乗鞍ヒルクライム後の信州サイクリング、3年ぶり♪
(☆追記: レース自体の記事は昨日アップ済み。
☆ ☆ ☆
(28日) トータル123km(レース20.5km込),約6時間半
ビッグイベント、乗鞍ヒルクライムも終了。写真満載の長大なレポートも書
き上げて、いつものにように、夏は終わったねと呟いたのに、今日も暑かっ
たな (^^ゞ 天気予報は最高気温29度になってたけど、実際は32度まで
上昇。涼しい信州で週末を過ごした私にとっては、35度の猛暑に感じた。
昨日の記事は3
日分の手間暇が
かかってるから、
今日はもうおし
まい!と書きた
い所だけど、ま
だ話が終わって
ないのだ。ほと
んどの参加者が
レースだけで終了する中、私は3年ぶりに、乗鞍スーパー林道を走り抜けて、
塩尻駅まで信州ツーリングを楽しむことにした。ここ4年、乗鞍以外は全く山
に行かなくなってることだし、レースだけで帰るのは勿体ない♪ ちなみにこ
の朝、上の写真の右上、白い「大雪渓」の右側辺りまで全力で登ってる。そ
の疲れた身体で、まったりと田舎の雰囲気を味わいつつ走るのがイイわけ。
問題は、乗鞍高
原から南側に接
続するスーパー
林道・A区間の
工事。2年前、
レースの少し前
くらいに始まっ
て、今年の春ま
で延々と道路閉
鎖。またこの夏もダメかなと思ったら、5月末に開通したとかいうネット情報
を入手。どうもホントらしいけど、なぜか公式情報は見当たらない。
で、今回自分の目で確かめて、事情がよく分かった。まだ工事は終わってな
いけど、一時的に「休工」で通行可能なのだ。レースの翌日、8月29日から
また通行止めになると看板に書いてた。ぎりぎりラッキーと言うべきだね♪
ウィキペディアの説明は、ずっと「閉鎖」のままになってて、更新されてない。
ちなみに看板の
「法面」とは、「の
りめん」と読むよ
うで、諸々の事
情で作られた人工
的な斜面を指す、
土木用語との事。
左写真の右側と
かが、法面を作っ
てる現場だろう。ちゃんと仮設トイレがあるあたりは、時代を感じさせるな。
ここは係員も信号も無しだけど、片側一車線の交互通行になってた。
☆ ☆ ☆
ではここで、Google Earth(グーグル・アース)を使って、全体のルート
を見てみよう。日本列島の中央にある長野県の、真ん中あたりの位置だ。
左上の白い部分が、レースのゴール地点である乗鞍岳。その少し東側に
あるスタート地点・乗鞍高原から、スーパー林道・A区間を使って奈川まで
行き、長野県道26号・奈川木祖線で藪原まで進む。これが前半で、南東
に向かう青緑の線だ。ここからの後半は、国道19号線をゆるやかに下る
感じで、ピンクの線に沿って北東に進み、塩尻まで行く。そこからは、自転
車の前輪を外して、袋にまとめて、JRで「輪行」。
ちなみに、大部分のレース参加者は、もっと北側のルートを車で走ること
になる。私も往路は、仲間の車でその道を通ったわけだ。
さて、この信州
サイクリング、
私は前から凄く
気に入ってるん
だけど、ちょっ
と気になるのは、
いつも途中で雨
がパラつくって
こと。出発時に
晴れてても、必ず「天気雨」みたいな感じで雨が降って来る。まあ、夏だ
し、雨量も時間も少ないから、
大して気にはならない・・・と
か思ってたら、今年はもとも
と雲が多かったからか、雨
量も時間も過去最高。でも、
ちゃんと晴れ間もあって、最
後はキレイな虹が出たって
いう、ドラマチックな展開だっ
た。ま、多少の美化はあるけ
どね (^^ゞ
序盤のスーパー林道は舗装
した山道で、前半が「緩い」
上り、後半が下
りって感じだ。
ただし、レース
直後だし荷物も
あるから、緩い
上りでもキツく
感じる。途中の
白樺峠が標高
1600mだか
ら、乗鞍高原からは140mほど昇るだけなのに、息が荒れてしまうのだ。
以前はもっと自動車が通っ
てたこともあって、レース帰
りの車が応援してくれてた
んだけど、ガラガラの今回
はもちろん、3年前も無かっ
た気がする。ま、時代の流
れってことか。
左写真、奈川の料金所も、
3年ほど前に廃止されて、
寂れてしまってる。逆に
いい味出してるとも感じ
るけどね♪ ワビ、サビの境地は、日本人だからこそ味わえるのだ。ちな
みに自転車はもともと無料で、係の人に軽く合図して通った覚えがある。
林道の途中、立ち止まって荷物の確認とかやってたら、脇をサッとロード
バイクが走り抜けた。リュックを背負って飛ばしてる姿は、かなり慣れてる
し、脚力もある。ただ、私なら通り過ぎる際に、「お疲れです♪」とか、ひと
声かけるけどネ(実際、後で実行)。レース直後、会場からも近くてほとん
ど誰も通らない林道を、同じ方向に帰る途中なのだ。
その後なぜか、スロー
ダウンしてたから、私が
自然に抜き返す形にな
り、やがて林道ともお別
れ。県道26号を右折し
て、藪原へと向かう中盤
に入る。ここで、例の雨
がパラつき始めたのだ。
慣れてるし、空も明るい
から、気にせずに走るんだ
けど、デジカメが防水じゃな
いから撮影に少し気を使う。
やがて、真っ直ぐ行くと野
麦峠に向かう道を左折す
ると、いよいよ最難関・境
峠への登坂開始。標高差
は300mほどだけど、疲
れた脚にはダルイし、長く
も感じる。
3年前は、たまたま「旅は
一緒にのんびり走って、途
中で蕎麦屋にも入ったけど、
今年は休憩なしのプチ・レー
スモード☆ 少し強まった雨を気
にしながら、ハーハー上ってると、
道の左脇で自転車を止めてる男
性を発見。すぐ目が合ったから、
「キツイですね~」とか言いつつ
微笑むと、向こうも声を出して笑っ
てた♪ ちなみに多分、男性特
有のアレだったと思う。
道は何となく覚えてるから、最後
のキツめの坂へと右カーブする地
点もすぐ分かった。坂の下で写真
を撮ると休憩と勘違いされちゃうから、意地でも止まらず、坂の上の「境峠」
の看板で撮影。
ここから藪原ま
での14kmは
ほとんど下りで、
さらに塩尻まで
の30kmも、
全体的にはゆっ
くり下るから、
ここがまさに頂
上なのだ。外観も文字通りの「峠」。「山」で「上下」が切り替わる場所になっ
てる。この手前で、例のロードバイクが私をまた抜いて行ったけど、私の方
が荷物が重かったってことにしとこう (^^ゞ ま、バトルする気はしなかった。
ちなみに2つ上の写真は、3年前、Kさんに反対側から撮ってもらったもの
の再掲。写ってるのが私・テンメイで、携帯の待ち受けにでも使って頂きた
い。要らない? あっ、そう♪ 左にもう1台、Kさんの自転車も写ってる。
懐かしいね。タフな方だから、その後もお元気で走ってることだろう。。
☆ ☆ ☆
この後の下りで
は、雨が止んだ
から、ホッとし
てのんびり藪原
まで走った。珍
しく地元のスー
パーが開いてた
から、入りそう
になったけど、
藪原から少し先のセブンイレブンまで我慢ってことで、そのまま通過。涼し
いからノドはあんまし乾かないものの、腹が減って来た。昼飯がまだなのだ。
自転車を積んだ
車が時々通るよ
うになったけど、
スーパー林道よ
りも、一旦北側
の道を通って、
梓湖から南下し
て来た人の方が
多いんじゃない
かな。とにかく、藪原を左に曲がって国道19号線に入り、二番目の難関
といっていい、
鳥居トンネルに
入る。暗くて狭
くて長くて、大
型車の横風は強
いし、見えない
水溜りもある。
最初に走った時
はほんとにウン
ザリした。もし自転車が、歩道通行の指示を見落とてしまうと、1738m
もの間、地獄を
見るだろう。私
自身は今回、歩
道の泥ハネが一
番イヤだった。
いまだに完全に
は落ちてないか
ら、後で漂白し
ようかな。泥汚
れの落ち方は、衣服の素材が大きいんだよね。
☆ ☆ ☆
「国境の長いトンネルを抜けると、そこは塩尻だった」
(テンメイ作 『山国』)
そうは言っても、
ここから塩尻駅
までは25km
ほど残ってて、
しかもここで、
また雨が降って
来たのだ。
どうせまた大し
た事ないだろうと思ってたら、かなり強く降り出して、横からはトラックの水
しぶきも強烈。身体がかなり冷えて来たから、ヤバイと思って渋々とレイン
ウェア(雨具)
を身に付ける。
風の寒さは和ら
ぐけど、ベトつ
いて着心地悪い
んだよな。昔、
コンビニで買っ
たもので、上下
で1000円く
らいだったか。今なら100円ショップでありそうだ。
しばらく我慢すると、雨も小降りになり、寒さも収まってくれた。ホッと一息、
「奈良井 木曽の大橋」で写真を撮った後には、大きな虹も出現♪ よく
見ると、二重に
なってるのが分
かる(外輪は左
上に少し)。
気を良くして、
さらに進むと、
ようやくセブン
イレブン発見。
まだ身体が冷えてたから、アイスは食べる気がせず、「ねぎ塩豚カルビ弁
当(麦飯)」と、
温かいコーヒー。
フーッ、元気が
出た。。☆ 後
で食べるお菓子
もたっぷり購入♪
子供の遠足気分
が入ってる。
☆ ☆ ☆
そこからは残り10km程度かな。まだ小雨がパラついてたけど、標高が下
がって気温も上
がってるから、
もう寒くない。
塩尻あたりの山
並みを最後に撮
影して、市街地
へと右折して、
まもなく駅到着。
オストリッチの
輪行袋「超速5」で、5分(+α)で自転車をまとめて、信州とのお別れの記
念撮影。中央下
側のタイ焼きみ
たいな袋が、前
輪だけ外した自
転車だ。アンコ
は入ってない♪
で、後はガラ空
きの普通列車を
乗り継いで帰宅。遅いから特急を使いたいんだけど、自転車の置き場に苦
労するのが凄くイヤだし、のんびりムードが無いのも好きじゃない。鈍行列
車だと、フツーはガラガラ状態だから、自転車を気にせずゆったり座れる。
後は、メール打ったり、お菓子食べたり、居眠りしたり♪ レースの出来も
良かったし、楽しいひと時なのだ。
フーッ・・・これでやっと、すべて終わったね。レース記事と違って、これはあ
んましアクセスが入らないだろうけど、私の大切な旅行日記だからいいの
だ。明日からは涼しくなるってことだから、今年の夏ともいよいよお別れだ。
それでは、今日はこの辺で。。☆彡
旅は道連れ・・乗鞍レース後の信州サイクリング♪ (2008年)
乗鞍、レース直後の信州サイクリング♪ (2007年)
(計 4076文字)
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コメント
テンメイさん。
アンナさん、復活されました。
本人にしか分からない悩みや葛藤があったと思いますが、Part2の再開を温かく見守りたいです。
テンメイさん。
色々ありがとうございました。
又、、ちょくちょくお邪魔しますから(^-^)v
投稿: そら | 2011年8月31日 (水) 13時52分
> そらさん




こんばんは。プチご無沙汰です
アンナちゃんの復活、流石に早耳ですネ。
僕もちゃんと知ってましたよ
良かった、良かった。
早速、お祝い記事をアップしときました。
「Part2」ってタイトルになったのは意外だけど、
ま、気分新たに再開ってことでしょう。
昔の記事も残してくれて、ホッとしてます
これからも一緒に、「アンナdiary」を
温かく見守って行きましょうネ。
「テンメイのRUN&BIKE」も
たまには思い出してください(笑)
そらさん自身の体調にも、お気をつけて。
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2011年9月 1日 (木) 02時13分