ネット安息日(=禁止デー)の記事を見て、ネットを飛び回った夜♪
今夜はまず久々に、「同期の桜」ブロガーのアンナちゃんについての話題♪
今日の「別宅」ブログ・「ココニイルヨ」の記事で、ウチの話を書いてくれてる
のはいいんだけど、気になる箇所が2つあった。1つ目は、話の入り方。
「タイムマシンで昔にも行ってみたいし。
いろんなところに行きたい。
昨日久しぶりにテンメイさんのブログを見た(ゴメンの絵文字)
ゴメン。。。」
コラコラ。ウチはタイムマシンで行く所かよ!と突っ込みを入れとこう♪ 過
去の世界どころか、6年半もの間、毎日更新中の現在進行形ブログなの
だ。どうせなら、「テンメイさんのブログを見るのが日課。いつ見ても、タイ
ムマシンで未来に行くみたいに新鮮♪」、とか書いて欲しいもんだネ。
もう一つは、「テンメイさんのブログは、何故か会社のPCからだと固まる」。
似たような指摘は何度か受けてるんだけど、私自身は、あちこちからウチ
にアクセスして、一度も固まったことが無い。せいぜい、最初の表示に5
秒ほどかかる程度のこと。たまに止まるけど、リロード=更新すればOK。
10年以上前のPCでも大丈夫だったから、必ずしもPCの古さの問題じゃ
ないと思う。アンナちゃん、ブラウザをFirefoxとかGoogle Chromeに
変更してみたらどうかな。眠いからイヤ? あっ、そう♪
あと、「2月14日の夜はいつもの場所でね」とか書くと、また事件になるの
か(爆) 人呼んで「嵐を呼ぶ男」なのだ。57年の石原裕次郎か! 古っ♪
☆ ☆ ☆
おっと、前置きが長くなって来たから、本題に移ろう。と言っても、この本
題自体が、もともと手抜きのコネタのつもりだったんだけど♪
事の発端は、たまたまHPで見かけた日経新聞のコラム「春秋」。朝日で
言うと「天声人語」にあたるもので、お堅い経済新聞のわりには結構面
白いネタをよく書いてる。2月7日のコラムでは、金曜の夜から月曜の朝
まで、パソコンをネット接続から切り離す個人的実験の話が書いてある。
最近邦訳が出たウィリアム・パワーズ『つながらない生活』(プレジデント
社)が元ネタらしい。
ちなみに原著は、William Powers “Hamlet's Blackberry: A Practical
Philosophy for Building a Good Life in the Digital Age” (HarperCollins)。
直訳すると、『ハムレットのブラックベリー: デジタル時代の良き生活を作
り上げるための実践哲学』。前半の意味がなかなか分からなかったが、ブ
ラックベリーとは欧米のビジネスマン中心に人気のスマートフォンで(日本
ではNTTドコモ)、それを前にして「使うべきか、使わざるべきか?」と悩む
姿を、ハムレットの「生きるべきか、死ぬべきか」に喩えたものと推測する。
普通にタイトル前半を訳せば、「スマホの賢い使い方」とかだろう。
話を日経のコラムに戻すと、要するに、ネットは便利だけど「距離」の取
り方が問題だという話で、米国では「『ネット安息日』を儲ける人が増え
たと先月の本誌記事にある」、と書いてあった。
これを見て、なるほどと思ってネット接続を切るようなら、こんな話は不要
なのだ♪ 逆に、そこからネット上を調べまくってしまうのが、ネット中毒、
あるいはネット依存症(IAD: Internet Addiction Disorder)ってもの。開き
直って言うようなことでもないか。
「先月の本誌記事」が、日経1月24日の海外記事「安息日設け 脱ネット
依存」(滝口範子)を指すということはすぐ分かったけど、そこに書いてあっ
たハリスバーグ科学技術大学の禁止実験については、日本語だと情報
が見当たらないし、英語の検索もなかなか上手く行かなかった。
しばらく頑張ると、米国メディア(または英語メディア)の記事が沢山出て
来て、元の「Harrisburg University of Science and Technology」自体の
記事も発見。なるほど、2010年9月13日~17日の間、フェイスブック
やツイッターなど、有名ソーシャル・メディアへのアクセスをブロックしたら
しい。ただし、携帯や自宅からのアクセスは出来たようで、実際にどの程
度の「安息日」(or 禁止デー)になったのか、ちょっと怪しい部分はある。
☆ ☆ ☆
ただ、ネットやソーシャルメディアの功罪、メリット&デメリットをあらため
て自覚する機会には、ある程度なったようだ。例えば、学生の44%、教
職員の76%が「何か(something)}を学んだと答えてる。また、33%の
学生が、ストレスが減ったと答えたそうだ。まあ、ストレスが増えた学生
も多かったとは思うけど♪
要するに、この種の話の大まかな結論は、最初から分かってる。「各自
のその時の状況に合わせて、ほどほどに」という事だ。問題は、各自の
状況の違いと、「ほどほど=適度」の捉え方。
私の場合、明らかに使い過ぎだとは思うが、こんな事をいつまでも続け
るつもりもないし、続けることが可能とも思ってない。今の内に、試しに挑
戦してるってことなのだ。ネットの可能性、ブログのポテンシャル(潜在力)
がどの程度のものか。ネットを禁止するのが実験なら、使うのも実験だ。
驚いたことに、学生の回答者の40%が1日あたり11~20時間(!)も
ソーシャルメディアを使ってたそうだが、私のネット使用時間はその3分
の1か、4分の1程度だし、中毒症状も禁断症状も大した事はない。携帯
でのネット使用は、メールの送受信がほとんど。走ってる間は、ほとんど
携帯は持ってないし、寝る時は電源を切ってる。自転車に乗りながら携
帯を使うことも無い。最低限の距離は保ってるのだ。
あと、今回もそうだけど、ネットでマニアックな検索&サーフィン(死語か
も♪)を続けてると、思わぬ発見もあるし、必然的に英語その他、外国
語を読むことになる。特に英語だと、資料が大量にあるから、高速の流
し読み、斜め読みが必要。これが結構、勉強になるのだ。
という訳で、ネット安息日の記事を見てネットを飛び回った、今夜の行
動は、一見奇妙だけど、それほどおかしい訳でもない。そう、自分に言
い聞かせて、記事を終えるとしよう♪ これで安らかに眠ることが出来
るから、文字通りの安息日となったのだ。
オチをつけた所で、それではまた明日。。☆彡
P.S. 2月8日の朝日新聞・朝刊のシリーズ記事「異議あり」では、IT企
業社長・山本孝昭が「IT断食」や「トップレス会議」を提唱してた。
断食は、一時的な不使用だから、安息日や禁止ウィークと同じ事。
トップレスとは、ラップトップPC無し、という意味で、要するにデジ
タル機器なしのこと。米国では3年以上前から、トップレス・ミーティ
ングが話題になってるそうだ。。
cf. ネット依存とうつ症状~朝日新聞「やさしい医学リポート」
(計 2818文字)
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