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豊臣秀吉の太閤検地、面積の測量方法~朝日新聞「花まる先生」

昨日(9月25日)は久々の土曜出勤。疲れた・・・って感じで帰宅して、ホッ

と一息。朝日新聞・夕刊を広げると、ズ~ンと疲れが増して来た。「謝罪と

賠償」・・・絶句。。大阪地検のFDデータ改ざんなんて、どっかに吹っ飛んだ

感があるね。やっぱ、防衛とか安全保障の問題は国家の根幹だな。1面を

読んでドンヨリ暗くなった後、2面を見ると、妙に面白い記事って言うか、ワ

クワクさせる図形が載ってる。理屈屋の気分転換にはピッタシだ☆

        

見出しは、「太閤検地に学ぶ知恵」。「花まる先生 公開授業」シリーズの記

事で、小学校の歴史(社会科)の授業に、風変わりな算数を取り入れてる

のだ。山形・酒田市立松原小学校の大井康嗣(こうじ)先生、素晴らしい!

三ツ星の代わりに、花まる3つ差し上げよう。今後は3つ花・小学校と名乗っ

て、越境入学生を集めて頂きたい♪

          

 (追記: その後、疑問が膨らんだので、とりあえず花2つに減らしとこう。

      場合によっては、1つに減らすかも。記事末尾のP.S.参照。)

       

算数のレベルは別に高くはないけど、社会の教科書に載ってる測量の絵か

ら、面積計算の方法を読み取るって発想が独創的だ。欲を言うなら、その絵

をもっとハッキリ載せるか、せめて教科書の出版社を書いて欲しかったけど、

まあ黒板に貼った図の写真からある程度は読み取れるから、オマケしよう。

追記: 記事は朝日新聞のHPでも読める)

   

          ☆          ☆          ☆

西洋文明が一挙に入って来た明治維新の前にも、日本には優れた学問や

文化があった。その事を示す例として、安土桃山時代豊臣秀吉が行った

太閤検地における、田畑の面積の測量方法を、6年生に教えてるそうだ。

田畑の形は整ってないから、とりあえず辺や角度がバラバラの不等辺四

角形だと考えて、その面積の求め方を生徒に考えさせる。

    

普通は、対角線を1本引いて、2つの三角形に分けて考えるわけで、生徒

もそう答えたらしいが、先生は言う。「正しい方法ですが、どうやらそうじゃ

なかったらしい」。検地の絵を見て、自分で色々考えた末に、当時の測量

法を読み解いたそうだ。下の図を見てみよう。朝日の記事に載ってるもの

とほぼ同じで、先生が黒板に書いてるものよりは詳しい。

       

100926a

 まず、左の辺ABの

 中点と、右の辺DC

 の中点を、横に結ぶ

 線を引く(長さ c)。

 そこに、上の辺AD

 の中点と、下の辺

 BCの中点から、垂

 線を下ろす(長さ a,

b)。この時、四角形ABCDの面積は、c×(a+b)になるようだ。

     

100926b

 これだけなら、フ~

 ン・・と流してたと

 思うし、生徒もあん

 まし食い付かないだ

 ろう。ホホーッと思っ

 たのは、元の四角形

 を、あ、い、う、え、

の4つにバラしてつなぎ変えると、長方形になるって説明だ(上図)。上手い!

これは興味が湧くな♪ 不等辺四角形を、4つの小さな不等辺四角形にバラ

してつなぎ合わせると、キレイな長方形。エライぞ、400年前の日本人☆

      

という事は、朝日の記事には書いてないけど、実は a=b。つまり、2本の

垂線の長さは等しいってことだ。面積は当然、2ac とも書けるし、2bcとも

書ける。c×(a+b)と書いたのは、aとb両方を使った方が数式的に美しく

見えるからだろう。。

          

         ☆          ☆          ☆

実はこの記事を読んでしばらくは、ホントに a=b になるのかな?とか、ホ

ントに長方形になるのかな?とか、疑問に思ってしまった。また間違いを発

見して、朝日新聞社に電話して、無愛想な応対を受けるのも面白いかも♪

とか、屈折した興味も湧いたわけだ。ちなみに、昔一度だけ指摘した時、

応対は無愛想だけど、翌日の新聞にはちゃんと一面に訂正が掲載された。

この辺り、さすが日本を代表するマス・メディアなのだ(謝礼はなし)。

                

ところが、流石は花まる先生と天下の朝日新聞。やっぱり正しかった。ま

ず垂線の長さ a と b が等しいことについては、一瞬、高校数学のベクトル

の内積で計算しようとして、やっぱり座標軸を設定。頂点Bを原点(0,0)、

直線BCを x 軸とし、残りの3頂点の座標を、A(p,q)、C(r,0)、D(s,t)

とする。

      

この時、左右の中点を結んだ横線の式は、「一般形」で書くと

  2(q-t)x+2(r+s-p)y+pt-qr-qs=0

ちなみにこれは、先日話題にしたx,yの一次不定方程式でもある。また、

y=・・・の形(切片形,1次関数)で扱えば、中学校の数学でも一応処理で

きる。一方、上辺の中点の座標は ( (p+s)/2,(q+t)/2 )。下辺の

中点は、( r/2,0)。

      

これらから、「点と直線の距離」の公式を用いて、垂線の長さを計算すると、

a も b も次の分数で表されることが分かる。分子の縦棒|は絶対値記号、

分母の √ 以降はルートの中身だ。

   |pt-qs-rs| / 2√ {(q-t)²+(r+s-p)²}

     

         ☆          ☆          ☆

式計算などせず、次の図形的変形からすべて納得してもいい。ただし、きっ

ちり証明するなら、最低限、角度計算の式は必要になる(以下では省略)。

      

100926c2

 まず、元の四角形の

 上半分だけを変形

 る。左図のように、

 四角形「あ」を180

 度回転させて、四角

 形「え」の上に重ね

ると、長方形の左半分が出来る。

     

100926d2

 続いて、元の四角形

 の下半分だけを変形

 する。左図のように、

 四角形「う」を180

 度回転させて、四角

形「い」の下に重ねると、長方形の右半分が出来る。後は、先に作った左半

分と合体させれば、しばらく上で載せた長方形が完成する。。

     

          ☆          ☆          ☆

理屈では納得できない人は、紙に書いてハサミで切って、確かめると頷け

だろう。実際、特に小学校教育だと、そうゆう身体で感じる作業は重要

だと思う。算数とか数学は、思考の世界と現実の世界がなぜか上手く調和

してしまう、非常に不思議な学問。その不思議さを感じることは大切だし、

それを実体験で和らげることも大切だろう。それでも納得できないごく一部

の人は、数学基礎論や哲学の世界に進めばいい。それで納得できるかど

うか、解決するかどうかは、別問題として。。♪

    

正直、ブログで算数や数学ばかり特別扱いするのは抵抗があるんだけど、

今回は妙に面白くて、計算までしちゃったから、ついでに記事を書いてみ

た。考えてみると、小学校時代から、不等辺四角形というのは嫌いだった

気がする。見た目も変だし、面積計算もしにくいし、名前もひねくれてる。で

も、こんなやり方でキッチリした長方形になるのなら、少し見方を変えても

いいかも知れないね。

     

それにしても、どうして太閤検地ではそんなやり方で面積を測ったのか、そ

の理由はまだ分からない。三角形2個に分ける作業の方が単純で速い

思うんだけどな。私が小学生なら、そう質問すると思う。垂線の長さを測る

作業を1回だけで済ませたいってことかね(a=bだから)。大井先生、その

辺りは如何でしょうか?♪

       

あと、新聞記事の写真をよ~く見直すと、黒板の図が辺の中点を使ってな

いように見えるし、黒板に貼られた教科書の図(の拡大コピー)でも、少な

くとも左側は、中点になってない気がするんだけど。。いずれ、社会科の教

科書で確認してみよう。

それでは、今日はこの辺で。。☆彡

    

     

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.記事アップの翌日、やっぱり気になったので、検地の図をGoogle

    で画像検索してみた。すぐ出て来る2つの絵のうち、1つは朝日の

    記事の黒板写真にあるものと非常に似ている。少なくとも、この2つ

    だけから見た時、不等辺四角形を小さな不等辺四角形4つに分けて

    るようには見えないし、交差させた縄の直角を確認する「十字木」の

    使い方も、単純に中央で1箇所使ってるだけだ。

         

    そもそも、絵は2つとも等辺四角形と言うよりむしろ、隣り合う2つ

    の角が直角になった台形だろう。朝日の記事を読み直しても、「辺

    や角度がバラバラの四角形だと考えて」と書かれてる。つまり、バラ

    バラの不等辺四角形、不等角四角形というのは、(差し当たりは)

    仮定にすぎないのだ。

                 

    既に著作権は無いと判断、公益性のある適度な引用でもあるので、

    ここに絵を1つ挿入しよう。おそらくこれは、朝日の記事のものとほ

    ぼ同じだろう。僅かな違いは、同じ絵からの写本を通じて生じたもの

    だと思われる。役人と竹の位置もよく見て頂きたい。特に、一番上

    一番右の役人&竹の位置。田畑の頂点から少しズレてる、奇妙な

    位置になってるのが分かるだろう。中央は、見にくいけど十字木だ。

            

100927kenti

                

    検索して出て来る解説記事の説明を読んでも、やはり大井先生の

    記事は、間違ってるとまで言えるかどうかはともかく、歴史的根拠が

    薄弱のような気がする。おそらくあの絵を誤解して、単なる算数の

    図形の授業をしてしまってるのだ。算数としては正しくて面白いけど、

    当は台形の田畑を下図のように測ってだけではないのか。こ

    れなら、三角形2つに分けるよりも簡単だから、遥かに納得できる。

            

100927

       

    面積は当然、2本の縄の長さの掛け算。つまり、長方形に変形した

    時の縦×横だ。縄は垂直方向と水平方向になる(証明は、中学3年

    の中点連結定理とか)。横向きの縄をクロスさせる点はどこでもい

    い。つまり、横縄の左端(と右端)は、田畑の中点で無くてもいい

    けで、元の絵とも整合的。計算も簡単で、実用的だ。私が抱いてた

    疑問もすべて消える。なお、数学的必要性はないが、絵を見る限り、

    横縄の左右は、田畑ではなく長方形の左右の中点にしてるようだ。

           

    できれば、ご本人か、朝日の山根由起子記者の見解をおたずねし

    たいと思ってる。ちなみに、授業のやり方としては確かに面白い。

    ただ、絵の歴史的・数学的解釈に誤解があるのでは?と疑問を抱

    いてるだけだ。単なる誤解なら、今後の授業では訂正して、朝日新

    聞も訂正を掲載する。それで全てOKだろう。。☆彡

      

P.S.2 大井康嗣先生ご本人から、上の指摘に同意するコメントを頂い

      たので、長文のレスで応答させて頂いた。絵の出典や、参考書

      にも触れてある。下のコメント欄を参照。。☆彡

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コメント

こんばんは
これも面白い記事ですね

確かになぜこんなやりかたをするのでしょうかね?
手順の数では
Ⅰ三角形を2つに分ける
①ADの長さを測る
②三角形ACDの高さを測る
③BCの長さを測る
④三角形ABCの高さを測る
⑤2つの面積を足す
Ⅱ4つにわける方法
①ABの中点を測る
②CDの中点を測る
③中点間の長さを測る
④ADの中点(Mとする)を測る
⑤Mから③への垂線の長さを測る
⑥計算

まぁ番号で書いてみるとⅠのほうが楽に思われますが、垂線を正確に引くのが難しかったのでは?
正確に測る事が第一なので1回ですむ且つ垂線の長さも必然的に短くなるⅡのほうが有用だったのでは?とかってにこじつけてみました

やはりきれいに長方形になるのは美しいと思います

投稿: ES | 2010年9月28日 (火) 00時55分

中点連結の定理から中点どうしを結んだ平行四辺形が証明でき、その平行四辺形の頂点からの対角線への垂線の足が等しいことでa=bがでますが、相似は中学生からなので小学生には難しいのかもしれません。

投稿: haohao | 2010年9月28日 (火) 01時18分

> ES さん
    
具体的な手順の説明、どうもです。
ただ、手順の数より、労力の合計と正確さが問題でしょうね。
     
垂線を引くのは、中点を求めるよりは面倒だけど、
無理して避けるほどの面倒さでもないと思います。
実際、大昔から三角測量はあるので、角度の測定は
それほど避けられてることではないはず。
おまけに、垂直の場合は十字木という器具もあります。
  
それより、そもそも絵の解釈が怪しいと思います。
上に長めのP.S.を追記したので、ご覧ください  
    
    
    
> haohao さん
    
はじめまして。コメントありがとうございます。
なるほど。中点連結定理(証明に相似を利用)は中三の数学
ですが、使えば確かに4つの中点を結んだ平行四辺形ができる。
そうなると、a=bはわりと簡単ですね。
   
ただ、そもそも2本の垂線を引くという花まる先生の
解釈自体が、かなり怪しいと思うようになりました。
記事末尾、P.S.への追記をご覧ください

投稿: テンメイ | 2010年9月28日 (火) 04時41分

こんばんは。大井と申します。楽しいですね!こういう話、大好きです。実際に図形を切って試して頂いたあたり、授業者としてうれしい限りです。ブログの検地の絵、確かに教科書の絵です。そっかあ!隣り合う2つの角が直角の台形と見るのですね。実は他の方からも同じ指摘を受けました。そのことが載っている書籍も紹介されていましたので、今その本にあたろうとしているところです。僕の解釈、甘かったかなあ。ありがとうございます。また。

投稿: 大井康嗣 | 2010年9月28日 (火) 21時02分

> 大井康嗣さん
    
はじめまして。コメントありがとうございます。
と言うか、ひそかにお待ちしていました♪
ご本人からお話を聴けるとは嬉しいですね。
     
僕は理数系の話が大好きなので、今まではその種の
記事が多かったのですが、半ば文系人間でもあります。
歴史の絵を数学的に解釈する話は、まさにツボ☆
あの夕刊記事は、色んな人を引き付けたと思います。
      
やはり、ネットで拾ったあの絵でいいんですね。
あれに似たものが何種類かあったので、元になる絵が
1つあって、それをみんな参考にしたんでしょう。
    
夕刊の写真だと見えにくくて、実は最初、
四角形しか目に入ってませんでした (^^ゞ
その後も、数式でa=bを確認して、図形を書いて、
記事を下書きするまで、絵は忘れたまま。
   
ところが、実際に記事をアップする際に、もう一度
考え直して、ちょっと引っかかったわけです。
そもそも、何でこんなテクニカルな測量をするのかなと。
そこでもう一度新聞を見ると、実は
黒板の図が中点を使ってないように見える(笑)
アレッと思って、左横の絵をじっくり見ると、
これまた田畑の左側が、中点になってない気がする。  
    
限られた時間で毎日更新してるので、とりあえず
一度記事をアップしましたが、後でふと画像検索を
思い付いて試してみると、一発で見つかったわけです。
また、台形を長方形に直す測量方法を、
簡単に言葉で説明してるサイトも発見。
あらためて、画像検索で出る色んな絵を見渡すと共に、
自分で図形を書いてみて、ようやく確信しました。
やっぱり、台形だなと。これで全ての疑問が消えました。
           
      
「そのことが載っている書籍」というお話を聞いて、
今検索してみると、千葉県歴史教育者協議会日本史部会
『絵画史料を読む日本史の授業』(国土社,1993)を発見。
Googleブックスのプレビューで、まさに
ポイントの部分が、すぐに無料で合法的に読めます。
あの絵は、安藤博『徳川幕府縣治要略』の「検地之図」
なんですね。出典も分かってスッキリしました☆
     
「土地はどう測量されたか ─太閤検地と農民─」(福田元昭)
という小論、勉強になりましたが、やはり文系の世界だからか、
幾何学的な説明がないんですよね。
台形を長方形にする、非常に大まかな話しかない。
もしこの本のこの章だけなら、探さなくてもネットで読めるし、
授業での工夫の余地、また研究余地もあります。
      
上辺と下辺の中点を結んだ線が、左辺と右辺に平行に
なること、つまり下辺と直角になることについては、
小学校の算数だと証明できないはず。
中学3年の中点連結定理を使う証明が自然でしょう
(左上と右下の頂点を結んだ補助線を利用)。
     
ということは、小学生相手だと、やっぱり実際に
紙で図形を作って実感させることになります。
花まる先生の段ボール紙とマーカーの出番でしょう♪
     
他にも、本当に辺と角がバラバラの四角形なら
どう測量したのか、その点はまだ研究課題ですね。
絵などの実証的データにもとづく、数学的考察。
まあ、大まかな測量だったんだろうとは思いますが。
     
    
最後に、もっと遥かに根本的なことについて。
僕が人間を見る時、大きなポイントにしてるのは、
間違いを認められるかどうかです。
他人に対して、また自分に対して。
より大きな視野に立つなら、社会での自己修正能力。
        
その意味で、無名のブロガーに直ちにコメントを
くださったのは、素晴らしい事だと素直に思います。
流石、花まる先生ですね☆
    
僕も、この記事1本に関して、最初にアップしてから
今に至るまで、10回以上加筆修正しています。
ついさっき気付いたのは、P.S.の「不等辺四角形
ではなく、隣り合う2つの角が直角になった台形」
という文章の不十分さ。
考えてみれば、直角が隣り合う台形も、
不等辺の可能性がありますよね (^^ゞ
      
「不等辺・・ではなく」の代わりに、「と言うよりむしろ」。
あと、なぜか「不等角」四角形という言葉はほとんど
使われませんが、試しに追加しておきました。
横縄の位置についても、さっき補足したばかりです。
    
自分でおかしいと思ったら、すぐに直す。
あるいはせめて、直そうと試みる。
また、おかしいことについて、他人の前で認める。
こういった事は、小学校教育の核心でもあるでしょう。
自ら実践する先生と出会えて、生徒たちも幸せですね。
   
あとは、強大なマスメディアである朝日新聞社の対応。
失礼ながら、私はメールで連絡してますが、
24時間無反応で、夕刊での訂正も今の所なし。
おそらく、リンクを付けといたウチの記事も読んでない。
このままだと、愛読者の一人としてかなり失望します。
カラーの大きな扱いだったし、遅くとも今週末の
花まる先生の記事で、簡単に訂正しとくべきでしょう。  
        
ともあれ、わざわざコメント頂き、どうもでした♪
私は、得意なのは理屈、特に理数系ですが、基本的には
何でも屋だし、小学校にもかなり関心を持ってます。
教育とか知性、あるいは社会生活の原点ですからね。
また機会がありましたら、よろしくお願いします。
それでは。。

投稿: テンメイ | 2010年9月29日 (水) 03時39分

こんばんは。大井です。『絵画史料を読む日本史の授業』(国土社,1993)確かに載ってますね。んん・・・授業の前にこうした資料に当たっておくのだった。算数的な興味が先行し、社会科としての基本をすっかりないがしろにしてしまいました。でも仕方ありません。この経緯をまた授業にしたら面白そうなので、これから練って活きたいと思います。先日お話しした本は『手に取る日本史教材 入手と活用』宮内正勝・阿部泉共著地歴社1988年というものでした。これから当たってみたいと思いますが、送って頂いた方の資料からは、同じ内容のものだと思います。追ってお知らせします。ありがとうございました。面白い!

投稿: 大井康嗣 | 2010年9月30日 (木) 18時45分

> 大井康嗣さん
    
こんばんは。再びコメントどうもです。
    
僕も、この種の研究は全く知らなかったし、
真面目に検索もしてませんでした。
やっぱり、算数的な興味で考えてしまったんですね。
毎日更新ブログの記事1本とはいえ、反省してます。
あと、改めてネットの力、特にGoogleブックスの
力を感じました。もっと活用しないと。。
      
この経緯を授業にするというのは面白いですね♪
何がキッカケで新聞に載ったのかは知りませんが、
朝日新聞に掲載されて、すぐに2人から反応があって、
やりとりや再考察を通じて、考えが変わっていく。
社会に開かれたダイナミックな研究の縮図でしょう。
    
そうゆうプロセスは、朝日新聞が取り上げてもいいと
思いますが、丸3日無反応のまま。
教育関係の女性記者さん、忙しいのか、一般人だから
高を括ってるのか、残念な対応です。
以前、別の記者の記事について、電話で単なる質問を
した時には、数時間で応答があったのに。。
    
    
一方、『手に取る日本史教材』。
残念ながらネットでは中身が見れませんが、続編が
出てる所を見ると、好評だったのかも知れませんね。
それにしても、この種の世界はやっぱりマイナーなのか、
地歴社のHPさえ見当たりません (^^ゞ
    
「送って頂いた」という話は凄いですね♪
小学校宛に郵送した方がいらっしゃる訳ですか。
実は僕も、小学校のHPを通じて連絡しようかと
思ったんですが、見当たらなかったもんで。。
    
これを機に、そちらでも作ってみては如何ですか。
お金もかからないし、一度作ってしまえば運営も簡単。
検索を通じて、思わぬ出会いがあるかも知れません。
生徒は難しいにせよ、まずは教師サイドだけで。 
このやり取りも、僕がブログを開設しなければ
あり得なかったことですからね。
    
またお暇な時にでも、後日談をお聞かせ下さい。
それでは。。

投稿: テンメイ | 2010年10月 1日 (金) 01時01分

なるほどって感じ!図もあってわかりやすいです。

投稿: キララ | 2011年7月13日 (水) 19時16分

> キララさん
   
はじめまして。コメントどうもです。
1年近く前にアップしたこの記事、コメント欄まで含めると、
ずいぶん手間暇かかってしまいましたが、おかげ様で
大勢の方に読んでもらってます♪
   
かなり数学系・算数系の内容ですが、
実際の読者は歴史系の方が多い感じ。
やっぱり、歴史ブームが続いてるんでしょうね

投稿: テンメイ | 2011年7月14日 (木) 00時40分

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