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『信長協奏曲』第1話、軽~い感想♪

「時代劇なんて見るのは、11年前のNHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』以

来かも・・・」。そう書きかけて、試しに自分のブログ内で検索をかけたら、今年

の3月のキムタク武蔵がすぐヒットした (^^ゞ そうか、あれも時代劇か。いや、

何となく、木村拓哉と原作者・吉川英治のドラマだと感じてたもんで。。

 

とにかく、宮本武蔵という特別な武道家関連を除くと、私はほとんど時代劇を

見ないし、日本史が得意だったのは高校の期末試験当日だけだ♪ 一夜漬

けで無理やり一気に頭に詰め込んだ知識は、ほとんど何も残らない。

 

戦国時代(室町時代・後期、15世紀後半~16世紀後半)って、どうして始まっ

たんだっけ?、と自問しても、南北朝の内乱(14世紀半ば)も応仁の乱(15世

141014a_2  世紀後半)も浮かばなかったり

  する(笑)。ちなみに日本史の

  H先生はお元気らしい・・って

  いうのは、ごく一部の身内へ

  の挨拶だ♪

 

  左の画像は、狩野元秀作、信長

  像。ウィキメディアより。著作権

  はもちろん消滅済み。

 

で、この『信長きょうそうきょく』・・・じゃなくて『信長コンツェルト』も見る気は無

かったけど、今期は何も見たいものがない。強いて言えば、『ファーストクラス』

で沢尻エリカ女王様のお姿を拝見するか、『地獄先生ぬ~べ~』で桐谷美玲

の登場シーンだけ見るか(笑)。でも、それじゃあブログ記事にならないし、運

営上ちょっとどうかな。。

 

 

           ☆          ☆          ☆   

・・・って感じで、信長しかないか、とか、月9でもいいか、とか、「でも・しか」モー

ドの不真面目なノリで見た第1話。思ったより楽しめたね。冒頭の女子高生の

制服姿とか♪ そこか! いや、信長=サブロー(小栗旬)のパーカーのロゴ

とか。いきなり「DAMMY DAMMY DAMMY」(笑)

 

これ、ツイッター検索から推測する限り、気付いてない人が少なくない感じだ

けど、もちろん、身代りとか替え玉という意味の「ダミー」(dummy)と母音の

綴りが違ってる♪ つまり、「dummy」のダミーが「DAMMY」。そのマニアッ

クなヒネリが笑えるのだ。ま、実際は単なるブランド商品とのタイアップかも知

れないけど。手頃な値段のカジュアル・ウェアが並んでた。

 

戦国時代にタイムスリップしたのに、最後までパーカーとスニーカー(ナイキ・

エアジョーダン?)で通すのかと思ったら、終盤にようやく織田信長らしい格

好になったね。代わりに、妻の帰蝶(柴咲コウ)が制服かミニスカになればい

いのに・・・と思った視聴者もいるはず♪ 他人事かよ。

 

いや、あの帰蝶が山の中で転がり落ちた時、逆向きに未来へのタイムスリッ

プするのかなと思ったわけ。冒頭の女子高生のダミーになって、現代でも信

長=サブローをツンツンいじめるとか♪ ちなみに私は、原作もアニメも全く

知らないし予習もしてないので、今後の展開の知識は全く無し。今回だけ見

て、公式HPとウィキペディアをちょっとチェックした程度だ。

 

 

           ☆          ☆          ☆

それにしても、このフジテレビの力の入れ方は凄いね。アニメ、実写ドラマ、

実写映画の3本立て。あぁ、原作者の石井あゆみに近づきたくなるな♪ ま

だ29歳の若手漫画家。顔出し不可なのか、写真が見当たらないし、経歴や

個人情報が極端に少ない。ま、巨額の印税があれば十分でしょ。コラコラ。

 

真面目な話、いくら少年マンガとはいえ、歴史ものの作品を書くには、それな

りの知識と知性が必要なはず。基本的な歴史把握があって初めて、現代的・

マンガチックなアレンジが可能になる。

 

ドラマ終了後に、歴史上の人物についてウィキの情報を流し見したけど、織

田信秀の嫡男(ちゃくなん:正妻が生んだ長男)、当初は力も人望も冴えなかっ

た織田信長(1534~82)他、基本はちゃんと押さえたストーリーになってた。

 

 

          ☆          ☆          ☆

まず、BL(ボーイズ・ラブ)ファンの女性達を狂喜乱舞させたはずの、池田恒

興(向井理)。信長の義理の弟で、忠実な家臣だったわけね。で、お尻を向け

て吐いてる信長のバックから近づいて、優しくしたと(笑)。単純なふんどし姿

141014b  や熱い見つめ合いとは違っ

  て、巧みなサービスショット

  だった。全国で数万人の特

  殊な女子が静止画キャプ

  チャーしてるだろう♪

 

  左は狩野甫信作、恒興像。

  同上。

 

続いて、織田信行(柳楽優弥)は、信長と家督争いした実の弟ね。一度、「きょ

へい」(挙兵)して失敗。許された後、再び見舞いのふりをして謀反をくわだて

たと。そこで暗殺されたか、今回のドラマみたいに切腹(=自刃)したかは、見

方が分かれてるわけか。しかし、キレイに現実の歴史(とされてるもの)の再現

になってる。

 

初めて見た、柳楽(やぎら)優弥。初オーディションで、是枝裕和監督が「目に

力がある」ってことで主役抜擢。その映画『誰も知らない』でいきなり、カンヌ国

際映画祭の主演男優賞。日本人初、最年少。14歳の新人にとっては、かな

り重荷の勲章だったろうね。確かに、あれほど目に力があるタレントは、海老

蔵(十一代目)くらいかも♪ 演技より存在感が光ってた。。

 

 

           ☆          ☆          ☆

信長の妻・帰蝶も、本名なんだね。ウチのレビューで活躍してた「人妻蝶」が

出典かと思ったわ(笑)。「濃姫」が政略結婚後の通称ってことは、信長のが

141014d_2  濃厚だったと♪ コラコラ! 「の」が余計だ

  ろ。ホントは、美濃出身の姫って意味ね。い

  やぁ、勉強になるわ。漫画の読者層(中学

  生・高校生)のテストには出ないだろうけど。

 

  今年の大河ドラマ『軍師官兵衛』だと、お濃

  (内田有紀)とされてるらしい。戦国大名、

  斎藤道三の娘。左は清洲城、濃姫之像。

  ウィキペディア、立花左近氏の画像。

 

さらに、公式HPの相関図で「問者」と書かれちゃってる伝次郎(山田孝之)。

「間者」=スパイね。段蔵(早乙女太一)と一心同体の中らしい♪

 

まあ、これは歴史的事実とは言えないけど、出自(生まれ・育ち)が不明確

141014c  だから、かなり自由に

  想像してもいい人物っ

  てことか。後の豊臣秀

  吉とは知らなかった。

  左は作者不明、同上。

 

  山田も存在感ある俳優

  だけど、見るのは

タイヨウのうた』以来、8年ぶり。その半年前の『白夜行』の方が印象に残って

る。可愛い顔した雪穂=綾瀬はるかに魅惑され、裏切られて、悲しい人生になっ

たと。そう言えば雪穂も、話題の「人妻悪女」だった(笑) 

 

実はあの『白夜行』に、向井理がチョイ役で出てたってウワサ。本当なのかね。

私はたまたま友人にDVDボックスを貰ってるんだけど、例のお引越し騒動で

発見できない (^^ゞ

 

信長が実は明智光秀だったって説だけは、ネットでさえなかなか見当たらな

い斬新な発想かも♪ 『妖怪人間ベム』で光ってた脚本家、西田征史のアレ

ンジかと思ったら、原作マンガがそうなってるわけね。で、信長が本能寺の変

で自害した瞬間に、明智の腹からも出血。「何じゃ、こりゃ~?!」と、太陽に

ほえると(笑)

 

 

          ☆          ☆          ☆

とにかく、歴史のお勉強にもなるし、豪華キャストでお金と手間ヒマもかけてる

し、来週も見てみようかな。まあ、ノーマル男子にとっては萌え要素がほとんど

無い所がツライけど。今後、カワイイ女子高生もタイムスリップして来て、くノ一

と間違えられて鞭で打たれる展開を期待しよう♪ そりゃ、映画『昼顔』だろ。

 

戦国時代で逃げ出しそうになりながらも、人の命や気持ちを大切にしつつ、な

るべく平和に生きて行こうとする信長。これ、どうしても現実の政治や国際関係

を考えちゃうね。去年のノーベル平和賞の舞台、シリアも大変だし、今年の平 

和賞・同時受賞のインド・パキスタンも相変わらず。もちろん、東アジアも小競

り合いが継続中。  

 

ドラマは文化庁芸術祭参加作品ってことだし、月9だから、最後は平和なハッ

ピーエンドになるだろうけど、戦国の世の中で殺し合いは避けられない。それ

は現代社会でも同じことで、今この瞬間も世界中で本当に殺し合ってることを

意識しながら、フィクションの世界を見たいと思う。ドラマとは、単なるヒマつぶ

しのお手軽な娯楽ではないはずだから。もちろん、ブログにも同じ事が言える

わけだ。

 

それにしても、スプレーはともかく、スマホはどうなったのかね? 折角ピロリ

ロ鳴らしながら写真撮ったのに♪ 今後、何とか充電して使う展開になるのか

どうか、気になりつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

 

 

P.S. 初回の視聴率は15.8%。最近の数字としては、まずまずの好発進。

 

cf. 『信長協奏曲』第2話、軽~い感想♪

   『信長協奏曲』第3話、軽~い感想(『信長公記』付き♪)

   ルービック・キューブ1面(+α)完成方法♪&『信長協奏曲』第4話

   『信長協奏曲』第5話、超軽~い感想♪

   お市の方の小豆袋、出典は本当に『朝倉家記』なのか

                              ~『信長協奏曲』第6話

   『信長協奏曲』第8話、原作コミックとの比較など

   『信長協奏曲』第9話、短~い感想♪

   お市の方のInstagram&『信長協奏曲』第10話、原作コミックとの比較

   『信長協奏曲』最終回、軽~い感想♪

 

                                    (計 3589字)

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受信: 2014年10月15日 (水) 08時49分

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「もうよい。 それにもう信長と呼ぶな。 わしは新たな名を授かったのじゃ。 明智光秀と言う名を」最後にそうキタ━ヽ(゚∀゚)ノ━!!歴史無知な私でも分かる(笑)池田恒興(向井理)を見ながら、『清洲会議』で演じてた佐藤浩市さんと重たりして。何しろ、織田四天王も知らなければ... [続きを読む]

受信: 2014年10月15日 (水) 13時58分

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