『HERO 2』第7話、軽~い感想♪
なるほど。「熱さの中のクールさ」、あるいは「クールな熱さ」を押し出してるわ
けね。ドラマのスタートは、マスター(田中要次)の冷たい接客態度。女の子
の甘い声にも、無愛想な姿勢を崩さず。ところが最後は、「スイカ、丸ごと1個
ある?」って感じの無茶な注文に対して、熱いプロ意識で「あるよ」♪ いいね。
真面目にレビューするのなら、クールな熱さをタイトルにする所だけど、今夜
はちょっとしか時間を取れないから、ごく簡単なつぶやき的感想でお茶を濁
しとこう。自転車レース前に不安定な天気が続いてるから、小雨の合間を見
つけて走るだけでも難しいのだ。
☆ ☆ ☆
夏の終わりと言うより、秋雨みたいな感じになってるけど、ドラマ『HERO 2』
の第7話は夏全開モード。久利生(木村拓哉)の浅黒く焼けた肌が、アロハシャ
ツや白のタンクトップ(or ランニングシャツ)に似合ってた。
ちなみに私は、「タンクトップ」という言葉を覚えたばっかの頃、会話の中で恐
る恐る使ってみたら、女友達に笑われたのがトラウマになってる(笑)。自分
が着てたシャツについての言葉だったんだけど、「止めてよ♪ 男のくせに
タンクトップとか言うの」とか、突っ込まれたのだ (^^ゞ
難しいね。「パンツ」と「ズボン」の使い分けも、いまだに微妙で苦労する。パ
ンツ(下着)とパンツ(ズボン)のイントネーションの区別にも気を使うし(笑)
女性視聴者向けに、肩から腕をむき出しにしてサービスしてたタンクトップは
ともかく、あのアロハ。渋くてオシャレだなと思ったら、サンローランのシルク
製で6万円(!)とかいう情報が流れてる。『昼顔』第4話で利佳子(吉瀬美智
子)が「ゴミ箱」(笑)に入れた高級下着とほぼ同額。ユニクロ系の低価格ショッ
プ、GUなら100枚買えそうな値段。って言うか100円ショップにあるかも♪
もちろん、男目線と
してはそんな物より、
(?)の冷たいプール
ではしゃぐ女の子た
ちの華やかな水着に
目が行く。あれもま
た、冷たい熱さのヴァ
リエーションなのだ。
久利生のクールな熱視線も含めて♪
アカオ・グループって多分、私も宿泊したことあるな。バカンスと言うより、温
泉旅行。景色もいいし楽しかったけど、あんなに大勢の可愛い女の子がキャ
ピキャピはしゃいでる光景を見た覚えはない。まあ、私自身が温泉卓球で
キャーキャーはしゃいだ気がするけど(笑)
☆ ☆ ☆
とにかく、最近また人気を取り戻しつつあるらしい東伊豆の熱海をロケ地に
した、今回の『ヒーロー』。 先日、話題になって、ウチでも記事を書いた「忍者
女子高生」のCM動画も熱海が舞台になってた。街全体が観光アピールに
力を入れてるってことか。
伊豆半島というのは、東も南も西も美しい海岸が続いてて、『ガリレオ 真夏
の方程式』でも南伊豆の美しい海
が舞台になってた。二輪好きの私
にとっては、海以上に山のイメー
ジが強い所だ。
左はウィキメディア、パブリック・ド
メイン(公的所有)の地形図で、右
上の楕円が熱海市。薄い色の平
地部は僅か。海岸まで山や丘陵が
迫ってるから、リアス式海岸みたい
にクネクネした道が海沿いに続いて、バイクで走ると刺激的♪ 海とは逆方向
に向かうとすぐ山道になるから、自転車で走ると心臓に刺激があり過ぎる(笑)
海岸から山に上がると、標高差で一気に涼しくなるし、小雨も増えるから、夏
でも身体が冷え切ったことがあった。今回のドラマも同様。要するに、DV(家
庭内暴力)を受けたのに、海のように彼をかばおうとする熱い女性が、山の実
家で頭を冷やすという構図になってたのだ。
それに色を添えるのが、熱を出して頭を冷やす、元マイルドヤンキー麻木(北
川景子)の「ベッドシーン」。文科省のタイアップ・サイトによると、北川は子供
時代から身体が弱かったらしい。か弱い姿は、ある種の趣味をお持ちの方々
には萌えポイントになったかも。『昼顔』第6話、「変態」加藤(北村一輝)とか♪
私には、あの通販の熱冷ましグッズ、「クールマンZ」がボクシングのヘッドギ
アにしか見えなかったから、萌えるどころか、お笑いポイントだった。あれって
よく見ると、特殊な道具にも見えるね・・・って、何?♪ もっと手軽な方法とし
て、熱冷ましシートの類を額に貼るだけでも気持ちいいね。ま、10分も経つ
とジャマくさくなるけど (笑)
☆ ☆ ☆
さて、本題のDV、ドメスティック・バイオレンス。これについて、ウチでは既
に6年前、『ラスト・フレンズ』のレビューで独自の考えを示してある。
例えば第3話では、「被害者としてのDV男・宗佑」という大胆なタイトルの記
事をアップ。かなりのアクセスを集めたにも関わらず、感情的な反発はほとん
ど無かった。もちろんDVを単純に擁護・肯定したわけではないが、暴力を振
るう男は最低、容認する女もダメ、というような平凡で単純な議論があまりに
目立つから、あえて違う視点を提示してみたわけだ。
そもそも何が暴力なのか。何が暴力とされるのか。それを捉え直すだけでも、
どちらが加害者でどちらが被害者なのか、あるいは、どちらが先に暴力をふ
るったのか、見え方が変わって来る。体罰も同様。別に我々のものの見方は、
社会常識や文科省的道徳、裁判の判例に縛られるものではないわけだ。
その意味で、今回の久利生の態度は、かなり頑張ってたと言っていい。文科
省タイアップのフジテレビ月9で、DV被害者の率直な思いをじっくり聞く姿勢
には、オンエア中に「なかなか頑張ってるな」と感心した。
ただ、結論としてはやっぱり、かなり唐突に常識的判断が出現。DV加害者
(とされる男性容疑者)が、女性の愛情まで悪用する卑怯者として描かれ、そ
れをかばおうとする女性に対して久利生が説教する。まあ、あの時、あくまで
単なる個人的意見として熱く常識を語ってた姿が、脚本家・福田靖の奥行き
の深さを表してるのだろう。
私自身は単なる小市民だが、常識を超えた別世界も珍しくないことは、古今
東西の変わらぬ事実であって、間違いない。それについて熱く語りたい思い
もあるが、ここはクールに、軽く示唆するだけで済ませとこう。。
☆ ☆ ☆
最後に話をガラッと軽くすると、今回の羊田吉・・・じゃなくて吉田羊のジャケッ
トは素敵だった♪ パステル・イエローみたいなキレイ系の上着。実際の本人
はもっとふんわかした服装が多くて、渋谷センター街(旧称)を歩いても気付
いてもらえないらしいけど(笑)、クールなのに情熱的な彼女にピッタリだった。
あの姿で久留米弁を披露すれば、もっと可愛かったかも♪
世間的には案外、川尻部長(松重豊)の眉間の二本皺が人気だったりするら
しいね♪ このドラマ、あらためて俳優を見渡すと、中高年男性がズラッと並
んでる。これで視聴率20%前後をキープしてるのは、視聴者層が年上の側
に偏ってるのか、あるいは本当に中高年男優ブームなのか。
録画視聴率の分析やビッグデータ解析も始まってるし、今後の調査報告に
注目しとこう。多様化&高齢化社会の問題も含めて、テレビ局が番組作りに
頭を悩ます時代なのは確かだと思う。特にスタッフの皆さん、お疲れさま♪
ちなみに、熱い身体を冷やして ♡・・・って感じの人妻なら、不倫ドラマ『昼顔』
がお勧めだ。逆にもっと熱くなってしまった場合は、事故責任=自己責任っ
てことで(笑)。それでは、今日はこの辺で。。☆彡
cf. 起訴か不起訴か、検事の倫理と現実~『HERO 2』第1話
『HERO 2』第2話、軽~い感想&6日連続ラン
新・創世記、「Let there be surf」(波あれ)~『HERO 2』第3話
仲間、身内という存在~『HERO 2』第4話
『スマスマ』ネイマール笑顔&『HERO 2』第6話&6日連続走
『HERO 2』第8話、暴力団の犯罪と一般市民
チームワークと善悪~『HERO 2』第9話
事件と人生、真正面に向き合うとは~『HERO 2』第10話
LIE STOPS HERE(嘘=夢はここにある)~『HERO 2』最終回
(計 3235字)
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