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小保方さんの上司・笹井芳樹氏の会見の感想&自転車

(16日) BIKE 30km,1時間09分,平均心拍132

 

ふ~ん・・・なるほど。。勉強になったと言うか、もっともっと勉強しないと分か

らない事だらけと言うか (^^ゞ あるいは、笹井氏より、左横の理研コンプラ

イアンス担当理事・米倉氏の表情が怖かったと言うか。。(笑) 西日本(中国

地方~北九州辺り)の方言だと、「はぶてた」顔に見えてしまった♪ ま、監

督役の疲れる東京出張、お疲れさまってことで。

 

小保方さんの会見の時は、仕事中にちょっと動画をのぞいてしまったけど、

今回は生では全く見てない。ただ、興味は十分あったから、夜になってあち

こちのニュース記事をチェック、動画も少し拝見。折角だから、ごく軽~い感

想を書いとこう。

 

 

           ☆          ☆          ☆

まず、会見自体が根本的に違うわけね。小保方さんのは個人的なものだけ

ど、今回は理研の公式会見みたいなもの。ちゃんと理研HPで資料まで提示

してあったし、笹井氏のスーツの襟には理研のバッジ。左には怖そうな担当

理事、右では理研の広報の方が司会役になってた。自腹かどうかの報道が

見当たらないから、理研の経費なのかも。

 

最初、笹井芳樹氏の言葉を聞いた時、ガチガチに緊張してる感じだったか

ら大丈夫かな?と思ったけど、3時間半近くにわたって淡々と応答し続けた

らしい。実績・実力共に相当な大物科学者らしいから、当然だろうね。大きな

国際会議で大勢の専門家を相手に英語で喋ることを考えると、たかが200

人程度の日本人記者・ジャーナリストを相手にすることくらい、難しくはない

はず。準備期間もかなりあったし。

 

マスメディアの反応を見ると、「人ごと」「言い訳気味」(産経)とか「釈明」(時

事)とか、少し「悪意」のある記事もあったけど、全体的には穏やかなもの。

先頭に立つ中心人物ではなく、あくまで監督者とか共著者だから、そんなも

んだろう。ユニットリーダー・小保方さんが、笹井氏の「直属の部下ではない」

のも事実。

 

@niftyニュースは「笹井氏会見に目立つ責任逃れ」という見出しをトップに

付けてるけど、それに該当する記事は時事通信のみで、大した話は載ってな

い。いつもながらの大げさな「釣り」だ。「責任逃れ」と強調するには、「本当は

責任が大きいのに・・」という事をしっかり論じる必要がある。

 

 

          ☆          ☆          ☆

あらためて笹井氏の立場を、世界的権威を誇る科学誌『Nature』(ネイチャー)

論文2本で確認してみよう。と言っても、見出しの下、著者名の順序を見るだけ♪

 

140417a

 

まず上の主要論文(アーティクル:Article)だと、圧倒的に重要な「筆頭著者」

(ファースト・オーサー)が小保方さん。責任者とか監督者みたいな立場の

「最終著者」(ラスト・オーサー)が例のハーバード大・バカンティ教授。この2

人が撤回に反対してるから、撤回の話がほとんど進まないのは当然。

 

笹井氏はオマケ扱いの3番目で、ランク的には4位以下。バカンティ氏に強

く要請されて引き受けただけという話だから、それが本当なら、「人ごと」のよ

うに見えても不思議はない。「責任著者」(corresponding author)という

立場は、その名前ほど重要な責任者でもないわけだ。

 

140417b

 

次に、1ランク格下の論文(レター:Letter)だと、筆頭著者は同じく小保方さ

んで、最終著者は何となくいい人っぽい役になってる感じの若山照彦・山梨

大教授。笹井氏は2番目、つまりランク的には3位くらいで登場してるけど、

会見によると、これまた若山氏の強い要請で入っただけらしい。

 

そんないい加減なことでいいのか?とか、「不正」表示じゃないの?という

疑問は当然だけど、科学界の長年の慣習というものがあるようだ。ほとん

ど関係ない人の名前が入ることもある、とかいう噂もあちこちで耳にする。

科学者共同体は意外と摩訶不思議な世界なのだ。笹井氏は共著者なのに

生データを見てないのはおかしい、といった科学者の批判は、単なる建前だ

ろう。それを言うならむしろ、「そういった慣習がおかしい」と言うべきだ。。

 

 

           ☆          ☆          ☆

若山氏の反論というのもまだ出てないけど、とにかくこの研究の大部分は、

小保方さんバカンティ氏若山氏によるもので、笹井氏は論文執筆の指

導役に過ぎないというお話。それが本当なら、名前を貸したことも加えて、

論文掲載のお手伝いをしただけの「いい人」みたいな気もして来る。それに

対して、今まで「いい人」的立場にも見えた若山氏の責任が気になる。

 

こうしてみると、先日会見した丹羽仁史氏5番目の位置に過ぎないから、

お気の毒な面もあったのかも。実際、6番目以下の人はほとんど話題になっ

てないもんね。

 

まあ、責任問題については今後、若山氏やバカンティ氏の反論(?)会見や

発表があるかも知れないから保留するとして、問題はSTAP細胞の存在に

対する笹井氏の立場。ニュース記事だと、相変わらず存在を肯定してるよう

な言葉を大きく取り上げてるけど、よく聞くと、単なる仮説の1つに過ぎない

ような感じもある。興味深いし、それなりに有力ではあるけど、今現在それほ

ど自信を持ってるわけでもない仮説。

 

「理研の上役から押し付けられたから、仕方なく受け持っただけなのに、何

で私がこんな目に・・・」と内心、ご不満なのかも。

 

 

          ☆          ☆          ☆

笹井氏は飛び抜けて優秀な頭脳の持ち主なんだろうけど、独特の語り方

が分かりにくいな、とも感じた。あれが素(す)なのか、あるいは言質(げんち

=証拠となる言葉)を取られないよう、意図的に曖昧に語ってるのか。まあ、

「語り方がシャープでないのに頭はシャープな人」は時々いるから、そのタイ

プかも。

 

とにかく、3時間半近くも一人で応答してるし、iPS細胞の京都大・山中教授

の所にもお詫びしに行ったそうだし、私のトータルの印象は多少アップした。

研究や論文の実情が細かく分かっただけでも、価値がある。小保方さんみ

たいな研究グループの長を「PI」(=Principal Investigator)と総称するわ

けね。不適切な関係とかセクハラとか、夜のスキャンダルの噂は、元々あん

まし信用してなかったけど、完全な誤報で名誉棄損かも。

 

今後は丹羽氏とも協力して、SATP細胞の再現実験や検証で頑張って頂き

たいと思う。もちろん、あくまで自分自身のES細胞研究がメインでOK。とり

あえず、長時間どうもお疲れさまってことで。。♪  

 

 

cf. STAP細胞・小保方さんの記者会見、短い感想

 

P.S. 8月5日の朝、残念ながら笹井氏は自殺したとの事。合掌。。

 

 

           ☆          ☆          ☆

また時間が無くなったから、最後に一言だけ、自転車について。やたら鼻が

痛い! 花粉が多かったのか、私の体調の問題か。

 

あんまし、やる気がなかったから、わざとゆっくりめに走ったのに、鼻だけじゃ

なくて目が痒くなったほど。つい、グリグリと指で目の辺りをこすって、余計に

痒くなる小市民であった (^^ゞ 子供か! 夜だけど、光線透過率の高いサン

グラスをかけるべきだな。花粉よけとして。アイマスクしようか♪ コラコラ。

 

ただ、たかが30km程度を4回走っただけなのに、足腰は慣れて来たね♪

昨夜はクルクルと回転重視でラクに走ったのに、前日と同じスピード。おまけ

に心拍は3下がった。肉体の適応能力、恐るべし! って言うか、下がり過ぎ

てた自転車の能力が、ほんのちょっと戻っただけかも (^^ゞ

 

あぁ、ホントはそろそろランニングしたいのに、マメがダメなのだ♪ まだ歩く

だけでも変だから、走る気にはならない。ウォーキングでリハビリしようかな

・・・とか思いつつ、それでは今朝はこの辺で。。☆彡

 

                                     (計 3075字)

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