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リハビリラン&伝説のカンフー映画『燃えよドラゴン』♪

RUN 12km,58分12秒,心拍150

『流派-R』なんて深夜番組を見たのは5年ぶりくらいかな。テレビ東京

系列でやってるHIP HOPの30分番組だけど、昔はよく見てた。調べて

みると、8年以上も続く長寿番組になってるのか。そりゃ、凄い☆

         

いや、別にヒップホップ系の音楽やダンスの話をしたいんじゃなくて、そん

な番組を超久々に見ちゃうほど、今夜はくつろいでるって話なわけ♪ 大

型連休の前だからね。『流派』が終わった後、今度は伝説の格闘技映画

『燃えよドラゴン』なんてものまでやってたから、試しに軽く見てみた。

         

映画のタイトルや主演のブルース・リーは一応知ってるけど、中身を見る

のは初めてだ。ウィキペディアを見ると、『ドラゴン危機一髪』『ドラゴン怒り

の鉄拳』『ドラゴンへの道』に続く作品で、1973年公開。その年の7月に

彼は32歳の若さで突然亡くなったので、まさに遺作。サンフランシスコ生

まれの中国人だったのか。外見は思いきりアジア系だけどね。頭が妙に

大きいこともあって、可愛い童顔に見えなくもない♪

                                                        

前からたまに書いてる事だけど、私がランニングを始めたキッカケの一つ

は、格闘技の基礎トレーニングとして最適だと思ったから。ってことは元々、

格闘技大好き人間なわけで、そうゆう目線で『燃えよ』を見ると、隔世の感

があった。私が香港映画とかカンフー映画をほとんど知らないのも関係あ

るかも知れない。あの世界だと、今でもこんな感じなのかな。。

                

          ☆          ☆          ☆

世界的にヒットしてカンフーブームを作った映画だから、流石にリーの

体は鍛えられてるし、「アチョー!」「アタッ!」って感じの掛け声 or 奇声

もいい。独特の声は、後の日本の格闘マンガ『北斗の拳』の原型ってこと

かね。あちこちで聞いた感のある独特の音楽も、いかにもカンフーで悪と

闘うムードを醸し出してるし、ヌンチャクを振り回す短いシーンもカッコイイ。

        

とはいえ、やっぱりあくまで「昔のカンフー映画」だ。「今」とか「格闘技」の

目線で見ると、ちょっと苦しいのは確かだろう。以下、簡単に説明する。

                                 

深夜番組向けに、おそらく15分前後カットされてるからってこともあるんだ

ろうけど、ストーリーはかなり単純で、アレッて感じで終わってしまう。要塞

の島にいる悪者が武芸大会を開くから、そこに乗り込んで相手を倒し、み

んなを助けるって話だけど、その武芸大会の形がそもそも曖昧で、普通に

広場で実践練習してる感じになってる。

             

それぞれの人物像の深みとか、予想外の展開とかはほとんど無し。恋愛

や涙も無いし、裏社会の複雑さをえぐり出すわけでもない。カンフーの闘

いも、リーが苦戦する姿は僅かで、ほとんど一方的な勝利。ハラハラ・ドキ

ドキ感がない、単純かつ完全な予定調和だ。中国人・リーと白人ローパー

が悪を倒す構図は、要するに香港と米国の合作だからだろう。黒人選手は

殺されるし、悪の手下っぽい、空手着姿の大勢の男たちは日本人っぽい

顔が多い気がする。ただし、空手は素人の出演者が大半じゃないかな。

                                        

演出でも、たとえば要塞に閉じ込められた人達を象徴するのに、カゴの

を大量に映すんだけど、強調しすぎてコントに近くなってる。その一方で、

島が要塞として守られてる様子はほとんど映されてない。リーも含めて、

窮地に追い込まれた人間の恐怖とか不安も僅かしか表現できてないから、

助かった時の安堵感がないし、元々とらわれの身になってたヒロインもど

きの女性メイ・リンもオマ扱いだ。今なら当然、リーとの出会いとかリー

が闘う場面を見守る様子とか、注意深く撮影する所だろう。

                    

いい演出だなと思うのは、歓迎会の果物の配り方くらいかね。コンパニオ

ンの女性が投げる刃物が突き刺さった形で、大会参加者の手に渡る。リー

にはちゃんと、メイ・リンから届く。今ならもっとシャープに映すだろうけど、

時代を考えると十分だろう。最後の「の間」の闘いもまあまあと言うべき

かな。オーソン・ウェルズの名作『市民ケーン』の鏡を意識してるのかも。

                                                 

肝心のカンフーの演技や映し方は非常に独特で、昔の映画としてはあれ

でいいんだろうね。ブルース・リー独特のものか、香港映画の特徴なのか

は分からない。フェイントがないから、コンビネーションと言うよりは、ハッ

キリ区切りがある単発の攻撃の連続。受けより攻撃重視だから、実際の

格闘技の試合と比べて非常によくヒットするし、それでも相手は何度も立

ちあがる。一つ一つの攻撃には分かりやすい効果音。当たっても効かな

いけど、見栄えや面白さを重視した攻撃を多用(特に足技)。表情やポー

ズも、非常に映画的というか、ドラマチックというか。

                                                

まあでも、伝説の格闘映画だから、偶然見ることが出来たのは良かった

と思う。今度、カットなしのフルヴァージョンで見直したいな。あと、チャイ

ナドレスの女性を大勢出してくれるのは嬉しいサービスだったね♪ もう

ちょっとキレイなコを出して欲しかった気もするけど、まあ良しとしとこう。

以上、連休前の深夜映画の軽~い感想ってことで♪

                       

          ☆          ☆          ☆

という訳で、また時間が無くなったから、自分の走りは簡単に。昨夜、

傷の右脚付け根をまた痛めてしまったから、今夜は休みか超スロージョ

グ程度だなと思ってたんだけど、丸1日かばってる間にかなり復活。まだ

後ろへ大きく蹴り出すことが出来ないけど、ストライド(歩幅)を縮めた小

走りなら何とか大丈夫だった。

     

かなり余裕のあるスローペースだったし、14kmくらい行けるかなと思い

始めた所でまさかの雨! う~ん、直前の雨雲情報では一応雲が増えて

たし、湿度も高かったけど、ホントに降るとは思わなかったな。まあ、余裕

のある内に止めとけっていう天のお告げだと勝手に解釈して、12kmで

止めといた。脚のあちこちが疲れてる感じもあったしね。

        

トータルでは1km4分51秒ペース。走る前は、6分ペースも覚悟してた

状況だから、全然OKだ。とりあえず、故障が長引いたり悪化したりしな

いように気を付けるのが一番大切だろう。明日は休みにしようかな♪

心拍はプラス10の補正。ではまた。。☆彡 

             

  往路(2.45km)   12分35秒  平均心拍137           

  1周(2.35km)  11分33秒        149        

  2周           11分26秒        152        

  3周          11分13秒        155       

  復路(2.5km)    11分25秒         156      

計 12km  58分12秒 心拍150(82%) 最大162(ゴール時)

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