軽~く5日連続ラン&『月の恋人』第5話(早くも最終章か・・)
(追記: 『月の恋人』最終回レビューはこちら。
RUN 10km,47分49秒,心拍147
暑い、眠い、忙しい。。今日も、月曜日ってことで、あわてて帰宅してギリ
ギリ21時にドラマを見始める。キムタク=木村拓哉の月9『月の恋人~
Moon Lovers~』第5話。大部分は、ブロガーとしての義務感だから、
持ち帰りの仕事みたいなもんだ。ただし、残業代は1円も出ない♪
ボヤキついでに書いとくと、今日は非常に珍しく、妙なコメントが3連続で
入ってた。平日の日中でも、色んな手段であちこちでチェックしてるから、
早めに気付いたけど、非公開・削除とかの処理をするのも面倒だし、気
分的にもちょっと憂うつになる。ひょっとすると意図的なものじゃないのか
も知れないけど、ホント止めて欲しいね。ブログ歴5年弱で、3連発は初
めてじゃないかな。2連発なら過去に4、5回だけあった。
まあでも、毎日マジメに更新し続けてアクセスも増えて来ると、色んな人
がやって来るのはある意味仕方ないことかも知れない。まだ大丈夫とは
いえ、いずれは根本的な対策をとる必要があるのかも。。
で、昨夜の走りについて。寒いとか呟いてたら、アッと言う間に暑くなった
から、今シーズン初めて、Tシャツと短パンでランニング。5日連続は半月
ぶりで、前回(5月半ば)より距離が長いから、やっぱり疲れてる。ま、合
計しても、たかが58kmなんだけど♪
近所の公園で、カップルが甘い声でイチャつく(死語?)のを横目で見な
がら、淡々と周回を刻んで終了。時間さえあれば、もう2kmくらい走って
も良かったな。最近、土曜出勤が続いてるから、日曜でも余裕がないの
だ。って言うか、数学記事を書いて時間を取られたからなんだけど♪
トータルでは1km4分47秒ペース。連続5日目だし、こんなもんでしょ。
また心拍計が異常な値を記録。おまけに今回は序盤で早くもおかしくなっ
てしまったから、大幅に補正した。いよいよ胸のトランスミッター(送信機)
の寿命か・・・と書き始めて、もう1年以上経ってるか♪ 流石に今度こそ
ホントの限界かも。とりあえず、一旦この辺で。。
往路(1.15km) 6分14秒 平均心拍122
1周(1.1km) 5分33秒 137
2周 5分24秒 142
3周 5分23秒 145
4周 5分22秒 148
5周 5分08秒 152
6周 5分05秒 155
7周 4分50秒 158
復路 4分50秒 156
計 10km 47分49秒 心拍148(80%) 最大163(復路の坂)
☆ ☆ ☆
一方、ブロガーの義務として、着替えも食事もそこそこに見た『月の恋人』。
ドラマの内容より、まず書くべきは、「最終章」という文字が予告に出たらし
いってことだろう。正直言って、私はその瞬間を見てない。CMになってす
ぐ、台所へ食べ物をあさりに行って、帰って来たら既に予告の途中♪ 最
後に「衝撃の結末」とか出てたのを見て、アレッ?と思ったのだ。
その瞬間から、ウチのアクセス解析の棒グラフが跳ね上がった。Google
で「月の恋人 最終回」を検索すると3位、「月の恋人 全 回」だと1位だ
から、予告に驚いた人達が一斉に押し掛けて来たわけ。ま、みんな一瞬
で帰ったみたいだけど (^^ゞ
試しにブログ検索をかけてみると、「最終章 序章」か「最終章 序幕」と
いう文字が映されたらしい(最近録画しないので確認できず)。Yahoo!
のブログ検索で、「月の恋人 最終章」の検索状況を表すグラフを見ると、
今夜になって急に入り出したことがよく分かる。ほぼ視聴者全員が初耳
だったのだ。意外だったからこそ、早速「月の恋人 打ち切り」といった
検索フレーズも目立って来た。
私は前回、月の形(現実とドラマは一致)に注目して、最終回は満月がふ
さわしいから全8回じゃないかというような予想を書いておいた。少なくと
も、新月(真っ暗)になる全10回は変だろう。同じ理由に加えて、短すぎ
るから、全6回はもっとあり得ない。ただ全7回なら、第7話の夜は膨らみ
かけた半月になるから一応アリだろう。私は見てないけど、わざわざ最終
章とか表示したのなら、残り3回(全8話)というのは変な気もするのだ。
(追記: 今回、月の形が現実と違ってた気もする。それなら話は違う・・)
ちなみに、フジテレビが「最終章」のような小手先のワザを使い始めたの
は、2年前の『ラスト・フレンズ』からだろう。第9話終了後に、「最終章 愛
と死」と表示されて、当時「ラスフレ・バブル」状態だったウチのアクセス解
析は10分間止まってしまったほど(サーバーダウン)。それと比べると、
やっぱり『月恋』には勢いがないかも知れない。キムタク・ファンの圧倒的
な多さをもってしても、ラスフレ終盤の人気には及ばないのだ。
ともあれ、ラスフレの時、フジはどこかから怒られたはずなのに、相変わ
らず紛らわしい事をやってくれるね。4月開始で全10回、最終と名が付く
のは最終回のみっていう、普通のパターンで堂々と勝負して欲しいもんだ。
☆ ☆ ☆
さて、「最終」とか終わりといえば、かぐや姫を思い出す♪ ネット情報に
よると、キムタクのラジオ番組『ワッツ』(What's up SMAP!)で5月28日、
リスナーからの「かぐや姫」に関するメッセージが読まれたらしい。ポイン
トは2つで、まず「月の恋人」はかぐや姫をヒントにして作ってるから、シュ
ウメイ(リン・チーリン)は最後に月(=中国)に帰る。また、蓮介が家具
会社の社長なのは、「家具屋」(かぐや)だから♪
キムタクはこの指摘を絶賛して喜んだらしいけど、検索でチェックすると、
実は3月下旬に早くも登場してたようだ。予告のあらすじを耳にした誰か
がすぐ気付いたのかも知れないし、先日の「ラヂオ体操・第4」みたいに、
スタッフが一般人のフリをして情報を流したのかも知れない。誰が何の
意図で流した情報なのか、すごく分かりにくい時代だ。
で、その「かぐや姫説」について。まず、「月の恋人→かぐや姫→月に帰る
→中国に帰る」という論法は、ちょっとアバウトだろう。ウチでは第2話とベ
トナム記事できっちり分析してあるように、「月の恋人」というタイトルは、
「月を愛する女性」という意味には取りにくい。むしろ、月(シュウメイ)の恋
の相手(蓮介)と取る方が自然だ。
ところがこれだと、かぐや姫(本人)ではなくなってしまう。だから、かぐや
姫への連想の直前は、むしろ「Moon Lovers」(=月を愛する人)にす
べきだろう。これなら、かぐや姫とつじつまが合う。「Lovers」という複数
形は、もう一人を蓮介と考えればいい(その部分の解釈は色々可能)。
したがって、正確にはかぐや姫連想はこうなる。「月の恋人 → Moon
Lovers → 月を愛する人 → かぐや姫 → 月に帰る → 故郷に帰る →
中国に帰る」。まあ、こんな事を考えなくても、普通に物語の流れを考え
るだけで、シュウメイの帰国が自然だというのは明らか。蓮介はシュウ
メイから真絵美へと気持ちを移し、シュウメイは日本から中国へ帰る。
この流れをじっくり後半で作ってくれるのかと思ったら、いきなり「最終章」
と出たわけだ。そうなると、回転椅子の爆発なんて妙な突発的アクシデン
トでも利用しようかっていう気持ちになるのかも知れない。一応、社会的
事実は踏まえてるようで、「回転イス 爆発」でググると、去年の中国での
事故がすぐヒットする。ウチのは台湾製だから大丈夫だろう♪
ただ、このドラマ、会社(レゴリス)や社長の強引な方針を強調するわり
には、会社組織の描写が不足気味だ。ライバル会社・マストポールとの
争い、内部対立、裏切りの話とかばかりで、普通のビジネスの光景がほ
とんど映らない。ま、個人的には美人社員(中村ゆり)に萌えるからいい
けどね♪ 今回はわりと出番が多かった気がするな。
一方、「家具屋(蓮介)の女 → かぐや姫」という流れは単純明快で、くだ
らないけどちょっと面白い。ただ、物語的に考えた時、竹取物語のかぐや
姫は自分から(あるいは両親たちの取り計らいで)地球にやって来た。そ
れに対してシュウメイは、家具屋レゴリスの社長(=砂の大元=地球)の
手で連れられて来た。だから、かぐや姫が月に帰るのは自然だけど、シュ
ウメイが故郷に帰るには、蓮介との「別れ」が必要だ。あと2話しかないと
したら、かなり上手く作らないと唐突な感じが否めないだろう。
☆ ☆ ☆
あらためて、ドラマの「原作」とされてる『月の恋人』(道尾秀介)のあとが
きを読んでみると、ドラマ制作の過程で色々と「都合」が生じて、実際のド
ラマとは大きく異なってしまったと書いてある。
「不都合」とは書いてない辺りが笑えるわけだが、おそらく道尾より、脚本
の浅野妙子の方が苦労してると思う。原作がアッサリしてるから、お得意
のドロドロした話は封印されるし、キムタクだから視聴率も気になる。おま
けに、映画的な新しいドラマを創り出そうとしてるから、いつも以上に、自
分の頭の中で映像のイメージを作り上げる必要がある。
その甲斐あってか、今回も映像的にはキレイだった☆(演出は平野眞)。
蓮介&シュウメイも悪くないけど(遠くの月を背景にしたシーンとか)、真
絵美(篠原涼子)の映し方が非常に良かったと思う。風見(松田翔太)と
のシーンもキレイだし(キス以外の方がbetter)、花火の使い方もシャレ
てた。ホテルのセピア色の廊下でじっくりと後ろ姿を映したカットも、アー
トっぽくて印象的。真絵美の切なさや複雑な思いを上手く描いてた。強
いて言うなら、風見との接近の説得力が弱いけど、欠点と言うほどのも
のでもない。
ただし、ドラマの人気というのは、映像美ではなく、タレント人気と物語の
出来で決まる。話題性、番宣、裏番組との関連とかは、二の次、三の次
といったレベルだ。『月恋』の場合、まだまだキムタク人気は絶大だけど、
ここまでの中心的ヒロインであるリンの人気が物足りないし、柚月(北川
景子)も残念ながらそれほど数字を持ってない。
おまけに、物語(=お話)の出来が何ともビミョーだ。個人的には、新しさ
やチャレンジ精神を高く買ってるから別にいいんだけど、ファンを除く一
般視聴者はちょっと苦しいだろう。恋愛とビジネスのバランスが中途半端
で、どちらもピンと来ないし、スキャンダルや対立だらけで、主人公も相
変わらず好感度の低い妙なキャラ。4枚のコインもここまでイマイチ活か
されてないし、いきなり結婚しようってのはほとんどシュールな世界♪
それでも、天下の木村拓哉だから何とかなってるわけだ。
結局、総合的に見て、視聴率は16%前後と予想しておく。17.3%なら、
ちょうど平均視聴率が18%になって、私が初回から示してた合格点と一
致。実験的作品としては十分な数字だろう。世間の風当たりは別として。。
それでは、今回はこの辺で。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.『月の恋人~Moon Lovers~』第5話は視聴率17.4%。少し
盛り返して、平均視聴率はちょうど18.0%になった♪ 正確に
言うと18.02%だけど、小数第2位はフツー四捨五入なのだ。
「最終章」と出たからには、来週も17%くらいは取るだろうし、最
終回は20%前後と予想される。結局、最終平均で18%は確保と
なるから、97年の『ギフト』とほぼ同じ数字の流れだ。平均20%
はもう難しいけど、平均19%は一応狙える位置にある。
なお、キムタク主演ドラマの視聴率グラフの記事も更新しておいた。
キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話
『月の恋人』第6話(最終章序幕)~W杯と視聴率急落、中国の動向など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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コメント
またまたコメントさせていただきます。
相変わらず考察がすごいですね。
やっぱり真絵美と結ばれるのが自然ですよね。
風見が椅子の事故になにか関係してるのはありそうです。
おそらく風見は蓮介を引きずり降ろそうとしてますね。
蓮介は人望ないから誰も寄り付かなくなってますよね。
毎週ちょっとずつレゴリスのスタッフが避けてる気がします。
最終章の話はちょっと視聴者が学習しなさすぎ。
最終回なら絶対最終回って出すと思う。
なんだかんだいって月恋17.4まで戻しましたね。
やっぱり先週が底みたいですね。
キムタクドラマって最後のほうで結構上がる印象
強いから最終回は22くらいいくかもしれないですね
おそらく平均は19くらいだと思います。
投稿: mrflumpool | 2010年6月 8日 (火) 10時11分
はじめまして。いつも的確な感想をUPしていただき楽しみに読ませていただいています。「月の恋人」毎週見ています。何と言っても元祖月9の帝王キムタクならでは、、と思い見始めたドラマですが。正直限界です。タドタドシイ日本語のシュウメイをヒロインにしたのは失敗ではと思います。そして物語が昭和の匂いがすると感じるのは私だけでしょうか。少し陳腐な感じさえします。キムタクだから通用するものの、キムタクだけに悔しい。
投稿: M・I | 2010年6月 8日 (火) 19時58分
かなり今回勝負してますよね。
個人的に思うのはもしかしたら上海万博と
なんか関係ありそう。
確かにリンチーリンがやっぱりミスキャストなのは否めませんね。
素直になれなくてのジェジュンもなんかね・・・
やっぱり日本のドラマは純粋に日本人でみたいです
昭和の匂いってのは自分も思います。
というか狙ってるんだと思います。
やっぱりキムタクはTBSのほうがあってる気がする。
GOOD LUCKとか華麗なる一族とか。
次のドラマはTBSでお願いしたいですね。
投稿: mrflumpool | 2010年6月 8日 (火) 20時33分
> mrflumpool さん
こんばんは。
すごいと言ってもらえるのは有難いんですが、
正直言ってこれは手抜き記事です♪
早く書き終えて、寝ることだけ考えてたって感じ。
そもそも、『月恋』の記事を書き続けるつもりは
全くありませんでしたからね。。
蓮介は、真絵美と「結ばれる」より、
真絵美に「向かう」のが自然でしょう。
キスとか抱擁とかなら、あっても不思議はないけど、
結ばれるための時間はもうないと思います。
ここまで5話、真絵美は二番手ですからね。
ただ、シュウメイとは「離れる」のが自然でしょう。
風見を単なる裏切り者にするのは勿体ないけど、
当面の流れは確かにそうなってますね。
予告には「孤独」なんて言葉も出てたし。
ただ、少なくとも最終回の後半には、
蓮介の周りに人が戻るはず。
そうしないと、月9的なドラマの形になってない。
最終回の前に最終章なんてものをおくのは、
まだ珍しいことだろうし、変な手法だから、
驚くのは不思議じゃないでしょう。
むしろ問題はスタッフだと言いたい所だけど、
崖っぷちで必死だったのかな。。
視聴率は、この後例えば、19%、24%と
続けば、平均19%になります。
過去のデータを見ても、一応可能な数字。
上海万博や幻の上海公演と関係してる企画かも
知れないし、より大きく見れば、中国の時代を
見据えた実験的企画でしょう。
TBS『華麗』は大人向けの良質なドラマでした
> M・Iさん
はじめまして。コメントありがとうございます ♪
「元祖」というか、「月9の帝王」とまで呼べるのは、
やっぱりキムタクただ一人でしょう。
ま、今後は山Pや嵐の時代かも知れませんけどね☆
「限界です」とか言いつつ、来週も見るんでしょ?^^
たどたどしい日本語のチーリンを起用したこと自体は、
長い目で見れば正しい方向性だと思います。
ただ、シュウメイにこだわり過ぎだと感じるのは確か。
原作も含めて、色んな「都合」が重なったんでしょう。
半ば結果論ですが、今の時点で考え直すと、もう少し早く、
真絵美を中心に持って行くべきでしたね。
脚本家の浅野も、予想より回数が少なくて
焦ったんじゃないかなと思ってます。
出来はともかく、ちょっと気の毒だったかも。。
「昭和の匂い」と言うと陳腐にも感じますが、
「昭和の香り」と言うといいニュアンスも出るでしょ♪
昭和を意識すること自体は、別に悪くないわけです。
成功した『華麗』も昭和だし、映画の
『ALWAYS 三丁目の夕日』も好評でした。
この春には、三谷幸喜の長時間ドラマ『わが家の歴史』も
平均視聴率20.3%を記録したばかりです。
問題は、平成的で21世紀的な国際ドラマの中に
昭和の日本的なものが混ざってる点。
これを陳腐と感じる人が出るのは仕方ないことですが、
僕はわりと肯定的にチャレンジだと受け止めてます。
芸術的な創造活動の中で、新しさの中に古さを
融合するのは、ごく普通のことですしね。
やっぱり、キムタクだからこそ可能な実験的作品。
これでも平均18%取るのは、流石だと思います。
あと2回ほどだから、頑張ってくださいネ♪
投稿: テンメイ | 2010年6月 9日 (水) 02時35分