フラクタル図形と数列、自己相似性~高校レベルの初歩的解説
この記事は正月から書こうとしてたけど、どうしても書けなくて、今やっと書
き始めたものだ。理屈や数式はともかく、図を書くのが面倒だった。手書
きするのが面倒だけど、興味深い図形。これこそ、「フラクタル図形」(後
述)と総称されるものに対する、私の素朴な印象だ。
事の発端は、まったく関係ない話だった。ちょっとした個人的事情で、手元
にある高校数学の教科書を読み始めたのだ。『改訂版 高等学校 数学A』
(数研出版、2001)。数学Aというのは当時、普通の高校1年生にとっては、
数式、証明、数列などを学ぶ科目だった(他は平面幾何とコンピューター)。
03年以降の教育カリキュラムだと、数列は数学Bの範囲とされてる。
教科書の表紙をめくると、いきなり登
場するのが、左のような奇妙な図形。
引用したのはウィキメディアで公開中
の図で、「Sierpinski triangle」(シェル
ピンスキーの三角形)と名付けら
れてる。最初にあった黒い正三角形を4等分して、真ん中の小さい正三
角形を切り抜く。この操作を今、4回繰り返した所になってる(教科書で
は黒でなく赤)。ちなみに、元のウィキメディアの図では7回繰り返してた
から、その1部分を頂いて、少し拡大したのだ。
この図形の場合、1回操作する度に、4分の1の面積が切り取られるから、
面積は 3/4倍になって行く。だから、「公比」3/4の「等比数列」というわ
けで、簡単で興味深い具体例だろう。高校生でもすぐ解けるし、フラクタル
幾何学という難解で高度な領域への導きとしてもいい。
☆ ☆ ☆
ところが、その右側にあった図と操作は、それほど簡単ではないし、考
え方も途中の式も書かれてなかった。そこで正月早々、ノートとボールペ
ンを取り出して計算することになったのだ。
上図の後は、何番目の図形かも示さずに複雑な図形を載せて(実は4回
操作した後の F5 )、n番目の図形Fnの面積をAnとし、次の式を答として
与えてるだけだ。ただし、元の正三角形の一辺の長さを1としてある。
An=A₁-(3/5)A₁{ 1-(4/9)ⁿ⁻¹ } (n=2,3,4・・・・・・)
1回ごとの操作は、「各辺を3等分し、各辺の中央の線分を1辺とする小
三角形を」取り去る、と説明されてる。おそらく、多くの人はまず、F₁か
らF₂への面積の変化を見て、{An} は公比6/9、つまり2/3の等比数
列になるのでは、と推測するだろう。しかし、次のF₃ですぐ間違いに気
付くし、そもそも答として与えられてる式は公比2/3になってない。それ
どころか、等比数列でもないのだ。。
☆ ☆ ☆
「シェルピンスキーの三角形」と同じく、この図形もおそらくフラクタル(広義:
fractal)だろうという事は、想像がつく(厳密には定義による)。小学館『大
辞泉』と英語版ウィクショナリーによると、破片・断片の意のラテン語「fractus」
からの造語とのこと。続いて、『現代数学小事典』(講談社)をめくってみる
と、意外にも見当たらない。用語も図形も先駆者マンデルブロ(Mandelbrot;
フランス)の名もないのだ。
ちなみに彼は、造語の作
者でもあり、彼の名前が
付けられた「マンデルブ
ロ集合」はもっとも有名
なフラクタル図形だろう
(左図の黒い領域)。よ
り正確には、「マンデル
ブロ集合に含まれる複素
数全体を福素平面上に表
した図形」だ(ウィキメディ
アから引用)。集合の定義は、「漸化式Zn₊₁=Zn ²+C, Z₀=0で定義さ
れる複素数列 {Zn} が無限大に発散しないような複素数C全体の集合」。
「大きなお尻のくぼみ」の少し奥に実数0(0+0i、つまり原点)、二番目に
大きい丸の中心辺りに実数-1(=-1+0i、つまり点(-1,0))がある。
次に、ウィキペディアの「フラクタル」の項目を見ると、9つの図と共に、簡単
な説明がある(海岸線が具体例とか)。冒頭の一番簡単な説明は、「図形
の部分と全体が自己相似になっているものなどをいう(正確な定義につい
ては後述)」となってる。
ところが、後述された定義がややこしいのだ。マンデルブロによる定義は
「ハウスドルフ次元が位相次元を厳密に上回るような集合」。ただし、厳密
に定義するのは非常に難しいとも書かれていて、定義する際の問題点も
列挙されてる。個人的には、海岸線が特に自己相似だという感覚もあまり
ない。細部を拡大すると複雑になるというだけなら、現実世界の形はほぼ
全てそうだろう。拡大してなめらかになるのは、数学的世界を始めとして、
頭で考えた理想的な図形にすぎない。プラトン哲学的にはイデア的存在だ。
とにかく、今そんなに深く考えるつもりもないので、英語版ウィキを参照。す
るとやはり、冒頭の簡単な説明が日本語版より丁寧だ。直訳すると次の通
り。「でこぼこな、あるいは断片化された幾何学的形状で、各々が(少なくと
も近似的には)全体の縮小コピーとなっているような各部分へと分割可能
なもの。こうした特徴は、自己相似(self-similarity)と呼ばれている」。
☆ ☆ ☆
では、直感的には分かる気がする自己相似性について、もう少し細かく見
てみよう。先ほどの図の中央、三菱マーク
のF₂に注目する。上側のひし形(左図)
が、その後の操作でどう変化するのか。
ここから1回操作した形、つまりF₃の上
側は、上下に小さい菱形が出来てる(左
下の図)。ただし、中央に新たな図形
として、六角形が出来る。
ここからもう1回操作した図形F₄は、手
書きが面倒だったので、上側だけ描いた
後、180度回転したものと上下に連結
して作った(左下)。図を見ると、再び菱
形が小さく出来てるし、1つ前の図形(F₃
の上側)も再び現れてる。どちらも、1回
の操作ごとに、1/3の大きさ、2倍の個
数になる。
これが、フラクタルの
特徴である自己相似
なのだ。ネットや本を
見ると、複雑な図形が
掲載されてるけど、こ
れなら一応、自分でも
書けるし、「部分が全
体のコピー」という話も
明瞭だろう。
☆ ☆ ☆
一方、その図形の場合、自己相似になってない(ようにも思われる)箇所も
目立ってる。シェルピンスキーの三角形ほど完全な自己相似ではない。ウィ
キメディアにあ
る葉っぱの例を
見てみよう。葉
に注目すると、
部分が全体の縮
小コピーになっ
てる。しかし、
茎の一部を短く
切り取ると、そ
こに葉っぱはな
いから、全体の
コピーにはなってないし、茎だけのコピーにもなってない。そうした不十
分さは、シェルピンスキーの場合はないのだ。切り取った正三角形の場所
を、図形の部分ではなく、単なる空白だとみなす限りは。
自己相似が部分的に成り立ってるという性質は、次の線分を見るともっと
クリアになるだろう。あまりに簡単で面白くない例だが、広い意味で一次
元のフラクタル
図形と呼べなく
もないはずだ。
線分ABの中点をM₁とし、右半分の線分M₁Bの中点をM₂とする。この
操作を繰り返すと、線分M₁Bは線分ABを2分の1に縮小したコピーにな
る。一般には、線分Mn Bは、線分ABを2ⁿ分 の1に縮小したコピーとな
る。ただし、自己相似性は右側の部分に成立するだけで、左側の部分に
は成立してないのだ。
なお、フラクタル図形と呼ばれてるものはほとんど2次元、つまり平面的な
もので、時々3次元の立体的なものも見かけるが、1次元のものを見た覚
えはない。ところが、ウィキメディアには1つだけ、「Cantor dust」(カントー
ルの塵?)とか
「Cantor set
constr」(カン
トールの集合の
構成)と称するものが挙げられてる。2006年10月から5年間、クレーム
も削除もないのだから、フラクタルの例と思っていいのだろう。
線分を3等分して中央の部分を取り去る操作を、4回行った所まで、下から
上へと描いてる。これは、全体としては2次元フラクタルだが、一番上の水
平方向の線全体のみを見れば、1次元フラクタルとも考えられるはずだ。
もちろん、操作を4回までに留めた省略表現として。。
(追記: 左は
3次元のシェル
ピンスキー三角
形。ウィキメディ
アから頂いたも
ので、シェルピ
ンスキー・ピラ
ミッドと名付け
られてた。)
☆ ☆ ☆
最後に、例の教科書の問題の解答を示しとこう。答として与えられてる数
式からも分かるように、元の図形から一部分を取り去っていく操作だと考
えればいい。ただし、取り去る一部分の面積には、少し頭を使うことになる。
基本的な操作を、左図で確認
しておこう。図形の各辺を代表
するものとして、線分ABと書い
てある。上側が、図形の内部としよう。
すると、ABの1/3を一辺とする正三角形の面積だけ、全体の面積が減る
ことになる。また、線分AB1本が、4本(AC,CE,ED,DB)になるのだから、
1回の操作ごとに辺の長さは1/3、本数は4倍になる。さらに、1辺の長さ
がbの正三角形の面積は、普通の公式を用いるなら、
1/2×b×b×sin60°= (√3/4) b²
したがって、図形Fnの辺の長さ、辺の本数、面積Anの変化をまとめると、
下のようになる。「1回前」の辺の数だけ、小さい三角形が切り取られてい
くことに注意する(下の色付け参照)。
F₁ F₂ F₃ ・・・・・・ Fn
辺の長さ 1 1/3 1/9 ・・・・・・ (1/3)ⁿ⁻¹
辺の本数 3 12 48 ・・・・・・ 3・4ⁿ⁻¹
面積An √3/4 A₁-3 (√3/4)(1/3)² A₂-12(√3/4)(1/9)² ・・・・・
よって、図形Fnの面積Anは次の通り。
An = A₁-3 (√3/4)(1/3)²-12 (√3/4)(1/9)²-・・・-3・4ⁿ⁻² (√3/4){(1/3)ⁿ⁻¹}²
= A₁-{ 初項 3 (√3/4)(1/3)²、公比 4/9、項数n-1の等比数列の和 }
= A₁-(√3/12) { 1-(4/9)ⁿ⁻¹ } / (1-4/9)
= A₁-3√3/20 { 1-(4/9)ⁿ⁻¹ }
= A₁-(3/5)A₁ { 1-(4/9)ⁿ⁻¹ }
(Q.E.D. 証明終了)
したがって、n → ∞(無限大)の時の極限は、
A₁-(3/5)A₁(1-0)= (2/5) A₁ (∵ (4/9)ⁿ⁻¹→0 )
元の正三角形の2/5、つまり4割も残るというのは、直感的には多過ぎる
ように思われるが、数学で直感が外れるのはさぼど珍しくないだろう。。
☆ ☆ ☆
なお、この問題
で、小さい三角
形を取り去る代
わりに、外側に
付け足して行っ
た図形は、コッ
ホ雪片(Koch
snowflake)と
呼ばれるよう
だ。左図はウィ
キメディアの
gifアニメを
頂いたもの。
面積は有限だが、周の長さは無限になる。辺の長さが1/3になるごとに、
辺の本数は4倍だから、周の長さは4/3倍。これは1より大きい比(=倍
率)だから、無限になるのだ。面積なら、4×(1/3)²=4/9が1より小さ
いから、有限の値に収束する。その点は、教科書の問題でも同じこと。コッ
ホ雪片の面積は、教科書の問題と同様に考えて、引き算する代わりに足し
算すればいい。元の3/5だけ減って2/5倍に縮小する代わりに、元の
3/5増えて8/5倍に拡大するわけだ。
日本版ウィキのコッホ曲線の項目は、英語版を直訳して、「最初の7回の
繰り返しを示すアニメーション」としてるが、かなりミスリーディングな(誤解
を招く)表現だ。「繰り返し」の元の英単語は「iterarion」。この場合は徐々
に変形していく一つ一つの図形のことを指す言葉。したがって、「最初の7
つの『図形』」と訳すべき所だ。実際、例の教科書でF₁、F₂と書いてた
が、このFはおそらく、「Figure」(図形)の頭文字だと思われる。7つの図
形だから、その間の「操作=変化」は「6回」だ。
ちなみに、教科書の問題にせよ、このコッホ雪片にせよ、本来なら、無限
に同様の操作が可能かどうか、証明する必要があるはずだ。つまり、凹ま
せたり膨らませたりする時、近くの変形とぶつかってしまわないのか。もち
ろん、直感的には大丈夫そうだが、証明は差し当たりネットで見当たらな
いし、私にも出来ない。何か、高度な道具立てや技が必要かも知れない。
いずれにせよ、教科書を開いた時の個人的意図からは遠く離れた話なの
で、そろそろ元の作業に戻ろうと思う。今週の記事は、トータル19773文
字となった。それでは、今日はこの辺で。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S. 日本版ウィキペディアは、「シェルピンスキーのギャスケット」とい
う奇妙な項目名になってる。ギャスケットなどという単語は聞き覚
えが無いし、Googleで検索しても上位はシェルピンスキー関連
の日本のサイトがズラリと並ぶだけ。それに対して、「ガスケット」
なら、各種の国語辞典にも載ってるし、聞き覚えも一応あるし、ウィ
キの項目名にもある。
パイプの接合部などに挟み込む薄い板状の
詰め物のことで、様々な大きさの穴が開いて
るから、シェルピンスキーの三角形と結びつ
けられたのだろう。左は英語版ウィキより頂
いた実物写真。三角のガスケットはなかなか
見当たらない。
ちなみに英語「gasket」の冒頭の発音は「ギャ」
だが、日本では外来語のカタカナ表記として「ガ」の方が定着した
ようだ。なぜシェルピンスキーの時だけ「ギャ」なのか、その理由
までは分からない。
P.S.2 2017年10月9日のNHKドキュメンタリー
『北斎“宇宙”を描く』で、北斎とフラクタルの関連が
解説されたらしい。
(計 5370文字)
(追記 60字 ; 合計 5430字)
| 固定リンク | 0
「数学」カテゴリの記事
- 積立預金2、今でも申し込める高島屋「スゴ積み」、実質年利15%の計算式と解説&今季ハーフ3本目、まずまず♪(2024.12.06)
- ヤマダデンキの幻の積立預金、実質年利18.5%(!)の計算式と解説&7kmラン&計14kmウォーク(2024.12.03)
- パズル「絵むすび」32、解き方とコツ、考え方(難易度4、ニコリ作、朝日新聞be、2024年11月9日)(2024.11.09)
- 中国アリババ世界数学コンテスト2023予選、火の玉のコントロール、球状閃電(球電:ball lightening)の問題と解説(2024.11.05)
- NOT回路(ゲート)、AND回路、OR回路を組み合わせた設計、論理回路の問題の解き方、考え方~ 高校『情報 Ⅰ 』(2024.11.02)
コメント
テンメイ様、あけましておめでとうございます。
フラクタルの妙というものが
偶然なのか・・・そうでないのか・・・
人間を迷いの森に引き込むには
恰好の題材でございますな。
数学の不思議という意味では実に興味深い。
まあ・・・もちろん・・・悪魔の黒い脳では
深い理解には至れないのですが。
世界の縮図と拡大図の狭間で
ひっそりと営むのが悪魔の生業でございます。
宇宙の深淵に宇宙の始原があるように見える
人間の悲しい限界もまた実に興味深いわけです。
ゆらぎが放射と質量の間でたゆたう過去・・・。
そしてひっそりとブラックマターが忍び寄る未来。
もっと遠くまで。
もっとずっと遠くまで。
天使と悪魔の旅は続くのですな。
まあ・・・そういうわけで
今後ともよろしくおつきあいくださりますように。
投稿: キッド | 2012年1月 9日 (月) 00時14分
お久しぶりでございます・・・
熱田神宮初詣から体調崩していまして。
久しぶりに日にちを遡って詠ませて頂いていたら、
この日の文章は読まなければ良かった。
読んでも頭が混乱して・・・
また頭脳が活性化したら挑戦します
投稿: みに子 | 2012年1月 9日 (月) 21時25分
すみません・・・
読ませての読むの字が訂正した筈なのに、
間違っています。恥ずかしい
投稿: みに子 | 2012年1月 9日 (月) 21時27分
> キッドさん
明けましておめでとうございます
このマニアックな数学記事でのご挨拶とは、
意外と言うか、らしいと言うか♪
今年の復活は、いきなりお元気ですね☆
アンナちゃんが復活直後、飛ばしまくってたのを
ちょっと思い出します(笑)
まあ、新年&復活のご挨拶って部分もあるんだろうし、
書きまくってた時期と比べると余裕たっぷりなのかも。
とりあえず、木南晴夏と松山ケンイチを待ちながら、
足慣らし&助走に励んで頂きたいと思います♪
フラクタルというのは、物語的には、
ミクロコスモスの話と同じ構造ですよね。
「この」宇宙の一部分に、「小さい」宇宙がある。
しかし、「小さい」宇宙の中では、様々な物の
大きさの比率は普通、世界の様子も元通り。
もちろん、逆にこの宇宙が「大きい」宇宙の中に
組み込まれてると考えるヴァージョンもある。
その場合は、この宇宙の方がミクロコスモス。
ただ、ミクロコスモス的なお話の場合、その更に
内側に延々と「より小さい」宇宙があるって話は
さほど強調されないような気がします。
図に描きにくいし、頭でも考えにくい。
ところがフラクタルの場合、基本的には数式とか
プログラムだから、自動的に縮小再生産され続ける。
描画も高性能マシンなら相当なスピードと詳細さ。
コンピューター時代ならではの存在、流行でしょう。
ま、流行と言うなら、今は完全に流行遅れだけど♪
ちなみに建築界では、新たに小さな流行となってるようです。
自分で自分自身を縮小再生産するというのは、
「自己言及」とか「自己意識」の一つのヴァリエーション。
数学、哲学、情報理論その他で、慣れてる人にとっては
楽しみながら迷えるわけですが、慣れてない人にとっては
単に迷いの森に引き込まれるだけかも知れません♪
数学の不思議というのは、不思議さを感じる人間や、
さほど不思議ではないように見える現実世界との
関連において生じるものでしょう。
その意味では、本当に不思議なのは人間や現実の方なのかも。
宇宙の深淵や始原に関する理論物理学とか宇宙論は、
現実の不思議さというより、数学や人間の不思議さを
反映してる気がしますね。
やはり、「自然」ではなく「人工」的な香りが顕著。
その辺りも、いずれ記事にしたいと思ってます。
その前に、「カオス」理論や「ゆらぎ」を扱うべきかな。
見えないけれども宇宙空間を占めてるとされる
暗黒物質=ダーク・マター(orブラック・マター)も、
現実というより、人工的な虚構=作られたもの、という
側面が強いと思います。
そちらのレスによると、キッドさんは
ダークマターとして存在する予定とのこと。
でも、読者から見える記事でインパクトを与えれくれれば、
ブライト・マター=光輝物質となるでしょう☆
僕としては、むしろブライト・スターを目指したいのですが、
年内にダーク・マターと化すかも知れません(^^ゞ
とりあえず、その時までは、異彩を放つブロガー同士、
長旅を続けて行きましょう。
こちらこそ、よろしくお願いします。
ではまた。。
> みに子さん
こんばんは 毎度どうも♪
僕が、初詣を勧めるコメントをそちらで書き込む間に、
初詣の記事がアップされてたようですね (^^ゞ
奇妙なすれ違いになったようで、失礼しました。
熱田神宮の初詣から体調を崩したんですか。
そりゃ、熱田神宮の天照大神も苦笑してるかも
あるいは、ちょっと休むようにっていう、天の配慮とか
で、病み上がりの身体と頭で、この記事にチャレンジ。
う~ん、それはちょっと厳しかったかな
混乱っていうか、不安になったり、気持ち悪く
なったりしたかも知れませんね。
好き嫌いの分かれる話だし、そんなに
無理して頑張らなくてもいいですよ。
・・・っていうのが、天命(=テンメイ)の配慮です
他にいくらでも、頭を使う記事はあるしね♪
まあ、脳トレ用マニアックブログってことで、適当な記事を
お好みで選んでトレーニングすればいいかも。
で、「詠ませて」が間違いで、ホントは「読ませて」?
いやぁ、僕としては、「詠ませて」の方が嬉しいな
イメージ的に、文学の香りが漂ってて。
基本的に、読者のコメントを僕が修正するって操作は
やらない事にしてるので、そのまま掲載しました。
例外扱いで修正するほどのミスとは思わないので、
悪しからずご了承を♪
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2012年1月10日 (火) 22時06分
本年も宜しくお願い致します。
An=A₁-(3/5)A₁{ 1-(4/9)ⁿ⁻¹ }、辺の長さ/本数、△の面積の表があって解りやすいです。確かに直感とはすこし違いますね。ブログの最初のシェルビンスキーの三角形は底辺の長さは元の2倍になる事は直感に近いですね!! ”無限に同様の操作が可能かどうか、証明する必要があるはずだ””→私も見たこと無いです、自明では乱暴ですよね。
投稿: gauss | 2012年1月11日 (水) 20時49分
> gauss さん
こちらこそ、本年もよろしくお願いします。
直感だと、面積は2/5というより、
2/6か2/7くらいに感じますよね。
取り去る部分の総和が、意外に小さい。
逆にコッホ雪片だと、プラスする部分の
総和が意外に小さいようです。
シェルピンスキーの三角形の底辺の長さが2倍?
文字通りの底辺は1倍(元通り)だし、
辺の総和は無限大に発散しますよね(公比9/6)。
底辺に沿って出来るギザギザの長さの事ですかね。
それなら確かに2倍ですが、最初の変形から
ずっと2倍のまま一定です。
無限の操作可能性については、後で
もうちょっと考えてみるつもりです。
教科書の問題とコッホ雪片、両方をまとめて
簡単に証明できそうな気もして来ました。
証明できたら、ここに追記するか、新たに
記事を書くつもりです。
マニアック過ぎて、読者がやたら少なそうですが。。♪
投稿: テンメイ | 2012年1月12日 (木) 20時28分