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震災に配慮した年賀状の挨拶文、「一陽来復」とは・・

RUN 18km,1時間22分24秒,平均心拍161

JOG 2km,12分程度

      

あぶない、あぶない! あまりの眠さに、PCの前で寝そうになっちゃった

わ (^^ゞ 大げさじゃなく、あくび50連発くらいしたな。人生の最高記録かも。

眠気覚ましに、台所へ行ってラーメン食べて来たら、余計に眠くなってしまっ

た。そりゃ、当然か♪

   

あぁ、また折角書いた文章が消えた! LANケーブルの接続端子がおか

しいのだ。もう3回目。フーッ・・ならぬ堪忍、するが堪忍。気を取り直して。。

     

昨夜は月末恒例、硬派の本格的記事を5500字ほど書いたので、明け方

までかかってしまった。色付けその他の処理、サイト内の関連記事20本

へのリンク付けとかやってると、大変なのだ。まあ、頑張ったおかげで、扱っ

作者の内のお一人が、ツイッターでウチの記事を紹介してくださった♪ 

こうゆうのは嬉しいネ。その反面、嬉しくない事も色々起きるんだけど。。

    

    

         ☆          ☆          ☆

おっと、色々つぶやいてる余裕はないのだ。もう眠いし、今週は字数制限

がキツイから、今日は短めに書き終えないとマズイ。で、簡単で読者の興

味をひきそうなネタとして、年賀状を選んだんだけど、これが失敗だった。

全然、簡単じゃなかったのだ。って言うか、もう時期的に遅いんだけど♪

私はまだ、ハガキを買っただけ。遅いわ! (^^ゞ

     

で、これから来週の火曜(27日)くらいまでの間に、ちょっとずつ年賀状を

書くつもりなんだけど、問題は挨拶文。自分自身の感覚で、「謹賀新年」と

か「明けましておめでとうございます」はどうかな・・・と思ってたら、やっぱ

り迷ってる人が多いらしい。原発事故も含めて、50年に1回あるか無いか

大災害だから、当然かどうかはともかく、迷いは自然なことだろう。

       

一番簡単で無難なのは「迎春」かなと思ってたら、22日の朝日新聞・朝刊

名物コラム「天声人語」で、「一陽来復」をプッシュしてたわけ。

      

   「・・・あいさつ言葉に迷う人が多い。『一陽来復』の四文字を選んだ

    方もおられよう。衰えの極まった太陽が復活に転じる意味で、

    から吉に向かう例えでもある。暦の上では、きょうが変わり目の

    冬至になる」。

    

大体、どこでも似たような意味が書かれてるが、やや詳しいのが三省堂

大辞林』。中国の『周易本義』が出典だと示した後、「一年を易の十二卦

(け)に配当すると、陰暦10月に陰が極まり、11月の冬至に一陽がかえ

ことから  陰暦11月または冬至のこと」とか書いてある。ここで「一陽」

という言葉に引っ掛かったのだ♪

     

 (☆追記: 同じ三省堂の『新明解四字熟語辞典』では、出典は「『易経』

        復」とされてた。最後の「復」の意味は不明。2つの出典のど

        ちらが正しいのかについても、まだ未確認。)

        

易(えき)の大枠的な考えは、古代中国の『易経』繋辞上伝によるものらし

い。詳しくは知らなくても、陰と陽が混じり合ったり反転したりという話は聞

111222

  いた事があるし、イメージ的にも分かる気がす

  る(左はウィキメディアの太極図、「陰陽魚」)。

  だから、「陽来復」なら分かるのだ。陽がまた

  来るってことだろう。でも、「一陽」の「一」は何なの

? ここでマニアックブロガーは躓いてしまったのだ。単なる手抜き記事

用のコネタだったはずなのに (^^ゞ

        

時間もパワーも無い中、あちこち流し見してみたんだけど、明解な答

当たらない。ただ、旧約聖書とかにも見られるような、原初的な混沌状態

(カオス)を太極(上図参照)と呼び、そこから2つの状態が現れた様子を

一陰一陽」(=両儀)と呼ぶらしい。その後、それぞれにまた陰陽二分割

が生じて、「二陰二陽」(=四象)の四分割(陰の陰、陰の陽、陽の陰、陽の

)になり、さらにそれぞれ二分割で、結局は八分割の「八卦」となる、とか

いうお話。

          

111224

       

           

何ともビミョーな話だけど、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」♪ 信じる者

は救われるって所か。おそらく、八卦の内の一番上の乾(or 天)「陽の

の陽」で、陽の極みってことじゃないかな。上図の左端。一方、陰の極

みが右端の「坤」(or 地)。だから、サイコロ一振り(=一擲)で大勝負す

るような賭けを、「乾坤一擲」(けんこんいってき)と言うわけだ。

       

    

         ☆          ☆          ☆

とにかく、総合的に理解するなら、「一陽」とは「陽の最初」と考えとけば、

当たらずとも遠からず、無難な解釈だろうと思う。陰陽の対立の最初が

一陰一陽だし、陰の極みから陽に転じる時であれば、陽の最初という表

現にふさわしい。まあ案外、「陽来復」だと三文字で、ゴロも見た目もイマ

イチだから、先頭に簡単な漢字を一文字くっつけただけなのかも。「来々

軒」との差別化とか♪ そりゃ、バチ当たりか。

        

ともあれ、今年は日本もヨーロッパも、暗いムードが支配した一年だった。

つい先日は、東アジアでも不幸。。来年こそは、「一陽」から陽の極みへと

向かって欲しいもんだ。

           

なお、all about(オール・アバウト)では、「一陽来復」の他に、「謹んで新

年のご挨拶を申し上げます」、「新春を迎えて皆様の御多幸をお祈り申し

上げます」などの挨拶文を推奨してた。フツーの人に出す時は、そういっ

た文の方がいいだろう・・・って書くのは失礼かも♪ ではまた。。

    

      

    

         ☆           ☆          ☆

・・・じゃないだろ! 最後に、今夜の走りについて♪ 今週は、他の事を優

先してサボリまくってたから、流石に今夜は走らなきゃなんない。まず、バッ

テリーのためだけにバイクに乗って、駐車場までの往復ジョギング2km

こんな細かい走りも、セコくカウントするのだ♪      

        

その後、しばらくPCをいじったり、ノンビリ着替えた後、5日ぶりマトモな

ランニング。気温2度だから、脚が寒くて、ゆっくり走る気がしない。ロング

タイツ2枚履きも考えたけど、休養たっぷりだから、1枚だけ履いてスピード

を出すことにした。

   

ところが、最初からどうも調子が悪い。調子の問題なのか、あるいはサボ

リ過ぎで持久力が落ちて来たのか、ビミョーだけど、冬のこの時期異常

に心拍が高くなるのは、何度も経験して来たことだ。本気で走ってる訳で

もないのに、簡単に心拍160を超えて、終盤はレース並みの170超。ラ

スト近くの最大心拍は175! レースは別として、最近だと滅多に見ない

数字だ。明らかにおかしい。

       

トータルでは1km4分35秒ペース。平均心拍161のわりには凄く遅いね。

川口マラソン直前の18km走だと、平均心拍158で1km4分25秒ペース

だったのに。ま、気にせず、徐々に調子を取り戻して行こう。冬来たりなば、

春遠からじ。陰が極まれば、「一陽来復」となるのだ♪ 900年前中国の

儒学者・朱子を信じてみよう。

    

ちなみに今日は、天皇誕生日。78歳のお祝いで、25000人が一般参賀

に訪れたとのこと。退院後、まだ日が浅いのに、ベランダに3回立たれたそ

うだ。こちらも一陽来復をお祈りしとこう。ではまた。。☆彡

      

          

  往路(2.45km)  12分26秒    心拍138 

  1周(2.14km)  10分09秒       152         

  2周           9分47秒       159     

  3周           9分37秒       165

  4周           9分27秒       168

  5周            9分37秒       168

  6周           9分28秒       171

  7周(0.26km)   1分13秒       171

  復路          10分40秒       169     

計 18km  1時間22分24秒  心拍平均161 最大175(ゴール前)

               

                    (計 2867文字)  (追記:82文字)

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