NHK『はつ恋』最終回&リハビリジョグ開始
リハビリJOG 7km,39分56秒,平均心拍136
凄いね。全国の「大人の女性」から絶賛の嵐☆ 平成男子ブロガーとして
も一応、メモメ
モなのだ♪ N
HK『はつ恋』、
最終回視聴率は
11.9%でシ
リーズ最高。「ド
ラマ10」の放
送枠でも、最高
記録を塗り替えたらしい。これまでは2010年・秋の『セカンドバージン』最
終回、11.5%が最高だったとのこと。ちなみに写真は、ウィキメディアで
一般公開されてるタヌキ湖・・・じゃなくて田貫湖の逆さ富士の写真で、作
者はNNE氏だ。
この人気を受けて、NHKのBSプレミアムでは、8月18日からディレクター
ズカット・スペシャル55分版の放送を決定。毎週、「土曜の夜、寝室から主
婦がいなくなる」はずだ♪ そりゃ、『東京ラブストーリー』だろ! 「月曜の
夜、街からOLがいなくなった」って伝説ね。ハーメルンの笛吹き男かよ・・・っ
て言うか、古っ! ちなみにあちらは、最終回視聴率32.3%を記録。バ
ブル末期、トレンディ・ドラマの代表格は、流石に別格なのだ。
☆ ☆ ☆
これ、単なる思い付きで書いた軽口だけど、考えてみれば、『はつ恋』の視
聴者の多くは、『東京ラブストーリー』を見てるだろう。当時のOLや女子大
生、女子高生が、恋愛、結婚、出産、離婚、不倫、再婚、病気、別れ・・等々、
色々と人生を重ねて来た後、大人のリズムや感性でゆっくり味わう良質の
恋愛ファンタジーが、この『はつ恋』なのだ。
全然、書こうとした内容と違って来てるけど、もうちょっと続けてみよう♪
ウィキペディアの僅かな情報を調べてみると、『東京ラブ』も一応、初恋が
結ばれた物語になってる。ただ、初恋ではない側の女性(赤名リカ)がヒ
ロインで、しかも当時の女性が憧れる性格や生き方(繊細かつサバサバ、
強くて自立して自由奔放だけど弱さもあり)だったから、めでたく初恋が結
ばれた側の女性(関口さとみ)は、女性視聴者から冷たく扱われたらしい。
女優の有森也実も大変だったようだ。
一方、NHK『はつ恋』で、夫と子供を捨てて不倫に走ったドリ=緑(木村佳
乃)を責める声は非常に僅かで、特に女性視聴者は素直に感情移入でき
たようだ。ウチには、検索サイトのいたずらもあって、はつ恋に関する検索
アクセスが多数入ってるが、緑や三島(伊原剛志)を責めるワードは非常
に少ない(人数的に・・)。
☆ ☆ ☆
もちろん、『はつ恋』の緑の場合はヒロインだし、『東京ラブ』の脇役・さと
みとではキャラクターも違うんだけど、2つのドラマの脚本、あるいは物語
が根本的に違ってることも関係してるだろう。
『東京ラブ』(原作・柴門ふみ、脚本・坂元裕二)は意外にも、ラストのリカ
の選択をのぞけば、当時の現実的な話になってる。平凡な新米社会人と
学生のお話。特に、実はさとみが一番、現実味のある女性だったのでは
ないか・・・と書いても、大人の女性なら穏やかに受けとめてくれるはずだ♪
ところが、『はつ恋』(脚本・中園ミホ)の場合、完全にファンタジー=幻想
なのだ。女性が初恋の相手に冷たく捨てられるのはともかく、スーパード
クターになった彼に命を救われ、今度は失語症になった彼を自分の技能
で助ける。不倫(&離婚)の後、楽しく暮らしてたら病気が再発して治療不
能。彼の配慮で、優しい夫と息子と父のもとに帰って、さほど身体的苦痛
を味わうこともなく、幸せな死を迎える。そしてさらに、死後は、彼と夫と息
子と父も仲良くする。旦那の部下(藤澤恵麻)も寿退社で、スッキリ爽やか。
まさにサブタイトル通り「ONLY LOVE」。文字通りの意味で、愛あるのみ。
当日の新聞のテレビ欄にあったサブタイトル「オンリーラブ~ありがとうを
言うために」にしても、再会した緑と夫が互いにかけ合った愛の言葉、「あ
りがとう」を意識したものだろう。『東京ラブ』にあった現実社会と「自我」は、
『はつ恋』では運命と愛に変わってるのだ。
一応、2人の「罪」に対しては、運命の手で「罰」がくだされた形にはなって
るものの、ジャニーズの美青年(笑)なら、「どんだけぇ~」と古い叫び声を
あげるくらいのサービス・ストーリーだろう。悲劇というよりは、広い意味で
ハッピーエンドに近い話で、幸せ7割、切なさ2割、ほろ苦さ1割くらいかな。
これ、男性や若い女性がどう感じるのか、大規模の統計や、最近流行り
始めた「ビッグデータ」分析を知りたいもんだ。
私自身は正直言って、物語=ストーリーにはハマれない。でも、映像・演出
(最終回は岡田健、他に井上剛と一木正恵)・音楽は良かったと思う。前に
も書いたように、ゆっくりした展開と静けさ、沈黙や落ち着いた音楽が心地
良いし、特にオープニングとエンドロールのダンス(鹿島聖子)が美しくて
幻想的かつ官能的=セクシャル。富士山その他もキレイで、緑の家のそ
ばの畑も、まさに「緑」色に敷き詰められてたのが効果的だった。。
☆ ☆ ☆
という訳で、私も10回以上行っ
てると思う、富士山の話に向か
おう♪ 三島が緑を旦那と息子
のもとに返す直前、再び訪れた
思い出の地、静岡県富士宮市、
田貫湖。ここまではあちこちに
書かれてる情報だけど、意外な
のは、ロケ地自体、あの桟橋
の写真をズバリ紹介してるサ
イトがなかなか見当たらない
ことだ。掲示板やファンサイトなら書いてるのかも知れないね。
上の写真は、手前側の湖畔に2000年オープンの「休暇村 富士」の、デ
ジタル・パンフレットから頂いたもの。2001年までは「国民休暇村」で、国
や行政が関わって来た財団法人だから、この程度で著作権の問題は生
じないと判断した。
おそらく上の写真だと、湖
の手前側、少し狭まった辺
りにあの小さな桟橋がある
んだろう。左は国交省の写
真で、この右側=東側に富
士山がある(国土画像情報・
カラー空中写真)。ただし、
これは1975年の撮影だか
ら、まだ休暇村は出来てない。
一応、小さな桟橋みたいに突
き出た部分がいくつか見える
し、方角的にも合ってるから、
マニアックなカップルのご
参考になれば幸いだ。
もちろん、桟橋が見つかったら、お姫様だっこがお約束だろう♪ あれ、ス
タッフ・ブログによると、伊原の「たくらみ」でいきなり撮影時にやったらしい。
道理であそこの映像はリアルだと思ったわ。オンエア中に、アドリブ的な空
気を感じてたのだ。だっこの後は、桟橋の先に女性が座って、両足の膝下
を可愛くブラブラさせるわけだ。木村佳乃になり切るためには、現地訪問の
しばらく前からダイエットやエステが必要かも。あくまで、「かも」だけど(笑)。
ただし、今年6月、7月の様子をインターネット自然研究所のライブカメラの
写真でチェックすると、雲・モヤ・ガスなどで、富士山はなかなかキレイに見
えないようだ(12時に撮影)。その場合は、休暇村の宿のテレビで『はつ恋』
の録画DVDを楽しめばいい。こうフォローしとけば、休暇村関係者の皆さん
にも納得して頂けるだろう。小市民ブロガーとは、こうゆうものだ♪
ちなみに、富士箱根伊豆国立公園に指定されてるこの湖、周回道路が整
備されてるそうだから、ランナーやサイクリストにもGoodだろう。話題の地
震・噴火リスクについては、自己責任ってことで。。
☆ ☆ ☆
最後に、ドラマ自体に戻って、少し突っ込んだお話も書いとこう。まず、細か
いドラマ作りについて、3つだけ。1つ目は、緑が自分の本当の病状を知ろ
うとした時。三島は、「いい薬が出来たからそれで治そう」と言いつつ、緑に
飲み物をいれてあげる。これ、要するに、手術できないと宣告する代わり
に、「優しく飲み物=薬を差し出す」構図になってたわけだ。
もちろん緑も分かったから、「美味しい。優しいね、三島くんは♪」と言った
後、「私、来年は・・・・・・あの桜、見られないのかなぁ」とつぶやく。それは
既に、病院の桜のそばで、三島の熱い抱擁を受けた時に薄々気付いてた
ことだが、今回も三島は無言で抱き締めるだけだった。
2つ目は、エンディング。三島と旦那(青木崇高)が並んで座ってる間に入っ
た緑の父親が、2人の肩に両手を伸ばす。これ、ありそうでなかなか無いカッ
トだろう。私には、父親の包容力と身体の姿勢が、富士山に見えた。実際、
直後に、富士山の麓でのエンディング・ロールへとつながったわけだ。3つ
目は軽いお約束だが、三島が緑を見つけたのが、クリスマス・ツリーのすぐ
そばだったこと。ドラマの基本とはいえ、微笑ましいシーンだった。
最後に、男性目線の一言をご参考までに書き添えとこう。私にとって、最終
回で一番印象に残ったのは、緑が自宅の前で引き返しそうになったシーン。
「やっぱりいい。帰ろう」と言ってたのに、「ママ!」と叫ぶ息子が駆けよって
来ると、あっと言う間に息子のもとへ駆け寄って、結局そのまま。最後に2、
3回、離れた位置から三島の方を振り返ったのがお別れになったわけだ。
春ドラマ『もう一度君に、プロポーズ』でも感じたことだが、「女性と子供」のつ
ながりは、二重の意味で、男性とでは比較にならない。「男性と子供」よりも
強いし、「女性と男性」よりも強いのだ。男としては、これまたメモメモなので
あった。。
P.S. 第5話のレストランがお勧めだという情報が入ったので、早速チェッ
ク。「リストランテ・ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」(Ristorante La Vita e
Bella)ね。イタリア語を英語に訳すと、レストラン・ライフ・イズ・ビュー
ティフル。人生は素晴らしい、命は美しいという意味だ。お店とロケー
ションも美しくて、ウェディングにも良さげだね♪
cf. 大人の女性がハマる恋愛ドラマ、NHK『はつ恋』♪ (第6話レビュー)
記事の準備だけで終わった夜、あとはアレとか♪ (第7話)
☆ ☆ ☆
一方、もう長くなったので、昨夜の走りについては一言だけ。ドラマが始ま
る前に、僅か7kmだけリハビリ・ジョギングをやってみた。左足首の捻挫
から11日経過。1km6分に近い超スローペースの短距離ジョグなら、何
とかなるようだ。良かった、良かった。ま、気温29度の暑さだから、短い
ガマン大会みたいだったけどね。
予報通り、雷がなって来たから、一雨降って涼しくなることを期待しよう。
昨夜は期待はずれだったもんな。ではまた。。☆彡
往路(2.45km) 14分08秒 心拍130
1周(2.14km) 12分07秒 140
復路 13分41秒 138
計 7km 39分56秒 心拍平均136 最大147 (ゴール時)
(計 4231文字)
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 福岡・博多で77年間、自転車の流し屋台わらび餅、買ってもらうのがうれしい♪ ~ NHK『ドキュメント72時間』(2024.10.26)
- NHKスペシャル『ジャニー喜多川 "アイドル帝国"の実像』、スタートエンターテイメント出演再開の告知特番(2024.10.22)
- 『雲上を駆ける! 第39回・乗鞍ヒルクライム2024』(NBS長野放送)、YouTube動画で見た感想(2024.09.24)
- やす子24時間マラソンの2日目と「同じ道」を9時間で歩いて「検証」した YouTuber、実際は6割弱の距離(29km)を歩いただけ(2024.09.12)
- 直前の欠場、「パリ五輪は、まだ走れ!っていうメッセージ♪」~カンテレ『前田穂南が走れなかったオリンピック』(TVer動画)(2024.09.06)
「ランニング」カテゴリの記事
- 背筋痛が悪化、夜中に鎮痛薬を飲みたくなったほど・・子どもの頃の海水浴を思い出しつつ、控えめにラン&ウォーク(2024.12.11)
- 100日連続で運動♪、区切り目は13km走+4kmウォーク&一言つぶやき(2024.12.09)
- 山型・谷型ヒートショック、入浴時の2種類の血圧低下に注意&つなぎの10km走(2024.12.08)
- 中山美穂54歳急死、浴槽の溺死(ヒートショック)の年齢別死亡者数(厚労省・人口動態調査と消費者庁の分析)&休養7km(2024.12.07)
コメント
こんばんは
ドラマ☆はつ恋☆にどっぷりハマった一人です。
春ドラマ☆もう一度君に、、、、☆はテンメイさんにお勧めされても1、2回それも超流し見するだけだったのに(~_~;)
あのゆったりした流れと音楽は絶対ですよね。
同感です(^_-)
そして、最終回私がいちばん泣けたのは、やはり子供とのシーン
ではなく、ドリが父親にもたれて泣くシーンでした( ; ; )
それにしても、なぜ唐突にジャニーズの美青年が出てきたの?
投稿: hiro | 2012年7月19日 (木) 22時31分
> hiro さん
こんばんは。ブチご無沙汰でしたね
美青年だけじゃなく、渋い中年も好みでしたか。
あっ、同じくスーパードクターだからかな(笑)
まあ、『はつ恋』の方が一般ウケするのは、よく分かります。
これ、ディズニーランドでしょ。シーじゃなくてね。
アトラクションたっぷり、おとぎ話の空間。。
『もう一度』は、竹野内ファンとマニアックな視聴者向け。
お寺で抹茶と共に、ワビ・サビを味わう境地なのです
「超流し見」じゃ、日本独特の美や粋を感じ取れませんよ。
美青年ドラマの時みたいに、じっくり見なきゃ♪
で、父にもたれて泣くシーンで涙?
そりゃまた、ユニークな泣き所ですね
僕には甘口すぎたかな。自分から娘夫婦の家に来たことも含めて。
緑が理容室に行って、1回怒鳴りつけそうになってから
抱き合うのなら、まだ一応理解できます。
ま、単純に放映時間の節約だったりして (^^ゞ
で、最後に本題♪ なぜ唐突に美青年かって?
そりゃ、hiro さんを釣るためですよ(笑)
マジメな話、「どんだけぇ~!」って、あのドラマの頃に
よく書いてたし、今でも時々、実生活で内心つぶやいてます。
元々、「どんだけ・・」って言い回しはよく使ってて、
その語尾が伸びて軽くなっただけ♪
ま、ウチは総合マニアック・サイトだから、
色んな方がいらっしゃってますからね。
半ばご挨拶として、色んな話を織り交ぜてるわけです。
実際、スーパードクターと言えば「I沢」しか頭にない方が、
たまたまこの記事に目を通す可能性も十分ありますからね。。
投稿: テンメイ | 2012年7月21日 (土) 03時05分
こんにちは~。
「今頃かよ!」って突っ込み、どうもどうも
タイミング悪くて~、コメントしようと思うと客が来たりさ~
「今もサボッてるのか」って突っ込み、どうもどうも(笑)
テンメイさんが、このドラマにそれほどハマッてなかったことが伺える記事。
サラッと書いて終わってるもん。
あなたはこんなんじゃない(笑)
でも相変わらず面白目線がいいですねヾ(゚∇゚*)ナニサマ
それぞれの男たちの優しさが丁寧に描かれた秀作でした。
息子の健太や同級生の広瀬くんまでも、
周囲の思いやりには、初恋より胸キュンだったかも
三島からの連絡で戸惑う潤ちゃんが、
電話を切った後に抑えきれず号泣するシーンで貰い泣き
緑と父親の再会シーンは最高潮でしょう
ユニークだなんて、またジョークがユニークねぇ(笑)
父の手一つで育てた娘。
赤ん坊の父親を知った時の、親としての負い目と怒り。
そこからの緑との対面に、悲しみと安堵が入り混じった串田さんの表情。
泣けない訳がない。・゚・(*ノД`*)・゚・。
親子もののツボにビンゴすぎってどんだけ~(ノ゚ο゚)ノ
両親の再会に、階段に座って見守る健太をチラッと映した辺りも見事で、
健太が良い子に育ったのは潤ちゃんのお陰。
これが女親なら、女と出て行った父親のことを良く言えるはずもなく、
散々悪口を子供にぶつけてるところ。
「悪いのはパパだ」と息子に謝るシーンも涙でした。
どの役者さんも見事でしたけど、
潤ちゃんを演じた青木崇高さんの表情や間がホントお上手で(・・、)
テンメイさんも熱く萌えた『ブザビ』で彼を初めて知ったんだけど、
良い役者さんだって思わせます。
『龍馬伝』でも迫真の演技で魅せてくれてました('▽'*)。。oO
ラストでの『Stay Gold』のピアノと歌声に乗せた回想シーンも涙。
脚本・演出・役者(演技力)のバランスがホント抜群でした。
私好み
井原さんのたくらみシーンは、そういうことでしたかぁ。
木村さんの「靴が脱げそう」ってセリフが
リアルだったことが印象に残ってます。
あのお姫様抱っこはアリよね(︶。︶✽)
あ~、まだまだ書き足らないぐらい。
初回からレビュー出来なかったことに悔いが残ります。
消化不良をここでぶちまけてごめんね~
一方的にぶちまけるのも女なら、
余韻に浸っていたいのも、女なの(笑)
投稿: mana | 2012年7月22日 (日) 11時15分
> mana さん
こんばんは~
「今頃かよ!」って突っ込みのおねだり、どうもどうも
お仕事中のブログ活動はほどほどにネ。
僕なんか滅多にしませんよ・・って、するんかい!
こうゆう記事、確かに気分的には「サラッと」書いて遊んでるけど、
手間ひまは相当かかってるんですよ。
例えば、サラッと読み流されそうな富士山関連の部分。
かなり色々調べた上で、まとめて書いてます。
その途中で、ドラマと無関係の情報やワザを手に入れて、
また別の記事に使うわけ。
しかし、もうちょっと桟橋にこだわる人がいると思ったのに (^^ゞ
むしろ湖の人気の方がマシかも。。
重いやりは先日、女子高生に刺さったニュースがあったけど
・・・って、重い槍だろ! あっ、800gの軽さなのか。
いや、思いやりはいいんですけど、その描き方が問題。
manaさんはやっぱ、濃厚なのが好きなんですよ。
それじゃあ、ノドに引っ掛かるでしょ。コラコラ
僕は、濃厚さは抑えて、さりげなく表現して欲しいわけ。
テレビドラマは一般に、ベタベタの表現や説明を好むから、
僕は時々、「テレビドラマ的過剰」と書いてますが、
最近だと『もう一度』の袴田の優しさとか、サラッとしてましたね。
ライバル役にも関わらず、ネットの評判も高かった。
『はつ恋』だと、広瀬くらいがまあまあかな。
たまにサラッと差し入れする、男っぽい思いやり。
健太は、僕には甘口すぎますね。
7話ラストで追いかけるシーンも、8話終盤のお迎えシーンも。
ま、男と女の違いも大きいのかも。
その後、階段の1カットも、直接すぎるんですよ。
思い切り、下から泣くシーンを映してたでしょ。
あれ、僕が中心スタッフなら、まず1カット、さりげなく
健太が2階に上がって席を外す所を2秒ほど映して、
泣くシーンは階段の一番上から、顔なしで映します。
例えば、階段の上の方に座ってる健太を、その更に上から
映せば、小刻みに震える健太の上半身だけで表現できる。
映画的表現 とはこうゆうものなのです・・・って、テレビだろ!
緑と父親も、直接的すぎるんだけど、あれはもし僕が、
最終回を最初から見てれば、もうちょっと納得できたかも。
30秒~1分遅れだったから、一番最初に父親が緑の電話を
無視したシーンを見てなかったんですよ。
昨夜、寝る前に再放送で確認して、なるほどと思いました。
その突き放しがあって初めて、最後の甘さが活きて来る。
潤の「悪いのはパパだ」も、含みが無さ過ぎて。。
自分だけが悪者になって、息子の哀しさや怒りを受けとめるのは
分かるんだけど、明らかに「悪いのはママ」ですからね。
「ごめんな」とだけ言ってうなだれて、健太に思う存分殴らせる。
そのくらいで十分だったと思います。
って言うか、「女親なら・・散々悪口を子供にぶつけて」って
所が笑えるかも♪ 男の場合、女の悪口を言うとカッコ悪くて。。
僕は代わりにこっそり、わら人形作ってます。コラコラ♪
潤役の青木の演技はまずまずですね。
あれ、分かりやす過ぎて、逆に演じにくいはず。
『ブザー・ビート』? 知らなかった。脇役のバスケ選手なのか。
よく覚えてましたね。美青年しか見てなかったはずなのに
『Stay Gold』、あっ、スティービー・ワンダーの曲なんだ。
大ベテランかと思ったら、まだ62歳で現役。
思い出も含めて、分かってなかったけど、心地良かったですね。
音楽や音声は全般にゆったりしっとり、大人の味でした。
「靴が脱げそう」? あっ、そう言ったんだ。聞き取れなかったもんで。
なるほど。高い靴 が心配だったわけね♪ そこかよ。
お姫様抱っこと言うと、昔その姿をプールの男性スタッフに撮影して
もらったら、超~冷めた顔してたのをよく覚えてます(笑)
でも、抱っこするのは好きですよ。ダイナマイト・ボディでも大丈夫♪
ま、抱き上げた瞬間、切り裂きジャックが出現するかも知れないけど
余韻と言えば、『はつ恋』の番組の終わり方。
もう1秒か2秒、余韻が欲しかったな。
折角の最終回のエンドロールが、プツンと切れた感じでした。
あそこで、最後だから、鹿島聖子のダンスを5秒ほど追加してたら、
甘く切ない余韻に浸れたでしょう。
躍動する全身運動の後で、ボーッと一人で余韻に浸る。
これが男なのです。。
P.S. そちらのレスへのレスレス。
ニーハイに見えるストッキング。知ってます。
ただ、アレねぇ、破らなきゃいけないでしょ。
あっ、下ろせばいいのか。コラコラ。。♪
投稿: テンメイ | 2012年7月24日 (火) 22時06分