18秒 150
6周 5分15秒 152
7周 4分54秒 160
復路 5分10秒 160
計 10km 49分20秒 心拍147(80%) 最大165(ゴール時)
☆ ☆ ☆
話変わって、昨夜ランニング前に見たテレビについて。素晴らしかった☆
『おくりびと』。流石はロングラン1周年で観客動員数のべ600万人近くを
集めてる映画だ。監督・滝田洋二郎、脚本・小山薫堂、音楽・久石譲を始
めとするスタッフと、本木雅弘・広末涼子・山崎努ほかのキャスト全員に
拍手を送ろう♪
この映画、見た事はなかったけど、あちこちで話を聞いてたし、「原作」に
近い『納棺夫日記』の作者・青木新門については、映画との違いを考察
する記事も書いてたから、かなり関心があった。出来れば21時から見た
かったのに、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』最終回と重なって
たので、仕方なく22時08分くらいから視聴。僅か15秒ほどで引き込ま
れた。車の中で本木と山崎が黙って座ってるシーンだったかな。何の場
面なのかも分からず、台詞もない状態でも、良質な映画なのは一瞬で明
らかだった。
無駄のない台詞、死という重くて普遍的な出来事と真正面から向き合う
姿勢、それでいて暗くなりすぎない扱い方。穏やかで心地良い音楽、美し
い風景と映像、抑制的で味わい深い演技。これなら言葉が分からなくて
も通じるはずだから、アカデミー賞・外国語映画賞を獲得したのも頷ける。
石の形や大きさで気持ちを表す「石文(いしぶみ)」の使い方も上手かっ
た。最初は本木(=小林大悟)が何気ない河原で拾って、広末(=美香)
に説明。ラストは、対立してた父から本木へ、そして妻の広末を通じて、
新たな命へ、石が伝達される。もっとも原始的かつ自然的で質素な象徴
表現であり、かつ墓石をもイメージする、見事な小技だ。言葉よりも雄弁
な、即物的ランゲージ。。
この映画を見ながら思い出したものが2つあった。一つは、最近読み返
した文豪・谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』(いんえいらいさん)。日本の伝統的
文化の美しさを陰翳(=影)に求める精神にとっても、この映画なら十分
満足できるだろう。陰に重きを置きつつ、適度な光を取り入れた、明暗の
コントラストの美しさ。あるいは、そのアレンジとも見れる、静と動の対比。
(23日朝の追記: 今朝の朝日新聞1面によると、谷崎は58年に日本初
のノーベル文学賞の候補となってたことが判明。推薦
者は三島由紀夫、パール・バック、ドナルド・キーンら)
もう一つ思い出したのは、朝日新聞・月曜朝刊に折り込まれてる大型国
際企画「GLOBE」(グローブ)の第23号(9月14日)。そこでは、ポスト・
グローバル時代へと視線を注ぐスーパーデザイナーのアレクサンダー・
ゲルマンがこう語っていた。「日本文化のあちこちに、創造的プロセスの
本質である“subtraction”(引き算)が存在している・・・」。不必要なも
のを取り除き、本質的なものを残す編集作業としての「引き算」。これは
『おくりびと』という映画においても存分に具体化されてただろう。。
☆ ☆ ☆
さて、そろそろ時間だ。今日はこの辺で・・・って訳にはいかないのね♪
ハイハイ。ハイは一度でよろしい。赤提灯に書かれてた「ホッピー」とは
どんな飲み物なのか、じゃなくて、『ブザー・ビート』最終回について私が
何を思ったか。あらためて書かなくても、今までの記事から明らかでしょ。
むしろ、逆にこっちが聞きたいほどだ。山P=山下智久のファンはいい
として、普通のドラマファンはどう思ったのか。
まずは、わりと客観的なデータを提示しとこう。大勢(ゼンブ)の手による
明確な情報だ。先週は、Yahoo!ブログ検索の「評判」に着目した。今
週は、Yahoo!テレビの「みんなの感想」を見てみよう。なぜか、かなり
アクセスしにくい場所に置かれてるから、珍しく外部リンクを張る(or 貼る)
ことにする。
放送終了間際から翌日18時までの間に、52人が投票。5点満点で、平
均点は3.4点だった。つまり、100点満点なら68点だ。それに対して、
ドラマの感想を初回からトータルに見た時の平均点は4.2点(1236人)
だから、最終回で0.8点、20%も下がったことになる。
(追記: 翌々日の朝7時でも、59人の平均が3.4点。変わってない。)
具体的な感想を見ると、更に厳しい事態が分かる。4点や5点の高得点
を出してる人でさえ、最終回はイマイチだと思ってることが多いのだ。一
方、10票以上の賛同票を読者から受け取った感想は2つだけで、その
タイトルは、「楽しく観たかったのに・・・」(31人,1点)と、「脚本がちょっ
と無理やり?」(12人,3点)だった。
ちなみに、最後の1人が一番過激な言葉を書いてたんだけど、今見たら
削除されてた。僅か数時間だから、対処が速い。ここからも、サイトの表
面に出てない生の感想の過激さが想像できるだろう。ま、私が遠く距離
を置いてる場所に行けば、今でも並んでるんだろうね。あと、満点を出し
た人に年少者が多そうなのは、感想の文体から推測できることだ。
☆ ☆ ☆
脚本の大森美香については、これまでも何度も触れてるし、特に先週は
自身が監督を務めた映画『プール』も参照しながら、やや突っ込んだ考
察をしておいた。一言でまとめるなら、技巧的でかつ、欲望に肯定的な
人。その脚本家が、プロデューサーの要望に応えて昔の月9を再現する
一方、「負の欲望」を独自にプラスしたのが『ブザビ』というドラマだ。その
意味で、保守的かつ革新的な二面性を持つことになる。
負の欲望を体現し続けた菜月(相武紗季)という存在が、いかに特殊な
キャラだったか。それを理解した上で評価するのなら、別に構わない。私
はパスだけど、そこからはもう個人的趣味の問題だ。でも、おそらく菜月
という存在は、その奇妙さがあまり理解されてないだろう。単に裏表があ
るとか、本音を抑えたいいコが時々ボロを出すとか、そうゆう平凡な話じゃ
ない。現実と比較しても、過去のドラマと比較しても、恐ろしく斬新な(or
浮いた)存在だった。
ここで、去年秋の月9『イノセント・ラヴ』とも比較してみよう。あのドラマだ
と佳音(かのん=堀北真希)が妙な行動をする女の子で、ネット中でさん
ざん叩かれてたけど、私は平然と真っ向から反論してた。それは、堀北
が可愛いからだ♪ いや、そうじゃなくて、あれは悲惨な過去をトラウマと
して持つ世間知らずの田舎娘だから、前提がまったく違うのだ。
家宅侵入という妙な行為は、かつて自分の身体に起きた「侵入」を行動
で再現する無意識的症状としてなら、精神医学的に平凡なものにすぎな
い。カメラで周囲の人を遠くから写すと犯罪扱いされるなんて話はごく最
近の感覚であって、歴史的にも全国的にも世界的にも特殊な話にすぎ
ない。グーグルのストリート・ビューによるプライバシー侵害が騒がれて
るのは日本だけとも言われてる。色んな意味で閉ざされた世界に生きて
来た少女が、ごく最近の特殊な感覚を身に付けてないことなど、不思議
じゃなくて、単に都会の常識を誰か優しく教えてあげればいいだけだ。
だから、ブザビの菜月に話を戻すと、菜月がああゆう妙な女になった道
筋を描いてるのなら、まだマシだったのだ。あるいは、満員電車や街中
でうっかり「チッ!」と舌打ちしたために、悲惨な目に合うエピソードとか
入ってるのなら、多少理解できる(見た経験あり)。優秀なOLならもちろ
ん、一般社会人でも、人前での女性の舌打ちは相当珍しい悪癖だ。
ところが、最後の直輝との涙のお別れでさえ、舌打ちは軽く受け流され
て、おまけに直ちに宇都宮(永井大)という王子様が愛の告白に来て救っ
てくれる。直輝のお母さん(真矢みき)のウケも最後まで凄く良かった。こ
うゆう大森の特徴的な脚本、あるいは人間観が、映画『プール』の自作解
説と重なる点については、既に先週指摘しておいた通りだ。
ちなみに、『おくりびと』にも欲望に忠実でワガママな登場人物が2人出て
いる。本木の父と、納棺業者・NKエージェントの事務員・余貴美子だ。で
も、父は死ぬまで許されてないし、余貴美子も自分の非を心から認めてる
様子を表してた。もちろん、2人が奇妙な行動を取ってる様子も映されて
ない(22時08分以降)。こうゆう悪の表現なら別に違和感はないわけだ。
☆ ☆ ☆
ではここから、ドラマの中身の具体的な問題点を見てみよう。ただし、可
能な限りポジティブ(=積極的)な話も織り込んでいく。つまり、ネガティブ
な要素であっても、何がポジティブなのか、あるいはどうすればよりポジ
ティブなものに変えれるのか、自分で示していくとしよう。
まず、全体の展開の平凡さとか、驚きの無さについて。ウチでは先週の
記事に軽く予想を書いたけど、大部分その通りで、全くハラハラドキドキ
出来なかった。たまたまウチの記事のアップと山Pの「ビッグニュース」が
重なったこともあって、読んでない人も少しいるようだから、ここに引用し
てみよう。誰でも思いつきそうな事を文章にまとめたものだ。
直輝はネズミの手術のリハビリを終えて、代々木と気の
合った連携プレー。母と妹も見つめる中、大事な試合で
ブザービート(ブザービーター)を決めてアークスの勝利。
チアの菜月も素直に喜び、直輝を諦める。宇都宮も川崎
を諦め、菜月にさり気なく優しいフォロー。秀治(溝端淳平)
&麻衣はますますアツアツ。ラストシーンは例の公園での
ディープ・キスって感じかな。
ドラマでプラスされてたのは、飲み会で代々木(金子ノブアキ)がしおん
(小松彩夏)と並んでるカットと、菜月としおんが優勝決定後に抱き合う
カット(和解の軽い表現)。あと、川崎(伊藤英明)と直輝や莉子との和解
もあらためて強調されてたね。麻衣(貫地谷しほり)が作った「恋愛年表」
は別に要らないけど、可愛いから見逃すとしよう♪
予想とちょっとズレてたのは、最後のキスが代々木の第二体育館だった
ことくらいで、見事なくらい予想通り、まさに「予定調和」だ(元は神の偉大
さを示唆する宗教的概念、ドラマだと脚本スタッフ達の自由な力を暗示)。
「予」め(あらかじめ)「定」められてる「調和」状態へ向けて、きっちりと話
を組み立ててあったから、予定調和が実現されたことに重きを置くのなら、
めでたしめでたしとか、良かったねとなるだろう。一方、予定調和の組み
立て方とか、予定が少しも破れなかった点に不満を感じるのなら、強引と
か退屈といった感想になるわけだ。
一方、私が期待した予想が完全に外れた点が1つだけあった。それは、
莉子(北川景子)の最後だ。あれだけ夢を諦めるなと強調しておいて、
最後はデビュー・コンサートの一週間前に練習を放り出して直輝(山P)
の元へダッシュ。結局、男は自分の道で大活躍、女は自分の道を投げ
捨てて男のもとへ向かい、愛される。最後の急転の意外さを考えると、
ロンバケ以上に保守的なエンディングと言えるだろう。
もちろん、これはいまだに現実的な構図でもあるし、生き方の選択とし
てなら別に悪い事とは言えない。これこそ恋愛ドラマだと思う人に対して、
違うと言っても仕方ないだろう(年齢的に幼い視聴者に対してなら、いず
れ変わるよと予言しとく)。
ただ、十歩譲っても、ドラマのプロセスが不十分なのだ。こうゆうラスト
にしたいのなら、莉子が仕事と恋愛の選択について悩む姿をもっとしっ
かり描いとくべきだった。他にも、音楽財団の八尾(升毅)を始めとする
プロのみんな、あるいはチケットを買ったお客さんに、非常に迷惑をか
ける事への葛藤とか、そこから生じる軋轢にも触れとくべきだろう。もう
20代半ばの社会人なのだ。
そういったものが無いから、せっかく外国人指揮者と英語で交わしたエ
モーショナル(情動的)な台詞が空疎な響きを残すことになってるのだ。
莉子の後ろの女の子達なんて、驚いた顔さえ全くしてなかった♪ 検索
も入ってたことだし、発音の聞き取りと翻訳を書いとこう。気を使って、中
2か中3レベルの易しい英語にしてあるし、発音も超~親切だった。
「Do you really love the young man?」
《ドゥー ユー リアリィ ラヴ ザ ヤング マン?》
(あなたは本当にその若い男性を愛してるのですか?)
「Yes,I do.So much.」
《イエス アイ ドゥー.ソウ マッチ.》
(はい。とても愛してます。)
「Everything is OK.Love makes you strong♪」
《エヴリシング イズ オウケイ.ラヴ メイクス ユー ストロング.》
(すべて大丈夫です。愛はあなたを強くしてくれます♪)
ちなみに中高校生の皆さんは、「makes」の「s」(三単現のs)を忘れる
とテストで減点されるから注意してネ♪ Loveは三人称・単数で、make
はここでは不変の事実を示す現在形だ(未来のニュアンスが強め)。
あと、直輝の性格から考えて、公共物の看板に大きく落書きしたままにし
ておくのは無理がある。書くアイデア自体はいいから、後で秀治と練習す
る際に一緒に落書きを修復するシーンを映せば、おバカで笑えただろう♪
元々、莉子の出発を後押しする言葉だし、消しても既にデジカメ写真で
プリントアウトまでされてるんだから、不都合は生じない。
最後に、オンエア中はかなり引いてしまった、莉子の「バァーカ!」再現。
最初の出会いと合わせて、形を作ったのは分かるけど、Yahoo!の感
想にもあったように、あそこは全然その台詞を言う場面じゃない。どうし
ても使いたいのなら、リードされてる終盤、直輝が焦ってミスを重ねた時
にすれば良かったわけだ。たとえ脚本に無くても、そのくらいはベテラン
演出家・永山耕三の判断で何とでも出来たはず。ドクン・ドクンと心臓が
鳴る沈黙の持続も、ミス続きの直後ならもっと活きただろう。
ただ、実はさっき突然ひらめいた事がある。『おくりびと』を見たおかげか
な。あの「ぶぁーか!」って言葉、どっかで聞いたことあるなと思ってたけ
ど、やっと思い出した☆ 12年前、97年夏の名作月9『ビーチボーイズ』
で、ヒロイン・広末涼子(真琴)が主人公の反町隆史(広海)によく言って
た台詞だ。今現在、検索してもネット上にこの指摘は見当たらない♪
つまり、もう一人の主人公・竹野内豊(海渡)は知的エリートで、反町は体
育会系バカという対比を作ると同時に、好きと素直に言えない少女の心
を素朴で屈折した形で表現してたのだ(脚本は『ちゅらさん』の岡田惠和)。
初回は覚えてないけど、確か最終回では叫んでたと思う(別れの場面)。
『ブザビ』第8話の「行かないで」が『東京ラブストーリー』へのオマージュ
(敬意を込めた模倣)なのと似た話だから、多少は納得することができた。
『ブザビ』は当初の構想からして、過去の月9への回帰なのだから。。
☆ ☆ ☆
ランニング記事のオマケとしては、かなり長くなったから、そろそろ終わり
にしよう♪ 色々書いたけど、やっぱりテレビドラマというのは独特の難し
さがあるなとは思う。『ブザー・ビート』最終回視聴率が15%として、日本
の人口を1億3000万人、1世帯あたりの視聴者が半分だとすると、約
1000万人の視聴者を相手にすることになる。しかも、『おくりびと』のよ
うな映画と違って、特に好んで見てるわけじゃない人も多いし、つまらな
いとすぐチャンネルを変えられたり、テレビを消されたりするわけだ。
そうした事情を考えると、たとえば最終回で莉子の新しい彼氏のように見
えなくもない美青年を出すことに対して、不満を口にする気にもなれない。
私個人の目にはまったく無意味だけど、あれでハラハラする視聴者もい
るんだろう。同じように、前回最後の「さようなら」という台詞のやり取りも、
私にとってはピント外れで余計だけど、ますます最終回の展開が気になっ
た人もいるんだろう。その意味で、触れずに流しといたわけだ。
もちろん、バスケットボールがイマイチだなんて話をする気にもなれない。
逆に、ドラマ化が難しいスポーツにチャレンジした点を褒めとこう。特に、
素人であれだけキレイに柔らかく動いてくれた山Pは見事だったし、その
彼をオシャレに演出してくれた衣装担当・佐藤七&田中まゆみもグッジョ
ブだった。ホントは、莉子のコーディネートをもっと萌えるものにしてくれれ
ば更に良かったけど、良しとしよう。そう言えば山Pのバッシュ(バスケット
シューズ)かスニーカーって、どこかで見たような・・・ま、いいか♪
なお、続編を期待する検索もすぐ入って来てるけど、このドラマは苦しい
と思う。それより最後のCMの後、予告の前に短く、莉子が大きなコンサー
トで麻衣と一緒にライトを浴びるシーンを映せば良かったのだ。もちろん
直輝や秀治たちが温かく見守る前で。まだ軽井沢にバイオリンを置いた
ままだし、八尾やメンバーの寛容な態度とも、夢を諦めるなというメッセー
ジとも、整合的な結末になってた。
ともあれ、スタッフ&キャストの皆さん、あと熱狂的なファンの皆さん、どう
もお疲れさま♪ 私は元のドラマ長期お休みモードに戻るとしよう。秋は忙
しいし、次の月9『東京DOGS』(水嶋ヒロ&吉高由里子)はパスだろう。
ドラマというフィクション=虚構ではなく、現実の世界で自分の夢に向かっ
て努力するのみだ。
夢とはテレビで見るものじゃなく、自分の身体で実現するものなのだから。
それでは、この辺で。。☆彡
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P.S.連休明けの9月24日にようやく発表。
『ブザー・ビート』最終回の視聴率は13.8%。やや低めかな。
全11話の平均視聴率は14.4%(or 14.35%)。
直前の月9、『婚カツ!』の10.5%から見ると、3.9ポイント、約
4割の大幅アップだから、合格点とは言えると思う♪
過去の山P主演ドラマと一緒に、別記事で折れ線グラフにまとめた。
山P=山下智久主演ドラマ、視聴率の推移(野ブタ~ブザビ)
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cf.映画『おくりびと』と青木新門『納棺夫日記』の違い
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男のビート、女のメロディー~『ブザー・ビート』第1話
『ブザー・ビート』第1話、山P=山下智久の自転車の車種
『ブザー・ビート』の相武紗季(菜月)は肉食女子なのか♪
自転車疲れジョグ&『ブザー・ビート』第3話
太腿疲れジョグ&『ブザー・ビート』第4話
自転車疲れジョグ&『ブザー・ビート』第5話
疲労満腹ラン&『ブザー・ビート』第6話
疲労ピークラン&『ブザー・ビート』第7話
レース疲れ小雨ジョグ&『ブザー・ビート』第8話
居眠りランちょっとだけ&『ブザー・ビート』第9話
ブログ疲れ短距離ラン&『ブザー・ビート』第10話
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週刊新潮のジャニーズ・ドラマ批判について
リハビリ傘ラン&週刊文春『ブザビ』評
フジの看板ドラマ「月9」、過去10年の視聴率のグラフ
フジ「月9」視聴率グラフ2 (80年代後半~90年代)
山P=山下智久主演ドラマ、視聴率の推移(野ブタ~ブザビ)
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