フルマラソンのダメージは最大3ヶ月も続く可能性があるのか・・
雑用JOG 2.7km,16分程度
引き続き、心身の調子が悪い。。今日も多少の時間はあったのに、走るよ
りも仮眠してしまった。そのまま朝まで寝たかったけど、ブログの毎日更新
があるから渋々と起きたわけ。
心はともかく、身体はちょっとマズイね。秋に、風邪をひく直前でギリギリ踏
ん張り続けたから、その後は油断してたかも。そう言えば1月前半っていう
と、過去にもインフルエンザやノロウイルスにやられた時期なんだよな。気
を引き締め直さなきゃ!
実は今夜、まだこの後、家でやらなきゃいけない仕事があるのだ。手元に
は、合法ドーピング用のコカコーラ1.5Lを用意してある♪ ってことで、今
夜は早めにこの辺で。。。って訳にいかないのネ・・・これ、最近の口グセだ
な。とにかく、パパッと最低限の内容をブログに書いて、真面目に仕事に向
かうとしよう。。
☆ ☆ ☆
さて、先日フルマラソン100回連続走(その後101回に延長)の記事を書
いたら、単なる市民ランナーのニュースで丸1日遅れだったにも関わらず、
そこそこの検索アクセスが入って来た。やっぱり、フルマラソンって言うと
特別なものなんだろう。これが、10km走の1000回連続だったら、ニュー
スにさえなってないはずだ。
私がそのニュースを聞いたのとほぼ同じ頃、たまたまネットを飛び回ってる
内に、興味深い記事と遭遇した。日経新聞のサイト内にある「いきいき健康」
コーナーに掲載された、米国発ニュースだ。タイトルは、「マラソンは心臓を
損傷させるが3カ月以内に回復」。ポジティブな終わり方の文だけど、むしろ
「心臓を損傷」とか「3カ月」とか、ランナーとしてショッキングな言葉の方が
気になった。
その記事の元になったのは、「Healthday News」(健やかな日々ニュー
スとでも訳す所か)の2010年10月25日の記事(英語)。フルマラソンの
直後には、心臓の左心室の半分以上が損傷を受けてたそうだ。ただし、他
の部位が補い、心臓全体としての機能(=循環能力)には変化がないとの
こと。しかしそれだけの領域の損傷だと、常識的に考えて、多少の悪影響
はありそうな気がするね。
実験では、平均45歳(かなり高め)のアマチュアランナー20人(やや少ない)
を集め、トレッドミルによるV02MAX(最大酸素摂取量)の検査でフィットネ
ス(適応度)を評価。つまり、有酸素性持久力と酸素消費量を見たことにな
る。他にも、競技の前後と3ヶ月後に、血液検査とMRIを用いた心臓スキャ
ンを実施。
すべての人は、3ヶ月後には回復してたそうだけど、途中で検査をしてない
から、いつ回復したのかは分からない。ただ、わざわざ3ヶ月も間を空けた
ことを考えると、その程度かかる可能性があると専門家が考えたのだろう。
普通の発想なら、1週間後とか1ヶ月後に検査するはずだ。
結論は、トレーニングを積んだ人ほど大丈夫だったという当たり前のもの
で、別にマラソンの危険性を警告する研究ではないと一応されている(カナ
ダのEric Larose博士)。でも、元の英文記事のタイトルはこうなってる。
Marathons Affect Heart,but Runners Bounce Back
Those less fit at higher risk,researcher says
(マラソンは心臓に影響を及ぼすが、ランナーは回復する
あまり適応してない人ほどリスクは高いと、研究者は語る)
これは、かなりの危険性を強調する文章の形だ。では、英文記事のソース
(源泉)になった研究発表自体はどうなってたのか。これを調べようとして、
思い切りハマってしまった (^^; 毎度のことだけど、そのレベルになると、英
語圏で探しても、なかなか確かな情報が見つからない。みんな請け売りば
かりで、本当のソースを調べてないのだ。
そこでマニアック・ブロガーとしては、カナダ心血管会議(CCC:Canadian
Cardiovascular Congress)2010のHPにアクセスするわけだが、英語と
フランス語が混ざってることもあって、何とも分かりにくい。ようやく、プログ
ラムを見つけたと思ったら、49MBのダウンロードに20分以上もかかって
しまった。海外のサイトだとよく起きる現象で、元のサーバーのせいなのか、
途中の通信回線のせいなのかはよく分からない。
とにかく、やっとダウンロードし終えて、10月25日のプログラムを探して
みると、それらしきものがどこにも見当たらないのだ。だから、みんな元の
研究発表のタイトルを書けなかったのかも知れないね。一応、私は本当に
調べたってことを示すために、該当箇所のごく一部をコピペさせて頂こう。
各プログラムごとに、英語と仏語がいちいち上下二段で併記されている。
恐ろしく読みにくいけど、これはカナダという国の特徴でもあるのだ。
後でもう少し調べてみるつもりだけど、まとまった個別の研究発表ではなく
て、シンポジウムの中での手短な発表だったのかも知れない。それなら、
プログラムに見当たらないのも当然だ。
☆ ☆ ☆
・・・と一旦書いた後、215ページものpdfファイル内を人名で検索して、遂
に発見した。やっぱり、元の発表でも、危険性の方が強調されてるのだ。
ここではなぜか、英語表示だけになってる。
TRANSIENT MYOCARDIAL INJURY, MICROVASCULAR
DYSFUNCTION AND DECREASED SEGMENTAL FUNCTION
IN LESS FIT RECREATIONAL MARATHON RUNNERS
(適応度の低い趣味のマラソンランナーにおける、一時的な心筋損
傷、微小血管の機能障害、およびセグメント(部位)の機能の減少)
結局、それなりのトレーニングが必要だし、トレーニングしてれば大丈夫と
いう話にも見えるけど、やっぱり損傷という点が気になる。実際、過去の私
自身の経験だと、フルやハーフのマラソンレースで全力を振り絞った後は、
しばらく走りの調子が悪いのだ。強い負荷からの「超回復」で、走力アップ
しそうな気がするのに、半月前後は奇妙なほど調子が悪い。
という訳で、ダメージ問題は引き続き今後の研究課題としとこう。ちょっと
大げさかも♪ まあ、自分の記録と、色々な研究や報告と、広く見渡す程
度のことはしていきたい。
最後に、今日の走りって言うか、小走りは、雑用で2.7kmほどジョギング
しただけ (^^ゞ まあ、まったく走らないよりはマシだろう。ちょっと息が切れ
たから、ランニングと言ってもいいかも知れない。明日もまた、時間的にキ
ツイから、僅かなジョグだけになっちゃうかも。その場合は、週末になるべ
く取り戻すとしよう。ではまた。。☆彡
(計 2743文字)
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