『月の恋人』第6話(最終章序幕)~W杯と視聴率急落、中国の動向など
(追記: 『月の恋人』最終回レビューはこちら。
サッカーW杯と右脚肉離れのせいで、先週から大幅に生活リズムが狂っ
てしまってる。今夜も、もうリハビリ・ウォーキングに出かける時間はない
から、いつものような抱き合わせ記事じゃなく、ドラマ単品の記事を書くと
しよう。ただし、レビューと言うよりは、軽~い感想 and/or 考察だ。
元々、書き続けるつもりのなかったドラマだから、今週はパスでもいいん
だけど、諸々の事情で書くことにする。急成長企業のワンマン社長と違っ
て、一般社会人は色々周囲に気を使うのだ。利益ゼロの事業でさえ。。♪
☆ ☆ ☆
さて、今回の注目点は、やはり「ワールド」=世界だ。ワールドと言えば、
まず第一に、兵庫県に本社のある大手アパレル企業を思い出す・・・はず
はない♪ 当然、サッカー・ワールドカップを思い浮かべることになる。何
しろ、回転イスの破裂事故で大ケガをした少年でさえ、その話題でレゴリ
ス中国工場担当の雉畑(渡辺いっけい)と仲良く盛り上がったほどなのだ。
おかげで、訴訟を考えてた両親の心もなごみ、ドラマ・スタッフを通じてキ
ムタク=木村拓哉の個人情報を入手。いきなり蓮介の携帯に電話して、
謝罪を受け入れることを伝えてた。これで雉畑は、高額の和解金の一部
を手に入れることに成功、美人社員の中村ゆりにマンションを貢ぐわけ
だ。コラコラ! ともかく、W杯の威力は凄いということだ。
その威力は、逆にマイナスの影響力も引き起こす。その力たるや、フジテ
レビ・プロデューサーのなりふり構わない「最終章」連発戦略など、吹き飛
ばすほどのものだった。何と、『月の恋人』第6話・最終章序幕の視聴率
は、僅か13.4%まで急落。極端な数字だから、一見信じられなくて、す
ぐに別の2つの情報源=ソースを調べたほどだった。確かに、事実らしい。
もちろん、キムタク主演ドラマとしては過去最低だ。
ここで、「W杯の影響で下がった」などという簡単なコメントで終わらせない
所が、ブロガー魂というものだろう。まず、W杯の何の試合だったか。日本
と同じ1次リーグ・E組の、オランダ vs デンマーク戦だ。どちらもこの後す
ぐ、日本と戦う相手国であって、しかも日本より格上。面白い戦いを期待
できる組合せだ。
特に、オランダというのは強豪というイメージが強い。最新の世界ランキン
グも4位(日本は45位)。前回、前々回のW杯は冴えない結果だけど、そ
の前の98年、日本初出場となったフランスW杯での活躍は素晴らしかっ
た。準決勝で王国ブラジルにPK負けしたものの、内容的には互角。ベル
カンプ、クライフェルト、ダーヴィッツらのスター選手を揃えたオレンジ軍団
の戦闘力は強烈で、公平に見て日本より上の韓国が、0-5で完敗した試
合を見た私にとって、オランダは優勝国フランス以上という印象さえ残った。
日本代表も昨秋の遠征試合で、0-3の完敗に終わってる。
という訳で、昨夜は私も、オランダ戦を見るはずだったのだ。ところが、21
時5分になって、「月恋はW杯で1回休み」というのが勘違いだと気付いて、
あわててフジを見始めたわけ。でも、ブログが無ければNHKを見たと思う。
フジを見たのは、あくまで「仕事」としてだった。
私個人の気持ちはともかく、日本全体ではどうだったのか。まずYahoo!
の「意識調査」の結果を見てみよう。6月7~14日の間に、1万票以上集
めたアンケートの結果によると、日本vsカメルーン戦の視聴率予想は、半
数以上が30%未満だと回答した。ところが実際は、平日深夜の放送にも
関わらず、前後半のトータルでほぼ45%の高視聴率。W杯への注目度
が予想以上に急上昇してるようだ。私も含め、お祭り人間が多いらしい♪
で、月恋の裏番組となったオランダ戦・後半も、視聴率21.3%を獲得。
前の週のNHK『ニュースウォッチ9』は10.0%だから、実に113%の上
昇となった(前の週の数字から見た割合、以下も同様)。このあおりを受
けたのが他局だけど、細かく見ると、局によって影響がかなり違ってる。
日テレ『深イイ話』 前週11.3 今週 9.1 19%下落
TBS 『月曜ゴールデン』 12.5 13.5 8%上昇☆
フジ 『月の恋人』 17.4 13.4 23%下落
テレ朝『TVタックル』 12.8 12.1 5%下落
テレ東『やりすぎコージー』 5.4 4.8 11%下落
前週の数字だけと比べるのは不十分だけど、直前1ヶ月で見てもそれほ
ど変わらないだろう。要するに、『月恋』はW杯の悪影響を強く受けてる
のだ(一番かどうかは微妙)。この結果は、「W杯が無ければ月恋の視聴
率は遥かに高かった」とポジティヴにとらえることも一応可能だろう。W杯
は4年に1度、一ヶ月間行われるだけの特殊なビッグイベントだから、「W
杯が無ければ」という反事実的な条件にもそれほど無理はない。
ただ、結果をネガティヴにとらえるなら、「月恋の視聴者はあまり熱心で
はない」ということにもなる。いまだに圧倒的な数のキムタクファンがい
て、しかも後番組のスマスマ(SMAP×SMAP)には、風見役の松田翔
太まで出演してるのに、これほどの視聴者がNHKへ逃げてしまったとい
うのは、かなり衝撃的なことだと思う。
私は最初から、このドラマは実験的作品だから平均視聴率18%で合格
だと言い続けてきた。先週の数字の持ち直しで、どうやら合格かなと思っ
てたら、一気に17.3%まで平均視聴率が下落。ここから18%まで戻す
には、全8回と仮定して、例えば第7話で18%、第8話で22.5%を取る
ことになる(合計40.5%)。あり得る数字とはいえ、実験作としてもやや
苦しくなって来たのは確かだろう。
ちなみに、視聴率記事も更新しておいた。全体的な情報やグラフが欲し
い方は、こちらをご覧あれ。
キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話
☆ ☆ ☆
さて、ここまで「ワールド」カップによる視聴率の影響を見て来たけど、今
度は「ワールド」=世界でのフジ月9の需要&供給について見てみよう。
単なるお遊びブロガーの私でさえ、世界進出やアジア進出を狙ってるくら
いだから、商売上手のフジテレビが狙わないはずはない。いまや、世界
経済の最大の注目国は中国。人口13億人は世界一で、日本の10倍。
GDP(国内総生産)でも世界トップクラスだ(計算方法による)。
フジは先週(10日)、91年の大ヒットドラマ『101回目のプロポーズ』を
中国向けに映画化することを発表した(これも月9)。監督も出演者も中
国人、製作は北京の大手と共同。急成長する中国だけでなく、欧米へ
の海外進出も加速してるようだ(朝日新聞HP、10日)。
興味深いのは、映画の日本公開は考えてないということ。経済の世界で、
一昔前に流行った「ジャパン・パッシング」(日本無視)という言葉を思い出
す。「バ」ッシング(日本叩き)でさえない、単なる無視、あるいは素通り。
「失われた20年」と言われるほど、経済も政治も停滞し続ける日本など、
日本企業でさえ軽視する時代に入りつつある気がして来る。
こうしてみると、『月の恋人』という一つのドラマが、日本国内で視聴率を
あまり取れないことなど、小さな事に過ぎないのかも知れない。そこで気
になってくるのは、中国とか、シュウメイ役の女優チン・リーチンの故郷・
台湾での反応だ。
いま、サラッと検索しただけだと、信頼できそうな台湾での統計的データ
は見当たらない。人口2300万人に過ぎないとはいえ、中国より遥かに
日本に「近い」国だから、今後の情報に注目するとしよう。まあ、前に話
題にした『週刊文春』にも台湾での評判が書かれてたことだし、ウチにも
台湾からのアクセスはある(日本語の得意な方も数人ご登場)。かなり見
られてるのは確かだろう。
一方の中国に関しては、Yahoo!で面白いデータを2つ見つけた。まず
10日のサーチナ(search-china:中国調査)の記事によると、「中国新聞
網」が『月の恋人』の「打ち切り説」を伝えたそうだ。注目すべきは、打ち
切りの単なる憶測ではなく、その他の内容。ちょっと引用してみよう。
中国でも、木村拓哉をはじめ、台湾の人気女優、林志玲(リン・チー
リン)らが出演する同作への関心は高い。しかし、芳しくない視聴率
が、チーリンと木村と演じたキスシーンのせいでは、などと心配する
ファンも多く、ドラマの展開やチーリンの今後の扱いを不安視する声
も上がっている。
(中略)
中国のネットユーザーらは、ドラマの低調ぶりを、木村が演じる葉月
蓮介の「性格の悪さ」にあるのでは、と指摘。「木村拓哉は何も悪くな
い」、「肝心の台本が悪い」、「誰も性格の悪い“キムタク”を見たくな
いのだろう」などの“擁護コメント”を寄せた。
どこまでが「中国新聞網」の報道なのか曖昧だけど、それを間接的に伝え
たサーチナは、一応参照に値する企業のようだ。個人的には、そもそも中
国でどうやって『月恋』を見るのかが気になるんだけど、深く追求しないこと
にしよう。アジアは仲良し、ニーハオなのだ♪ それはともかく、蓮介は悪
いけどキムタクは悪くないという態度は、健気で可愛いと思うし、チーリン
のキスシーンが視聴率を下げたという発想もなかなか面白い。
実は、これと関連する統計データも見つかった。同じくサーチナによると、
月恋のヒロイン(第一女主角)は誰かというアンケートに対して、チーリン
が22%、北川景子(柚月)が13%。篠原涼子(真絵美)は僅か9%に過
ぎなかったらしい(5月27-30日、987人の中国人が回答)。
う~ん、ここまで中国色が出るとは驚くな。だから、チーリンのキスなん
てものを気にしてしまうわけね。私には最初から、篠原がヒロインの物語
としか見えないから、チーリンのキスなんて忘れてたんだけど。北川がヒ
ロインなんて考えも多いのか。異文化理解、多様性の共存といった、共生
の理想の実現も、今まで以上に大変な事のように思えて来た。そりゃ、話
が飛び過ぎか♪
☆ ☆ ☆
最後に、私が今回のドラマを見て言いたい事は、主として2つ。まず、北
川の着ぐるみは、パンダよりも、先日の上海万博でコスプレショーが好評
だった『美少女戦士セーラームーン』の方が良かった♪ 男の子も、元気
がムクムク盛り上がったはずだ。
そもそも北川は、実写ドラマ版(03~04年)のセーラーマーズだったの
だ。ま、実写はTBS、アニメはテレ朝だから、フジでの実現は難しいけど。
ちなみに、パンダの着ぐるみは28800円、レンタルは1泊2日で8400
円で見つかった(税込)。セーラームーンのコスチュームの値段は、誤解
をまねきそうだから、こっそり買う・・・いやいや、調べるだけにしよう♪
私の趣味は、あの戦士たちの中だと、もちろんアレだ。どれだよ!
もう1つは、何回「最終章」をやるんだ!っていう不満。たった8回(?)の
連続ドラマの終盤3回が「最終章」というのは、いくら背に腹は代えられな
い状況とはいえ、見苦しい。まさか、中国や韓国ではフツーだなんて話じゃ
ないだろう・・・と言いつつ、気になったりもする。アジアはアジアなのだ♪
今後のドラマについては、風見を悪者のままにするのは変だと思う。来
週、社長解任&マストポール提携劇で悪者扱いして、最後に何か逆転
劇を用意するんじゃないかな。どうせ、既に物語としてはかなり大雑把
な展開になってるから、ドタバタ的転回もアリだろう。
ちなみに個人的には、蓮介と真絵美が仲良く一から出直すというのが趣
味だけど、一般ウケは微妙だし、月9的でない地味な展開なのは認める。
コインの使い方はともかく、ミンの不法入国の扱いはかなり脚本的に苦し
いけど、何も書かずに流すとしよう・・・って、書いとるわ!
今回はまた、ちゃんと現実に合った月の形で、右側の細い三日月だった。
全8回なら、最終回の6月28日がほぼ満月でピッタシだ、と書きたい所な
のに、今度こそホントにW杯で1回休みが入るわけね。ま、このドラマ、か
なり色んな事情が絡んでそうだから、舞台裏を知りたいもんだ。公式サイ
トの葉月蓮介ブログを見ても、あまりインパクトのある話は載ってないけ
ど、「わん介」が可愛くて人気だってことだけは、コメント数で分かった。
だからと言って、ここで私が犬の絵文字を入れて「くぅ~ん ワンッ」と書い
ても、「カワイイ~♡」って感じのコメントが1000以上付いたりはしない♪
現代日本は厳然たる格差社会なのであった。
それでは。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.TB(トラックバック)トラブル解消のための追記(事務的作業)。
キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話
軽~く5日連続ラン&『月の恋人』第5話(早くも最終章か・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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コメント
うわー視聴率ひどかったのね。
10時54分にチャンネル変えて間に合ったけどなぁ・・・。
でも想像通りの惨敗にほくそ笑んじゃう。
今さら主人公がどんないい人になろうと取り返しがつかなそう・・・。
ここまで来たら一桁にならないかなぁ!!
投稿: お気楽 | 2010年6月16日 (水) 02時37分
> お気楽さん
アハハ
期待以上の過激コメント、どうもどうも♪
サービス精神旺盛ですネ☆
ウチに妙な反応があったら、そちらに回しますよ
10時54分にチャンネル変えてって、
それまでは教育テレビ見てたってことかな♪
確かに、今さら蓮介が「いい人」になっても、
ここからだと取り返しは苦しいですね。
「素晴らしい人」もあり得ないから、
「可哀想で見守りたくなる人」が精一杯。
いくら何でも、一桁はムリでしょ (^^ゞ
日本が決勝トーナメントに出場して、優勝候補との
試合が、『月恋』最終回の裏にたまたまなったとしても、
ドラマやキムタクの女性ファンが数字を支えるはず。
万が一、一桁なら、お気楽さんの祈りが通じたってこと。
身辺警備のために、セコムをお勧めします ^^
「木村拓哉さん壁紙」配布中。。
P.S.ライブドアにTBを飛ばせなくなってるようです。
久々だなぁ。。
投稿: テンメイ | 2010年6月16日 (水) 19時59分
1桁はさすがに・・・。もう最終回直前ですから。
これでひと桁だったら・・・・
なんか1桁言ってたらW杯の裏で4%だった
吾郎ちゃんのヨイショの男思い出しました。
月恋の視聴者が熱心でないというよりは
月9がそもそも流行りでみる人が多いから
こういう結果になるんだと思いますね。
若い人は特に録画というものがあるし
リアルタイムでドラマを見るという概念が
そもそもないのかもしれないですね。
さ来週いろんな意味で注目したいです。
というかラブストーリーって概念で見なければ
そこまでひどくはないような気はしますけどね。
投稿: mrflumpool | 2010年6月19日 (土) 01時41分
> mrflumpool さん
こんばんは。
1桁はともかく、28日はまた苦戦かも知れませんね。
今の所の日程だと、日本の試合はないけど、
王国ブラジルの試合が入りそうな感じです。
『ヨイショの男』は全く見てませんが、視聴率を
調べてみると、極端に影響を受けてますね。
前半はフツーなのに、後半だけガクッと下がってる。
ただ、同じく2002年W杯(日韓共催)とぶつかった
『空から降る一億の星』は、それほど影響を受けてません。
第9話(6/10)はポルトガルの試合と
ぶつかって、平均視聴率から12%下の数字。
第10話(6/17)は優勝国ブラジルの試合と
ぶつかったのに、同じく15%下の数字。
この時のブラジルの人気は、今のオランダと比べ物に
ならないので、この程度の下落なら健闘でしょう。
ロナウド、リバウド、ロナウジーニョが素晴らしい
プレーで世界を魅了してた時ですからね。
06年W杯は、時差の関係でギリギリ月9とズレてるので、
比較になりませんが、視聴率がほとんど下がってないのは確か。
さらに、ここ3年の月9の全視聴率を見渡した時、
視聴者層が落ち着いた後半になって、20%以上も
急落したのは、たった1度しかありません。
去年3月の『ヴォイス』。WBC日韓戦(平均33.6%)の、
競り合った終盤とぶつかったためでした。
という訳で、データを見る限り、「月9だから」と見るよりも、
「月恋だから」と限定して見る方が自然だと思います。
ま、いずれにせよ、月恋も月9ですけどね。
ちなみに一昨日の『同窓会』最終回は、裏のW杯が
23.4%も取ってる中で、17.8%の最高記録。
前の週と比べて17%もアップ☆ 最終回とはいえ、
テレ朝の不倫ドラマとしては大成功でしょう。
内容的にも、納得できる作りになってました。
各局のスタッフも注目したはずです。
別に国内の視聴率じゃなくてもいいわけですが、
『月恋』も何か客観的な成功が欲しいですね。
中国や台湾も含めて、視聴者の満足度とか、
終了後のDVDの売上とか。
ともかく、残りあと2話かな。注目しときましょう
投稿: テンメイ | 2010年6月20日 (日) 00時41分
またコメントしま~す。
最終回だけでも20%ぐらいまで上がれば
体裁は保てると思うんですがね。
月恋は内容を練っているドラマではないですから
熱心な視聴者というよりは流されやすい層が見るドラマってことですね。
逆に同窓会は熱心な支持者がいるドラマっぽい。
ドラマは見てないけど予告等を見る限りでは
そういう印象がするドラマです。
ドラマの内容からして若い人向けではないので
今は高年齢層のドラマが支持される傾向にある。
逆にもう若者向けドラマは素直になれなくてを
みてもだめなのかなと思います。
これで視聴率ほしさに高齢者向けのドラマが
量産されないことを祈るばかりです。
ただブラジルの試合ははいろいろとまた事情が違いますね
この前は日本と同じグループでしたから。
それにしてもサッカー惜しかったですね。
デンマーク戦勝って本戦いってほしいですね。
投稿: mrflumpool | 2010年6月20日 (日) 19時07分
> mrflumpool さん
こんばんは。
最終回の20%はまだ狙えると思いますよ。
そのための土台作りとしても、次回は
16%くらいまで回復させときたいですね。
月恋と同窓会で、視聴者の年齢がどうなのか。
流されやすさと年齢の関係はどうなのか。
その辺りは、とりあえず保留したいと思います。
例えば、高齢者は一つの事をずっと続けるのは
苦手だから、番組途中でチャンネルを切り替える
可能性は一応あるでしょう。
この場合、アンケート調査をしても、その高齢者は
「見た」と答えるでしょうが、毎分の視聴率測定の
平均値(いわゆる視聴率)は下がることになる。
こうした細かい問題の調査は、
今まで一度も見たことがありません。
「若者向けドラマ(と言えそうなもの)」と
「若者が実際見るドラマ」の関係も気になります。
僕自身の周囲を見渡した時、若者はそもそも
テレビをあまり見てない。
W杯・日本戦ともなると、違うでしょうけどね。
で、ブラジルの試合は、日本と同じグループじゃ
なかったから、『一億の星』は『月恋』ほどの
視聴率急落を逃れることが出来た。
こう仰りたいわけですね。
当時の詳細なデータが分からないので、
ハッキリした事は言えません。
ただ、分かる範囲のデータをチェックした時、
『月恋』擁護としてはどうでしょう。
まず大前提として、当時は日韓共催だから、
W杯の扱いも全体的に今より上。
サッカー人気も今より上で、おまけに
日本も予選突破してます。
そんな中で、ブラジルの試合は決勝トーナメント。
一度負けたら終了、引き分けもない厳しい戦いです。
ロナウドは世界最優秀選手3回、
ロナウジーニョは2回、リバウドは1回。
これほどトップスターを集めた国は過去ありません。
それに対して、オランダは93年以降、
最優秀選手を一人も出してない。
一方、オランダの試合は単なる予選リーグで、
たとえ負けても残り2試合勝てばまず大丈夫。
おまけに、先日のアルゼンチンvs韓国戦は、
日本と同じグループではないけど、
オランダの試合より高い視聴率でした。
記事の繰り返しになりますが、オランダ戦の
裏番組の中で、『月恋』の下落が一番大きい。
これは、「W杯の悪影響が一番大きい」という話と
同じではありません。他の要因も絡むので。
ただ、「日本と同じグルーブの試合があったから」
と理由づけるのを難しくしています。
そうゆう事なら、他の裏番組も同じ条件ですからね。
とにかく28日の『月恋』&W杯に注目しましょう
投稿: テンメイ | 2010年6月22日 (火) 19時54分