『最高の人生の終り方』第2話、軽~い感想♪
あぁ、やるべき事がさっぱり終ってないのに、1日が終ろうとしてる。1日な
らともかく、これが一生だったら、葬儀屋を出た後、あの世で魂が後悔す
るのかね。って言うか、妖怪人間ベラ(杏)はその後、人間になれたのか♪
あちこちでサックス吹きながら生活。昔のさすらいの名残りもあって、ピッ
タシかも。人間の心臓を貰って、生まれ変われたわけネ。
という訳で、今夜もまたテレビ関連の記事になってしまった (^^ゞ もうドラ
マは無視して走りに行こうかなとも思ったんだけど、実は前回のレビュー、
アクセス解析をじっくり見ると、熱心な読者が大勢いらっしゃったのだ♪
10分以上かけて読んでる方は多いし、1時間以上の方も何人もいらっしゃ
る。お堅い数学記事とかならともかく、ドラマ記事だとかなり珍しい。ま、後
半の内容が難しめだったしね。
もちろん、途中でPCから離れてる可能性もあるけど、リロードとかアクセス
の中身を見ると、ホントにずっと読んだ後、他のレビューに移動してたりする。
そういった第1話レビューのアクセス状況をチェックした後、第2話の放送を
見ないってことも難しいので、一応見てしまったわけ。その他諸々、結局走
りに行けなくなったし、仕方ないからドラマの感想でもつぶやくかって感じだ。
前回みたいな本格的レビューではないし、甘口でもないので悪しからず。。
☆ ☆ ☆
さて、『最高の人生の終り方』第2話。物語の中心は、「無縁仏」になりそう
な青年・クラキ(倉木?=玉森裕太)の遺体。「お清め=お浄め」のビール
券のおかげで(賄賂♪)、警察から井原屋に回って来るらしいけど、儲け
にならないどころか損の可能性もある。警察とのつながりは、物語のポイ
ントの一つだから、脚本的にどうかなって気はするね。
どうも、これまでの2話を見た感じだと、葬儀屋と警察の結びつけ方がぎこ
ちない。企画とかアイデアを上手く生かせてないのだ。最後の犯人逮捕&
一本背負いも、オマケみたいな形での挿入になってる。『ラッキーセブン』
第1話、瑛太 vs 松潤の熱い格闘シーンとは大違いだ。
美しい富士山の麓まで、真人(山下智久)と優樹(榮倉奈々)を旅行させた
かったのは分かるとして、オチの付け方、榮倉の演技、ビミョーなものがあっ
た。折角の二人旅が、写真をめぐる謎解きゲームになってて、驚きも必然
性も足りないし、ラブラブ・ムードを漂わせてる訳でもない。ラブラブなのは
依然として、「あずあず」との写真だけなのだ♪(携帯の壁紙)。あとは、桃
子(大野いと)と担任教師(黄川田将也)のラブホテルとか。そりゃ、別の
話か。あの先生、まだ31歳の俳優なんだね。
とにかく、あの微妙な二人旅を見てると、何とかして一人旅との関連や対
比を作りたかったんだろうな、と考えざるを得ない。一人旅とはもちろん、
山Pのアメリカ横断旅行のことだ。そりゃ、日テレの深夜番組『ルート66』
か♪ そうじゃなくて、真人の腹違いの優しい兄・健人(反町隆史)の家出
もどきと、「行旅人」としての倉木の5年間だ。
晴香(前田敦子)が念仏みたいに唱えてた法律名は、録画してないから
ハッキリしないけど、おそらく「行旅病人及行旅死亡人取扱法」(こうりょ
びょうにんおよびこうりょしぼうにんとりあつかいほう)だろう。「無縁仏」
は、この世の縁(供養する人)が無くなった仏様だけど、「行旅死亡人」
は身元不明の人だから、さらに淋しい雰囲気が漂ってる。
そこを救いあげて、最高の人生の終り方へとプランニング、温かく「逝っ
てらっしゃい」と声をかけるのが山Pらの役目なんだけど、クラキの描き
方がまたビミョー。「結局、半ばストーカーだったんじゃないの?」って思
いが残ってしまったのは、私だけじゃないだろう。
もちろん、相手の怜奈(杏)は最愛の妹の心臓を移植した相手だし、最後
は「ストーカーではなかった」って結末になったけど、彼の行動は、「生存中
の最後の5年間には」ストーカーに近いものとして描かれてる。ドナーの家
族としての倫理的にもしっくり来ないわけで、名前抜きの1回だけのやり取
り(サンクスレター)なら、遥かにスッキリしてたと思う。
最後だけ、命懸けで怜奈を助けて、死んだ後に賞賛や感謝を示されても、
どうも腑に落ちないのだ。あれならむしろ、単なる一人旅の青年が、正義
感から命を落としたって筋書きの方が感情移入できただろう。あるいは、
うっかりミスから車を海に落としたとか。そりゃ、『ビーチボーイズ』の旅人、
反町=広海か♪
☆ ☆ ☆
ちなみに、全体のテーマの統一感に関しては、まずまずだと思う。つまり、
「ちょっとお節介くらいが、ちょうどいい。人間関係っていうのは」ということ
だ(by 岩田=山崎努)。「ちょっと」のさじ加減の難しさはさておき。
怜奈をかなり近くで「見守り」続けたクラキも、その身元を調べ回った真人
&優樹もお節介。そのキッカケを作った「ヒマ」な「タヌキじじい」、岩田もお
節介だし、キャバクラで稼いでる女(岡本玲)に実家から盗んだ金を貢ぐ
隼人(知念侑李)もお節介なのだった。ラブホで女生徒に手取り足取りの
個人授業を行ってる男性教師もおせっかい過ぎてヤバイだろう。あれは、
「おちょっかい」かも♪
単なる小市民ブロガーとしても、脚本家・渡辺千穂にはまだ色々とお節介
の口出しをしたい所だけど、女性ファンはP様を味わえれば十分なのかも
ね。今までのドラマには無かった、新鮮な山Pの描き方にはなってる☆ コ
ミカルでトボけてて女好き。『プロポーズ大作戦』の純な少年ともまた違って
る、フツーの20代男性だろう。顔のキレイさは別格として。
最後に、日テレのスタッフにもお節介を焼いとくと、米国の「国道66号線」
はテキサスも通ってる道路だ。『ルート66』のBGMとして、山Pが歌うドラ
マ主題歌『愛、テキサス』をさりげなく流したりすると、ファンは喜ぶんじゃ
ないかね。偶然にしては出来過ぎの曲名だから、ジャニーズ事務所もそ
うゆう考えを密かに持ってる気がする。なお、第2話の視聴率は14%台
と予想しとこう。。
☆ ☆ ☆
あぁ、こんな記事を書いてる場合じゃなかったよなぁ。私はまだこれから、
家でお仕事しなきゃ寝れないのだ。「もっと手抜きして、さっさと書き終え
て仕事しなさい!」っていう、周囲のお節介が欲しかった所かも♪ そりゃ、
マザコン的発想か。
ちなみに、あちこちのお地蔵さまとかを回るとお菓子を貰える西日本の
行事は、おせったい(接待)だ♪ それでは、今夜はこの辺で。。☆彡
P.S. 第2話視聴率は大幅ダウンで11.0%。脚本その他に恵まれな
い中、ここからが山Pの底力の見せ所だろう。。
cf. 愛と死を目指して生きる~『最高の人生の終り方』第1話
リハビリ・ウォーキング&珍しくテレビの連続流し見♪ (最終回関連)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山P=山下智久『ルート66』、男のアメリカ横断一人旅が熱い☆
山P=山下智久主演ドラマ、視聴率の推移(野ブタ~最高の人生)
(計 2846文字)
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