『きょうは会社休みます。』第9話まで、原作コミックとの比較
他の用事が次々と入って来たと言うか、そちらを優先したと言うか、ズルズル
と先延ばしになって来た、『きょうは会社休みます。』第9話の感想記事。もう
週末で、字数も時間も残ってないけど、一応アップしとこう。ドラマの内容はか
なり忘れたけど♪
ちなみに、コミックでかなり強調されてる表題のフランス語については昨日、
短いながらもマニアックな記事を書いておいた。
Allez,je vais pas au travail aujourd’hui.
関係ないけど、明日の14日は早くも衆院選の投票日なんだね。前回の総選
挙は東日本大震災の後だから重要だったけど、今回は雲をつかむような妙
な選挙で、おまけになぜか、早くから与党圧勝の予想が広がってる。
それでも寒い中、きっちり投票所に向かうのが、有権者である国民の義務♪
いずれ電子投票が当たり前になったら、懐かしい思い出になるだろうし(笑)。
面白いことに、期日前投票は前回より10%も増えてるとのこと。なかなか読み
にくい動き。。
☆ ☆ ☆
さて、レースの無事終了でホッとしたので、藤村真理の原作コミック(集英社)
をサラッと流し読みしてみた。それですぐ記事をアップしようと思ったら、朝日
新聞の「即身仏」記事の方に気を取られたわけ。ま、要するに気分転換で、
ちょっと変わった事をしたくなったのだ。
7巻の表紙の花笑が可愛かったという理
由もある♪ メガネを外して、ふんわりヘ
アで微笑む姿は、巨額の印税にニンマリ
する作者の投影か(笑)。コラコラ!
今まで、マンガを読まないまま、花笑役
の綾瀬はるかがハマリ役だと書いて来
たけど、むしろ「ハメた役」と言う方が正
しいかも。他にもっとピッタリ来る女優
は思い付かないけど、綾瀬と原作の花
笑もかなり違ってる。という事は、綾瀬と脚本家・金子茂樹が上手くハメたのだ。
綾瀬の場合、去年の紅白歌合戦でもそうだが、天然キャラってことで、どうし
てもお笑いの感じになる(本人の意図は別)。でも、原作の花笑はもっとフツー
で、ひたすら真面目モード。おまけに、ドラマより3歳年上の33歳の設定。そ
れでいて、ガラ携(笑)以外は表面的にすごく若くて可愛いから、20代~30
代の女性読者を幅広くホンワカとキャッチできそうな気がする。
ちなみに、花笑の内心の描写が非常に多いのは、原作もドラマも同じだった。
少女マンガの共通点かも。
☆ ☆ ☆
一方の田之倉も、花笑ほどではないけど、原作とドラマは意外なほど違って
る。原作の田之倉はドラマより2歳くらい年上の大学院生だし、福士蒼汰が演
じてる美少年よりも頼もしくて男らしい。それでいて、お父さんのお土産のお地
蔵様っぽい人形を本気で怖がる辺りのギャップが魅力的♪
ドラマだと第7話で、飼い犬・マモルの写真に見られてるような気がして、花
笑が落ち着かない様子だった。原作(最新・第7巻)だと「マモル」の代わりに、
「守る」ような地蔵人形が鎮座♪ で、ビビラーと化した田之倉が耐え切れなく
なって、あるいはそのフリをして(笑)、部屋を出てラブホテルで2時間休憩を
楽しむ。ま、休憩と言うより、スポーツジムみたいなものかも。
あと、私のお気に入りの加々見も、原作とドラマの千葉雄大は大違いで、原
作だと、かなり生意気でダメな厄介者扱い。そのくせ、教育係の花笑に余計
な事を色々するから、田之倉が怒って威圧することになる。ドラマだと加々見
の方が3歳ほど年上の正社員だから、あり得ないことだろう。
☆ ☆ ☆
ドラマの8~9話だと、結婚願望の強いアラサーの花笑を気遣った田之倉が、
唐突に大学院進学を諦めて、結婚のために、今の会社への就職を希望。こ
れが逆に、こじらせ女子・花笑に気を使わせるハメになって、別れ話&田之
倉のバイト終了へと展開。
私は、そうしたドラマの田之倉にかなり違和感を持ってた。大学生がそれだ
けの進路変更を決断をするのは大変な事なのに、説明不足だったから。
ところが、原作だと違和感は薄れる。既に田之倉は大学院生(修士課程)で、
博士課程を諦めて就職するだけだから、むしろ自然な進路選択。おまけに、
田之倉の目の前に美人の元カノが登場して、嫉妬と不安にかられた花笑が
変装して尾行。すぐ田之倉に気付かれるプロセスがあった。おまけに元カノ
が結婚話を口にした直後だから、33歳の花笑を安心させるために田之倉が
プロポーズするのは納得できるのだ。
第9話の序盤の温泉旅館ラブラブ・エピソードは、原作だと、第5巻の京都旅
行に少し似たものだった。田之倉の自由奔放すぎる親父に誘われて、京都の
高級旅館に泊まることになった2人が、部屋の風呂で楽しむシーンがある(露
天風呂ではない)。私はお風呂だと経験ないかも。聞いてない? あっ、そう♪
ちなみに、温泉卓球や花笑のスマッシュ(笑)も、原作にはない。「奥様と 呼ば
れて笑みが おさまらず」シーンも、ドッキリ企画だったという夢も無し。やっぱり
ドラマは綾瀬のキャラに合わせて、コメディ路線強調なわけね。
その代わり、京都の浴衣デートや、別の機会の海のシーンがいい味出してた。
海で遭遇した田之倉の旧友が既に子連れで、これがまた花笑の心を揺さぶる
のだ。一方、店員にそそのかされて買ったビキニの小さい水着は、花笑の胸を
揺さぶる。それを他人に見られるのが嫌で、田之倉が上着を着せるのだった♪
☆ ☆ ☆
原作7巻の最後は、花笑から結婚話を聞かされた朝尾が、何か(反撃プロポー
ズを?)考えてる所。既に青石家に対する田之倉の挨拶も終了してるけど、こ
こからドラマと同じく破談に向かうのかな。
7巻は、『Cocohana』2014年9月号まで収録だから、それ以降、今発売中の
2015年1月号まで、4ヶ月分の展開は分からない。雑誌の公式HPの「前回
までのあらすじ」を見ると、まだ結婚を止める流れにはなってない気がする。
なお、原作の朝尾は、ドラマの玉木宏を少しキツくした感じ。あと、花笑のお父
さん(浅野和之)や上司(吹越満)は似てるけど、お友達の一華(平岩紙)や後
輩の瞳(仲里依紗)はもちろん、原作の方が遥かに可愛かった(笑)。コラコラ!
それでは今日はこの辺で。。☆彡
cf. パール・ピアス、ピンク・シュシュ、ピンク・クロック
『きょうは会社休みます。』第4話、超軽~い感想♪
『きょうは会社休みます。』第5話、超軽~い感想♪
『きょうは会社休みます。』第6話、超軽~い感想♪
『きょうは会社休みます。』第7話、軽~い感想♪
『きょうは会社休みます。』第8話、軽~い感想♪
『きょうは会社休みます。』最終回、軽~い感想♪
(計 2711字)
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