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『宮本武蔵』ドラマ第二夜と原作小説(by吉川英治)、感想と比較

凄い。。原作小説の長さが。。♪ そこか! ブログの字数制限(週間2万字)

で、SPドラマ第一夜の記事が中途半端になったから反省。第二夜は真面目

に書こうと思って、久々に吉川英治の原作を超速で流し読みしようとしたんだ

けど、長過ぎて斜め読みでさえなかなか進まない (^^ゞ 読むのは多分、4回

目だろうけど、物語の構成力と表現力には凄まじいものがある。

 

140317a

 ちなみに左は、

 下関市の巌流島

 (本来の名は舟

 島)。写真はウィ

 キペディア、

 Si-take氏

 の作品より。ド

 ラマのクライマッ

 クスの映像もこ

んな感じで、武蔵(右側)が飛び上がってた。

 

2003年のNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』もそうなってたけど、歴史

的な資料の根拠はなかなか見当たらない(小倉碑文、沼田家記、武公伝、

二天記)。だから、小説の影響が大きいんだろう。

 

ちなみに、既に著作権が消滅してネットで無料公開されてる原作(青空文庫

から引用すると、次の通り。完結は1939年。以下、ネタバレにご注意あれ♪

 

   ・・・・・・武蔵は、彼方からずかずかと歩み出して来た。巌流の眼

   の中へ、櫂の先を突っ込むように、正眼に寄って来たのである。

   その無造作に、巌流が、はっと詰足を止めた時、武蔵の姿を見

   失いかけた。

   櫂の木剣が、ぶんと上がったのである。六尺ぢかい武蔵の体が、

   四尺ぐらいに縮まって見えた。足が地を離れると、その姿は、宙

   のものだった。

   「――あッつ」

   巌流は、頭上の長剣で、大きく宙を斬った。・・・・・・

 

飛ぶシーンのCGらしき映像に限って言うと、NHKのゲームっぽいものより

も、今回のテレビ朝日の方が自然だったと思う。ただ、前回も書いたように、

決定的に時間が足りないのだ。。

 

 

         ☆          ☆          ☆

その時間の問題。前回は『華麗なる一族』と比較したけど、今回はNHK大河

(市川海老蔵&米倉涼子)と比べてみよう。巌流島の決闘までだと、NHKは

38回。CMが無いから、民放の感覚だと38時間みたいなものだろう。それに

対してテレ朝は5時間弱だから、8分の1に近いのだ。

 

当然、原作の内容が大幅にカットされる中で、今回の脚本(佐藤嗣麻子)が

優先させたのはやっぱり、主演のキムタク=木村拓哉の活躍シーン。一般

視聴者向けのテレビドラマだから、正しい選択なんだろう。

 

140317b

  確かに、幼い頃から剣道の経験者

  だったらしいキムタクの立ち回りは様

  (さま)になってた。特に、吉岡一門と

  の一乗寺・下り松の決闘とか、大勢

  の相手を斬るシーンが良かったと思

  う。もちろん、斬られ役の方々もお見

  事♪ 左はウィキペディアで、パプリッ

  ク・ドメイン(公的所有)の記念碑写真。

 

  あと、原作とは違う独自の解釈によるシー

  ン、武蔵と佐々木小次郎(沢村一樹)が共

  に山賊と闘うシーンも、新鮮な迫力だった。

 

原作では、武蔵が一人で退治するし、弟子・伊織(鈴木福)との百姓生活の

場に小次郎は来てない。と言うか、武蔵と小次郎の直接のやり取りは、一乗

寺下り松と巌流島以外には僅かなのだ。。

 

 

         ☆          ☆          ☆

原作では、6冊~8冊程度の長編にも関わらず、武蔵が闘うシーンは少しし

か無い。最初に読み始めた時は、その価値が分からず拍子抜けしたほど。

 

だから、今回のドラマでかなりの部分はカバーされてる訳で、大きな欠落は、

鎖鎌の宍戸梅軒との闘いくらいだ。鎖鎌は、鎖でつながれた2つの武器(鎌

と分銅)を滑らかに連動させるので、原作では武蔵の二刀流開眼へとつな

がってる。やや目立つ改変(違い)は、吉岡清十郎(松田翔太)・伝七郎(青

木崇高)の兄弟と、雪の京都・三十三間堂で一度に闘ったこと。原作はまず

清十郎を倒して、少し後、敵打ちの伝七郎を三十三間堂で返り討ちにする。

 

闘うシーン、チャンバラ(死語?♪)の代わりに原作にたっぷり入ってるのは、

脇役も含めて、遥かに広い人間描写。小次郎、お通(真木よう子)、又八(ユー

スケ・サンタマリア)、お杉(倍賞美津子)、朱実(夏帆)など、脇役だけを描く

シーンも豊富にある。

 

特に、今回のドラマで気の毒なほどカットされてたのは朱実。原作では、最

初から最後まであちこちに顔を出す女性で、武蔵を好きになったのはお通

より朱実の方が先だし、途中で吉岡清十郎や小次郎とも関わった末に、最

後は又八と一緒に巌流島の対岸まで応援に来る。終盤のシーンであやして

た子供は又八の子という話なのだ。DNA鑑定はしてないけど♪ 無いだろ!

いや、朱実は男関係が入り組んだ哀しい人生を歩んでるもんで。

 

又八はドラマだとお坊さんで終了だけど、原作では、朱美が子供をあやす

姿を遠くから見て、自分の子だと確信。その場で還俗して、夫婦で飴売りを

しながら、下関まで仲良く応援旅行する。

 

 

         ☆          ☆          ☆

そもそも、原作で武蔵と小次郎が闘うことになった理由の中で、周囲の影響

というのが相当な部分を占めてた。たまたま同時代に剣豪が2人いたからと

いう理由だけではない。

 

武蔵が闘った吉岡一門、武蔵に対抗意識や嫉妬を燃やす又八、武蔵を逆恨

みするお杉ばば、武蔵を遠くから慕う朱実など、いずれも小次郎が関わって

たから、彼は武蔵と奇妙な因縁を感じる。また、武蔵と小次郎のどちらが強

いかという、世間の通俗的な噂話も影響する。と言うのも、若さもあって、2

人の武士は「名」や面目を大切にするからだ。他に、小次郎が仕えることに

なった小倉藩の中で、小次郎派(多数)と武蔵派(少数)の争いもあった。

 

ドラマでは、そういった理由や事情を枝葉として大胆にカットした上で、2人

は限界を超えた先の世界の可能性を探しに行く、という事にしてた。その説

明を沢庵(香川照之)が又八にする時に使った比喩が、扇子。2人が扇を

少し開けば、人々にとっての世界も少し開けるという話で、原作にはない

オリジナル。これは、わりと上手かったと思う。

 

原作で少し似たものを探すと、終盤に沢庵以外の僧侶(愚堂)が武蔵に示し

た教えがある。頭を下げて教えを請い続ける武蔵に対して、愚堂和尚は彼

の周りに円を描いて去る。2次元の図形でたとえるなら、天も円、自らも円。

滑らかに統一された完全形が実体のはずなのに、それが乱れて見えるの

なら、単なる影、表面的イメージに動揺してるに過ぎない。悟った武蔵は深く

感謝し、落ち着いた気持ちで巌流島へと向かう。

 

この円は、ドラマの扇の比喩につながったと考えられる。扇をずっと広げて

ゆけば、円に近づくからだ。扇とは円の一部分だ。あと、ドラマの巌流島で

武蔵が砂浜に描いた円(または扇の弧)も、原作の愚堂和尚の円を解釈

=改釈したと考えられるだろう。ちなみに原作の目次は全7巻構成で、最

後は円明の巻とされてた。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

話を戻すと、原作で「当事者」だけでなく「周囲」の重要性が強調されるのは、

おそらく「大衆」小説家の吉川英治の基本的な考えだろうし、原作の中での

武蔵の立場でもある。武蔵は、剣の道によって、自分だけでなく人や世の中

を治めようとするのだ。簡単に言うなら、政治。

 

その最初は、フツーの意味では百姓生活の時代で、大勢の百姓たちに助

言して自治を促した行為だけど、広い意味では一乗寺下り松まで遡る。つ

まり、大勢の相手に対応するということだ。

 

あのシーン、ドラマだと昼間の野原でバッタバッタとキムタク武蔵が斬り倒し

て、自分も2、3回、斬り殺されてた(笑)。まあ、フィクションの主人公は不死

身だから、良しとしよう♪ ただ、原作だと月夜だし、もっと現実的な闘いだ。

 

相手の名目上の中心である少年を斬り捨てた後は、闘いながら少しずつ退

却する。相手は70名とか100名だし、飛び道具も複数用意してたから、兵

法として当然だろう。わざと細い道に誘いこんで、常に自分の目の前には数

名の敵しかいないように心がける。そして最後は、あっさり逃げるのだ。相

手が圧倒的多数で卑怯なのだから、これでも十分な勝利と言える。

 

一方、大自然相手の政治が、荒れ地の開墾。しばらくは、水や土地を従え

る思いで努力したが、自然には勝てないことを悟る。自然を征服するので

なく、自然に従うことを覚えて、人間社会に対する政治の心得にもするわけ

だ。「世々の道に反(そむ)かざる事」と書き記してた。これは、近代の自然

科学が歩んで来た道とも重なる訳で、現代の流行語なら、共生ということだ。

 

 

          ☆          ☆          ☆

こうして、剣の道の延長上で、周囲と自分の関係を見つめる中で、特別な周

囲というものがある。それは、前回も書いたように、「女」だ。女の話は、原作

だと関ヶ原の戦いの直後から、巌流島の直前までずっと登場する。

 

ドラマだと、最後にキムタク武蔵がお通に好きだと告白した程度で、後は待ち

合わせをした程度(結局会えず)。でも原作では、武蔵も若い男であって、時々

は女や性欲によろめくのだ。お通を一度、押し倒して逃げられてるし、巌流島

の対岸まで追って来たお通に対して、さりげなくプロポーズか結婚宣言みたい

なことを口にして出陣する。「女房」とか「良人」(おっと)という言葉を残すのだ。

 

   「武士の女房は、出陣にめめしゅうするものでない。笑うて送ってくれい。

    ――これ限りかも知れぬ良人の舟出とすれば、なおさらのことぞ」

 

以前、周囲から結婚話が持ち上がった時にも、武蔵は別に拒絶してない。

だから、巌流島の後で結婚してても不思議はないのだ(歴史的事実は別)。

小次郎も実は、巌流島で勝利した後、結婚することになってたし、途中の話

でもわりと普通に女好きに見える。もちろん、又八ほど女に弱いわけではな

いけど。

 

お通も、押し倒された時は反射的に本気で逃げたものの、直後に一人で武

蔵の衣類を抱きしめてるし、最後はドラマと違って、強く恋心を打ち明けるの

だ。命がけの試合に向かう武蔵を引き留める言葉は全く口にしない代わり

に、可憐で切ない逆プロポーズの言葉を口にした(上の武蔵の台詞の直前)。

 

   「ただ一言、仰っしゃって下さいませ。……つ、妻じゃと一言」

 

 

          ☆          ☆          ☆

一方、周囲と切り離された武蔵本人の話で最も重要なのは、二刀流だろう。

現代に至るまで、剣術や剣道の圧倒的主流は一刀流。ドラマだと柳生高弟

との勝負から巌流島まで二刀流を見せてたけど、原作はどちらも違う。吉岡

兄弟との闘いでも二刀流とは書いてないし、特に巌流島は木刀1本(半ば史

実)。現在の島の記念碑もそうだし、大河ドラマでもそうなってた。

 

140317c

  ただ、武蔵と言えば二刀流が有名な

  のも事実だし、確かに原作でも控え目

  に強調されてる。左はウィキペディア

  のパブリック・ドメイン画像で、島田美

  術館の所蔵作品。

 

  二刀というのは、両手で持つ姿形から

  して、ほぼ円になってる。右手の太刀

  の先から右腕、胸、左腕、小太刀の先

  にかけて、円を囲む形なのだ。一刀

  の時も一応、両腕で円みたいな形は

出来るけど、大きく見ればむしろ「線」。 

 

二刀流は、今現在の剣道でも細々と残ってるようだけど、両腕の腕力と握力

がかなり必要だし、技の習得にも三倍の時間がかかりそうな気がする。左右

それぞれで二倍、左右の連携を合わせると三倍。

 

ただ、格闘技では一般に、両腕が別々の動きをするから、剣でも両腕を別々

に使うという発想はおかしくないはず。二刀流がほとんど流行らないのは、

剣道の教育システムや採点システムがかなり関わってるのではないか。数

十年、数百年後には主流になってるかも。。

 

 

         ☆          ☆          ☆

140317e

  二刀流の他に、武蔵個人の話で重要

  なのは、芸術だろう。ドラマでは仏像彫

  刻だけが取り上げられてたけど、一般

  に有名なのは絵画で、原作小説の中

  でも数回、武蔵は絵を描いてた。

 

  左は最も有名なものの1つ、私も好き

  な、「枯木鳴鵙図」(こぼくめいげきず)、

  重要文化財。枯れた木の枝の先で、

  鵙(もず)が鳴く様子を鋭い線で描いて

  る。枝を斜めではなく真上に細長く

  伸ばしてる構図が、ポイントの1つだ

ろう。下側が緩やかな曲線だから、上側の鋭い直線が際立つ。まさに文武両

道の典型だ。

 

原作で芸術の話は、本阿弥光悦(森本レオ)とのエピソードで語られてた。

あと、芸ということで言うなら、吉野太夫の琵琶の話は、原作とドラマでほと

んど同じ。琵琶と同様、人間にとっても、余白の部分や緩みが大切だとい

う教訓だ。それが無い、張り詰めた状態の武蔵は、「今にも斬られて死ぬ

人のよう」。中谷美紀の演技と口調は、気品に溢れたものになってた。

 

 

          ☆          ☆          ☆

140317d

 最後はやはり、巌

 流島の決闘につい

 て。左はウィキペ

 ディア、Twilight

 2640氏の作品

 で、昔の情景とは

 かなり違うらしい。

 昔は遥かに小さ

くて、小舟の形をしてたようだ。

 

テレ朝のドラマは、不自然なCGを使ってない点ではNHKの大河より良かっ

たけど、やっぱり時間(と制作費)が足りないし、最後の一撃は空振りで、当

たってない(笑)。終了の仕方も唐突。第二夜は全体的に第一夜より良かっ

たのに、エンディングはやや残念。これに限らず、CMへの入り方が唐突に

感じることは少なくなかった。

 

大河ドラマでは、巌流島の後の物語まで独自に創作してたし、吉川英治の

原作でも遥かに濃密で味わい深い描写になってる。特に最後の一文は、繰

返し読んで、私の心に刻み込まれてるのだ。

 

宮本武蔵というのは最も有名な剣豪の一人だけど、信頼できる歴史的資料

がごく僅かしかない400年ほど前の武士なので、悪評や否定的評価も少な

くない。吉川英治がこの小説を書いた理由の一つには、武蔵を擁護する気

持ちもあったらしい。そして実際、その擁護はかなりの成功を収めたわけで、

最後の一文は武蔵否定派を沈黙させるほど美しくて深いものだった。

 

そのまま3行引用させて頂いて、この記事は終わりにしよう。小説に関して

は、まだいくらでも書き残したことがあるので、いずれ別記事でレビューした

いと思ってる。あと、大人の複雑な事情でお蔵入りとなってしまってる大河

ドラマについても、いずれ正当に評価したい。

 

なお小説最後の節の題名は、「魚歌水心」(ぎょかすいしん)。ではまた。。☆彡

 

    波騒は世の常である。

    波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は躍る。

    けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。

 

 

 

P.S. 信頼できる視聴率情報が見当たらないが、ネットに流れてる数字に

     よると、第一夜が14.2%、第二夜が12.6%、トータル平均13.4

     %という噂だ。巌流島の第二夜の方が低いのは、裏番組にTOKIO

     『鉄腕!DASH!!』の3時間SP(19~22時、21.9%)と向井理

     『S』最終回(21時前~22時過ぎ、12.7%)があったのが大きかっ

     たという事か。

 

     『武蔵』はあちこちで微妙な数字と言われてるけど、何度も映像化さ

     れて来た古い原作の時代劇だという点を考慮すると、やや健闘と言

     うべきかも。ちなみにNHK大河の巌流島の回は一気に上昇、21.8

     %だった。

 

 

P.S.2 「現代語調」という興味深い検索ワードが入って来た。私は時代劇

      を全く見ないから、こんなものだろうと思ったが、もちろん原作の語

      り口は古い文語調になってる。参考のため、巌流島の最初を引用

      しとこう。

 

       「きょうの試合は、すでに勝負があった。汝の負けと見えたぞ」

       「だまれっ。なにをもって」

       「勝つ身であれば、なんで鞘を投げ捨てむ。

        ――鞘は、汝の天命を投げ捨てた」

       「うぬ。たわ言を」

       「惜しや、小次郎、散るか。はや散るをいそぐかっ」

 

 

P.S.3 かなりクセのある挑発的なサイトだが、その名もズバリ「宮本武蔵」

      と題する播磨武蔵研究会のHPは本格的で参考になる。11年前か

      ら現在まで更新し続けてる点も評価できるだろう。文系で年配の大

      学教官グループのような感じだ。

 

 

P.S.4 ドラマでは、一乗寺下り松で皆殺しにしたことを武蔵は後悔してた

      が、原作で後悔したのは少年を斬り殺したこと。これは、武蔵でな

      くても残酷に感じる人が多いだろうから、ドラマはボカした映像に

      なってたし、後悔の対象にもしてなかった。ただ、原作はそもそも

      皆殺しにしてない。 

 

 

P.S.5 3月28日のラジオ『ワッツ』によると、最後に小次郎の鞘に刀を

      戻して小次郎の身体の上に載せたのは、どうもキムタク自身のア

      イデアのようだ。言葉を曖昧にしてたものの、「誰のアイデアかと

      いうのはどうでもいいことで・・・」とか言いつつ説明してたので、彼

      自身のアイデアとしか思えない。

      あと、吉野大夫との一夜には、「やってない」そうだ(爆)。

 

 

cf. 『宮本武蔵』第一夜、短い感想&原作小説との比較

   宮本武蔵、真実の歴史と虚構の物語の間で・・

 

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   奇跡のリターンがもたらす輝き~『ロングバケーション』第1話

   夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

   キムタクは素うどんかたぬきで♪~『CHANGE』第1話

   脳科学コメディーの綱渡り~『MR.BRAIN』第1話    

   国際映画ドラマというチャレンジ~『月の恋人』第1話

   キムタク=木村拓哉主演ドラマ、視聴率の推移&『月の恋人』第4話   

   鉄の悲劇から、犬の感動物語へ~『南極大陸』第1話

   Jumpin’ Jack Flash、あやつり人形の閃き~『Priceless』第1話

   制作費70分の1、SF映画に挑戦するドラマ~『安堂ロイド』第1話

   起訴か不起訴か、検事の倫理と現実~『HERO 2』第1話

 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、軽~い感想♪

 

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                                   (計 7105文字)

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とえばこたえるということは・・・人の性である。 正解などというものがない質問にも人は答える。 問われてもいないのに答える場合さえある。 自問自答などというものもする。 愛してるかなと問われれば愛しているともと答えるのである。 しかし、人生には正解などないのだ。 ・・・とは宮本武蔵は言わない。 正保二... [続きを読む]

受信: 2014年3月19日 (水) 00時36分

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