鉄の悲劇から、犬の感動物語へ~『南極大陸』第1話
ドラマが始まるまでは正直、やるべき事の多い日曜夜に2時間は長いな・・
と思ってたけど、いざ見始めるとアッと言う間だったね。その意味では、思っ
たより面白かったのかも知れない。
裏番組に、日テレ『行列のできる法律相談所』のSPがあったけど、TBSの
気合の入れ方を考えても、視聴率20%は間違いないだろう。4年半前の
同じ枠の大ヒット作、『華麗なる一族』の「貯金」もあるし、25%前後には到
達したんじゃないかな。ビデオリサーチの数字が発表される前に、「好スター
トおめでとう☆」と祝辞を贈っとこう♪
(☆追記: 平均視聴率22.2%、瞬間最高視聴率25.5%とのこと。
裏の『行列』は15.8%。)
前からほのめかしてた通り、簡単に感想記事を書くことにするけど、ウチは
2年半前から、ドラマ長期お休みモードに入ったままで、まだ当分の間は、
元に戻すつもりはない。『華麗』の時みたいな、気合の入った本格的レビュー
は書かないので、悪しからずご了承を。時間とパワーの配分が、当時とは
大幅に変わってるのだ。
ドラマの代わりに、放射線・震災関連も含めて、硬派の学問系記事は多数
書いてるし、ドラマ記事を上回るアクセスも頂いてる。最も読まれた放射線
記事は2万アクセス、先月のトライアスロン記事は1ヶ月半で3万アクセス。
ドラマのようなフィクションではなく、事実を扱う記事にも、意外なほど需要
があるのだ。それに、スポーツに回す時間を増やしたおかげで、2流市民
アスリートとしての走力もアップしてるから、個人的にはドラマ離れは大成
功♪ タイミングもちょうど良かったと思う。
そう言いつつも、たまにはドラマにハマることもあるわけで、春の超低視聴
率ドラマ『鈴木先生』とか、本気のマニアック・レビューも数本書いてしまって
る。まあ、前置き&言い訳はこの程度にして、お休み中のはずのドラマを見
た「感想」(or つぶやき)をサラッとまとめとこう。そう言いつつ、長いレビュー
になることが多いんだけど、今は月曜日の未明。僅かな睡眠の後には当然、
お仕事も待ってるから、パワーを温存して控えめに。。
☆ ☆ ☆
まず、主役の倉持=木村拓哉。色々言われながらも、圧倒的な人気を20
年近くキープしてるタレントは、他に誰一人としていない。だからこそ逆に、
去年の月9『月の恋人』で平均視聴率16.8%に終わった時には辛かった
と思うが、私は少なくとも、『CHANGE』(08年)や『MR.BRAIN』(09年)
より評価してる。
この2つが日本の「テレビドラマ」なのに対して、『月恋』は「国際映画」を目
指したチャレンジ=挑戦。また、前の2つが、毎度お馴染みの大活躍する
ヒーローとしてキムタクを扱ってたのに対して、『月恋』はこだわりを持った
一人の人間、一人のプロフェッショナルの男として扱ってる。
プロという存在は、人間的に感じのいい人とは限らないし、派手なアピール
とか大活躍をするとも限らない。だからこそ一般ウケは弱めになるが、私
も含めて、「テレビドラマ」に必ずしも満足できない視聴者には、新鮮に映っ
ただろう。特に、最終回のまとめ方は見事で、マニアックな仕掛け(コインの
ハート関連)もキレイに決まってたし、後味はかなり良かった。
☆ ☆ ☆
そういった視点に立つ私にとって、今回の『南極大陸』はどうだったか。冒
頭のツカミの登山シーンは迫力があって、景色も雄大。北海道の映し方は
まずまずと言った所か。ただ、昔の事故シーンはちょっと地味過ぎたかも。
造船所も、華麗の製鉄所と比べるつもりはないが、もう少し映し方があっ
たと思う。
過去のキムタクドラマの中での順位はまだ何とも言えないが、誰でも注目し
たのは、『華麗なる一族』との類似点と相違点だろう。一言で表すなら、「鉄
の悲劇」と「犬の感動物語」の比較だ。
特に、似てる部分はあまりに明らかで、量も多く、職人たちが観測船「宗谷」
の改造工事の手助けに集まったシーンとか、思わず笑ってしまったほど♪
少し前のカットで、年配の職人さんの目が光ってたから、「華麗が出るな」と
待ち構えてたら、ホントにそのまんま出た。もちろんあれは、高炉建設の突
貫工事で人手不足に陥った時の、夜の「大名行列」を再現したシーンで、
「テレビドラマ」的な筋書き&演出の典型だろう。音楽は今回の『南極』の方
がキレイで、ドラマ内としては新鮮味もあったと思う(担当・高見優、吉川慶)。
他のタレントや他局の作品に似せた場合は、「パクリ」とか呼ばれるけど、
『華麗』はTBSの同じ枠・日曜劇場で、同じキムタクが主演して、同じ福澤
克雄が演出した人気ドラマ。こうゆう時は、やや大げさだが、「オマージュ」
(仏語 hommage)というキレイな言葉の方がふさわしい。敬意をこめた模倣
という意味で、映画とか芸術の世界で使われるものだ。
敬意を示す英語を使って、もっと簡単に「リスペクト」と言ってもいいが、こ
の言葉だと、似てるという意味は示されない。それに対してオマージュは、
語源をずっと遡れば、「同じ」という意味のギリシャ語に到達するのだ。「イ
ンスパイアーされた」というような表現と比べても、オマージュという言葉の
方が、類似性をよく表してる。
冒頭のナレーションや昔の映像・画像の使い方。船の工事の様子。船の
「爆発(or 事故)さえなければ・・」というような台詞&筋書き。日本という国
の前向きな姿勢の描写。戦艦ヤマトの設計者と会ってた池のほとりのシー
ンで、思わず「将軍」(『華麗』のロボット鯉)を思い出したのは、私だけじゃ
ないはずだ。夢見る理想主義者=キムタクと、現実主義者の大蔵省・氷室
(堺雅人)の対立も、『華麗』の鉄平vs父親を思い出させるものになってた。
この堺雅人、初めて見たけど、いい俳優だね♪ 彼の、重みのある抑えた
演技&表情のおかげで、ドラマ全体が引き締まってたと思う。それに比べ
ると、白崎役の柴田恭兵の好演も目立たなくなってたし、演技派の星野=
香川照之はまだ今後に期待って所だろう。緒形直人は、それなりにいい味
を醸し出してたかも。。
☆ ☆ ☆
一方、違いももちろん多々あるわけで、まず多くの視聴者が興味を示しそ
うなのが、恋愛のエピソード。いまや超人気、大活躍中の女優・綾瀬はるか
=美雪との微妙な関係は、『華麗』にはなかったものだ。序盤のお墓参りで、
倉持=キムタクが「お見合いすれば?」とか言ってスタスタ歩いた後、振り
返って「お土産買って来る」とか言った辺り。綾瀬のほとんど表情だけの演
技が渋く光ってたと思う。
顔も一時期よりキレイになったね・・・とか言うと、ファンは不満なのかね♪
真面目な話、スタイルも含めて、今が一番輝いてるんじゃないかな。あれだ
け地味な服装と髪型で、台詞は少ないし、『ホタルノヒカリ』みたいな天然ボ
ケも無しでも、十分に存在感を示してた。あれなら、たとえ来週、「宗谷」が
氷水の侵入で沈没しても、お見合い結婚で幸せに暮らせるだろう。コラコラ。
続いて、理想vs現実の対立構造について。『華麗』の素晴らしさの一つは、
一般ウケする理想主義の挫折を美しく描いた点にある。夢や理想は、人
間や社会にとって大切だけど、数少ない成功の陰には、大量の挫折や失
敗があるわけだ。実は私も、小学校時代の夢には、総理大臣とか宇宙飛
行士とか書いてたけど、実際はマニアック・ブロガーになっただけ♪ 現実
は、制約も競争も厳しいのに、甘口の成功物語やハッピーエンドばかりが
目立ってる。そこに、主人公の挫折&自殺を真っ向からぶつけて、禁断の
自殺シーンも延々と美しく映して、大成功した所が『華麗』の偉大さなのだ。
それと比べると『南極』は、最初から歴史的に成功物語と決まってるのは仕
方ないとして、細部にも「甘さ」が目立ってた。倉持=キムタクの理想主義に
対して冷淡だった氷室=堺が、あっさりとラストで熱い行動を見せてたし、メ
ンバーを外された倉持の復帰も、なぜか簡単に成功して、みんなで万歳と
いったノリ。まあ、分かりやすい伏線をいくつか張った後、一番最後のギリ
ギリで、船上に堺雅人を登場させる辺り、基本的な形は一応出来てる。
いずみ吉紘という脚本家は、『セーラー服と機関銃』しか知らないけど、『華
麗』の脚本家・橋本裕志と比べると、やや物足りない感じがしてしまった。ま
あ、本屋で探したのに発見できてない原作、『南極越冬隊タロジロの真実』
からの制約があるのかも知れない。でも、あの国際会議の描き方とか、た
ぶん歴史をある程度踏まえた上での、脚本家のオリジナルじゃないかな。
外国人俳優の方々とか、外国人の視聴者の感じ方が知りたくなった。
ちなみに、私が買ったのは、硬派の新書『南極越冬隊』(岩波書店)で、立ち
読みしたのは小学生向けの犬の物語。新書については、いずれ何か記事
で書くかも知れない。副隊長&越冬隊長だった科学者による、恐ろしく淡々
とした記述の中に、時々チョコチョコと面白いことが書いてある。例えば冒
頭、「宗谷」から南極大陸に降り立った直後のコメントがニヤッと笑えるの
だ。果たして、ドラマではどうなるかな。。
☆ ☆ ☆
他の違いと言えば、「子供」と「犬」という、テレビの切り札の導入。『マルモ
のおきて』の成功や、ソフトバンクCMの大人気を考えても、『南極』の強み
になってるんだろう。
私も、犬は元々好きだし、今回の樺太犬も、可愛かったというか、良かっ
たと思う。準主役のタロとジロがあんまし可愛くない(失礼)のも面白かった
し、犬に驚いた犬塚=山本裕典(?)らしき隊員の大げさな吹っ飛び方も
笑えた♪
ただ、超人気子役の芦田愛菜の可愛らしさが、あまり引き出せてなかっ
た感はある。単純に兄のマネをさせることで、反復による滑稽さを出して
たつもりなのかも知れないけど、活躍し過ぎで疲れてるのかな。まあ、今
後は最終回まで、少し顔を出す程度だろうから、大して問題はなさそうだ。
☆ ☆ ☆
最後に、もっと根本的な違いについて。同じく昭和や戦後を対象にしたドラ
マでも、『華麗』を2007年冬に制作する意味はハッキリしてた。つまり、当
時は世界中で鉄鋼ブームが起きてたわけで、あの時のレビューでも書い
たけど、それは株価のチャート(=グラフ)を見るだけでも明白だ。例えば
新日鉄の株価は、07年が山型のピークで、今に至るまで延々と下がり続
けてる。鉄の需要はもちろんあるけど、「熱」は冷めたのだ。
それに対して、『南極大陸』を2011年秋に制作する意味は、それほどハッ
キリとはしてない。もちろん、大震災&原発事故もあって、ますます低迷や
閉塞感が増してる今こそ、誇りを持って強く立ち直る日本を示したいという
意図は分かるが、なぜ南極なのか。「最後の秘境」といった話は、あくまで
昔の時点でのことで、今ならむしろ、『MR.BRAIN』が対象としたような脳
の方が、秘境だろう。
南極へのチャレンジという極限状況の中で、身体を張って戦う男達の姿と
いうのは、男性市民アスリートの私にとって、十分共感できる。現場で苦闘
する科学者の実情というのも、半ば理系人間の私にとって、興味はある。
それでもやはり、なぜ今、半世紀前の南極なのかと考えると、犬とか動物
の人気に注目したような気がするのだ。別にそれはそれでいいし、私も犬
は好きだけど、個人的には犬よりも人間、人間社会、あるいは自然界全体
とか自然法則の方に興味を持っている。その意味で、今後の海や氷・南極・
オーロラなどの描き方に期待しよう。ま、ペンギンやアザラシも可愛いけど♪
☆ ☆ ☆
残念ながら、ここでもう時間が来た。以前なら、完全徹夜とか、仕事中の
執筆とかまでやってたけど、今はそこまでやる気がしない。と言うか、これ
が当たり前だろう♪ この程度の感想に近いレビューでも5800字超。ツ
イッターで断片的につぶやき続けるのとは違って、全体の流れや統一感
を最低限保ちつつ書き上げるのは、それなりに大変なのだ。
とりあえず、来週のドラマも見るつもりではいるけど、再来週以降は分から
ない。最終回はまた、この程度の記事を書くかも知れないけど、今期は土
曜の亀梨和也も何度か見なきゃいけないから大変なのだ(義務らしい♪)。
まあ、キムタクの応援は専門家の皆さんにお任せすれば大丈夫だろう(笑)。
なお、国立国会図書館HPで過去の貨幣価値を調べてみると、昭和30年
の5円というのは、今だと大体40円くらいに相当するようだ(7~8倍程度)。
それなら、あの子供の寄付金は10円玉でも良かった気がするけど、それ
はフジテレビの『月の恋人』で使われたから避けたのかな♪ 案外、五円玉
の中央の穴が、今後のエピソードに使われたりして。そう言えば、『セーラー
服と機関銃』で、お守りの五円玉が銃弾を防いだなんてコネタを思い出した。
果たしてキャッチコピーの通り、「その夢には、日本を変える力がある」のか
どうか。ドラマの夢以上に、日本の現状を見て行きたいと思ってる。
それでは、今日はこの辺で。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S. 「倉持が一度はずされた理由」といった感じの検索アクセスが時々
入ってる。第1話での説明を見る限り、昔リーダーをやってた(?)
登山グループで死者を1人出してるから、というのが理由で、これ
は特に昔だとあり得ることだろう(観測隊の歴史的事実は別問題)。
ただ、重要なエピソードとしては説明が簡単過ぎたし、メンバーに
復帰したプロセスも曖昧。脚本や演出より、編集の問題かも。。
・・・・・・・・・・・・・・・
週刊文春・今井舞の『南極大陸』ブッタ斬りほか、軽いつぶやき♪
秋の夜のにわか雨、PCバックアップ&『南極大陸』批判チェック
完璧な重層的リターンという奇跡~『ロングバケーション』最終回
キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話
2つの月が照らす太陽のハート~『月の恋人~Moon Lovers~』最終回
起訴か不起訴か、検事の倫理と現実~『HERO 2』第1話
映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、軽~い感想♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『さんま&SMAP!美女と野獣クリスマス2010』、笑えた♪
SMAP×SMAP『いま僕たちに何ができるだろう』、軽~い感想♪
(計 6030文字)
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コメント
テンメイさん、こんにちは!
ストーリー派の私も「南極大陸」を面白く見ていましたわ~。
2Hドラマはだいたい寝ちゃうんですけど
今回は無事に最後まで行けたので
内容も良かったのでは?
数字も良かったのですね!
私はあの強面のワンたちを上手に操る木村さんに
感服でしたのよ。
大きい犬が苦手なワタシとしては
樺太犬を「可愛い」と書けるテンメイさんも凄いと思うわ♪
そんで、ベムちゃんを見るのが
「義務らしい♪」で
コーヒー噴いたアタシなのでした。
テンメイさん、もうすっかり「義務」なのね^^;
実際、このワタクシめとかファンの皆さんとか
テンメイさんの反応を見てからと
思ってる方多数なのですねえ。
でも実写とはいえ、綺麗なベムちゃんで
アタシとしてはこれならイケると読みました。
以前「あしたのジョー」の実写で
段平さんがあまりにリアルで
恐怖が先にありましたのよ。
いや~そこはイメージを崩さずにいてくれて
助かりましたわ。
それじゃ、土曜夜は「義務♪」ですので
よろしくね~^^
投稿: エリ | 2011年10月17日 (月) 13時27分
> エリさん
こんばんは
おっと、エリさんが2時間楽しんだんだ!
ちょっと意外かも(笑)
まあ、僕もいつの間にか見終わってたから、
それなりに引き込まれてたんでしょう
数字はまずまずとして、内容はどうでしょう。
今日初めて知ったんだけど、83年の実写映画
『南極物語』って、大ヒットしたんですね☆
97年の『もののけ姫』まで配給収入1位。
犬をメインにしてたようだから、やっぱり
犬の人気って凄いんでしょう。
『南極大陸』の場合、犬+キムタク+綾瀬。
これは強烈なトリオですね。
正直、僕自身は、初回はフツーだったと思います。
少なくとも、『華麗』初回のオォーッ・・ていう
絢爛豪華な衝撃はないし、ワクワク感も無い。
『鈴木先生』みたいなマニアックさもね(笑)。
脚本はかなり甘口の味付けだし、演出もフツー。
おまけに、今後の展開はみんな知ってる通り。
まあでも、撮影の技や努力を見れるのは
これからだし、とりあえず次回は見るつもりです。
記事は書かないでしょう。前夜に「義務」もあるし
ちなみにキムタク、犬扱いが上手いようですね☆
あの樺太犬、大きかったのかな
僕は予想よりかなり小さく感じたけど。
と言っても、樺太犬って知らないから、あれが
ホントに樺太犬かどうかさえ分からないけど♪
映画『南極物語』だと、実はエスキモー犬との事。
と言っても、これまた分からないけど (^^ゞ
一方、「義務らしい」亀梨ベム☆
コーヒー噴いてくださって、どうもどうも
亀ファンの間では、銀髪ベムは好評みたいですね。
意外なほど(笑)。一般的にはどうなんだろ。
僕はベラにもベロにも萌えないから、ベムじゃなくて「ギム」♪
まあ、脚本家にはちょっと興味あるんだけど。
どんな力技を見せてくれるのかな。
『ジョー』と言えば、山Pのドラマが無いですね。
映画とかソロ・コンサートとかやってるし、東芝の
CMも続いてるから、独り立ち後も大丈夫だろうけど。
とりあえず、土曜の夜はもう空けてるのでご安心を(笑)
それでは、また。。♪
投稿: テンメイ | 2011年10月18日 (火) 23時04分
こんにちは~
さすがテンメイさん。
分かり易く丁寧な解説付きはとっても好感触
過去のドラマとの対比にも頷くばかりです。
私も『月の恋人』は嫌いじゃなかったけど、
主役のお陰かと思ってた。
いつも冷静な目線から評することができるって尊敬しちゃう。
木村くんのドラマが始まると、
同時にあちこちで同じ言葉を目にする。
見なきゃいいとまでは言いませんけどね、
同じことを言い続けて何が面白いのかしらね。
それでも期待してるからそういう言葉が出るのかしらね。
私は苦手な役者のことを、
「また同じだ」なんて同じことを言う気もしないけど。
そうそう、堺さんも良かったですね。
男同士のこういう見せ方って好き。
香川さんが意外な役でしたわ。でも合ってたと思う。
こうしてテンメイさんのように解説して貰えると、
ストーリーの甘さにも納得が行く。
だから私には2時間が長く感じたのかもしれないわぁ
恋愛エピのさじ加減もよろし
ラストではるかちゃんの揺れる胸に釘付けになってた
テンメイさんを想像中。。。絶対見てたよね?そこ触れてないけど。ププ
総理大臣や宇宙飛行士になる夢を持った小学生のテンメイさんが、
マニアック・ブロガーの現在も不思議には感じない。
そんなテンメイさんとの出会いの方が不思議に思えるこの頃。
人との出会いで共感したり刺激し合ったりしながら
自身が成長して行くものなんだと思うと、
どんな価値観も受け入れられる柔軟さも必要だと感じてます。
居心地の良い場所ばかりに居ては進歩できない気がして…
そう言いながらも簡単に進歩しないものですが、
進化し続ける木村くんを見てると、若い頃の彼よりもう~んと惹かれる。
年を重ねて色気を見せられるって、努力の人だと思いますよ。
ちょっと違うけど、昨日は『ステキな金縛り』試写会だったの。
そこで見た中井貴一さんや佐藤浩市さん。
昔よりう~んとイイ!役者として成長してってるんですねぇ。
って私が言うのも何ですけど、そういうオーラがプンプン
元気な人からは何かしら伝わって来ますね。
毎日更新し続けるテンメイさんからもパワーを貰える。
反面、アンナさんの気持ちも理解できる。
色々なブロガーさんの苦悩や喜びなどを垣間見つつ、
どうマイペースを維持するのがベストなのか、
毎日ぼや~って考えてるようで考え過ぎないようにしてる私です
そうなるとね、本当に書きたいドラマとかを考えるようになって、
いつしか2本が精一杯になってる。
そりゃ5年前の勢いとは違いまっせ。。。体力だけじゃない(笑)
私の理由とは違うテンメイさんですが無理せず、
南極ちゃんだけ書いて下さい(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
それではまた来週~、エロ男爵ちゃん(^-^*)/ヾ(゚∇゚*)オイオイ
投稿: mana | 2011年10月19日 (水) 11時37分
> nama さん
違った。manaさん。そりゃ、シラジラしいか
長文の温かいコメント、どうもどうもです☆
いやぁ、そちらのコメント欄のやり取りで、
お互い、上品な読者を1割減らしたかも。
でも、合計の読者は増えてたリして♪
その場合、増えた読者は・・・そりゃ、失礼か。
結婚後にナマの良さが分かって来たわけネ。
ただし危ないから要注意。なるほど。
でも、娘さんも大きくなって、手もかからないし。
焼肉屋の生肉で食中毒になっても大丈夫でしょ♪
実は、飛ばされるのも大好きなわけね。
ケチャップだと後始末が大変だけど、
そうでなければ、たっぷり飛ばして欲しいと。
分かりました。しばらく力を溜めた後、思い切り
飛ばすので、その時はしっかり受け止めてください。
たまにドラマレビューを書いた時の、TBね♪
いやぁ、朝にふさわしいコメント・レスだな(笑)
一般大衆向けの高度な文章ってことで、
直木賞くらい貰ってもいいかも
で、ご主人が大好きな南極1号。
・・じゃなくて、奥様が好きな南極大陸・第1話
そうそう。恋愛エピのさじ加減は良かったですネ☆
多過ぎず、少な過ぎず。出航後の脚本は大変そう。
はるかちゃんの胸? 見たけど釘付けではないな。
だって、ほとんど揺れてなかったでしょ♪
その辺り、演出が甘いわけです(笑)。
AVの基本が分かってない・・って、ドラマだろ!
マジメな話、その手の単語をあんまし入れると、
妙な検索が入って来るのが困るんですよ。
冬ドラマの『大切な事は・・』で、制服とニーハイ
ソックスの話を書いたら、ドラマと関係ないその種の
検索アクセスが増えちゃって・・(^^ゞ
ウチは硬派のサイトだから、Googleに
勘違いされても困っちゃうわけです。
ま、逆に言うと、Googleのロボットに
判別できないような、高度な言葉遊びなら大丈夫♪
まあ、マナさんも含めて、ブロガーさん達との
付き合いは、ほとんどが元々ドラマ関連ですからね。
ドラマ好きで、口と指が達者な人間なら、
自然と結びつくんでしょう。
案外、赤い糸で結ばれてたのかも知れないな。
今後は、白い糸で結ばれましょう。コラコラ!
あぁ、しかし「パイロット」って夢は惜しかったな。
って言うか、可愛くてHなスッチーの誘いを断ったのが
勿体なかった。アッ、この話はまだ書いてないのか!
ほんじゃ、『回想録』用のネタとして取っとこっと♪
で、一転して、マジメな話ね。
「どんな価値観も受け入れられる」ってのは大変だから、
「どんな価値観とも触れ合うことができる」柔軟さと、
忍耐力が必要でしょうね。
やっぱり、自分と違う価値観と向き合うのは疲れることで、
余裕がないと、「居心地の良い場所」のままでしょう
それでもいいって考えもあるし、それしかない状況もある。
でも僕は、適度な緊張感の中で「進化し続け」たいし、
manaさんも「進歩」したい人間なんでしょう。
その意味では、ブログの運営は最適かも
ツイッターは微妙に違う気がしますね。
極度に短くて一時的なつぶやきと、広くて浅い付き合い。
それは、ある意味で独自の進化につながり得るけど、
逆方向のリスクも高いと思う。
実際、ブログとツイッターの両方を上手く
使い分けてる人は少ないと思います。
多くの人は、手軽なツイッターにハマって行く。
manaさんは例外的に、距離を保ってますけどね。
非公開で僅かにツイッター実験してるだけの僕も例外。
5000字前後のまとまったレビューをサラッと書く
僕らが、100字前後のツイートにハマるはずは無い。
ま、ツイートを沢山つなげて長い文章にしてる人も
いるけど、ハッキリ言って読みにく過ぎ (^^ゞ
ツイッター独自のつながり合いのシステムを考慮しても、
差し引き損だと、個人的には思ってます。
とか言いつつ、お互い一応使ってるんだけど。
ちなみに僕は、ツイッター3つ使って色々実験してます。
2つは非公開で決定だけど、残り1つは考慮中。
一時的に公開して、非公開に戻した後の、情報の流れが
どうなるのか、まだよく分からなくて。
よそのツイッターの中とか、Googleの情報収集とか
(話が細かい・・)。。
おっと、話が逸れてる感じになってますかね。
いや、ネットを通じた進化について考えると、
やっぱりブロガーとしては、ツイッターや
フェイスブックとの比較が必要だなと思って。
フェイスブックは度々誘われてますが、様子見中。
実名と閉鎖性が趣味じゃないし、偽名を使うのもね。。
ま、お互い、木村くんや中井貴一や佐藤浩市に
負けないように頑張りましょう。
既に大幅に負けてるとしても(笑)。
マイペースについては、そちらは成功でしょ
本数的にも、内容的にも。お世辞抜きでネ
特に、つぶやき系記事の上手さには感心してます☆
僕の方は、もう開き直りました。
ずっと毎日更新し続けます。倒れるまで。
ってことは、年内が限界か
その後は、週4回に減らすかも。命があれば♪
って言うか、脳と身体が最低限動くなら。。
で、希望としては、「南極ちゃん」だけ書いてくれと。
分かりました。南極1号神話の追求ね♪
でも、情報が少な過ぎるんだよなぁ。
そう言えば、話がズレるけど、美容室のマネキンって、
口は開いてるんですかね。オイオイ!
まあ、見るだけなら、次回と最終回はOK。
途中はキツイかな。日曜の夜はテレビ見ない時間帯だし
そう考えると、『華麗』は特別だったなぁ。。
って事で、またお会いしましょう。エロ奥様
僕はエロ男爵じゃなく健全少年だから、宜しくご指導のほど♪
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2011年10月21日 (金) 08時22分
オヒサ
このレビューには私も色々と思った事がありますが、
コメントでキムタクの犬の扱いが上手て話題が有ったので先ず其処に反応w
実はキムタク若い頃ラブラドールを飼ってて、
何年か前に亡くなったそうですが、
この撮影をきっかけに又ラブラドールを飼い
だしたそうです。
(キムタクのやってるFMラジオからの情報、
名前はクマだそうです)
だから犬の扱いは慣れてすんですよね。
因みに映画『南極物語』で使用された犬種は、
エスキモー犬とハスキー犬。
先導犬のリキがハスキーで撮影後、ムツゴロ王国
に引き取られ2年程して死亡してます。
(これは当時ムツゴロ王国のドキュメント番組が
放送されててその中で扱われていたのを見て
知っていました)
後『南極大陸』ですが、企画自体震災の前の物であって、
キムタクも北海道ロケ中に震災にあってます。
(これもラジオ情報)
実は『JIN』の第1期の時プロデューサーしてた
石丸プロデューサーが第2期から外れたのは
『南極大陸』の撮影をしていた為だそうです。
まあどうでもいいことなんですが裏話として聞き流してやってください。
(因みに話題にしたキムタクのFMラジオ番組車で
移動中に良く聴くんですが下ネタ満載で結構面白い
です)
で~は~またw
投稿: クラフトハンガー | 2011年10月25日 (火) 01時18分
> クラフトハンガーさん
お久しぶりです。夏以来ですね。
キムタクは幼い頃から犬好きとの事。
ウィキペディアを見ると、ラブラドールの名前は
「ボニータ」となってて、あちこちにコピペされてます。
一方、「クマ」を入れて色々と検索をかけても、いい情報が
出ませんが、ひょっとすると南極の影響で、「ボニータ」を
たまに「クマ」と呼んでるんでしょうかね。
FMは昔1度だけ偶然聞いて、面白かった覚えがあります。
クセのある発言が満載でした。
キムタクに限らず、タレントのラジオは結構面白いと
思いますが、トークの中身に気を取られるので、
他の事をし「ながら」だと聞きにくいんですよね。
「ながら」でなく本気で聞くのは、ファンの女性に
お任せってことで、それ以降キムタクは聞いてません。
福山雅治なら2、3回聞いたかも。
落ち着いた声の軽いトークなので、BGM代わりです。
『南極物語』の犬が、エスキモー犬とハスキー犬だと
いう情報は、あちこちで確認できました。
写真(とされるもの)を見ても、確かにそうですね。
ウィキペディアはエスキモー犬しか書いてませんが、
おそらく出典となった本の記述が不正確なんでしょう。
その辺り、僕はチェックしてませんでした。
『南極大陸』の企画が震災前だという話は、
もちろん以前から知ってました。
何しろ、付き合いの長い「同期の桜」ブロガーが、
熱烈なキムタクファンですからね。
ハッキリ報道されたのは、1月19日です。
ちなみに、念のために書いとくと、僕の記事は
「企画の意図は震災復興だ」と書いてるのではなく、
「制作する意義の1つに震災も入って来た」という話。
そこは繊細な書き方にしてあるつもりです。
最後に、北海道ロケの話は、ウチの3月22日の
スマスマ震災SP記事に書いてるんですよ。
番組中で、湖の氷の上で撮影してたと言ってたので、
すぐ南極のことだと分かりました。
撮影中止の後、テレビ映像に衝撃を受けたそうです。
ともあれ、色々と情報どうもでした。。
投稿: テンメイ | 2011年10月26日 (水) 21時37分