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雨続き、湿度100%ラン&W杯サッカー

RUN 16km,1時間15分22秒,心拍156

あぁ~、アルゼンチン撃沈。。まさかまさかの0-4でドイツに大敗。。密か

に応援してたのになぁ。ま、お騒がせ男のマラドーナ監督が優勝したら面

白いだろっていう、野次馬根性が強かったんだけど♪ おそらく日本国内

には、「アルゼンチンに勝ちやがったのは、どいつだよ?!」とオヤジギャ

グを飛ばして家族の冷たい視線を浴びてるお父さんが、100人はいるだ

ろう。もちろん私は、そんな事をブログに書きこんだりはしない♪

          

注目のメッシ、チョコチョコと流石の動きを見せてたけど、シュートやフリー

キックはパッとしなかったね。テレビ解説の金田喜稔は、体調が悪いのか

もとか言ってたけど、まあそれも含めて「バロンドールの呪」なのかも知

れないね。今日(7月4日)の朝日新聞・朝刊によると、前年に世界最優秀

選手「バロンドール」を受賞した選手は、W杯に優勝できないジンクスがあ

るそうだ。ま、調子の波とか疲れとか、色々あるんだろう。ピラミッドや剣が

峰の頂上は不安定。長くいられる地位ではないのだ。

                       

それにしても、ドイツは強いな。32歳のFWクローゼ、2得点加えてW杯

通算14得点。いよいよ上は、あのロナウドただ一人になった(15得点)。

1点目は「ごっつぁんゴール」って感じだけど、2点目は簡単そうに見えて

結構外しそうなシュートだね。あれをワンタッチでキレイに入れる決定力

は素晴らしい。まあでも、クローゼじゃないけど、ドイツの3点目が一番凄

かった。左サイドから深くゴール脇まで切れこんで、後ろに切り返すパス

で一瞬の得点。あの時、アルゼンチンの守備は人数足りてたから、油断

しながら見てて、ビックリした。って言うか、ガッカリした。

         

ともかく、こうなったら98年W杯以降お気に入りのオランダを応援するこ

とにしよう。ここまでイマイチの出来みたいだけど、ブラジル戦で追いつい

た後の猛攻は、見てて面白かった。アルゼンチンの攻撃も強烈だったけ

ど、オランダの方が点が入りそうな感じがあるし、実際に入ったのだ。

       

         ☆          ☆          ☆ 

ちなみに今朝の朝日には、日本代表の分析記事が2本載ってる。1本は

小田邦彦記者のパラグアイ戦分析。「消極+粗さ=無得点」、「つながり

悪くパックパス多用」って見出しで、4試合のパスのデータを表にまとめて、

パラグアイ戦の出来の悪さを実証してた。使ったのは、スカウティングデー

タを提供する「プロゾーン」の分析で、今検索すると、解析ソフトの名前ら

しい。10台のカメラで0.1秒ごとにデータを集めるそうだ。凄いね☆ た

だ、欲を言えば、「前方へのパスの成功率」とかも見たかったな。

        

もう1本の記事は、前回もここで触れた、忠鉢信一「21世紀のサムライ

 第4部 日本の「力」を問う」最終回。見出しは、「強化の道 多彩で

いい」。まず、「自分らしさ」とは現実とのかかわりの中で出来上がるもの

で、それが「成長」だという、筑波大教授・土井隆義の話を引く。岡田ジャ

パンも、単なる「思いこみのらしさ」と「現実」との違いに向き合って、戦い

方を変更。大変身して勝ち進んだ、と語ってる。

         

社会学者が社会との関わりを重視するのは立場上当たり前で、自らの

内面を探っただけのらしさは「思いこみ」、現実とかかわると「実体」とい

う二分法は単純過ぎるけど、記事では外的現実の重要性を語るための

手段として理論を援用しただけだろうから、良しとしよう。

       

本当は、「自らの内面を探っただけのらしさ」という考え自体が、理論的虚

構=思いこみにすぎない可能性が高い(あるいはその側面が大きい)。メ

ディアや世間が注目するのはおおむね、極端な議論や面白い話、あるい

は外見が華やかな主張ばかりなのだ。

             

話を戻すと、忠鉢の議論の流れは、変化の重要性を説く方向に進む。未

来の変化を生むには、まず過去と現在の冷静な分析が必要。不思議な

ほど温かい視線になった最近の日本の風潮とは、一線を画す必要がある。

ただし、進むべき方向は、日本サッカー協会に一任するのでなく、各地で

それぞれの方針で決めればいいだろう。つまり、中央集権型から地方分

権型への移行、統一性より多様性という話だ。

                  

私としては、多様性が強靭さを生むというような昨今流行りの考えが有

効なのは、特定の分野や状況だけだと考えてる。多様性が良くて統一性

が悪いと言えるほど、現実は単純ではない。それに、忠鉢は数週間前、

オランダのサッカーの統一性を好意的に書いてた気がするんだけど、手

元に記事が無いから、私の記憶違いか読み間違いかも知れない。まあ、

連載中に考えが多少変わるのは自然なことでもあるだろう。

                               

いずれにせよ、朝日新聞の論調は、W杯前の冷静さに戻って来たようだ。

ちょっと気になるのは、おそらく一番上あたりの地位にいる編集委員・潮

智史が、最近柔和な態度になってることだ。今日の「side change」を読

んでも、ブラジルが負けた試合を褒めている。オウンゴールで同点にされ

た後、逆転されて感情的になって、致命的なレッドカードをもらった試合を、

そんなに褒めていいのかね。西村雄一主審を褒めるんなら分かるけど。

         

少なくとも、以前はもっと辛口だった気がする。あるいは、単なる役割分担

として、辛口の批評は後輩たちに譲ったのかな♪ ブラジル戦は、柴田真

宏記者の記事の方がごもっともな辛口だった。大御所・潮としては、社内

や世間を見渡した上で、バランス感覚を働かせてるのかも知れない。。

           

ちなみに、データの分析は、自分でFIFAのサイトの統計(Statistics)

見るだけでも結構できてしまう。便利な時代というか、有難迷惑な時代と

いうか♪ あんなものを掲載されると、マニアック人間としてはつい見ちゃ

うから、疲れてしまうのだ。世の中が情報過多なのか、自分が選別能力

不足なのか、ビミョーな所ではあるね。。

       

             

         ☆          ☆          ☆   

という訳で、またサッカーについて語り過ぎてしまった (^^ゞ 時間かかって

困るよな。昨夜はずっと雨で、雑用をこなしたり、サッカーをちらちら見た

りしながら、雨雲情報の変化を細かくチェック。一瞬雨が収まりそうな時間

帯にパッと飛び出してみたら大当たりで、最後までほんの少ししか雨は降

らなかった。それにしても、妙に梅雨らしい梅雨で、気温もずっと高めだか

ら、蒸し暑さが大の苦手の私には凄くキツイ年になってる。

        

で、昨夜もまた湿度がやたら高くて、何と100%! って言うか、100%

が最近珍しくないんだよな。せめて風があればいいのに、1mの風速じゃ

扇風機やサーキュレーターの代わりにもならない♪ ま、自分の走りの速

度で風を作ればいいって話はあるけど、スピードを出すと余計に熱を発

散するから、差し引きマイナスなのだ。セコイわ!

      

ともかく、丸2日休んだ後だから、頑張って16km走り抜いて、トータルで

は1km4分43秒ペース。まだまだ走力は回復してないけど、脚は全く痛

まなかったし、16km走ったのは1ヶ月ぶりのことだから、良しとしとこう。

激甘かも♪ 心拍の数値は少し高めに補正しただけ。実際の心拍は、か

なり高かった。今晩もちょっとくらい走らなきゃマズイね。ではまた。。☆彡      

        

  往路(2.45km)   12分33秒  平均心拍133         

  1周(2.14km)    10分30秒        148       

  2周            10分10秒        156  

  3周           10分00秒        159

  4周            10分00秒        162

  5周            9分53秒        164

  6周(0.4km)       1分52秒         164

  復路             10分24秒        165 

計 16km  1時間15分22秒  心拍156(85%) 最大173(ゴール時)

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