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階段転落の後、映画『戦艦ポチョムキン』の乳母車を観賞♪

捻挫チェックJOG 10km,51分32秒,心拍132

通勤JOG 2km,11分程度

       

全然、当初の予定と違うことを書き始めちゃったな (^^ゞ 何じゃ、こりゃ!

今夜は2時間前までは、人間の心に関するマジメな話を軽く書こうと思っ

てたのだ♪ ところが、たまたま雨がほぼ止んだから、このスキにちょっと

だけ走って階段転倒による右足首の具合をチェックしようと思ったわけ。

    

で、ゆっくり10km走り終えたら、もう眠くて頭が働かなくなってしまった。春

先に続く、寝不足と疲れの第2のピークなのだ。つい先日、『鈴木先生』第

7話のレビューで、自分の「超自我」の強さを語ったばっかなのに、マズイ

よな。でも、階段を転げ落ちて、膝と腰まで下についてしまうほどだから、も

う限界に近い。

       

今日もまた土曜出勤で、朝からマジメに働いてグッタリした後、帰りの電

はほぼ熟睡ターミナル駅について、ボーッとした頭で階段を降りてる

途中、踊り場でヘナヘナッと崩れ落ちてしまった。まるで変な人みたいだ♪

この時、前を歩いてた女性の身体に手が触れたんだけど、怒るどころか、

「すみません。大丈夫ですか? 本当にすみません」なんて謝られてしまっ

て、ひたすら恐縮 (^^ゞ いや、私が勝手にコケたんだけどな。

        

多分、踊り場についたと思ったらもう1段下がってたから、足の置き場が

無くてバランスが崩れたんだと思う。それにしても、私は混んでない限り、

階段は1段とばしで走ってるわけで、フツーならその程度のアクシデントは

持ちこたえられるはず。寝ぼけてたのも含めて、やっぱり体力・気力の限

界に近づいたシグナルだろう。

          

         ☆          ☆          ☆

で、階段転落はいいとして、映画の話ね。映画ファンを自称する人なら、

画史上に輝く戦艦ポチョムキン』(1925)は、名前くらい当然知ってるだろ

う。いまや全く当たり前のように映画やドラマで使われてる、「モンタージュ

と呼ばれる技法を確立したとされる旧・ソ連のサイレント映画(音楽と字幕)。

    

モンタージュとは、視点(カメラ位置&アングル&ズーム)の異なる多数の

カットつなぎ合わせて一つのシーン構成することで、いわゆる「編集

作業の中核と言っていい。エイゼンシュタイン監督の『戦艦ポチョムキン』

の中で、特に有名なのが「オデッサの階段」シーン。後に数々のオマージュ

(敬意を込めた模倣)が創られることになるこの場面で、モンタージュと乳

母車が活躍するのだ。

       

実は、ここで簡単な記憶を書き記して終わりにするつもりだったんだけど、

ウィキペディアを確認すると、何と合法的な動画が公開されてるとのこと。

製作・公開から85年も経つから、著作権が消えてるらしい。そこで早速、

公開サイト(実質的にGoogle)にアクセス。無料動画にしては意外なほど

軽いサイトで、すぐ階段シーンを発見出来た。おそらく静止画キャプチャー

も許されてると思うので、少し掲載してみよう。。

       

          

          ☆          ☆          ☆

110618

 階段の虐殺シーンの中で、

 乳母車の転落が映るのは

 1分程度。まず、上で母親

 が殺され、倒れた身体が

 当たったために、乳母車

 が落下し始める。の中

 央右側辺りに、カゴのよ

110618a

 うな物が見えるだろう。

 枚目は、階段と車輪のみ

 を映すカット。わざと赤ちゃ

 んは映してない。続いて、

 カゴの中の赤ちゃんのアッ

 プ。何も気付いてない様

 子が、観客をハラハラと

110618b

 させる。さらに4枚目は、

 悪役の兵士が市民を撃

 つカット。つまり、乳母車

 とは別の対象を混ぜる

 ことで、同時進行する虐

 殺の全体像を浮かび上

 がらせてる。

110618c

      

           

110618d_2

 左の5枚目は、遂に乳母

 車がひっくり返るカット。

 乳母車自体は、ここまで

 しか映らない。代わりに

 ムチ(?)を振り下ろす兵

 士が映って、乳母車に絶

 叫してた老婦人のメガ

110618e

 ネが叩き割られてしまう

 (6枚目)。

  

 この後、一旦は画面が暗

 転して、次のシーンが始ま

 る。つまり、「正義の味方」

 戦艦ポチョムキン大砲

110618f

 がゆっくり回転し、照準を

 合わせる。字幕の通り、

 「戦艦の大砲が虐殺に対

 して抗議の炎を上げる」

 というわけだ。最後のカッ

 トの時間は、動画の表示

 で55分34秒。        

         

110618g_2

 今現在、ドラマ好きのマ

 ニアック・ブロガーの目

 で見ても、かなり良く出来

 たモンタージュだから、当

 時における先進性を考え

  

   ると、歴史に残るのは当    

110618h_2

 然だろう。と言っても、私

 は当時の他の作品まで

 はチェックしてないから、

 先進性とか革新性をホ

 ントに自分で理解できて

 るわけではないけどね。。

         

110618i

     

       

          ☆          ☆          ☆ 

という訳で、自分自身が階段を転落した話から、映画史に残る転落シーン

の分析へと話をズラしたわけだ。実際の映画は、遥かに細かく組み立て

れてるので、ぜひ皆さんも無料動画でチェックして頂きたい♪ あぁ、こん

なヒマあったら、初志貫徹で心の話を書くべきだったかな。ま、ドラマファン

の読者の方々に、私の映像の見方を示しとくのも悪くないとは思う。文字

通り、「転んでもタダでは起きない」ってことか。

       

最後に、今夜の走りは、転落による捻挫の具合をチェックするジョギング

10kmのみ。ゆっくり過ぎたせいもあって、途中で腹が減ってガマン大会

になってしまった。当然、帰宅後は、ムシャムシャ・バリバリと食べまくって、

消費カロリー以上に摂取するわけだ♪ ちなみに、心配だった右足首は、

ちょっと違和感がある程度で、捻挫ではなさそう。無理は出来ないけど、

とりあえず助かった。。なお、コケる前の通勤ジョギングは、雨や荷物のせ

いもあって、僅か2kmちょっとだと思う。

    

明日も、天気の様子を見ながら、ちょっとしたスキに軽く走っときたいね。自

転車は残念ながら、お天気的にも時間的にもちょっと無理だ。ではまた ☆彡

     

      

  往路(1.15km)   6分18秒   心拍122      

  1周(1.1km)   5分45秒      130                 

  2周           5分44秒      131       

  3周           5分35秒      133     

  4周          5分41秒      132 

  5周          5分44秒      134     

  6周          5分39秒      134      

  7周          5分37秒      135

  復路             5分30秒      137

計 10km    51分32秒  心拍平均132 最大145(復路の坂)

             

                                 (計 2421文字)

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