単なる日記&『CONTROL』第1話の感想(辛口♪)
通勤JOG 3.5km,22分程度
ダメ!全然、論外・・・っていうのは、今日の私の体調だ♪ って言うか、昨
夜から一気に調子が悪くなってしまった。理由の一つは、プライベート。昨
夜、かなり不愉快な事が唐突に起きて、温厚で寛容な大人の私としても、つ
い頭に血が上ってしまったのだ (^^ゞ ま、今振り返ると、怒り過ぎだったね。
反省&学習しよう。
不調のもう一つの理由は、寒さ。寒いから微熱が出たのか、微熱だから寒
かったのかビミョーだけど、とにかく昨夜は寒くて、途中で何度も目が覚め
る状態。当然、眠りは浅くて、今日は「1日中」眠くてダルかった。
ちなみに、「旧中山道(きゅうなかせんどう)」を「いちにちじゅうやまみち(1
日中山道)」と読み間違えた伝説の女子アナは、フジテレビの有賀さつき
(当時)ではなくて、「N局美人アナ(28)」(1990年当時)というのがテレビ
的事実。でも、それが誰なのかは断定できない(日テレの女子アナだけで
も数人の候補者)。それどころか、そのバラエティ番組(『上岡龍太郎には
ダマされないぞ!』)のフリップ(=説明ボード)に書かれた、N局アナの読
み間違い話が真実なのか、放送作家の作り話なのかも分からない。ただし、
有賀がそのフリップを見て、「きゅうちゅうさんどう」と、別の読み間違いをし
たのは事実。。
・・・って、思い切り脱線してるわな♪ いや、マニアはちょっとした事ですぐ
ハマるのだ。特にネット時代になってからは、気になると瞬間的に検索して
あちこち調べまくるので、時間がいくらあっても足りないことになる。
話をもとに戻すと、とにかく昨夜以来、私は調子が悪かったから、今日の走
りは通勤ジョギング3.5kmのみ。ちょっと重い荷物を持っての小走りだか
ら、実質的には4.5kmくらいに相当するだろう。セコイわ♪ 帰り際には、
例によってバイクの駐車場に寄って、バッテリーのためだけにエンジンをし
ばらくかけた。当然、スタートは押しがけで、それについて書いたマニアック
なつぶやき記事には思ったより検索アクセスが入ってるから、やっぱりみ
んな苦労してるんだね。
ま、2流市民アスリートとしては、押しがけ自体は嫌いじゃないけど、押しが
けしなきゃエンジンがかからないとか、たまにエンジンかけないとバッテリー
がダメになっちゃうとか、そうゆう悲惨な強制的状況が嫌なのだ。。
☆ ☆ ☆
という訳で、調子が悪いから今日はもう終了・・・って訳にもいかないのネ♪
では久々に、読者の方々のスクリーニング(ふるい分け)から始めよう。
あなたは、藤木直人の「熱狂的な」ファンですか?
はい いいえ
あなたは、いいものはいい、悪いものは悪いと、なるべく客観的に、
かつ冷静に、判断できる人ですか?
はい いいえ
☆ ☆ ☆
さて、藤木が重要な脇役として登場する、フジテレビ21時からのドラマで、
サザンオールスターズ・桑田佳祐が主題歌となると、山P=山下智久主演
の月9『プロポーズ大作戦』を思い出す所だ。あれは全体的に出来のいい
恋愛ドラマで、最終回はやや問題があったけど、SP(2時間半スペシャル)
でキレイに解決。ウチでも絶賛しておいた。連ドラの平均視聴率17.4%、
SPで18.4%だから、2007年の作品としては数字的にも成功だ。
ところが、実際に昨夜、『CONTROL~犯罪心理捜査~』第1話を見終わっ
た時、と言うより、見始めてすぐ思い出したのは、ちょうど1年前の亀梨和也
『ヤマトナデシコ七変化』だった。
知らない人も少なくないだろうから、簡単に事情を説明しとこう。そもそもス
ポーツ系ブログとして始まったウチのブログが、ドラマに傾斜したキッカケ
になったのは、亀梨&山P『野ブタ。をプロデュース』。そのレビューには今
でもアクセスが入り続けてるし、それ以降、この2人は特別扱いを続けてる。
低視聴率が話題になった亀梨『神の雫』では、ほとんど日本中を相手に回
すような形で、ウチは強烈にプッシュ。日本はもちろん、台湾や韓国のブロ
グでも、ウチの記事が紹介されたほどだ。
けれども、1年前の『ヤマナデ』は無理だった。それなら書かなきゃいいん
だけど、野ブタ以降、亀梨のドラマは全て扱って来たし、亀梨ファンの常連
読者も少なからずいらっしゃる。そこで、挨拶程度に軽く辛口のつぶやきを
書いてたら、完全な暴言コメントが入って来たのだ。2005年夏に公開開始
して以来、1年に僅か数回程度、一口コメントみたいな暴言が入ることはあ
るけど、完全な攻撃を受けたのはこれが初めて。それ以降も一度もない。
興味深いのは、この亀梨ファンの女性が、それなりにウチの記事を読んで
るし、多少の理屈も分かる人間だったこと。おそらく、あまりに亀梨が好き
過ぎて、一瞬だけ頭に血が上ってしまったんだろう。私はその後、この女性
の暴言について真正面から記事で応答したが、彼女はそれを読んでるに
も関わらず、何も書きこんで来なかった。その意味では、決して話の通じな
い人ではない。どこにでもいる熱狂的な女性ファンの一人にすぎないのだ。
☆ ☆ ☆
前置きがやたら長いのは、『ヤマナデ』の時みたいな残念な事態はもう見
たくないからだ。ウチが今まで特別扱いして来たタレントは4人。亀梨、山P、
キムタク=木村拓哉、そして『ギャルサー』以来の藤木だ。
この内、亀梨以外では、キムタクのファンが一人、暴言にやや近いコメント
を書き込んで来たから、これもレスと記事とで、真正面から応答。二度と現
れなかった。これまた、全く話の通じない女性でもなさそうだったから、自分
が何をやったのかという事くらい、自分で分かっただろう。
一方で、過去5年4ヶ月、山Pと藤木のファンは、一度もそういった問題を
起こしてない。特に藤木に関しては、先日の検索ワード・ランキング記事で
も示したように、ウチではなぜか一番人気のタレントだからこそ、全体のイ
メージダウンにつながるような事をして欲しくないのだ。
さて、ここまで言えば、もう私の第1話の感想はお分かりだろう。「残念」の
一言だ。正直言って、ここ5年で見た藤木出演作品の中では際立ってる。
これが18.4%も視聴率を取ったのに驚いて、普段まったく見ないようなサ
イトまでチェックしたけど、やっぱり私と同じように感じた人が大勢いた。も
う、ドラマの最初から苦しいのだ。一つに絞るなら、寺田敏雄の脚本がか
なり苦しい。一応、そこそこのキャリアを持ってる人にも関わらず。。
冒頭は、松下奈緒の「ウザイ」演技が気になったけど、あれは「ウザイ女刑
事」を演じてるんだから、まあ良しとしよう。最初に「残念」だったのは、藤木
が演じる心理学教授・南雲準の講義シーン。あれはもちろん、同じフジテレ
ビで似た設定の大ヒット作、『ガリレオ』第1話の引用だ。
「南雲準・教授」と、「南雲・准教授(昔の言い方だと助教授)」を掛け合わせ
た、やや分かりにくい言葉遊びがあったのも、『ガリレオ』の福山雅治が「湯
川・准教授」だったことを思い出すと納得がいく。恐らく名前も、「湯」→「温か
い」→「南」、「川」→「自然を表す簡単な一文字」→「雲」という流れで、「湯
川」から「南雲」へと変換して作ったんだろう。
(追記: 『ミスブレ』のキムタクの名前、「九十九=つくも」も意識してそうだ。)
問題は、講義シーンの使い方だ。大教室で、女子学生が目立ってる点は
同じこと。ただ、『ガリレオ』の湯川の講義は、きっちりした大学の物理の
授業であって、「板書」(黒板に書いた内容)の数式にも魅力があった。実
際、私は飛びついてマニアックに解説。つい先日まで続いてた再放送の際
にも、『ガリレオ』の数式とか物理的内容を問う検索アクセスが大量に入っ
て来てる。女性ファンの大半はピンと来ない話だろうが、確かな事実。多少、
理系的センスを持った人間(特に男)は、ああゆう話が好きなのだ。
ところが、『CONTROL』の南雲の講義は、板書も言葉の説明も、光るもの
が感じられない。光ってるのは、2つのスクリーン映像のみ。「ソーシャル・
インパクト・セオリー」とか言われても、検索して出て来るのはドラマの感想
だらけ。「social impact theory」で英語版のウィキペディアを調べると、項目
はあるけど説明は僅か。内容的にも、「グループ内の力や直接性が強まる
ほど、順応性が高まる」というインパクトのない簡単なセオリー(理論)で、
「責任分散」という訳語に相当する理論でもない。
ほとんどの視聴者が意味も分からず魅きつけられた、湯川の電磁気学と
は程遠いし、去年のキムタクの『MR.BRAIN』のように、CGや機械でそれ
なりの形を作ったり、意外な面白話を持ち出すわけでもない。だからと言っ
て、逆にジャムパンとか居眠り(仮眠っぽい睡眠)とか、可愛いボケ役にな
り切る様子もなく、それなりに心理学教授として活躍させようとしてるのだ。
2人で、パトカーじゃなくタクシーに乗って捜査する所なんて、例外的にいい
味出してたのに。
講義以降の南雲の「心理学的」説明も、バラエティ番組や雑誌の心理テスト
レベルのコネタばかり。呼吸や鼻の穴から興奮を読み取ったり、犯人が背
中から刺したのは顔を見たくなかったからだと推測したり、瀬川の「刑事の
勘」(『ガリレオ』の引用)と似たようなもの。湯川と違って南雲は脇役だから、
なんていう言い訳が通じるレベルにも達してない。そもそもドラマの副題は、
犯罪「心理捜査」なのだ。
ちなみに、公式サイトで、制作発表時の藤木の発言を読むと、こうした作り
が脚本による意図的狙いだということが読み取れる。
「心理学といっても『CONTROL』はいわゆるプロファイリング
ではなく、人のちょっとした行動や仕草で相手の心理を読み
取る行動心理学を中心にした作品です。たくさんの人が“こう
ゆうことってあるな”と共感を持って見て頂けると思います」
たくさんの人が“あるある♪”と共感を持ったから18.4%なのか、あるい
は松下奈緒の「ゲゲゲ」効果が大きかったのか、まだよく分からない。冬ド
ラマのスタートを飾る1本だったこともあるだろう。ただ、あの内容でいくら
数字を取っても、評価する気はない。むしろ、藤木で言うなら、深夜枠の
『イケ麺』の方が良かった。
一方、松下で言うなら、『タイヨウのうた』の橘麻美として名曲『WISH』を
歌ってた時の方が良かった気がする。まあ、演技の問題というより、脚本
と演出(村上正典)なのだ。あの終盤の、雨に打たれながら家に入ろうと
するシーンとか、ラストの自殺引きとめシーンとか。演出が良ければ、まだ
何とかなったかも知れないけど、プロが作った現代のドラマとしては思えな
いものになってた。
そしてラスト。南雲が理屈で否定し続けるベタな行為を、瀬川が強引に実行
して、結果的に引きとめに成功(?)した直後。南雲が「ロジックを超えてる」
と言う。ロジック(logic)とは論理。これも『ガリレオ』の湯川が内海(柴咲コウ)
に対して「論理的でない」とか言ってた台詞の引用だけど、内海の非論理的
な力強さというのは、もっと重みがあって、納得もできる形で可愛く発揮され
てた訳だ。それに対して瀬川は、単純な熱血刑事。分かりやすくていいね、
とはとても思えない。。
☆ ☆ ☆
銀行重役の父親が、振り込め詐欺の息子を殺すという平凡な筋立てとい
い、ヒネリも深みもないベタな妻の振舞いといい、とにかく全体的に残念な
ドラマだった。レビューや感想どころか、あと1、2回見るだけでも精一杯だ
ろう。ここからの巻き返しも期待できない。音楽もパッとしないし、私の好き
な桑田の曲も冴えなかった。タイトルバック映像も含めて、『プロポ』の時の
方がよっぽど良かったな。
そうゆう事なんで、おそらくもう記事は書かないと思う。実は、面白ければ
『ホタルノヒカリ2』程度の記事なら書き続けてもいいかな、と思ってただけ
に、尚更残念なのだ。ま、藤木ファンの皆さんは、今後もあのヒゲづらとジャ
ムこぼしと居眠りを楽しんで頂きたい♪ ウチとしては、今期はどうしようか
な。元々、長期ドラマお休みモードなんだし、1年ぶりに、連ドラお休みクー
ルにする可能性が高くなったかも。
ま、少なくとも春までは毎日更新し続けるつもりなんで、藤木関連記事以外
にも目を通す方は、またどうぞ♪ ウチは総合マニアック・サイト。価値があ
ると思えば、何でもネタにして追求するのだ。
それでは、今日はこの辺で。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.藤木の視聴率記事のグラフには追加の余地がないので、別扱いで
『CONTROL』の視聴率グラフをここに掲載しよう。随時更新。
なお、各年の平均視聴率の推移は、以前の視聴率記事にて更新中。
cf.D・モリスの「自己親密行動」(self-intimacy)など (第2話関連)
冴えない日、2日目のつぶやき♪ (第3話への簡単なコメント入り)
人間は期待通りに成長する~ピグマリオン効果(教育心理学) (第5話)
完結してない行動の方が記憶に残る~ツァイガルニク効果 (第6話)
作られた記憶、目撃者の証言~心理学・法・歴史の結び目 (第7話)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(計 5558文字)
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コメント
こんにちは~
こういう脱線好きよん。
私は『TVタックル』で当時レギュラーだった石井苗子さんを思い出したわ。
「唐突ですが」を「からとつですが」と読んだことが忘れられない。
その後しばらくして、カミングアウト(MtF)したことにも驚いたけど。
テンメイさんのスクリーニングってのがウケた(ノ∇≦*)キャハッッッ♪
久々なの?今まで見落としてたのかなぁ。
>「残念」の一言だ。
でしたね~。
私は松下奈緒さんがどうしても
ゲゲゲの女房のイメージが強すぎてダメだった。
藤木くんのキャラも今一つだったけど。
>「南雲準・教授」と、「南雲・准教授(昔の言い方だと助教授)」
ここだけは面白かったよ。
てかそこ以外惹かれたシーンもなく、
諦めて10時ドラマ視聴準備のためお風呂へ。
でも視聴率にビックリした
私も今期はそそられるものがなく、
何曜日に書いたら負担がないかなぁって、そんな感じの現在。
日曜日もフジが参入して来たでしょ。
何挑んでるの?『エチカの鏡』も好きだったのに。
テンメイさんにはドラマを1本でも書いて欲しいけど。
昨晩の織田くんどうだった?
何をチョイスするのか楽しみにしてます。
それでは、今年もよろしくです~(^-^*)/
投稿: mana | 2011年1月14日 (金) 15時16分
> mana さん
アハハ 脱線に食いつくとは、らしいかも。
折角、正確に調べたのに、今の所、検索アクセスはゼロ♪
で、石井苗子が「からとつ」ってのも笑えるけど、
カミングアウト?! まったく初耳。。
早速調べてみたけど、情報がやたら少ないですね。
それに、MtFじゃなくてFtMでしょ。
女(Female)から男(Male)になりたいんだから。
ただ、そっち系のサイトでさえ、ほとんど話題に
なってないから、大げさに伝わっちゃったのかも。
スクリーニング、結構引っ掛かった人がいらっしゃる
感じですよ♪ 「熱狂的」な藤木ファンなんでしょ。
前に、中国人の性生活記事(R18)で導入。
https://tenmei.cocolog-nifty.com/matcha/2010/10/post-5375.html
この記事、地味~にウケてます♪
ひょっとして、中国で情報統制が強まったからかも。。
それはともかく『CONTROL』、残念でしょ。
僕は、松下は期待してなかったから落胆もなし。
藤木は残念ですね。今後も苦しそう。
心理学の優秀な教授なんだから、それなりのロジックを
見せないと、松下との対照的コンビもボケちゃうのに。。
オォ、流石は言葉に敏感な mana さん。
「南雲準・教授」と「南雲・准教授」の言葉遊びを
楽しめたんだ! 分からなかった人が多いと思うな。
「准教授」って、まだ4年の歴史しかないし、
「准」って漢字もほとんど使わないから。
で、途中でお風呂に入ったわけね
想像して楽しもうかな。娘さんを
それにしても、視聴率の高さには絶句。
もし下がらなかったら、そうゆう時代ってことかな。
付いて行く気はまったく無いけど。。
アハハ(笑) 何曜日に書いたら負担がないか!
ウチで月9が多いのは、それが大きい理由です。
逆に、日曜はあんまし書く気がしなくて。
木曜の織田裕二? 来週、見てみようかな。
あっ、調べてみると、映画の続編なのか。
そりゃ、見てない人間にとってはキツイ。
ウチに織田ファンはごく僅かみたいだし。
一応、月9は流し見するつもりだけど、
あんまし期待できそうにないなぁ。
女子高生 の制服が可愛くないし・・って、そこかよ!
ま、戸田恵梨香と能世あんなのサービス次第では
考え直すかも・・って、悪代官か!
他は事件ものばっかだし、今期はパスかな。
とにかく、今年もよろしくです~(^^*)
投稿: テンメイ | 2011年1月15日 (土) 23時18分