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ニコリの数字パズル、「数独」に初挑戦♪(難易度4、朝日新聞)

3連休最終日のお昼。まったり気分のラストってことで、脳トレにもなる

名な算数パズルを解説しよう。制作会社ニコリが誇る、「数独」(すうどく)

縦9マス×横9マス、全部で81マスの中に、あらかじめ幾つかの数字

書かれてて、他の部分を埋める遊びだ。日本人なら、おそらく一度はどこ

かで見たことがあるだろう。私もかなり前から一応知ってた。小学生でも、

親子でも、十分楽しめる知的ゲームだと思う。

         

ウィキペディアによると、海外でも「Sudoku」「Number Place」という名

前で人気だそうで、世界パズル選手権にも出題されてるし、専門雑誌も複

数あるとのこと。解答プログラムはフリーウェアとして公開されてて、問題作

成プログラムもあるらしい。ただし、ウィキの説明が曖昧だからハッキリし

ないが、ニコリは手作業で作ってるような感じだ。

       

今回、私が初挑戦したのは、朝日新聞・朝刊(7月17日)別刷・beに掲

載されてたもので、難易度星4つ(レベル4)。5つが最高だから、難し

めの問題だ。実際、初めてだったとはいえ、ちょっと解くのに時間がかかっ

てしまった。15分+45分=1時間って感じだったかな。遅っ!♪ 途中、

一回バカバカしくなって止めたのだ (^^ゞ まあでも、普段かなり専門的な

理数系記事を書いてるからには、投げたらアカン、と思い返したわけ。

          

単純な場合分けを繰り返すだけなのに、イチイチその経過をノートに書くの

がダルイ。かと言って、流石に初挑戦の今回は、暗算では無理。まあ、ウィ

キに「ペンシルパズル」の一つと書かれてるくらいだから、書きながら解くの

が普通なんだろう。ちなみに私は、ペンシル(鉛筆)ではなくボールペン派

だ♪ 消しゴムで消せないから、自分が書いたことが基本的にそのまま残

る。これは、短所というより長所だろう。ま、鉛筆なんて家に1本しかないん

だけどネ。

     

         ☆          ☆          ☆

100719a2

 では、実際に問題

 を見てみよう。賞

 品目当ての応募に

 必要なのは、右上

 と左下の太く塗り

 つぶしたマスの数

 の合計。元の問題

 では二重枠だ。要

 するに、全部チェッ

 クするのは担当者

 も大変だってこと

だろうけど、当然私は全部のマスを埋めた。図の青い☆や◎は、私が説

明のために書きこんだもので、元の問題には無い。

     

ルールは簡単で、マスに入るのは1~9の数字。縦の列、横の列、赤い線

で囲まれた3×3のブロック、いずれも、1~9の数字が1つずつ入る。この

「一つずつ」というルールを、「数字は独身に限る」と言い直して、更に縮め

たのが「数独」という名前の由来のようだ。

     

私が最初に注目したのは、ど真ん中のマスだ。と言うのも、数学の問題を

解く時の鉄則の一つとして、強い条件に着目する、あるいは、分かりやす

い部分から扱う、というものがある。この問題だと、ど真ん中のマスが入っ

てる縦の列には4つの数字があり、横の列、ブロックにも4つの数字があ

る。全てのマスの中で、これほど条件が強い(=分かりやすい)マスは他

にない。

     

という訳で、実際には中央のマスを場合分けしてまず求めたんだけど、やっ

てる間にだんだんとコツが分かって来た。場合分けなんてしなくても、すぐ

に分かるマス(図の青い☆印)が色々あるのだ。その話から先にしよう。

      

100719b

 例として、左上の3×3のブロッ

 クを見てみよう。☆印は、直ち

 に「1」だと分かるのだ。という

 のも、横の2列目には、2つ右

 側のブロックに1があるから、

 もう1は使えない。横の3列目、

 縦の左から3列目も、1はダメ。

 そうすると、1が入るのは☆印

のマスしか残ってない。

              

全く同様に、元の大きな図で、上から3列目の☆印は7、6列目は7、9列目

(一番下)は左から順に1、7だ。これだけ分かると、さらにこれを用いてす

ぐ分かるマスも幾つかある。ここでは説明に必要な1つだけ、書いとこう。

右下のブロックの7の右隣は、だ。

      

一方、元に戻って、中央のマスを考えてみよう。縦、横、ブロックに書かれ

た数字から考えると、残った数字は3か9。そこで、場合分けをしてみる。

        

中央が3の場合、横の列で9が入るマスを考えると、2つ右隣しかあり得な

い。なぜなら、中段・左側のブロックには既に9が入ってるし、中段・右側の

ブロックの真ん中には9が入れないからだ(下方に9がある)。更に、9の

右隣(中段・右側ブロックの真ん中)は1が入るはず(ここしか1を入れられ

ない)。すると、今見てる横の列(上から5列目)で、残る6と8を入れること

が出来ない。中段・左側のブロックの上方に書かれた6と8がジャマをする。

つまり、中央が3の場合はマズイのだ。

     

100719c2

 よって、ど真ん中のマス

 は3ではない。したがっ

 て、9である。この時、ま

 ず2つ左隣が6と分かり、

 簡単な流れで、横の列が

 すべて分かることになる。

 左から、2、3、6、7、9、

 5、8、1、4だ。念のため、

 図を追加しとこう。ここから

最後まで解くだけでも、手頃な練習(or 脳トレ)だろう。。

        

          ☆          ☆          ☆

ここまで分かれば、後はもう簡単。完全な答を書くのは無粋 or ヒンシュク

だから止めとく♪ 一通り解き終えて思ったことは、合ってることの確認作

業がまた面倒だってこと。縦9列、横9列、ブロック9個、全てで1~9が1

回ずつ書かれてることをチェックするのは、目が疲れるしダルイ。

           

折角解いたことだし、図書カード目当てで応募したいんだけど、住所・氏

名を教えるのが引っ掛かる。どうせ、こんなものの個人情報は適当に扱

われるでしょ。何しろ、保険会社でさえいい加減だってことがバレたくらい

なんだから。ま、気にしない方は、ハガキが火曜の消印、メールなら水曜

0時まで、1人1通とのこと。正解者から抽選で、図書カード5千円を10人

に、2千円分を50人に、ニコリのパズル本を10人にくれるそうだ。

   

なお、ひょっとすると私の勘違いで、この記事が間違ってるかも知れないの

で、あくまで自己責任ってことで、悪しからずご了承を♪

ではまた。。☆彡

    

       

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.天才オイラーも苦戦したラテン方陣~ニコリ「数独」の源流

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