化粧水をつけた女性も「すっぴん」なのか♪&リハビリ・ジョグ
RUN 16km,1時間28分07秒,平均心拍154
Adult women usually put on makeup.
(大人の女性は普通、お化粧する。)
But what is makeup? That’s the problem.
(でも、化粧とは何か。それこそ問題だ。)
「これは日記カテゴリーには入れない記事だから、英文ノルマは関係ない」と
か言い訳しようかと思ったけど、今夜も頑張ってみた。あ~、疲れた。。(^^ゞ
まず、「化粧」を何と英訳するか、迷ったけど、一番フツーのmakeupを選択。
間に代名詞を挟む場合は「make ~ up」なのに、挟まない場合はmake
とupを続けて書くみたいだね。
次に、butという接続詞を文頭に置いていいのかもビミョーだけど、強調のた
めなら一応いいみたいだ。問題を表すproblemの冠詞は、特定の文脈にお
ける重要ポイントを示すのだから、不定冠詞aではなく、定冠詞theにした。
☆ ☆ ☆
さて、毎日ネットで記事を読み流してる時、声を出して笑うことは滅多にない。
お堅い新聞社の記事とか、特にそうだけど、この朝日新聞の記事をたまたま
読んだ時には思い切りウケてしまった♪ 意外感もあったんだろうね。
私は有料=優良購読者の1人だし、ウチとしては珍しく、ちょっと長めに引用
させて頂こう。執筆は、大阪校閲センター所属の31歳女性、細川なるみ記者
だ。語り手の年齢と性別が、1つの大きなポイントになってる。記事タイトルは、
「すっぴん ── 化粧水もつけちゃダメ!?」(14年4月24日)、冒頭から。
ことの始まりは、先輩男性の衝撃的な一言だった。
――「化粧水って、つけてても『すっぴん』って言えるの?」
経済面を点検していたその先輩は、とあるスキンケア商品を紹介する
記事につけられた見出しが気になり、近くにいた私に相談してきたのだ。
「化粧水から美容液までオールインワンっていう商品の見出しが
『あなたもすっぴん美人』なんだけど、大丈夫だと思う?」と。
一瞬質問の意味が分からず、ぽかんとしてしまった。
「だって『基礎化粧品』って言うでしょ?」とさらに言われてようやく、先輩
が「すっぴん」という言葉の定義を女性に確認したかったのだと気づいた。
――「す、すっぴんですよ!!」
思わず声が大きくなってしまった。化粧水さえ認められなかったら、
現代日本にすっぴんの女性なんてほとんど存在しないことになって
しまうではないか!
動揺する私に、周りの女性部員たちが「そうそう」「当然でしょ!」と
すかさず援護してくれた。思わぬ集中砲火を浴びた先輩はたじたじと
なり、「そうなんや……」とつぶやいて仕事に戻った。
結局その記事には別の見出しがついたが、女性陣は「男の人って、
既婚者でもそんなこと知らないんだ……」とショックが収まらない。
☆ ☆ ☆
いやぁ、完全に私のツボだね♪ 読み返しても、また笑える。女性陣の大げさ
で感情的な男性批判が滑稽だし、言い負かされて淋しく引き下がる先輩男性
の姿も、微笑ましくてカワイイのだ(笑)
この記事は「ことば談話室」という企画の1本だし、女性記者も朝日の校閲担
当。流石にその後、基本的な情報は色々と調べて、なかなか上手くまとめ上
げてる。それをもとに、私がポイントだけ整理し直してみよう。
各種の辞書を調べると、「すっぴん(素っぴん)」とは化粧してないこと、あるい
は化粧してない顔。一方、「化粧水」とは「化粧品」の一種で、「化粧品」とは「化
粧」に用いる品。ということは、論理的に、「化粧水をつける」=「化粧に用いる
品をつける」ということだ。
では、「化粧に用いる品をつける」ことは化粧でない、つまり素っぴんだと言え
るか?(爆)。フツーに考えれば無理だろうが、女性記者は何とか反論を試み
る♪ 何しろ、「始めに答ありき」なのだ。「化粧水をつけても、すっぴん」。この
答にたどり着くのが目標だ。ヘーゲル哲学の弁証法の論理みたいなもんだろ
う(笑)。たとえが分かりにくいわ!
そこで、化粧の辞書的説明には「顔を美しく見せるため」、化粧水は「肌の調子
を整えるため」と書かれてるから、別物だ、などと強弁・・・じゃなくて力説する♪
化粧は肌の偽装だが、化粧水はすっぴんのメンテナンス、とも書かれてた。
☆ ☆ ☆
さらに、大阪校閲センターのメンバーと、20~30代の友人、合計43人にア
ンケート調査もどきも実施。「もどき」と私が呼ぶのは、サンプル=対象者が
あまりに偏ってるから♪ 構成は男27人、女16人。最初の問いが核心だ。
Q1. 化粧水や乳液、美容液などの基礎化粧品(美白効果を
うたったものを含む)をつけた状態を「すっぴん」と呼ぶ?
→ はい=31人(女性16人、男性15人)
いいえ=12人(女性0人、男性12人)
女性全員が「はい」と答えてるのが、また笑える。男はほぼ半々だけど、「は
い」の方が少し多い。回答は、見事に男の年代と対応してたそうだ。
20代 はい 3人 いいえ 0人
30代 はい 3人 いいえ 0人
40代 はい 8人 いいえ 5人
50代~ はい 1人 いいえ 7人
つまり、男が「化粧水をつけた女性は『すっぴん』と呼ばない」と言うと、40代
以上と判断されることになる♪ まあ、平成ブロガーにとっては関係ない話の
はずだけど、一応、一般常識として頭に入れとこうか(笑)。
☆ ☆ ☆
要するに女性は、化粧水をつけても基礎化粧品を使っても、「すっぴん」と呼
ばれたい、思いたいのだ。
ちょっと違う角度から考え直すと、同じ顔なら「化粧」してるより「すっぴん」の
方が上ってことね♪ ちなみに私はそもそも、化粧をすっぴんより下に見るっ
て発想があんまし無い。まあ、ひょっとすると、化粧してない女性の顔は自動
的に脳内削除してるのかも(笑)
朝日の記事の最後には、歴史的変遷についても「おまけ」として触れてあった。
昔(戦前くらい)はやっぱり、すっぴんとは何もつけてない状態のことを言った
ようだ。ところが戦後、みんな化粧水をつけるようになったから、今ではそれも
すっぴんだろう、とかいうお話。
ま、論理的に上手くまとめるには、「化粧水」=「化粧の下準備の液体」とすれ
ばいいんだけどね。あるいは「化粧用水」とか(笑)。防火用水かよ! とにかく、
結論としては、女心は複雑でカワイイねってことで♪
ちなみに、メディアの格は遥か下だが(失礼)、Menjoyの5月11日の記事で
は、男がいいと言ってる「すっぴん」とは「すっぴん風メイク」、「ニセすっぴん」
と書いてた。ただしこれは、化粧水だけじゃなく、眉とかリップも含めての話だ。。
☆翌日の追記: 今はなきグラビア系出版社・英知出版は、『すっぴん』(また
は、すッぴん、Suppin)という雑誌を2007年まで出してた
らしい。画像検索すると、表紙のアイドル写真がズラッと出て
来るが、本当に「すっぴん」の顔かどうかは判別できない。
まあ、メイクはともかく、CGの画像処理は多分してるだろう♪
☆ ☆ ☆
最後に、今日の走りについて一言。一昨日、僅か14km走っただけなのに、
右膝痛をかばう変な走り方だったから、ダメージが残ってしまった。左脚に負
担がかかってるのだ。
今日は最初から慎重に走ったけど、やっぱり序盤、3回くらい右膝外側がミシッ
と痛んでしまった。ごく小さい断裂だと思うけど、傾斜のきつい下りがダメだね。
上りでも、油断して着地すると、たまに痛むことがある。
他にも、今日は気温が19度あったし、湿度も高くて90%くらいだったから、
久々に髪の毛まで汗で濡れてしまった。ひょっとすると、公園内の湿度は95
%近くあったのかも。ま、それでも何とか16kmのノルマ達成。復路で油断し
て、トータルのペースが1km5分30秒4になっちゃったけど、四捨五入すれ
ば5分半だから、良しとしとこうか。一昨日より気象コンディションが悪かった
にも関わらず、心拍がちょっと下がったしね。
あぁ、恐怖の週末が近づいて来た。ブログも含めて、早めに色々と片付けと
かないとヤバイな。それでは、また明日。。☆彡
往路(2.4km) 14分03秒 心拍138
1周(2.14km) 11分48秒 153
2周 11分34秒 156
3周 11分45秒 156
4周 11分21秒 161
5周 11分50秒 157
6周(0.5km) 2分51秒 160
復路 12分55秒 158
計 16km 1時間28分07秒 心拍平均154(85%) 最大169(4周目)
(計 3405字)
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コメント
>男の人って、既婚者でもそんなこと知らないんだ……」
But what is makeup? That’s the problem.
(でも、化粧とは何か。それこそ問題だ。)
テンメイさん、面白い記事ですね。
私は基礎化粧品(化粧水、乳液、クリームなど)をつけているのは
当たり前のことだから、メイクをしてない方をつまり「肌に色付け」
していない方を「すっぴん」と呼ぶのだと思い込んでいます。
つまりファンデーションなどで素肌を隠していないことを指すのだと
今でも考えています。
昨日たまたまつけたTVでNHKのBSドラマ「喰う寝るふたり住むふたり」
を見てしまいました。思わず引き込まれてしまいました。同棲中の彼女が
合コンからの帰宅時に玄関に倒れこむ。彼女に男が「化粧を落とすか?」と
優しく聞いてクレンジングの瓶を探す。彼女は「青色」と呟く?言う?
少しエッチで面白いドラマでした。
あ~あ、一緒に8年暮らしていても男はわからないのか?と素朴な疑問が
浮かんだのですが、「アンケート」を見てなるほど^^納得です。
>右膝外側がミシッと痛んでしまった。
気を付けないとと思っていると余計に反対の足にもきてしまいそう・・・
1km5分半^^ 立派ですよ~~♪ 同じコースだからこそ、体調管理できる
のですね。
写真新緑になりましたね。それではまた。
投稿: orugann | 2014年5月14日 (水) 13時32分
> orugann さん
こんばんは。ほとんど女性向けの記事だから、
食いついて頂いて嬉しいです
「すっぴん」の定義が「素肌を隠してない」って
ことだと、基礎化粧品(特に乳液、クリーム)
も化粧に入るような気がするんですよ。
ま、使ったことないし、違いもよく分からないけど (^^ゞ
それに対して、「肌に色付けしてない」っていう
定義は、かなり核心を突いてますね。
例えば、無色のリップはすっぴんだけど、口紅はダメ。
無色透明に近い基礎化粧品はすっぴんだけど、
ファンデーションやシャドーはダメ。
ただ、色だけじゃなくて、光沢も大きいでしょ。
あるいは、透明感とか、なめらかさ。
例えば、Googleで「化粧水」を検索すると、
トップの広告はCLINIQUE(クリニーク)。
で、クリックすると、「輝くたまご肌」と書いてます。
「もっと美しく」とか「美しさ・・を育てる」とも
宣伝してるんですよ。
これは、単なる肌の「メンテナンス」じゃないでしょ♪
まあ、別にどっちでも、キレイならいいんですけどネ
一方、ドラマで男が、同棲相手のクレンジングの瓶を
探すのに苦労してたってことですかね。
いやぁ、それは難しいでしょ (^^ゞ
フツー、男は女の化粧品とか化粧する姿を見ないように
してるし、化粧品の数が多くて分かりにくい。
あと、アルファベットが多いでしょ。
簡単な英語ならともかく、フランス語とか、
造語も多いでしょうしね。調べて記事にしようかな(笑)
玄関に倒れ込んだ時のために、玄関にクレンジングだけ
置いといてもらえれば助かります
最後に、膝。フルマラソンの前後には一時的に
回復してたのに、その後、油断してしまいました。
右膝を軽く伸ばした状態で、外側に負荷が加わるとミシッ!
かなり限定された痛みなんですが、10km~20km
走ってると、何度かはやっちゃいますね。
同じコースでも、カーブや起伏があるもんで。
たまに他のランナーとバトルもしちゃうし。
例えば、上の心拍を見ると、4周目だけ上がってますが、
これはバトルによるものです(笑)
1km5分半。。立派だと言ってもらえるのは
有難いんですが、5分半と5分は大違い。
秋にはまた4分半を切る所まで戻すつもりです。
新緑の中、ウォーキングも楽しんでくださいね♪
ではまた。。
投稿: テンメイ | 2014年5月15日 (木) 19時12分