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積極的休養ラン&『月の恋人』第2話

RUN 12km,59分56秒,心拍145

国内自転車ロードレースの最高峰、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)第2

戦・奈良ステージまで終了。先日の記事で注目しといた、学生チームの

エース・東大生の西薗良太は予想以上の(?)健闘で、94人中の34位

トップとは36秒差だ。学連選抜チームも、全16チーム中の13位で、トッ

プと1分52秒差。プロの有力選手たちの中に混じってこの成績は凄いと

思う。明日は第3戦・美濃ステージだ。

    

このネタ、もっと書きたいんだけど、ブログ毎日更新の締切時間24時が

近づいてるからこのくらいにして、昨夜の私の走りについて。土曜出勤の

後、日曜はゆっくり寝て、睡眠不足はかなり解消。でも、脚の疲れはあん

まし取れてないから、久々にわざとゆっくり走ることにした。1km5分15

秒くらいまでならいいやと思って公園にスタート。

     

気象条件的には、気持ちのいい初夏の夜って感じで、まったく問題なし。

脚も、ゆっくり短めに走るだけなら流石に大丈夫で、積極的休養だから

8kmでもいいと思ってたのに、もっと走りたくなって12kmまで延長した。

更にもう1周走って14kmにしようかとも思ったけど、時間的に苦しいか

ら自重。結局、ちょうどいい距離とスピードになったんじゃないかな♪ ラ

ストだけスタスタ走って、無理やり1時間を切っといた。

        

トータルでは1km5分ジャスト。うん、心拍も低いし、満足満足。ゆっくり

過ぎたせいか、心拍計の数値がかなりブレてたから補正したけど、まあ

相当低かったのは間違いない。鼻呼吸レベルっていうか、鼻歌レベル

だった。こうゆう走りをもっと増やすべきなんだよな。今日は仕事が忙し

かったし、ドラマを見る「義務」を感じたからお休み♪ 明日はまたゆっく

り走ろうかと思ってるけど、気が変わるかも。ひとまず、この辺で。。☆彡

                     

 往路(2.45km)   13分01秒  平均心拍123         

 1周(2.14km)   11分04秒        143

 2周            10分47秒        147    

 3周           10分51秒        150

 4周(0.68km)    3分34秒        151                 

 復路          10分40秒         154  

計 12km  59分56秒 心拍145(79%) 最大168(ゴール時)

     

     

         ☆          ☆          ☆

一方、さきほど終了した、キムタク=木村拓哉の『月の恋人~Moon 

Lovers~』第2話。私はいまだに、このドラマに関する情報をほとんど

仕入れてないんだけど、篠原涼子や北川景子を差し置いて、ここまで

チン・リーチンが活躍するとは予想外だった・・・とか、またわざと書いて

みたりする♪

                

前からたまに書いてるように、私は時々、記事でお遊びを楽しんでる。内

容で遊ぶこともあるけど、今回はヒロインの名前の検索で遊んでるわけ

だ。「チン・リーチン」っていう妙な呼び名は、某人気サイトで仕入れたも

のだけど、確かに「リン・チーリン」(林志玲)より発音しやすいし、ちょっと

だけ妙な響きもあって、気に入った。そこで、この名前のGoogle検索で

上位を目指すゲームを楽しんだってわけ。

           

ドラマ長期お休みモード中のウチとしては、久々にわりと真面目にレビュー

した前回の記事。「チン」を連呼したおかげか、Googleで「チン・リーチン

月の恋人」と検索すると、ウチの第1話記事が今現在3位。で、4位が元

ネタ提供の有名サイトだ。遊び心のある方は、この検索でバトルを楽しん

で頂きたい♪ 実際、この名前の検索アクセスも結構入ってる。遊んでる

のか、本気で勘違いしてるのかはともかく。

                         

軽すぎるお話はこの辺にして、今度は『月の恋人』という題名について語っ

てみよう。日本語で「Aさんの恋人」と言う時には、Aさんが付き合ってる人

(特に男性)を指すのが普通で、たまにAさんが好きな相手を指すこともあ

るだろう。でも、「Aさんを愛する人」という意味にはならないはずだ。つま

りドラマのタイトルは、「月が付き合ってる人(or 男性)」と解釈するのがフ

ツーで、「月を愛する人」という意味だとは考えにくい。

                

ところが英語のタイトルは「Moon Lovers」で、これだと「月を愛する人

という意味に取るのが一番自然だろう。その辺り、制作サイドの公式発

言は知らないんだけど、わざと多義的に(色んな意味を含ませて)付けて

るのかも知れない。

    

 (追記: この英語タイトルの考察を、英訳して紹介してくださった方が

      いらっしゃるようだ。おかげで、ベトナム語訳まで出現した。

      cf.『月の恋人』第2話レビュー、英訳を通じてベトナム進出♪ )

    

題名の話はこのくらいで終了。続いて、既に1週間前の話になるけど、

まだ誰も『月恋』記事には書いてないようだから、ウチでちょっとキレイ

なお話を書いてみよう。5月9日の朝日新の看板コラム「天声人語

は、母の日にちなんで、太陽と月と地球に関するこんな話を紹介してた。

月の生い立ちには諸説あるが、詩人まど・みちおの「太陽と地球」とい

う詩は変わった説を唱えてるというのだ。

              

    太陽は 気がつきました

    わが子 地球について ひとつだけ どうしても 

    知ることのできないことが あるのを

    それは 地球の夜です

    地球の夜に どうか安らかな眠りがありますように

    どうか幸せな夢があふれますように

    祈りをこめて 太陽は 

    地球の そばに 月を つかわしました

     

いいね~、「100歳の詩人の軽やかな想像」☆ 太陽が昼、月が夜、ずっ

と地球を見守り続けるっていうメルヘンチックなお話だ。で、今回のドラマ

と何が関係あるかっていうと、真絵美(篠原)が太陽で、葉月蓮介(キムタ

ク)が地球だろう。会社名「レゴリス」(regolith)は、ウィキペディアを引くと、

月の表面みたいな岩石を覆う砂や土(堆積層)を表すって話だから、地面

=「地」球から生じたと考えられる。よって、地球=レゴリスの生みの親=

蓮介、となるわけだ。

       

そうすると、太陽=真絵美が地球の夜(=蓮介の影の部分)を温かく照

らすためにつかわしたのが月。すなわち、シュウメイ=リン・チーリン

てことになる。ただし、真絵美の場合は、蓮介の母親であると同時に

人(の1人)でもあるから、つい月を見ながらボヤキが出てたのだ。

     

自分は魔法使いのおばあさん。シンデレラ(語源的には灰かぶり姫)を

キレイに変身させたら、カボチャの馬車で王子様のもとに飛んで行った

とか。グリム童話には色んなヴァージョンがあるから、おばあさんとまで

言う必要はないけどね。仙女とか白鳩にすればいいのに♪(by ウィキ)

         

こうしたファンタジックな解釈や連想とは別に、もう少し「土」っぽい見方

も出来る。レゴリスとは、月の表面を覆い尽くす灰だから、月の光を奪う

ものとか、逆に月の凸凹をならして滑らかにするものとか。実際どちらも、

物語的に可能な見方だろう。ある意味、「純粋な光」を奪ったのは確かだ

し、逆に「じゃじゃ馬ならし」的なやり方で、「プリティー・ウーマン」的な魅

力を創り出したんだから。

    

それにしても、男が女を磨いて光らせるって話は古典的な人気パターン

だね。冬の亀梨和也『ヤマトナデシコ七変化』もそうだったし、亀&山P

『野ブタ』だってそう。これ、男が好きなのは私にもよく分かるんだけど、

女の側も好きってことかな。ほんじゃ、光らせてあげようか。要らない? 

あっ、そう♪

             

        ☆          ☆          ☆

月の話はこのくらいにして、キムタクの演技。ウチはそもそも、俳優の演

技については余り語らないサイトだ。あまりに主観的すぎるし、上手いと

か下手とか、簡単な感想で終わってしまうからなんだけど、このドラマの

彼の演技はかなり好きな部類に入る。それは、蓮介のキャラがワンパ

ターンの「素晴らしいヒーロー」とはかけ離れてる「嫌な奴」(キムタクの表

現)だし、その点がまたキムタク本人のクセと重なるからでもあるだろう。

          

女にモテまくる青年実業家と考えると、毎度お馴染みのヒーロー役だけ

ど、今回は表情からしてマイナス・オーラが前面に出てる。案外、先週の

スマスマのキムタクは、わざと蓮介モードにしてたんじゃないかと思うほ

どだ♪ ただし、真絵美に対してはちょっと人間味のある態度も見せて

るし、シュウメイ(リン)をフツーの中華料理屋に連れていって餃子定食

650円を食べる辺りは好感もてた。

    

単に、大きな仕事を獲得するための道具=犠牲としてシュウメイを考え

てるのなら、あんな店で酢と醤油を混ぜてあげる必要はない。新型ボディ

コンを買ったようなシャレた店でご馳走すればいいわけだ。おそらく蓮介

のああゆう素朴な部分を、真絵美はこれまでずっと見て来たんだろう。

         

とにかく、キムタク蓮介はいい感じのクセがたっぷりあって、総理大臣

や脳科学者より遥かに味わい深い。ただ、これがファン以外の視聴者

に幅広くウケるかどうかは怪しいと思う。そもそも、超人気のキムタクじゃ

なければ出来ない役だろう。

         

山Pのクロサギなんて役は、暗さだけなら遥か上だけど、悲しい過去って

いう免罪符を持ってたし、一応は古典的な悪者退治だったから、それほ

どリスキーな役じゃない。それに対して、蓮介はここまでかなり過激なキャ

ラだから、これで視聴率がどうなるのかが興味深いのだ。

          

あと、前回「国際映画ドラマ」って表現を使ったけど、今回は映画的な側

面がかなり薄れて、普通のテレビドラマに近づいた感じだ。もちろん、台

詞を抑制してあちこちで洋服を買うシーンとか、ラストの「ありえないキス

シーンの映し方とか、映画的な部分は残ってる。ただ、シュウメイの台詞

を中心にして、いかにもドラマ的な過剰説明が目立って来たのはマイナス

だ。シュウメイが現代風ボディコンになった後の、通行人の大げさな反応

は悲惨だった。笑いも無いから、見なかったフリをするしかない。前回と違

う演出家・平野眞には反省して頂こう

         

それに、前回見てない視聴者のためなんだろうけど、回想シーンもちょっ

と多い気がする。これだと焦点もボケてしまうから、波紋・アメンボ・抱擁・

モデルデビューといった、重要シーンに回想を限定すべきだろう。

          

という訳で、今回は単なるスポーツ記事との抱き合わせだから、この程

度で終了。ホントは、テレビを見るだけにしようかとも思ってたんだけど、

初回の記事を真面目に読んでる人が多いようだったから、オマケとして

第2話もプラスしたって感じだ。来週はもう見るだけにするかも知れない。

       

見るだけなら、篠原が温水洋一の額をペシッと叩くカットだけでも笑える

からOKだ。リンも今回の方が遥かに可愛く見えたネ。デカいけど♪ 来

週からは、蓮介とリンの騙し合いの形で、大人の複雑な恋愛が描かれる

わけね。リンの演技だけじゃなく、台詞が重要だろう。「ドラマ向け原作」

の道尾秀介と脚本の浅野妙子&池上純哉の技に期待しよう。男性視聴

者としては、長塚京三とのビジネスバトルとか、中国の工員たちの反撃

も興味深い。

        

それでは、この辺で。。☆彡

      

        

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.そうそう。時間に追われて、何か書き忘れたなと思ったら、あの話

    ね♪ 風見(松田翔太)が蓮介より勝ってる点。なるほど、蓮介は

    自分の事しか考えてないから、あんな感じか、あるいは1人ってこ

    とか。う~ん、キムタクでそうゆう想像をするのは斬新かも。私はい

    つも相手のことを考えてるけどな。聞いてない? ハイハイ♪

       

    ちなみに今日17日発売の『週刊現代』5月29日号には、「妻たち

    の告白」が載ってて、言いたい放題の中身がちょっと面白かった。

    ま、言い返さずに笑って受け止める所が、男の優しさとか余裕なん

    だけど、それが分かる女は僅かなんだろうね♪

            

P.S.2 『月の恋人~Moon Lovers~』第2話視聴率19.2%

      20%割れとか騒がれそうだけど、十分な数字だと思う。前回

      書いたように、実験的ドラマだから最悪18%台でもOKだ。ま、

      フジ(や事務所)は総力を挙げて20%獲りに行くだろうけどね。。

      

P.S.3 題名の中国語を検索すると、『月之恋人』と『月的恋人』がヒッ

      トする。どちらでもいいのか、あるいは中国と台湾で違ってた

      りするのかな。何となく、「月的」のほうが、らしいけど。。

         

            

cf.国際映画ドラマというチャレンジ~『月の恋人~Moon Lovers~』第1話

  雨降り前のお遊びラン&『月の恋人』第3話

  キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話

  軽~く5日連続ラン&『月の恋人』第5話(早くも最終章か・・)

  『月の恋人』第6話(最終章序幕)~W杯と視聴率急落、中国の動向など

  湿度98%、6日連続ラン&『月の恋人』第7話

  2つの月が照らす太陽のハート~『月の恋人』最終回

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

  『月の恋人』第2話レビュー、英訳を通じてベトナム進出♪

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» 月の恋人とキスをした・・・長い長い温もりの交感(木村拓哉) [キッドのブログinココログ]
傑作の条件は何だろう。それはかってない面白さが表現されていること。 ヒット作の条件は何だろう。それは面白さが解かりやすく表現されていること。 この二つの条件は実は自由と平等のように矛盾した要素である。 見たことのない面白さというものはわかりにくいものだし、わかりやすい面白さというものはありがちなもの... [続きを読む]

受信: 2010年5月18日 (火) 11時54分

» 『月の恋人』 第2話 [美容師は見た…]
しかしあのシーンを楽しみにしてたとは言え…長かったですねーーーーー!蓮介とシュウメイのキスq(≧∀≦q*)しかもシュウメイからキスを仕掛けるなんてビックリ。そこで我慢し切れなくなっちゃったんですか?木村ムラムラ~♡(/ー\*)イヤン葉月蓮介と言う男がまだ読めないですね~。... [続きを読む]

受信: 2010年5月19日 (水) 15時26分

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