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黒木瞳のひみつの短歌ちゃん「月々に月見る月は・・」(朝日)&低心拍ジョグ

(16日) 低心拍JOG 10km,58分38秒,平均心拍140 

      消費エネルギー 548kcal (脂肪 137kcal)

 

眠い。。コーラとコーヒーと紅茶ばっかだから、珍しくウーロン茶でカフェイン

を取ってるんだけど、効かないね。それでも、かかなきゃいけないっていう時、

何か特殊なものを使いたくなる気持ちは分からなくもないわな♪ 凄い動画

とか道具とか。コラコラ! 話が逸れとるわ。 

 

まあ、清く正しい小市民としては、単なる気合だけで乗り切るのだった。週刊

文春にスクープされても困っちゃうし♪ 昨日の「人妻激震」ニュース(笑)も、

実は文春のスクープを受けてのことだったのかな。凄いスクープ力だね。ひょっ

とすると、むしろ凄いリーク力なのかも。。相利共生、『白夜行』が懐かしい。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

さて、ホントは昨日書くはずだったコネタを、今日こそ書くことにしよう。エッ?

コネタより大ネタ? いや、だから、眠くて仕方ないわけ♪ コネタを書くだけ

でも、脳内物質ガンガンの気合が必要な状況なのだ。

 

信州・乗鞍での自転車遠征も何とか終えて、ホッと一息。溜まってた朝日新

聞を超速でチラ見してたら、たまたま目に留まったのが例の謝罪記事・・・

じゃなくて、夕刊のコラム。「黒木瞳のひみつのHちゃん」♪ 9月11日のタ

イトルは、「魅力尽きない この月の月」。どうせなら、「魅力つきない」とか、

「魅力ツキない」とした方がいいと思うけど、まあ良しとしとこう。

 

美熟女の代表の一人が、どんな「ひみつのH」を暴露してるのかと思ったら、

月のお話だったのだ。あぁ、毎月お疲れ様です・・って話でもなければ、月の

ヒロインのコスプレでお仕置きHって話でもない♪ 中秋の名月をめぐる短歌

の話だった。

 

これ、ネタも面白いし、文章も上手い。流石はゴーストライター☆ コラコラ!

いや、流石は超エリート女優。やっぱり才能豊かなのだ。ま、約1000字で

10万円~20万円の原稿料だろうしね♪ 1円にもならない記事を毎日、数

千字も書いてる小市民ブロガーから見ると、軽い嫉妬の対象でもあるのだ。

人妻不倫ドラマみたいな「醜い嫉妬」ではないけど(笑)

 

 

           ☆          ☆          ☆

さて、Hちゃん(=瞳ちゃん)のひみつの短歌は、次の通り。

 

   「月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月

 

中2の時、なぜか名前を思い出せない綺麗な先生から教わったそうで、「詠み

人知らず、誰が作ったのか分からない」とおっしゃってたとの事。もちろん私は

ひみつの検索ちゃんだから、直ちにGoogle検索。あっと言う間に、細かい情

報を入手した。

 

鈴木忠侯著(撰)、随筆『小窓間語』(寛政2年≒1790年)が(一つの)出典

らしい。質問に応じて千葉県立西部図書館が調査した内容が、国立国会図

書館のデータベースに記録されてた。マニアックで、いいね♪ ただし、「詠み

人知らず」という点についてはハッキリしない。まあ、今後の研究課題としとこ

うか。誰が、短歌研究者や!

 

 

         ☆          ☆          ☆

話を戻すと、綺麗な先生は、短歌に含まれる「月」という言葉の内、どれが空

の月(moon)で、どれが暦の月(month)か、質問したそうだ。聡明な瞳ちゃ

んは見当がついたそうだけど、手を挙げず、急いで黒板の短歌をノートに書き

写したらしい。その理由の説明が、何とも微笑ましい文章なのだ。

 

   「『これは教科書にもないし、高校受験にも出ないから書き写さなくて 

     いいよ』とおっしゃる先生の前置きが、私を慌てさせた。こんなこと 

     をおっしゃる時は、大抵面白い話だし、先生は書いてはすぐに黒板 

     消しで文字を消す。だから私はすぐに書き写さなきゃいけない。

 

う~ん、何とも優秀で才能豊かな生徒だし、先生も文系っぽいね♪ 持続的

真実を追求する理系の先生だと、書いてすぐ消す習慣はほとんどないはず。

文系の授業は、即興のアート、パフォーマンスなのだ。記録されてしまうと、

その場のアートのオーラが消えてしまう(笑)。

 

その辺りの微妙な問題を扱った、ベンヤミンの古典的芸術論、『複製技術時

代の芸術作品』(初出1935年)を思い出す所だね。いまや、単なるつぶやき

(ツイート)の複製でさえ世界中に拡散するデジタル時代。流石にベンヤミン

も、空の上で苦笑してるだろう。文化のアウラ=オーラは今いずこ。。

 

 

         ☆          ☆          ☆

結局、瞳ちゃんはどれがmoonでどれがmonthか、書いてないけど、ネット

には色んな説明があるようだ。

 

まあ、「芸術の解釈に唯一の正解はない」とか、「小中学生は自由に芸術鑑賞

する方がいい。すべて正解」というような、リベラルな常識らしきものがあるの

は十分承知の上で、あえて私の正解を書くなら、次のようにまとめられる。自然

な解釈だろう。最初から最後まで、話の土台は暦の月、monthなのだ。

 

   moon(空の月)  ・・・・・・ 「月」見る(2回)、この「月」 

   month(暦の月) ・・・・・・ 「月々」に、見る「月」(2回)、この月の「月」

 

要するに、moonを観賞するmonthは多いけど、今この素晴らしいmoonを

見てるこのmonthこそが最高だ、という意味だろう。

 

ウィキペディアも含めて、あちこちに、「全部で8回、月が入ってるのは、旧暦

の8月を示してる」といった説明が書かれてるけど、何を根拠にしてるのかハッ

キリしない。同種の作品とかを参照した専門家の解説が、出典なしに拡散し

てるということか。少なくとも、この短歌の作者自身の説明ではない。

 

 

          ☆          ☆          ☆   

私自身は、例えば、英語のD先生がよく口にしてた

   「There is no rule but has some exceptions.

というフレーズが脳裏に焼き付いてて、今でもよく思い出してる。「例外のない

 

ルールは存在しない」。もちろん、このフレーズ自体に例外はないのか?とか、

自己言及性の問題を考え出すと、頭がワニになるのだ♪ そりゃ、ウニだろ!

 

とにかく、あまりにD先生が何度も口にするから、リピートするのがダルイん

だけど、リピートしないと怒るのだ(笑)。この先生、今でもご健在とのこと。

いいね♪ 仰げば尊し、我が師の恩。。ちなみに私が一番、質問攻めにして

たのは、英語や数学じゃなくて国語のS先生だった気がする。今から考えると、

先生の短い休憩時間を奪ってたかも (^^ゞ 申し訳ありませんでした。。<(_ _)>

 

ちなみにHちゃんのエッセイの終盤には、パロディも掲載されてた。朝日の

昔の人気マンガ、『フジ三太郎』が出典との事。

 

  「月ヅキに ツケくるツキは多けれど ツケ払うツキは このツギのツキ」♪

 

最後は、「このツギのツギ」でも良かったね(笑)。って言うか、「ツケ」って言葉

自体が昭和の香りだよな・・・と平成ブロガーは感じるのであった。。♪

 

 

cf. 苦手な人が向こうから来た時(黒木瞳のHちゃん)&リハビリジョグ3

                                  (16年3月18日)

 

 

          ☆          ☆          ☆

あぁ、もう時間が無くなったから、ランニングについては記録のみにしとこう。

昼は残暑を感じたのに、夜遅くになって急激に気温が下がったから、わりと

気持ちよく走れた。ま、超低速&低心拍ジョギングだから当たり前か。1km

5分52秒ペース。

 

「これだけ書く余裕があるんなら、大ネタでも書けたはず」ってツッコミ、どうも

どうも♪  いや、たまには文芸記事も書きたいわけよ。夏目漱石の『こころ』

のレビューもずーっと延期してるしね (^^ゞ

 

数学や物理もいいけど、やっぱ国語や芸術も好きなんだな。で、おまけに運動

も好きだから、自然と総合マニアックブログになってしまうのだ。  

ではまた明日。。☆彡

 

 

                  時間      平均心拍   最大心拍

  往路(2.4km)     14分36秒     131    142  

  LAP1(2.14km)   12分26秒      141     146

     2           12分25秒      144    149

  復路(3.32km)    19分12秒      144     152

計 10km     58分38秒   140(77%) 152(84%)

 

                        (計 3125字)

            (追記 45字 ; 合計 3170字)                       

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