赤色を身につけた男性は女性にモテる♪~心理学の国際実験
BIKE 46.9km,1時間50分,心拍132
「男性よ モテたいなら『赤い服』」、「4カ国実験 女性に高評価」。今日、
8月7日の朝日新聞・夕刊に、そんな見出しの記事が掲載された。ベタな
イラストも付いてて、赤シャツの男が微笑む横で、緑シャツの男が浮かぬ
顔。下側の女性からは、「赤色がステキ・・・」という言葉と共に、ハートマー
クが赤シャツ男に飛んでいく。う~ん、これは貴重なデータ・・・かも?♪
執筆は毎度おなじみ、科学記事によく名前が出る勝田敏彦。「米ロチェス
ター大などの国際チーム」としか書かれてないけど、英語で「rochester
red man」と検索すると、すぐに出典が分かった。
「Journal of Experimental Psychology: General」(実験心理学ジャーナル・
総合)の「2010 Vol.139」に掲載された論文、「Red, Rank, and Romance in
Women Viewing Men」(男性を見る女性における、赤色、地位、恋愛)。珍
しく、たまたま全文がサンプルとして無料公開されてる。普通はアブストラ
クト(要約)以外は有料で、結構高いのだ。
朝日のイラスト通り、中国の実験では赤シャツが緑シャツより高評価だっ
たらしいけど、笑えるのは英国の実験。同一の男性のモノクロ写真に、赤
枠と白枠をつけて評価させると、女性は赤枠の方を高く評価したそうだ♪
単なる枠の色なのに。。ちなみに、男性による評価は変わらなかったとの
こと。ま、分かりやすい結果ではあるね。要するに、男性の赤色に対して、
女性は高い地位を見て取るんだろうという、身も蓋も無いお話。
全体的に見ると、この種の心理学実験としてはかなり本格的な部類に感じ
られるけど、エビの仲間や魚、霊長類と似た傾向とか言われると、人間の
女性もあんまし嬉しくないんじゃないかね♪ 私は赤シャツと言うと、夏目
漱石『坊っちゃん』の悪役をすぐに思い浮かべるし、正直、身の回りに赤色
はほとんどない。でも別に不自由しなかったけどなぁ・・・とか書くと、反感
買うから止めとこう♪
この実験、米・英・独・中の4ヶ国だから、日本でやると違う結果になるんじゃ
ないかね。まあでも、ちょっとくらいは赤を取り入れようかな、とか思ってしま
う小市民男であった。。
(☆追記: この実験は8月18日の朝日新聞・朝刊の天声人語でも扱われ
て、漱石の赤シャツが話題になってた。ウチの記事の10日後
なのに、出典としての言及は無かった。
看板コラムの執筆担当者さん、そりゃヤバイでしょ♪ )
☆ ☆ ☆
一方、今日の走りに
ついて。久々に早起
き成功したものの、
睡眠2時間半だし、
昨夜10kmランニ
ングしてから6時間
ほどしか経ってない。
頑張る気になれない
から、お遊び気分で多摩川下流を流して来た。往路は、一番スピードを出
せる個所で軽くバトルごっこしたけど、前方の相手が早めにスローダウン
したからお遊び終了。もうちょっと逃げてほしかったかも♪
で、私が下流の折返しポ
イントにしてる大師橋(羽
田の少し手前)まで行った
んだけど、いつの間にか
車イス用の関門みたいな
ものが出来てる。一瞬、
自転車通行禁止かと思っ
たけど、バイク禁止のマー
クなんだね。以前は柵で
ジャマされて通り抜けしに
くかったから、この設置には賛成♪ エライぞ、大田区&蒲田警察署☆
ちなみに大師橋
の写真を6分の
1強の縮小を行
うと、橋のロー
プがほとんど消
えてしまった。
トリミングして、
5分の1程度に
すると、今度は
わりとキレイにロープが映ってる。この辺り、元のサイズをどう設定して、ど
う縮小するのがいいのか、まだデジカメWX-1の使い方に慣れてない。
私は、海や川が好きだから、橋も好きで、キレイな写真を載せたいのだ♪
何となく物理学をイメージさせる所も、半ば理数系の男心をくすぐる。
復路はノドが乾いたなぁとか思いつつ、残り少ないボトルのドリンクをちび
ちびと飲みながら、自宅近辺のコンビニまで我慢。まだ暑いけど、やっぱ
りちょっとずつ暑さが緩んでるな。今日はもう立秋。
さて、明日はどうしようか、今また悩んでる所。世間では帰省ラッシュ&出
国ラッシュだけど、私は毎年、8月末の乗鞍ヒルクライムが終わった後、
その種の行事をこなすようにしてる。夏のヒルクライムと冬のフルマラソン、
この2大行事をこなすからこそ、1年通じて体力をキープ出来てるのだ。こ
こ数年、おかげ様であんまし風邪ひかなくなってるもんね♪ ではまた☆彡
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