レースから2週間ぶりのスピード走&ドラマ評色々(ベム9話ほか)
RUN 12km,52分20秒,平均心拍158
JOG 2km,12分程度
ホントは今夜は、「人生いろいろ」とでも題して、ブツブツ書きたい事が2つ
あるんだけど、昨日かなり長いボヤキ系記事を書いたばっかだし、ガマン
することにしよう。「ならぬ堪忍、するが堪忍」。人生の基本なのだ☆
川口マラソン終了後、天文学的に溜まった用事を少しずつ片付けてる。今
日は1ヶ月ぶりくらいに、バッテリーのためだけにバイクの街乗りを決行♪
冬は寒いから、厚着しなきゃ乗る気にならないし、何度も書いてるように、
駐車場がやたら遠いのだ。片道で、歩くと13分、ジョギングでも6分くらい
かかる。で、往復ジョギングで2kmほど距離を稼いだってわけ。セコイ!
ま、オートバイの駐車場なんてものはほとんど無いから、これでもラッキー
かも・・・とポジティブ・シンキングしたいけど、ウチの近所ではいまだに無
料の路上駐車があったりする (^^ゞ 何で怒られないのかね? ま、以前
は警察もまったく黙認だったのに、最近はバイクどころか自転車でさえ、
処罰される時代になってるのだ。
とにかく、日が落ちる直前、バイクのバッテリーをほんの僅かに充電した
後、色々と時間を取られて、ようやく走り始めたのが20時前。21時から
ドラマを見るのが「義務」(笑)なので、その前に帰宅する必要がある。ト
ロトロ、10kmジョギングかなと思ってたけど、余りに下半身が寒くてスタ
スタ走り出してみると、意外に脚が軽い。心は鉛のように重いのにな (^^ゞ
ま、最近ロクに走ってないから、筋肉の疲れだけは少なかったんだろう。
公園に到着した時点で、これは飛ばせるなと思ったから、1周目から加速。
実は、気温4度で下半身が冷えて、トイレに行きたかったって事情もある。
小の方ね。そりゃ、余計か♪ 飛ばすのはレース以来2週間ぶりだし、今
でも歩くだけで左ふくらはぎが痛むから、ちょっと不安はあった。でも1周目
で1km4分半ペースを切って、ちょっと痛む程度だったから、2周、3周と
更に加速。1km4分10秒まで、気持ち良く持って行けた。ハーハーゼー
ゼー、心拍も170超、心肺的には余裕がなかったけど、脚はまだ余裕。
そのまま、いい感じで帰宅して、トータルでは1km4分22秒ペース。おぉ、
上出来、上出来。信号休みが5回もあったから、1回2秒、計10秒プラス
してある。実際のタイムだと、1km4分21秒ペース。靴もジョギングシュー
ズ、上も4枚着てたから、別に本気で頑張ったってわけでもない。時間さえ
あれば、もう1周はラクに走れたのにな。まぁ、明日また走るとしよう・・・と
言いつつ、晴れの予報だから自転車にするかも。何でも屋はやる事が多
くて大変なのだ。退屈しないけどネ。。
往路(2.45km) 12分01秒 心拍139
1周(2.14km) 9分31秒 157
2周 9分03秒 165
3周 8分54秒 169
4周(0.68km) 3分02秒 171
復路 9分49秒 164
計 12km 52分20秒 心拍平均158(86%) 最大175(ゴール前)
☆ ☆ ☆
では、今日はこの辺で・・・と書くと、記事タイトルがウソになっちゃうわな♪
「&」以下の後半を消して寝たい所を頑張るのが、ブロガー魂ってものか。
いや、正直言うと、ベムより朝日新聞・夕刊の話を書きたくなったわけ♪
今は年末だから、文化の世界の1年を振り返る「回顧 2011」シリーズが
掲載されてて、今日(12月17日)は「放送」。大見出しは「絆問う再生の
物語続々」、小見出しは「書き下ろし充実 高画質生かした表現」。
記事全体は、星野学記者による執筆。他に「私の3点」と称して、3人の専
門家が3点ずつ、計9本の作品を挙げてる。
まずは、記者の文章から。「放送」の回顧のはずなのに、なぜかドラマの
話が大半で、まずは松嶋菜々子『家政婦のミタ』。「三田が働くのは、母親
の自殺で崩壊寸前の家庭。その姿が、東日本大震災後の迷走する日本
にどこか重なる」。震災ドキュメンタリーに限らず、「ドラマでも、絆の最小
単位である家族が関心を集めたことはうなずける」。まあ、例年と比べて
どうなのか、私は見てる本数が少ないこともあって、よく分からないけど、
少なくとも今年、あるいは今年も、家族の絆が重視されたのは確かだ。
朝日も書く。「たとえば・・・『マルモのおきて』。・・・・・・描かれるのは家族の
愛情そのもの。我が子への虐待事件が絶えぬ中、血縁が規定する家族観
へのアンチテーゼに映る」。ちなみに「アンチテーゼ」とは、反対の考えとい
う意味。古くてお堅い学問用語をサラッと入れる辺りが、朝日らしさかも♪
つまり、家族はフツー、血縁関係でつながってるけど、マルモは血縁のない
家族の愛を描いてて、家族観を再考させるキッカケになってた、と言いたい
わけ。まあ、阿部サダヲ、芦田愛菜、鈴木福の3人の魅力が絶妙だったか
らこそ、ヒットしたんだけどネ。
更に、『JIN-仁-』などの名前を挙げた後、『それでも、生きてゆく』を評
価。私は全く見てないけど、平均9.3%の視聴率よりは遥かに評価が高
かった作品だろう。殺人事件の加害者家族と被害者家族。東京ラブストー
リー(1991年)と同じスタッフ(脚本・坂元裕二、演出・永山耕三、主題歌・
小田和正)。「20年を経て彼らが世に問うたのは、虚飾をそいで人間の深
奥へ沈みゆく旅だ。光と闇の対比で心象風景を描く場面が印象に残る」。
「虚飾」って、どのドラマのことかね♪ 『東京ラブストーリー』は意外と地味
な恋愛ものだけど。まあ、坂元も永山も好きだし、私が『それでも』を見てた
らハマったかも。ミタやマルモより興味はある。ただ夏の放送だから、私は
暑さや自転車との闘いで大変だったし、木曜22時というのは全くテレビを
見ない時間帯なのだ。とにかく、ミタ、マルモ、それでも、3つともオリジナ
ル脚本って所は素晴らしいし、朝日も「テレビの担い手が意地と誇りを作
品に刻んだ年としても記憶されるだろう」と絶賛してた。
そして最後が、超低視聴率のマニアック・ドラマ、『鈴木先生』☆ ウチが今
年、唯一かなり真面目に扱った異色の学園もので、内容も過激だし、メガ
ネをかけた長谷川博己の魅力と存在感が強烈だった(『ミタ』とは大違い)。
朝日は当時からこの作品を評価してて、今回は論評抜きだけど、日本民
間放送連盟賞・テレビドラマ部門・最優秀賞に輝いたことを報告してた。『月
刊民放』10月号で発表、11月1日の全国大会で表彰。優秀賞は、『Q10』
や『フリーター、家を買う』など。
一方、専門家3人が選んだ「私の3点」の内、ドラマ「関連」は以下の通り。
碓井広義(上智大教授・メディア論)、『鈴木先生』。中町綾子(日大教授・
テレビドラマ表現分析)、『デカワンコ』、『それでも、生きてゆく』、『しあわ
せのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”』。丸山タケシ(テレビ評論
家)、『ミタ』、『南極大陸』。どうでもいいけど、今やっと気付いたわ。『デカ
ワンコ』って題名、下ネタだったのか。。♪
☆ ☆ ☆
では、今日はこの辺で・・・と書くとヒンシュクなのか(笑)。ハイハイ、『ベム』
第9話ね。今までと違って、事件は起きず、過去の壮大な種明かしの回になっ
てた。簡単にまとめとこう。
まず、「早く人間になるんだよ♪」と温かい声を掛けながら、人間を造り出そ
うとしてた博士が、実験室で突然死。その時まず、緑色の液体の中で「悪」
の性質を持った部分がビーカーから脱出して、博士の死体に侵入。「名前
の無い男」となる。一方、残された部分、つまり「善」の性質を持った部分は、
3つに分裂して、ベム、ベラ、ベロになる。
名前の無い男と、妖怪人間3人は、しばらくお互いを知らないまま、今と同
じような生活をしてた。前者は、緑色の液体を人間の目に流しこんで、悪
の部分を解放する。後者は、冷たい仕打ちを受けながらも、人間を助けつ
つ、生みの親らしき博士を探す。ある時、両者は遭遇して、分かり合えな
いまま対決に。名前の無い男は深手を負い、ベロ達は記憶を失う。
そして今夜。名前の無い男は、人間になる方法を3人に明かした。3人が
彼の本体(=緑色の液体)を受け入れること、つまり善と悪が一体になる
ことで、人間になれるとのこと。果たして。。
☆ ☆ ☆
さて、このストーリー。筋は通ってるし、私が前回書いた「性善悪説」に基
づいたものだから、理屈としては受け入れやすい。これまでの物語とも整
合的、つじつまが合ってる。ベロはともかく、ベムやベラが悪の部分も持っ
てるのは、もともと悪と一体だったということで説明できる。そんなにキレイ
に分裂できるはずはないし、そもそも化学的に分離したんじゃなくて、悪
の部分が先に生きようとしただけ。当然、ビーカーからの脱出の際、悪の
一部は取り残されただろう。
ただ、演出がかなり地味なのは内容的に仕方ないとして、話があまりに荒
唐無稽、現実味がなさ過ぎるのは気になる所。よく知らないままイメージで
言うと、アニメ、ゲーム、ライトノベル的かな。
つまり、人間になり切れない変わった存在ということなら、生き辛さを感じて
る普通の人間の比喩とも考えられるし、あえて書かないが、他にも現実的に
とらえることは可能。でも、液体が生きようとして無理やり逃げ出したとか、
死体に侵入して仮の姿を得るといった話は、相当ファンタジックな話だ。そ
れでいて、単なる緑色の液体だから、魅力、インパクト、華々しさにも欠け
てる。おまけに、合体したがってる相手は、身体だけ見ると冴えない老人だ
(失礼♪)。
来週の最終回で、補足的な説明があるとは思うけど、今回の時点では、ど
うして善と悪が一体になると命が有限になってしまうのか分からない。それ
より逆に、むしろベム達の身体に残ってる、僅かではあっても強烈な悪の
部分を捨て去れば、人間になれるような気もしてしまう。つまり、強烈な悪
のエネルギーを心の奥に秘めてるからこそ、それを抑えきれないし、出て
来た悪は醜い姿となる。こう考えた方が自然だろう。だから来週は、なぜ
悪と合体すると、妖怪人間の外見的醜さが消えるのか、説明が欲しい。
ふと思い付いたけど、亀梨和也と杏じゃなくて(笑)、ベムとベラが合体する
とどうだろう。そりゃ、ベロが見てるから無理か♪ じゃあ、妖怪人間がこ
のまま人間世界でしばらく生きて行くのはどうか。周囲は悪に満ちてるん
だから、緑色の液体など取り入れなくても、自然に人間になれるはずだ。
実際、先週の夏目(北村一輝)は、液体なしで悪の心を解放してた。そし
て、悪の中で生きていれば、妖怪人間の心の奥に潜む悪も、徐々に増大
して行くだろう。その結果、人間になれるんじゃないか。
私は最初の頃、ベムの最後は「妖怪人間の死」だと書いた。典型的なイ
メージとしては、経緯はともかく、最後に3人が液体に戻る。液体で始まっ
て液体で終わるのだから、形は出来るし、苦悩の世界を断ち切ることも出
来る。そもそも、人間になりたい理由が弱いわけで、単に博士の言葉「早
く人間になるんだよ」の記憶が残ってるだけかも知れないのだ。液体に戻っ
た後は、そのままでもキレイだし、遠い未来に本物の人間として生まれ直
すのもOK。
ただ、おそらく最終回の後、SP(スペシャル)や映画の構想が出てるだろ
うから、少なくとも来週、液体に戻ることはないはず。かと言って、敵役の
名前の無い男、つまり悪と合体して人間になって終了・・・という訳にもい
かない。となると、しばらくはこのままの生活を続けるしかない。ベムの理
屈としては、例えば、「確かに悪は、消し去る事ができないが、決して自ら
選び取るものではない」といった所か。。
☆ ☆ ☆
最後に、順番が逆になったけど、恒例の今週の「総評」(笑)。もちろん、全
くダメだ。小春(石橋杏奈)の開放的な写真が幼すぎる♪ あそこまで行か
ずに、中学生くらいで留めとけば良かったのだ。コラコラ。って言うか、太り
過ぎで、現在の小春まで太めに見えてしまったほど。ま、「生まれる時まで
親に迷惑かけたのかい」とかいう、ベラの突っ込みは笑えたけど♪
という訳で、今度こそ本当に終わりとしよう。来週はクリスマスイブだから、
残念ながら私はドラマを見ることが出来ない・・・と書いてみたいな♪ みん
な、リアルタイムで見るのかね。あっ、今年の『さんま&SMAP 美女と野
獣のクリスマス』は12月25日にやるのか。あれは毎年見てるし、さんまは
大好きだから、なるべく見るようにしよう。
長過ぎて、明日の字数が困るかも (^^ゞ では、今夜はこの辺で。。☆彡
(計 5097文字)
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コメント
こんばんわ~~~~~
私のイケイケブログにコメントサンキューでございます。
必死で頑張っている様に見せかけていますが・・・
実は・・・・・・うつ真っ只中です
テンメイさまは凄い疲れて居る時とかも1人突っ込みして
面白い文章を書けるのは何でですか?????
私、テンメイさまの自分突っ込み、大好きです。
面白い、真似てみたくなるけど、私が私のブログでやったら
非常に浮くと思いますし・・・どの部分で突っ込みしたら
いいのか、分かりません。
カメちゃんって、世界一綺麗だよね~って
それは自分だっちゃーの
こういうのが1人突っ込みですか?
いや・・・やっぱりこの支離滅裂な文章、私はまだまともでは
無いみたいです。
明後日、X’masイブですよ
ベム、どーなりますか
録画率が高くなるでしょうか?
ミタさん、40%って、私初回観てから、合わなくて
観てなかったんですが
そんなに傑作だったんですか?
昨日(一昨日)テレビの間中、ミタさんのスポットが
マインドコントロール並みに入っていて
ベムも今週、最終回なんですが・・・
40%だとお祭り騒ぎなんですね・・・
でもベムだって、悪くは無いですよね
今夜もちょっと薬を多めに飲んでしまったので、寝ます。
テンメイさまも夜は寝るためにあるのですからね
投稿: みに子 | 2011年12月23日 (金) 00時23分
> みに子さん
こんばんわ
いきなり珍しい絵文字を入れてますネ。
shadow=影。
藤木ファンなら『私はシャドウ』で分かるんだけど、
入力表のすぐ上にある「shine=星」と間違えたのかな。
あるいは、暗い状況を示してるのか。。
「テンメイさまは凄い疲れて居る時とかも1人突っ込みして」。。
あれは、疲れを解きほぐすセルフ・マッサージです
自分突っ込みを褒めてもらえると嬉しいですネ☆
みに子さんがチャレンジして書いたのは、
「カメちゃんって、世界一綺麗だよね~って
それは自分だっちゃーの」
これは、突っ込みの前の「ボケ」ですよ
この後、自分で「コラコラ!」とか突っ込んで、
初めて自分突っ込みの形に一応なる。
ただ、女性が自分の容姿を自分で褒めるのは、
すごく打ち解けた仲じゃないと難しいでしょう。
不特定多数が相手だと、反射的な反感を買いやすい。
高くない自分の持ち物とか、飼ってる動物、
自分で描いた絵、そういったものなら、
自分で褒めて自分でツッコミを入れてもOK。
あるいは、「亀ちゃんと2回も目が合った~~(笑)」とか♪
可愛くて罪のないボケに、「(笑)」で軽く突っ込むわけ。
同じようでも、「亀ちゃんが私ばっか見てた~」だと、
反感リスクが少し上がるかも。
いや、僕はよく知らない別世界だけど ^^
話変わって、イブのベム
最近は、おうちでクリスマスっていうのが普通になってるから、
そんなに録画率が上がることもないでしょう。
21時からだしネ。
ミタさん、40%は驚きました
瞬間最高かと思ったら、まさか平均視聴率とは。。
僕も、途中で1回だけ見て、「笑えるな」でおしまい。
『もしドラ』もそうだけど、最近は一部のものに
人気が集中する傾向が強いですね。
共通点は、「わかりやすさ」と書いとくと無難かな♪
スポット宣伝の威力もあるんだろうけど、
制作サイドでさえ驚いてるでしょう。
今後のドラマ作りへの影響が気になる所。。
もちろん、『ベム』も十分な出来
9回裏、起死回生の同点ホームランって感じかな。
あっ、野球の話はほとんど通じないのか
薬を多めに? まあ、医者の側も想定内だろうから、
危なくはないんだろうけど、気を付けてくださいネ
他の対応策を多めにってのは上手くいかないのかな。
横になって、亀のバラードを静かに聴くとか。
あるいは、ウチの難しい記事を読んで、途中で寝るとか
夜は寝るためにある。。う~ん、正論だなぁ。。
でも、子どもの頃から遅くまで起きてたから、
DNAのせいでしょう♪
「夜は楽しむためにある」(byテンメイ)
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2011年12月24日 (土) 20時56分