バンクーバー五輪開会式、軽~い感想♪
(☆2012年7月28日の朝の追記: ロンドン五輪開会式の速報をアップ。
☆ ☆ ☆
素晴らしい☆ 近江谷杏菜の笑顔が♪ いやいや、バンクーバー五輪の
開会式全体が良かったけど、私の目線はつい、カーリングの近江谷と、
スノーボード・クロスの藤森由香を探してしまう。NHKの国際映像(?)だ
からか、近江谷は一応分かったけど藤森は分からなかったな。ま、近江
谷がイチ押しだからいいや。公式ブログの内容は藤森の圧勝だけどネ。
ちなみに、日本選手94人の内、行進に参加したのは40人だけとのこと。
後ろ側はみんな、スタッフ or お偉方だったらしい。おっと、藤森入院の
ニュースを発見! 公式練習中のジャンプで強風にあおられて転倒、頭
を打ったとのこと。大事が無ければいいね。。
さて、左膝の具合がおかしいこともあって、今夜もランニングはお休み。
そうなると、毎日更新のブロガーとしてまず考えなきゃならないのは、今
日の更新のネタで、たまたま冬季五輪の開会式の日だから、それで行
くことにした。五輪の開会式を、当日にそこそこ真面目に見たのは初め
てかも知れない。ま、夜放送の録画だけど♪
で、まずは先にNHKの夜7時のニュースからチェック。スノボ・ハーフパ
イプ代表・国母和宏の腰ばき問題(腰パン)がやたら大きく取り上げられ
てるのには驚いたけど、それよりもリュージュの死亡事故の方が遥かに
衝撃的! グルジアのクマリタシビリ選手、まだ21歳。時速150kmで
柱に激突する直前の映像は、見てるだけで顔をしかめてしまう。案外、
即死だから痛くはないのかね。五輪での死亡事故は非常に稀なことの
ようで、開会式でも弔辞と黙祷があったほど。関係者は対応に追われ
てるだろう。事故続発の高速コースは論外でしょ。
リュージュはまだ足から突っ込むからいいとして、頭から突っ込むスケ
ルトンなんて、ホントよくやるわな。最年長選手でもあるベテラン・越和
宏、危険でマイナーな競技をこれだけ続けてるだけでも凄いと思う。国
母と越、極端にイメージが違うけど、下の名前は同じなのか。。
☆ ☆ ☆
で、19時半からが開会式の録画放送。まず五輪番組用タイトルバック
がキレイだ☆ テレビに限らず、冬季五輪は、白く輝く雪と氷のイメージ
が至る所にちりばめられてて、イメージ的には夏季五輪より美しい。
式の開幕直前の航空映像&スノーボードも美しいんだけど、いかにも作
り物って感じが玉にキズ。もうちょっと自然に出来ないもんかね。あるい
は、北京五輪の口パク&CG花火スキャンダルを受けて、わざと作り物
であることを強調したのかも。
その後、本物か偽装かはともかく花火があがって、赤いメイプルリーフ
の国旗入場、赤いドレスの女の子の熱唱(or 口パク)。16歳には見え
なかったな。ま、それはいいとして、そこからしばらく、巨大な「歓迎の像」
と共に、先住民族がものすごく大きく扱われてたのは意外だった。世界
を一つにつなげる祭典が五輪なのは分かるとして、これほど先住民を
強調した五輪が今まであったのか。。
と思って、早速ネットを色々チェック。カナダの複雑な事情が少し見えて
来た。フランスに続いて、イギリスがやって来て、その後も色々あったわ
けね。ちなみに先住民達が会場に現れた時の大型モニターの文字は、
上がフランス語、下が英語。内容は、「開催地の先住民族(の共同体)
からようこそ」。この「開催地の」を示す単語(英語だと host)には、「主
催者側の」って意味もある。彼らに対して、最大限の敬意を払ってるわ
けだ。どうせなら、先住民の文字も映せば良かったのに。まさか全てが
無文字文化の世界ってわけでもないはずだ。
ちなみに、札幌オリンピック(1972年)の時に、アイヌがどう扱われた
のかと思ってネットを調べると、過激な断片的情報が少しあるだけ。あ
ちこちで似たような話が書かれてるから、ソース(情報源)も限られてる
んだろう。その辺り、まだまだ、研究とか共生への地道な作業が不足し
てるのかも知れない。って言うか、やっぱりネットは古い情報に弱いな。
☆ ☆ ☆
その後、いよいよ選手入場。お約束のギリシャからスタートする映像は、
正直単調だから、日本が登場するまではネットの検索が中心。ただ、各
国の先頭でプレート(これも上が仏語、下が英語)を持って入って来る
女の子はしっかりチェックした♪ モデルなのか、レベルが高い☆
みんな、いかにも冬って感じのモコモコした服装なのに、あのコ達だけ、
ミニのダウンコートからストッキングだけの美脚を出して、下はショート
ブーツ。寒そうにも見えたけど、実は屋内だから温かかったらしい。
その女の子達だけ見てても、妙にアジア系が目立ってたのは、気のせ
いじゃなくて、特にあのブリティッシュ・コロンビア州って地域にはアジア
系が多いとのこと。別に、ワーキングホリデーで大挙押し掛けてるらし
い日本人の若者が、ボランティアでやってたんじゃない訳ね。
で、その後ようやく日本人選手団が入場。代表に選ばれる前から自分
で旗手に立候補したらしい岡崎朋美は、満面の笑顔。もう38歳なのに、
まだまだカワイイね♪ しかも飛び抜けた練習量でトップクラスを維持し
続けてるんだから、凄い選手だ。おそらく、太腿は私より遥かに太いだ
ろう。スケート選手は、自転車でも飛び抜けた能力を持ってるはず。で
も、ランニングはまたちょっと別なんだよな。
日本人選手団の中で、近江谷らしき顔をチェック(本橋麻里の2人右、
高木美帆の左前,観客席では日本選手団の左上)した後は、またテレ
ビを不真面目に流し見しつつ、ネットで検索。とはいえ、1人しかいない
国とかは、内心ちゃんと応援してた。アルジェリア、ガーナ、ネパール
等々。僅かなスタッフと共にはるばるやって来るだけでも大変だろう。
バミューダなんて、ミスか何かで選手0人の入場 (^^ゞ 青山裕子アナ
ウンサーも一瞬言葉に詰まってたほど。最後は、これまたお約束の開
催国・カナダの入場で盛り上がって、後は延々とパフォーマンス&アト
ラクション。その後は挨拶があって、荘厳な聖火。めでたしめでたし☆
それなりに楽しめたし、よく作ってたけど、もう記事が長くなったから省略
しよう。会場中央に3つせり上がった聖火の台はカッコ良かったね。トラ
ブルでアームが1本せり上がらなかったのはオマケしとこう。あと、スキー
とスノボの格好をした真っ赤なダンサーが空中で舞うシーンは良かった
な。巨大な白くま、どうせならシャケを食べるサービスが欲しかったかも。
天井のオーロラ型スクリーンがクラゲに見えたのは私だけか♪
☆ ☆ ☆
開会式終了後の22時半からは、「金メダル遺伝子」を探す、身もフタもな
い科学番組がスタート。遺伝子はドーピングにならないって所がミソだね。
生殖行為を通じたナチュラルなドーピングとも見れなくはないし、今後ます
ます遺伝子操作の研究は進むと思うけどな。倫理的基準をどうするか、
激しいバトルが展開されそうだ。
長距離ランナーとしては、陸上女子短距離(400m)のトップ選手・丹野
麻美が、遺伝子検査の結果を見て、より長い800mに挑戦し始めたって
話が興味深かった。私自身は多分、1500mくらいの中距離が一番合っ
てるような気がしてる。ま、市民アスリートとしてはどうしてもマラソン系に
なっちゃうんだよなぁ。
という訳で、今日の記事はおしまい。ではまた。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.朝日新聞(2月13日)朝刊、「私の視点」のコーナーに、「五輪と
先住民 求められるのは理解と尊重」という意見投稿が載ってた
(鎌田遵・研究員)。かなり思い入れの強い内容とはいえ、オース
トラリア先住民・アボリジニーの問題を始めとして、事態の複雑さ
はよく伝わって来た。。
P.S.2 最初の決勝種目、スキージャンプ・ノーマルヒル。伊東15位、
葛西17位。う~ん、あんまし意外感がないのが辛い所。そ
れより、モーグル・上村愛子の金メダルに注目。個人的には
里谷多英もわりと応援してる。
P.S.3 朝日の14日の朝刊によると、あの先住民は4民族で作る
「FHFN」というグループのメンバー。予想通り、カナダの他
の先住民族からは、「体制側に利用されるだけだ」とかいう
批判もあるようだ。ネットで見ると、FHFNとは「Four Host
First Nations」(開催地の4つの先住民族)の略とのこと。
P.S.4 日刊スポーツによると、開会式で華麗に踊った日本人ダン
サーは、カナダ・アルバータバレエ団(Alberta Ballet)の服部
有吉(29)。作曲家・服部良一の孫で、同じく作曲家・服部克
久の甥。両親も俳優とのこと。
また、一緒に躍った日本人ダンサー3人も同団メンバーだそ
うだ。公式HPには「ホンマ アサカ」(Asaka Homma)と「コン
ドウ マリコ」(Mariko Kondo)の名はあるが、もう1人が見当
たらない。ネットでは「皆川」という名前が一応出てくる。どうも
男性のようだ。。
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