2つの月が照らす太陽のハート~『月の恋人』最終回
先に、単刀直入に一言で感想を書いとこう。正直、意外なほど良かった☆
これまでの7話を受けた上での最終回としては、ベストの出来と言っても
いいと思う♪
前回で一気に別世界のラブストーリーに持ち込んで、今回は初回からの
トータルの統一感を作り上げる。これまでの華やかなヒーローとしてのキ
ムタク像をはみ出した上で、本人の魅力は保ち、しかも過去のキムタク主
演作品へのオマージュ(敬意を込めた模倣)を散りばめる。
こういった作品が、一般視聴者の間で商業的成功を収めるには、まだ時
間がかかるだろうし、結局いつまでも成功できないかも知れない。それで
も、あるいは、だからこそ、私は良かったとハッキリ褒めとこう。ラストシー
ンをもうちょっと工夫してれば、「素晴らしい!」と言っても良かったかな。
アイデアは良かっただけに、その点がちょっと惜しかった。
ひょっとすると、非常に変則的な放映スケジュールが影響したのかも知れ
ない。既に修正してあるけど、私は前回、ウィキペディアの69分延長とい
う情報は間違いで本当は75分だ、と書いてしまった。その時点で69分と
いう妙な時間の根拠が見当たらなかったからだけど、その後朝日新聞に
69分と書いてるのを発見。これだけでも、6分短縮となる。もしあと6分あ
れば、ラストのハネムーン・ドライブは遥かに素敵なものになっただろう。
ま、オープンカーの帽子(ハット)姿が笑えたからいいけどね♪ あれを見
て私は、『ギャルサー』初回にカウボーイハットをかぶってパラシュート降
下した藤木直人を思い出してしまった。風で吹っ飛ぶわ!
☆ ☆ ☆
このドラマ、ウチでは初回から、ずっと実験的作品として扱って来た。日
本の10倍、13億人の巨大市場・中国を中心に、東アジアをターゲット
に設定、日本では知名度の低かった台湾人女優をヒロインの一人とし
て起用。また、映画的な美しくてゆったりした映像を強調。さらに、ヒー
ローどころか、フツーに見れば嫌な奴としての、キムタク=木村拓哉の
キャラ設定。そして、注目の作家・道尾秀介によるドラマ用原作の導入。
これらの内、一番ハッキリと誤算だったのは、ドラマ用原作だったような気
がする。新潮社から出版したことで、辛口雑誌『週刊新潮』による『月恋』
批判を封じ込めることには成功したけど、それは枝葉の問題にすぎない。
アマゾンで書籍の評価を見ても、大々的なプロモーションのわりにはラン
キングが低いし、おすすめ度もかなり低い。
ドラマを途中まで見た後でサラッと目を通した私にとっても、決して引き付
けられる内容ではなく、ドラマとの違いの大きさや、著者のとまどいを強く
感じることになった。ドラマとのシナジー(相乗効果)を生み出すどころか、
間接的に、脚本やドラマ作りを難しくしてしまった側面がある気がする。も
ちろん、道尾の問題というよりは、むしろ企画と偶然=運の問題だろう。
以前、『週刊文春』が書いた不協和音がどこまで信用できるかはともかく、
内部の諸々の連携が決して上手く行かなかったのは本当だと思う。
一方、『月恋』の中国・台湾における評判はまだよく分からないけど、少な
くとも以前書いたように、中国語を喋るシュウメイ(リン・チーリン)を「ヒロ
イン」だと思わせることには成功したようだ。私も含めて、ドラマを見慣れ
た日本人にとっては、既に序盤から、真絵美(篠原涼子)がヒロインに見
えてしまうわけだが、中国人が台湾人女優をヒロインと思ってくれたのな
ら、とりあえず狙いは当たったと言っていい。中国系の風見(松田翔太)
やミン(阿部力)の導入も、真絵美の片言の中国語「味方だよ」も、一応
のプラスになってるはずだ。
ただし、「第二ヒロイン」とも言うべきシュウメイを無理して重視した分、物
語全体のバランスや流れはビミョーになってしまったわけだ。最終回のシュ
ウメイの使い方も、トータルのまとめ方としては十分頑張ってると思うけど、
今回だけだと唐突なオマケ的再登場のようなものに見えた。それは、最
終話の問題と言うより、初回からの全体的問題なのだ。
映像美については、一貫してセピアとかくすんだ色、暗めの色調を多用す
る中で、月明かりの効果を際立たせていた。また先週は、広大で透き通っ
た海(未知なる広大な世界の象徴)を映して最終話ラストへの伏線を張っ
てたし、今週はエコの21世紀を意識したのか、あるいは夏休みの林間学
校(季語or死語♪)のつもりなのか、意外なほどの緑の強調。葉月蓮介の
木や材木へのこだわりともつなげてた。自然の緑を中心にしながら、人工
的な緑(庭園)も上手く融和させてたと思う。
惜しかったのは、やはりラストの海が控え目な遠景になってたことと、小
川(渓流)の映像が僅かだったこと。あの蓮介&真絵美のシーン、アメン
ボという言葉を出すキッカケにすると共に、その後の雨へのイメージ的
なつながりも作ってる。川=水平な水の流れ、雨=垂直な水の流れ、と
いうコントラスト(対比)。その意味でも、もう少し川が欲しかった気はする。
ただし、アメンボを映さないのは筋が通ってた。アメンボはシュンメイの象
徴だからだ。
一方、蓮介の「嫌な奴キャラ」は、意味がないとまでは言わないけど、必
要ではないし、マイナスがやや大き過ぎた。要するに、孤独さと暗さを醸
し出すと共に、自分で設立した会社レゴリス(REGOLITH=月の砂とい
う意味)を追い払われる流れを準備してるわけだ。でも、あそこまで感じ
の悪いワンマン社長を演じる必要はない。社員の大部分に嫌われる役
にしたために、私のお気に入りの美人社員・中村ゆりまで悪者のまま終
わってしまった。まあ、ミニ・スーツの後ろ姿を長めに映してくれたから、
良しとしとこう♪
視野を広げるなら、ここ10年でキムタクが演じた僅かなネガティブ・キャ
ラとの違いを出したという意味があるのかも知れない。『空から降る一億
の星』では、暗く哀しい雰囲気を怪しげに漂わせてたし、『華麗なる一族』
終盤では、一転して悲壮感あふれる自責の念を前面に出し、「なぜ明日
の太陽を見ないのか」という問いへとつなげてた。
これらはいずれも、ネガティブ=否定的なキャラではあっても、嫌われる
キャラとは言えない。そう考えると、キムタク人気がまだ多少の余裕を持っ
てる今、こうゆう冒険をするのは、タイミング的に理解できなくはない。冒
険とは甘く華やかな行為ではなく、危険を冒すこと。リスクがあるのは大
前提で、実際このドラマだけ見ると、低視聴率という結果の一因になって
しまったわけだ。ただ、木村拓哉という俳優のキャリア全体で見るなら、貴
重な経験になったと思う。
ちなみに、どうでもいいような話だけど、漢字を間違えた「木村拓也」とい
う検索アクセスが多過ぎる♪ 別にこの誤検索でウチが上位にランクされ
てるわけでもないから、かなり大勢のファンが入力ミスしてることになる。
人の名前を覚えられないのは、蓮介だけで十分だろう。どうせなら、継男
(濱田岳)のことは、「ハチ」(『太陽と海の教室)とか「ツル」(『プロポーズ
大作戦』)とか間違えて欲しかったかも。。♪
☆ ☆ ☆
話変わって、今度は過去のキムタク作品へのオマージュ(敬意を込めた
模倣)について。かなり早い段階から、真絵美の口調や仕草は『ロンバ
ケ』の南(山口智子)に似てると思ってたし、今回の事務所の2人なんて、
まさにセナマン(瀬名のマンション)の瀬名&南だろう。
そう考えると、ラストの唐突な純白のウエディング・ドレスも納得できるの
だ。ロンバケ最終回ラストの、映画『卒業』を意識したような花嫁&花婿
シーンは、アメリカだったはず。今回は無国籍的な海岸の道路だけど、車
は古き良きアメリカンといった感じの、オープンカー・モードのレクサス。
微妙にズレながら重なることで、過去の作品への思いを蘇らせてプラス
することも出来る。
王子様の大成功というお姫様的ラストでない点だけなら、『月恋』の方が
上だろう。会社を追われて、起死回生のチャンスだったコンペまで元の会
社に敗北した主人公と、諸々の事情に振り回されて仕事が減ったヒロイン
の結婚というラストは、月9としてもキムタクとしても斬新。何も持ってなかっ
た学生時代という原点に立ち戻って、家具職人カップルとして出直す形に
もなってるのだ。
『ロンバケ』の他には、柚月(北川景子)の「逆あすなろ抱き」攻撃の強調
で、遥か昔の『あすなろ白書』を思い出すし、プレゼンテーションで一般市
民の目線から主張して温かい拍手をもらう辺りは、『CHANGE』の朝倉総
理を思い出す。更に、全力を注いだ事業に失敗して一人さまよい続けると
いう筋書きは、『華麗』の裏返しとも言えるわけだ。
実は、今回のウチの記事、スポーツとの抱き合わせ記事じゃないから、ド
ラマレビューとして独自のタイトルが必要。その候補者の一つは、「明日
の太陽を見た蓮介」だった♪ 太陽とはもちろん、真絵美のことだ。。
☆ ☆ ☆
記事タイトルの話が出た所で、いよいよ最後に、「2つの月が照らす太陽
のハート」というタイトルの意味を説明しよう。これは「2つの月と太陽と地
球、4枚のコインが織りなすハート」というタイトルを短縮して詩的にまとめ
たものだ。
私は第2話レビューで、ドラマの内容と一つの詩をもとに、シュンメイが月、
真絵美が太陽、蓮介が地球だと書いた。これは、ウチの記事の英訳でも
好意的に受け止められてたし、その後のドラマの展開もまさにそうなって
たと思う。色んな含みをあえて単純化するなら、月はシュンメイ、『月の恋
人』は「月が恋する人」=蓮介だ。英語の「Moon Lovers」は、単なるイ
メージ的なタイトルと見てもいいし、月を愛する蓮介&真絵美と、月に嫉妬
する柚月、計3人だと見てもいい。
ところで、このドラマは最初から、4枚のコインの意味を問題にしている。コ
インは丸い形だから、その内3枚は月と太陽と地球だろう。すると、残った
1枚は何なのか。これは、柚月という名の、別の月なのだ。
この点を読み解くカギは、4つある。まず、少し欠けた月が、蓮介と真絵美
の2人によって強調されてたこと。次に、蓮介が柚月に贈ったイスの背も
たれに、三日月形の穴(くぼみ)が開いてたこと。さらに、柚月はずっと3
番手のオマケ扱いで、今回ハッキリ、幼い妹とされてたこと。最後に、柚月
はラスト直前まで着ぐるみモデル扱いされてたことだ。着ぐるみモデルとは、
自分を隠した存在だ。
ここで、ラストシーンを思い出してみよう。左が少し欠けた月が、蓮介&真
絵美を見守ってた。直前のシーンでは、上海に戻って活躍する笑顔のシュ
ウメイが映ってる。明らかに、明るく輝く月はシュウメイなのだ。すると、ま
だ妹のように幼くて自分を隠した三日月、つまり、欠けた月を補う部分は
柚月ということになる。
こうして、4枚のコインの謎も解
けるのだ。2枚を内側に含む「太
陽のハート」(太陽&地球の愛)
を、別の2枚(欠けた月と、補う
三日月)が外側から支える。
ちなみに、見た目の形によらず、
月の実体が丸いのは当たり前
のことだ。いまや、真絵美という奇
妙な名前の由来も明らかだろう。
「まえみ」とは、真円(まえん=真ん丸)の笑み(えみ)。まさに、最後に笑う
ヒロインの座を約束された名前だったのだ。
(追記: ブロガーのそれいゆさんが、この図に彩色してくださった♪
月の恋人~Moon Lovers~ 最終回 それいゆのルナマインド☆)
という訳で、最後の2話のおかげで後味のいいドラマとなった。注目の最
終回視聴率は16.2%。『ホタルノヒカリ2』主演、綾瀬はるかの裏番組
に数字を取られた格好だ。平均視聴率も結局16.8%で、ウチで最初か
ら言ってた実験作としての合格点18%には届かず。それでも私は満足だ。
一番最後に真絵美が豚キムチ丼の夢を話したことを考えても、やっぱり
前回が「いきなり最終回」。今回は、その唐突さを補う、まとめか後書きみ
たいなものだろう。脚本家・浅野妙子が底力を見せてくれた。
風見がコンペで勝ちながらも、蓮介に負けを認めたのも、上手いまとめ
方。雉畑(渡辺いっけい)はいい人路線をキープ、嶺岡(川平慈英)がW
杯の絶叫を終えて帰って来たのも笑えた。欲を言えば、北川景子がキ
ムタクに真正面から抱っこした赤ちゃん的萌えカットを、中村ゆりにやっ
て貰いたかったけど、そこは日頃鍛え抜いてる想像力で補うとしよう♪
思い切ったチャレンジをして、世間的には評価されなかったけど、自分た
ちも身近な人達も満足する。それがまた、明日のチャレンジへとつながる。
蓮介の姿はまさに、このドラマのキャスト&スタッフに重なってるのだ。
皆さん、どうもお疲れさま♪ それでは、この辺で。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S. ☆再び業務連絡☆
昔からのFC2に加えて、ライブドアにもTB出来なくなってしまっ
てるので、悪しからずご了承を。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話
軽~く5日連続ラン&『月の恋人』第5話(早くも最終章か・・)
『月の恋人』第6話(最終章序幕)~W杯と視聴率急落、中国の動向など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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コメント
テンメイさん、お久しぶり
やっと会えたね(爆)
拓哉のドラマになると外野がうるさくて
今回は自分からTBも飛ばさず、他ブログも見に行かず。。。
引きこもった
拓哉が主演じゃなかったら、2話でリタイアしてたなぁ。
ファンの間でも不満爆発で、すごかった。。
でも、最終回。。。うまくまとめたよ。
テンメイさんにも気にいってもらえてうれしいな
>北川景子がキムタクに真正面から抱っこした赤ちゃん的萌えカット
あの抱っこちゃんスタイル。。あれ良かったね。
柚月のストレートさが、ハッキリしない蓮介さんにはピッタリだったなぁ(笑)
あのコインの意味。。。さすがテンメイさん
図解入りだし(笑)わかりやすい。
だったなんて、、、。
でも、そんなのはどーでもいいようなラストだったけど(爆)
うん、あのハットはちょっとね
でも、レビューしてくれてありがとう
いつまでも走り続けてね。。。テンメイさんじゃなくて蓮介さん(爆)
投稿: アンナ | 2010年7月 6日 (火) 22時14分
> アンナちゃん
オッス、お久しぶり
やっと会えたねって、織姫と彦星みたいだな♪
いまや1クリックするだけで天の川は消滅。
いつでも会えるのよ
あぁ、七夕の写真をトップに飾ろうと思ってたのに
もう終わっちゃったか。。
キムタクはまだまだ別格なのよ
月9の帝王、男性タレント人気No.1キープ。
そりゃ、色々言われるのも仕方ないでしょ。
ま、余裕を持った温かい気持ちで我慢してね♪
引きこもっても、支えてくれる仲間が大勢いるから
大丈夫。味のある母上とも仲良さそうだし
2話でリタイア。。うん、フツーそんなもんでしょ♪
ファンの間でも不満爆発ね。ま、この視聴率だと、
ファンでさえ結構リタイアしたんだろうな。
オレもブロガーとしての義務感が大きかったし。
まあでも、チャレンジ精神溢れる試みには優しいのよ。
初回からのトータルだと出来は良くないけど、
単なる試作品と思えばむしろ完成度は高い。
ただ、終盤のサブタイトルには首をひねるね
最後の2話だけなら、かなり上手いと思う
特に7話の大胆な展開には驚いた。
新しい脚本家の参加が効いたんじゃないかな。
「同窓会」なんて、よそのドラマをサブタイトルに
入れてなきゃ、もっと褒めてたのに、惜しかったわ。
しかし、真絵美が好かれるのは分かるとして、
柚月が女性に好評なのが面白いな♪
ルックスとか色々恵まれてるのに、片思いの男を
追っかけまわす女の子なんて、ほとんどいないでしょ。
ストレートでひたむきで、サバサバして可愛げもある。
そうゆう所がポイントなのかね
オレは最初から「第三の女」扱いしてたから、
最終回であれほど光を当てられたのには驚いた。
ドラマとしては上手いまとめ方なんだけど、
個人的にはむしろ、美人社員=中村ゆりの
抱っこちゃんスタイルを見たかったね。
ミニ・スーツのままで
コインの意味、感心したのよ
数学大好き人間だから、あの線の引き方が面白かった。
で、数学記事の感覚でパッと図を書いたわけ。
誰か知らないけど、よくあんな事を思い付いたなぁ。
ドラマを見た後でも分からない人がいるのにも驚いた。
あっ、ここにも一人いたか
ま、世間的には「どーでもいい」話かも知れないけど、
オレ的には、この図のイメージが大きかったのよ。
ラストの月と、4枚のコインのハート。
これが結びついたから、かなりの高評価になったわけ。
あのハットも、オレは好きだよ。ナンセンス・ギャグ♪
スタッフの最後の軽~いお遊びでしょ。
「ありがとう」、嬉しい言葉だね
「走り続けてね」元気が出るね・・って、蓮介かよ!
ともかく、今後も一緒に走り続けよう
オープンカー用意しとくわ。要らない? あっ、そう
ほんじゃ、また。。
投稿: テンメイ | 2010年7月 7日 (水) 07時11分
おはようございます。
うちはライブドアですが、トラックバック届きました。ありがとうございます。興味深く読まさせていただきました。リン・チーリン目当てで見てましたが、社長室に案内する中村ゆりさんの後ろ姿にはドキリとさせられました。私は、このドラマは最近の木村拓哉のドラマの中では良かったと思います。少なくともエンジンやチェンジより良かったと思います。
ドラマは終わりましたが、また遊びに来ます。
投稿: haru | 2010年7月 7日 (水) 07時25分
> haru さん
こんばんは♪ コメント&情報伝達ありがとうございます。
ライブドアには今でも基本的にTBが飛ばせませんが、
なぜかそちらだけは飛ばせました。
ココログの話だと、ライブドア側でTBがブロック
されてるということですが、そちらのサイトは
何かシステム環境が違うんでしょうね。
そうですか。リン目当てでも、中村ゆりの後ろ姿には
ドキリとさせられたと♪
僕は中村ゆり目当てなので、録画ボタンを押そうかと
思ったけど、間に合いませんでした ^^
過去の作品との比較だと、『エンジン』は全く見てませんが、
『CHANGE』よりは『月恋』を評価します。
半分ほどしか見てませんが、『ミスブレ』よりも
多分いいでしょう。
流石に『華麗』や『ロンバケ』とでは、分が悪いですけどね。
ウチは基本的にドラマブログではないと言い続けてますが、
なかなか足を洗えなくて困ってます♪
また機会がありましたら、よろしくお願いします
投稿: テンメイ | 2010年7月 8日 (木) 00時59分
テンメイ様、こんにちは。
ココ・フラッシュ・・・現在、
映画・テレビでは
第1位、テンメイ様の5話
第7位、テンメイ様の4話
第8位、テンメイ様の最終回
というランキングになってますぞ。
まあ・・・全記事ランキング上位の
テンメイ様としてはそれほどでも
ないのかもしれませんが・・・
一応、報告まで・・・。
それにしても・・・どんなに
アクセスがあっても
ありがたい読者と無関係というのが
ある意味、即時大量情報交換の
虚しさを感じさせますな。
まあ・・・それが世界というものですが。
そういう意味で
スタッフが感じるほどの
面白さをお茶の間が
感じていないのが
いろいろ推測できる「月の恋人」・・・。
まあ、キッドは
天使テンメイ様を
アハハと笑わせただけで
充分満足なのでございますけどね。
まあ、なにしろ
素人こそがお客様なので
スタッフはそういう点を学び
明日に繋げて欲しいものだと考えます。
とにかく、最終回は
それなりに綺麗に着地して・・・
麗しかったと思うのです。
ラスト・シーンもそれなりに
不思議なテイストを残しましたしね。
大いなる妥協・・・という感じでした。
まあ・・・スターというものは
本当に大変な職業だと思います。
ふふふ、月と太陽と地球・・・
その関係は実に神話的ですな。
主人公を自分と考えると
蓮介が空にはない地球と考えるのは
まことに理にかなっている。
そして蓮介に利をもたらすのは
真絵美という太陽。
しかし・・・人は時には
月光に狂うもの・・・
という意味では月はシュンメイ・・・。
そうなると・・・四枚目のコインである
妹・柚月は別の惑星と言えるかもしれません。
金星とか・・・火星とか・・・
サイズ的には「星」ですしね。
そして地球とは惑星兄妹・・・。
並び的には火星ということになります。
彼女はセーラー・マーズだし。
しかし、北川景子をもげっ的に愛するものには
ヴィーナスであってしかるべき・・・
となんとなく思ったことをお伝えしたいと存じます。
それでは足の怪我の全快を
地獄の底から願いつつ・・・
投稿: キッド | 2010年7月 8日 (木) 03時48分
はじめまして。最終回にどうしても納得がいかなかったのですが、こちらの説明がストンと胸に落ち、スッキリしました。
すばらしい分析です。
トラバ送らせていただいたので、ご挨拶まで。
投稿: それいゆ | 2010年7月 8日 (木) 08時19分
> キッドさん
こんばんは プチご無沙汰です。
ココフラッシュはいまや消えつつある存在なので、
名残り惜しんで毎日見てますよ
ランキングがおかしいって指摘は今まで何度もして、
その度に「分からない」って感じの応答だから、
最近はそんなもんだと諦念に浸ってます。
テレビランク、最初に見た時はおかしかったと思いますが、
後で見るとわりと(?)マトモになってましたね。
ただ、ココフラッシュが消える前に、もう一度
全記事ランキング上位に入りたかったんですよ (^^ゞ
あそこは全くの別世界だから。
昔よりハイレベルの戦いになってるようで、
100位にも滅多に入れなくなってます。
ま、一部のサイトに人気が集中してるんですよね。
それぞれ、何か持ってる所ばっかだから、
ある程度は理解できますけど。
今回はウチも戦いに参加できると思ったから、
無視されてるのを見てガクッと来ちゃいました
アクセス数が増えると、ありがたい読者も増えるのが
普通で、正の相関関係らしきものは一応ありますよね。
ただ、ほとんど意味のない大量アクセスもあるし、
ありがたい読者の割合というのはごく一部。
コメントをくれるのは、そのまたごく一部。
莫大な労力のわりに、報われることの少ないタダ働きです。
そうは言っても、コメントのやり取りとか、
よそのサイトで(こっそり)褒められるとか、
やっぱり嬉しいですよね。
ブックマークのアクセスや、熟読する読者というのも、
アクセス解析を見てるだけで嬉しいもの。
結局、なかなかブログから足を洗えません。
ドラマから足を洗うだけでも難しくて。。(^^ゞ
ドラマ系以外の固定読者がなかなか増えないんですよね。
ま、ドラマ・芸能関連が多過ぎるだけかも知れないけど。
ドラマ制作の場合は、どんな視聴者でも数字としては同じ。
おまけに、その数字が実際の収益につながります。
だからこそ、視聴率が圧倒的な地位を保ってるわけですが、
『月恋』は結果的に、目先の視聴率や人気を捨てて、
将来の収益を狙う準備になってると思います。
当然、中国・台湾の市場を調査したり、
パイプ=つながりを作ったりしてるでしょうからね。
ただし、最低限の結果と評価は最後に残したい。
そこで登場したのが7話&8話の斬新な展開。
まさに、大いなる妥協だし、いまだにトップスターの
キムタクはやっぱり凄いと思います。
最近の韓国スターの状況を見るだけでも、
いかに大変な仕事&地位なのか、よく分かりますよね。。
そうそう。月と太陽と地球、神話的で詩的な発想です
そうゆう感覚をあらかじめ持ってない人には、
まったくピンと来ない話かも知れません♪
問題は、柚月の地位。あるいは、4枚目のコイン。
これまでの流れなら、脇役として柚月を無視するのもアリ
でしたが、最後にこれだけ活躍すると、無視もできない。
そこへ都合よく、三日月のイスがプレゼントされ、
欠けた月とぴったり補い合う。
上のそれいゆさんのコメントにもあるように、
ストンと胸に落ちて、スッキリしたわけです。
セーラー・マーズもヴィーナスも好きですが、
その解釈を取るためには、以前の記事で指摘したように、
セーラームーンのコスプレが必要でしたね♪
子供のお見舞いはセーラー戦士のコスプレにするとか、
ラストのショーは上海万博のコスプレにするとか。
もちろん、代わりに火星や金星のエピソードでもOK。
足のケガそのものは全快に近い気がするんですが、
体力がなかなか戻らなくて焦る毎日です (^^ゞ
わざわざ、ご心配どうも♪
ではまた。。
P.S.ちなみに僕の写真は、縮小と明るさ調整を
組み合わせて、ギリギリ分かりにくくしてます。
昔はよく載せてたけど、最近は不特定多数の
アクセスに配慮。差し控えるようになりました。
場合によっては、すぐに全部削除のつもりです。
先日、ウチの近所のある場所から「テンメイ」の
検索が入って来た時にはヒヤリとしました。
個人情報保護、転ばぬ先の杖ってことで。。
> それいゆさん
はじめまして
コメント&TB、さらにそちらで紹介までして頂き、
ありがとうございます☆
ここまで丁寧な対応をして下さる方は、ホントに珍しい。
ツイッターでの紹介も拝見しましたよ
おまけに、ウチの図の彩色までして下さったので、
ウチの記事本文に追記して、そちらの記事を
紹介させて頂きました。
僕もホントは色をつけたかったんですよね。
やっぱり、太陽は赤、月は黄色でしょう。
ただし、三日月は隠れてるから、少し明るさを落として。
ま、普段から理数系記事に、手書きの白黒の図を
挿入してるので、同じ感覚でお茶を濁しときました。
実は以前、よそのサイトでの紹介(通知なし)で、
「手書きが残念・・」とか書かれたこともあります。
これだけでも面倒だし、珍しいはずですが。。(^^ゞ
ともかく、こちらからもTB&コメントさせて頂きました。
わざわざご挨拶どうもです。ではまた。。
投稿: テンメイ | 2010年7月 9日 (金) 02時59分