« 川口マラソン、参加者急増の中で激走♪ | トップページ | 高機能シャツ開発の陰に、汗かきマネキン »

画像処理の基本的方法(デジカメ写真の圧縮、連結、トリミングなど)

今日は川口マラソンで激走した翌日だし、仕事も忙しかったから、ランニ

ングはお休み。代わりに書くネタは色々考えてたんだけど、リクエスト

入ったからお応えしよう。写真の圧縮方法を教えて欲しいというものだ。

圧縮と言っても、画素数(いわゆる大きさ)の圧縮と、サイズ(=データ量)

の圧縮があるので、両方教えて欲しいのだと受け取っておこう。

         

実は音源の圧縮にもリクエストがあったけど、私は全くやった事がない

ので、良さげな音声変換フリーソフトを一つ紹介するに留めておく。

   http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se457459.html

なお、 iTunesでCDを携帯に取り込む方法については、以前の記事

新携帯910SHで音楽を聴こうとしたら・・」とかを参照あれ。

                    

では、画像の圧縮の話に戻ろう。私自身は、パソコンを始めた直後か

ら、色んな静止画の画像処理を始めて、今では主にブログ記事の添

付写真を作成する時、圧縮その他の作業を行ってる。ただ、処理の仕

方を知らないとか、適当なソフトを持ってないとか言う人はまだ結構い

るので(特に女性や中高年)、基本を記事にまとめとくのは悪くない。

実際、過去この種のデジタル記事は、度々ロングセラーになってる

だ。パソコンを軽くする方法とか、携帯メールをPCに保存する方法とか。

                          

という訳で以下、簡単な話を具体的に書いておく。まず、処理するには

静止画(写真その他)とソフトが必要だ。静止画は自分のデジカメ写真

や写メでもいいし、ネットで拾ったものでもいいし(著作権・肖像権など

の問題がない場合)、あるいはキーボードの「Prt Scr」(プリント・スク

リーン)でモニターの様子をそのまま画像にしてもいい。

        

今回は、パソコンに取りこんであった写メ(07年乗鞍ヒルクライムの

レースクイーン画像)を、Googleのトップページの上で開いた状態から

スタートして、レースクイーンだけ写った適当な画像に圧縮する作業で

説明してみる。

     

        

        ☆          ☆          ☆

まず、プリント・スクリーン用のキー(私のPCだと Fn + Prt scr)を押

す。次に、Windowsの標準アクセサリーソフト『ペイント』を開き、「

集→貼り付け」とクリックして、例のモニター画像をそのまま取り込み、

ファイル→名前をつけて保存」をクリック。保存用のウィンドウ(=ダイ

アログボックス)が開いた時、差し当たり一番画質のいい「24ビット 

091207 ビットマップ

 を「ファイルの

 種類」として選

 択して、「RQ

 (レースクイー

 ンの略)と名前

 を付けてデスク

トップに保存する。もちろん上の画像は、この記事に載せるために圧縮

したものだけど、何もしてない状態だとみなして頂きたい。

          

この時点で静止画は、画素数(いわゆる大きさ)が1366×768ピクセ

ル(モニターと同じ)、サイズ(=データ量)が3MB(メガバイト)になって

る。巨大すぎて使い物にならないし、女の子も横向きのままだけど、とに

かく処理するための画像を手に入れたわけだ。種類は24ビットカラー

(約1677万色)のビットマップ(bmp)で、よくあるJPEG画像より高画

質。ただし最初からJPEGであったとしても、以下の説明には影響ない

              

  (追記: プリントスクリーンでモニターの様子をそのまま静止画にす

       るのは、この後のViXでも可能。「画像→画像の取り込み→

       クリップボード」。

       ただ、一般には標準ソフトのペイントを使うことになるだろう。)

                

         ☆          ☆          ☆

ここからの処理は別のアプリケーション・ソフトが必要になる。私のPCの

場合、「Microsoft Office Picture Manager」を使う設定になってる

んだけど、これは色々と不便だ。そこで、簡単便利なフリーソフト「ViX

を使うことにしよう。5点満点獲得の高評価のソフトで、作者はK OKA

DA氏だ。ダウンロードは下のリンクから。動作OSとしてVistaが書かれ

てないけど、私がやってみると大丈夫、サクサク動いてくれた。起動の際

に警告が出たら、無視して「実行」でいい。

    http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se083112.html

               

この後の説明は、インストールした ViX を使うことにするけど、基本的に

他のソフトでも似たような操作になる(Macは知らない)。XP とか Vista

とか、WindowsのOSのヴァージョンも関係ないはずだ

     

まず、Vix を起動デスクトップの様子が表示される状態にして、さきほど

保存した画像「RQ」をダブルクリックすると、下のようなウインドウが登場

する。ただし、この記事のために、左上部分の圧縮のみを掲載してある。

以下の画像もしばらく同様で、この記事用に処理してある。

      

091207b   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

      

      

        

続いて、レースクイーンの部分だけをトリミング(切り取り)する。上のメ

ニューバーから「編集→トリミング」と進み、マウスでポインター(矢印)

091207c をドラッグして

 レースクイーン

 を四角で囲み、

 「実行」で左の

 ウインドウが新

 たに開く。

 この時点で、ま

だ画素数は516×242ピクセル。ファイルの種類は24ビットのビットマッ

のままだから、サイズ(=データ量)もやや大き過ぎるし、横向きだ。

     

091207d そこで、「編集→回転→

 90°」とクリックすると、左

 のウインドウが新たに開く。

 右に90度回転して、242

 ×516ピクセルになった。

    

 次は画素数を圧縮する。

 「編集→リサイズ」と進み、

 最初の欄に「180」と入力す

 ると、自動的に「180×383」

 となるはずだ。OKを押すと、

 画素数が180×383ピクセ

 ルの画像になる(左下)。ち

 なみに、このリサイズの時、

                        「縦横比を変えない」のチェッ

091207e  クマークをはずすと、縦と横

 の画素数を自由に変えられ

 るので、スリムにしたりポッ

 チャリさせたり、思いのまま。

 ただしネットで公開する時は、

 肖像権とか絡むので感心しな

 い。少なくとも、モデルが不快

 に思うような処理は避けるの

 が常識的マナーだろう。

   

 最後にサイズ(=データ量)と

                         ファイルの種類を変えて保存す

る。「ファイル→名前をつけて保存→JPEG」と進むと、保存後の画質

(圧縮の度合い)を変えることができる。JPEGはそもそも圧縮画像の

規格だから、「100%」で保存してもサイズは63KBに縮まるけど、ここ

では「90%」で保存したものを掲載しよう。これはもう、この記事用の処

理をしてない、完成品のJPEG画像そのものだ。

                        

091207f サイズは23KBまで圧縮されたもの

 の、モニターで見る限り、画質の違

 いは感じない。ただし、印刷すると

 違いが出る可能性はあるし、鋭い

 目を持った人には違いが明らかな

 のかも知れない。

         

 結局、ブログに掲載するのなら、読

 者の通信環境を考えて小さめ(画

 素数&データ量)に圧縮した方がい

 いし、電子メールに添付して友人

 に送るのなら、大きめの300KB

 程度でもいいだろう。

                  

もちろん、相手が喜びそうな人物写真を2、3枚だけメールに添付するの

なら、データ量は1枚当たり1MB(=約1000KB)とかでも問題ないは

ずだ。ただし画素数は、640×480とか480×640くらいが無難。大

半の人がスクロールせずにモニターで見れるからだ。相手のモニターが

高解像度だと分かってる場合は、800×600とかそれ以上でもいいか

も知れない。相手がプリントアウト(=印刷)することが分かってるのなら、

メール1通あたり1枚だけ、かなり大きめの画素数で添付するのもOKだ。

            

ちなみに、私自身は保存前に、「編集→明るさ・カラー」で、明るさやコン

トラストも調整することが多い。かなり画像の印象が変わるので、色々と

試してみるといいだろう。カラーの微調整はなかなか上手くいかない

でやらない事にしている。有料の高性能ソフトを使えば上手くいくのかも。

       

一部だけボカすとか、画像の中身をいじりたい場合は、その作業だけ一

時的に ViX じゃなく「ペイント」を使ってる。例えば、昨日の川口マラソン

の画像では、私と後ろのランナーのゼッケンをボカしてある。なお、ViX

の作業中に色々増えるウインドウは、気にせず最後にまとめて消せば

いい。あと、ViX を閉じると「CATALOG」とか名付けられたVIXファイル

というものが自動的に出来てしまうが、これは削除して構わない。

                               

以上、初歩的な画像処理を具体的に説明してみた。意外と見当たらない

記事かも知れないから、この記事へのアクセス状況に注目してみよう♪

検索サイトのランク付けが高くなれば、またロングセラーを狙えるかも。

ではまた。。☆彡

        

      

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.画像の連結には次のフリーソフト「Jointogether」が簡単便利♪

      http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se267746.html  

           

    作者はHP管理猫氏で、画像を選んで「追加」するだけで横に

    つながっていく。下の画像は横に3枚連結したもので、12月11

    日現在、ウチのトップに飾ってる。

091211_4  

  

  

  

  

   

    もちろん、画像を「上」や「下」に連結することも可能。最初ちょっ

    とだけ迷うかも知れないけど、マニュアルを読まなくても、試行

    錯誤するだけで大丈夫だろう。

| |

« 川口マラソン、参加者急増の中で激走♪ | トップページ | 高機能シャツ開発の陰に、汗かきマネキン »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 川口マラソン、参加者急増の中で激走♪ | トップページ | 高機能シャツ開発の陰に、汗かきマネキン »