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ピンクのハイヒールとしての男(原作)~『5→9 私に恋したお坊さん』第4話

素晴らしい☆ 第5話予告で三休(寺田心)の隣にいた女の子が♪ そこか!

アブナイわ! 『ウルトラマン』の怪獣、ガヴァドンも良かったね・・・って、カベ

151105c  ドンだろ! 左はピクシブ、

  しぶりばら氏の作品。嫁

  が作る餃子に似てるらし

  い(爆)

 

 

いや、あの潤子(石原さとみ)に突っ込まれてた、高嶺(山下智久)の下がり

気味イントネーションの「壁ドン」が、ガバドンの発音のパロディになってる事

を指摘してるサイトが見当たらないから、書いてみたわけ♪ 細かすぎて伝

わらないかも。

 

ともあれ、下がり気味カベドンもガバドンも可愛いのだ。もちろん、縁の下を

コソコソ歩いてたオス猫(笑)の「ニャ~ア」も、その後ろで首をヒネってたメス

猫も。縁の上でペシッと叩かれてた美坊主・・・じゃない坊主の額も。あるい

は、桜庭家の居間にシレーッと鎮座してた洗濯機も♪

 

 

           ☆          ☆          ☆

151105d2  坊主めくりの能因法師のキョトンとした顔も、

  いいね。左は、YouTube動画より

 

   「嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は

    龍田の川の にしきなりけり ♫」

 

テンメイの小市民的な特技でもある、小倉百人一首、第69番。「あらし」と決

まり字が読み上げられた瞬間、右手でペシッと坊主の額を払うのだ♪ 先に

56番「あらざ・・・」が読まれた後なら、「あら」の2文字が決まり字となる。臨機

応変の暗記力、瞬発力、持久力、全てが問われる文字通りの頭脳スポーツだ。

 

私は某高校の学内チャンピオンだけど、和室で観客を集めて行われた決勝

戦で陸上部の練習を休んだら、部長のKが嫌そうな顔をしてたのをよく覚え

てる♪ 細かっ! 当時の強敵O(オー)さんはいまだに、私に負けた悔しい

思い出話を、関東地方の教育現場で広めてるらしい(笑)。いずれ再戦かも♪

 

 

           ☆          ☆          ☆

第3話から、『野ブタ』ブレインの根本ノンジが脚本に加わって、ちょっとドラマ

に陰影が出て来たかな・・・と思ったら、4話は思い切り軽いノリに戻ってたね。

151105a  「高嶺さん、熱いわ ♡・・・高嶺さ

  ん、ホテルは?」とか。「火照る」

  だろ! 

 

  ちなみに、左写真は実在する

「高嶺の湯」(長野県・高峰温泉の内湯)。他にも実在するようだから、高嶺

の熱い湯をたっぷり浴びたいファンなら要チェックかも♪

 

「ちなみに」というのは、山Pがよく使う言葉でもあるから、もう一つ書いとこう。

ちなみに、目を開けたまま眠る高嶺みたいな人間も実在する(笑)。私も一度

だけ実物を見て、最初はギョッ!としたけど、すぐ慣れてキモ可愛く感じた♪ 

本人は全く気付いてないらしい(当たり前か・・)。

 

 

           ☆          ☆          ☆

それでは今日はこの辺で(笑)。短い? あっ、そう♪ いや、このくらいの軽

い記事の方が、ドラマ内容の軽さに合ってる気もするけどね。

 

飛び石連休の途中に挟まった、『5→9 私に恋したお坊さん』第4話。視聴

率はネットで11.6%と書かれてるけど、合ってるのかな? 今現在、信頼

できる数字は第2話までしか見当たらない(ビデオリサーチHP)。まあ、ツイッ

ターの反応をざっと見渡しても、イケメン恋愛コメディを面白がってる人は十

分いる感じだね。

 

(☆追記: 半日後、ビデオリサーチで第3話視聴率10.7%を確認。

       1週間後、デイリースポーツで第4話11.6%を確認。)

 

石原さとみのファンがどれだけいるのか分からないけど、潤子の足裏やパン

ストの情報・画像を求める検索アクセスもいまだに入り続けてる(笑)。4話で

はヒネリを入れて、白い足袋の足裏だったから、流石に「石原さとみ 足袋」

なんて検索は無いだろう・・・と思いつつ、試しに書いとこう♪ 案外、「加賀

まりこ 帯」の検索の方が多かったりして。アーサー(速水もこみち)か!

 

 

          ☆          ☆          ☆

さて、これまでわざと書かないようにしてたが、私はドラマ開始とほぼ同時に、

相原実貴の原作マンガ『5→9 5時から9時まで』(小学館)も読み始めてる。

今、5巻→9巻まで読んだところだ♪ ウソだろ! ホントは1巻から10巻まで

読んで、残すは11巻だけとなった。今さら個人情報と引き換えに、原作コミッ

ク・プレゼントに応募する意味もないのだ。

 

以下、あまり「ネタバレ」にならないように配慮しながら、ドラマと原作を比較し

てみよう。最近のネットだと、単なる内容紹介のことまでネタバレと呼ぶことが

増えてる感じだけど、私がここで避けようとする「ネタバレ」とは、もっと限定さ

れた情報のこと。つまり、ドラマの今後の展開を先取りしてしまうような原作情

報は、(ほとんど)書かない。

 

とはいえ、「ネタバレ」にならない原作情報でも、知ってしまうとドラマの見方は

多少変わることになる。原作自体のネタバレにもなるので、知りたくない人、

まだ読んでない人はご注意あれ。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

まず、原作とドラマの違いは色々あるが、本質的な違いを4つ、箇条書きに

してみよう。

 

   (1) 原作は群像劇に近いが、ドラマは潤子&星川カップル中心。 

   (2) 原作の潤子の性格は、ヒロインとしては微妙だが、

       ドラマだとマイルドで一般ウケするものになってる。 

   (3) 原作では、主役2人は最初から深い仲だが、

       ドラマだとまだ握っただけ(手を♪)

   (4) 原作には直接的な性的描写がかなり入ってるが、ドラマは僅か。

 

 

          ☆          ☆          ☆

まず(1)と(2)について。私は過去10年間、ブログで扱ったドラマの原作を

いくつも読んで来たけど、すぐに読むのを止めそうになったのは初めてかも♪

面白くなったのは、脇役たちが活躍するようになった2巻以降だった。

 

10巻まで読み続けたくらいだから、全体的には面白い。それを認めた上で

あえて言うと、原作のヒロインはあまり魅力的でないのだ。顔もスタイルも美

人という設定だけど、絵がそれほど綺麗なわけでもないし、性格については

自分でこう語ってるほど。

 

    「あたしって 最低の女だ」 (2巻ラスト)

 

私もさっき、どうでもいいウソをわざとついたけど、潤子は重大なウソをいくつ

もついてる。言葉でも、身体でも。それを、高嶺や三嶋(古川雄輝)に気付か

れるのだ。おまけに、非常に感心しない「仕返し」まで実行して、相手を本気

で泣かせてしまう。

 

それでもひたすら素敵な王子様たちに愛され続ける辺りが、少女コミックなわ

けだが、フツーの男の感覚なら、百絵(高梨臨)や寧々(恒松祐里)の方が可

愛いだろう。私ならむしろ、ゼクシィまさこ(紗栄子)を選ぶかも。まあ、2000

億円の資産はないけど(笑)。豪速球の代わりに、遅いタマなら得意かも♪

コラコラ!

 

 

           ☆          ☆          ☆

ヒロインの魅力不足は、読者の多くの意見でもあるし、原作者が自覚してる

ことでもある。

 

原作が第4巻に入った頃から、作者のブログで「キャラ人気投票」が始まって

るが、ヒロインの順位が気の毒なほど低いのだ。第9巻の最後にある中間発

表だと、第6位♪ 

 

この順位は今現在も変わらない(作者ブログで確認)。あえて上位陣がどうなっ

てるかについては書かないことにしよう。第6巻の最後にある、カップル人気投

票でも、「星川×潤子」は3位に留まってる。

 

だから、作者は5巻の表紙のコメントで書いてた。ひょっとすると、amazon

のレビューなども意識してるのかも。

 

   「潤子も潤子なりに不器用に生きててそんなに幸せでもない? 

    ので・・・できればあまり叩かない感じで・・・生温かく見守って

    戴けるとありがたいです。。的な(苦笑)」

 

もちろん、逆に言うと、ヒロイン以外の人気が十分補ってくれてるということに

なる。既に第19刷(19回目の印刷)くらいまで行ってるから、トータルで人気

マンガなのは間違いない。腐女子も「男の娘(コ)」(女装男子)も大活躍、面

白い群像劇になってるのだ。

 

滝行の代わりに、ふんどし水浴びの強調もあるし、青年マンガ並みの絡みも

あり。あえて、内容も場所も書かないことにしよう♪

 

 

          ☆          ☆          ☆

続いて、本質的違いの(3)(4)。主役2人の仲と、性的描写について。ドラマ

だと、星川がどうしてあれほど潤子にまとわりつくのか、かなり不思議だろう。

コメディだからと言って済ませることも出来なくはないが、明らかにストーカー・

レベル。あれがジャニーズの美青年でなければ、もっと叩かれるはず。

 

その点、原作の星川は、ほとんどストーカーには見えない。と言うのも、最初

から深い仲で、しかも潤子が誘ったからなのだ。立て続けに、2回も♪ 

 

これなら、素直になれない迷える女性を正しく導くとかいう、星川の妙な言い訳

も一応、納得できる。星川は由希(高田彪我)が男だということもすぐ気付いて

るし、人の心を見抜けるお坊さんという設定になってるのだ。潤子のウソも正確

かつ論理的に見破った。。

 

 

           ☆          ☆          ☆

どの程度のつながりか分からないが、原作のそのまた原作みたいなものとし

て、米国の人気ドラマも関わってるらしい。ゴールデン・グローブ賞、エミー賞

に輝く長編シリーズ。

 

ウィキペディアによると、原作単行本の帯に「相原実貴が描く東京版SEX 

AND THE CITY!?」と書かれてたとの事。これは根拠を挙げてない情報

だし、ネットでその帯を探してもなかなか見つからない。ただ、第3巻のエピ

ソードで、『SEX and the CITY』(SATC)の内容と台詞が引用されてた。

 

   キャリーも言ってたじゃん・・・    

   「シングルウーマンの道は平坦ではない。」

   「だから靴が必要なのだ」

   「歩くのが楽しくなるような靴がっっ!!!」

 

151105b  潤子はこう言い訳して、

  12回の分割払い(笑)

  でピンクのパンプスを

  買うのだ。ドラマにも使

  われた高級ブランド、

  JIMMY CHOO(ジ

  ミー・チュウ)のハイ

  ヒール。

 

日本のサイトの商品は控えめだから、米国のサイトで発掘。美人で美脚とい

う設定の潤子に合いそうだ。750ドル(9万円)という価格は合わなくても♪

 

 

            ☆          ☆          ☆

専門家が執筆する「all about」の記事で、元の英語の台詞も発見。見事、

名セリフの第2位にランクされてた。直訳は私のものだ。

 

   The fact is sometimes it’s hard to walk in a single

   woman’s shoes.

   (実際は時々、シングル・ウーマンの靴で歩くのが大変なこともあるの。)

 

   That’s why we need really special ones now and then

   to make a walk a little more fun.

   (だから私たちは、歩くのがちょっと楽しくなるようなホントに特別な靴が、

    時には必要になるのよ。)

 

 

ここで、前半のセリフを、原作マンガやall aboutみたいに「ウーマンの道は

平坦ではない」と意訳してしまうと、滑らかで分かりやすいけど、後半の「歩

く」や「靴」との直接的なつながりが消えてしまうのだ。こうした繊細な事情は、

外国語の翻訳だと日常茶飯事だろう。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

ところで、この特別な靴は原作だと、星川とのお見合いのために買ったもの。

ヒールが折れて、潤子が足裏を読者に向けた後(笑)、星川が新たにプレゼン

トするのはドラマ(第2話)と同様。

 

物語の大きな流れとしては、原作もドラマも結局、星川が潤子のハイヒールに

なるのだ。生きるのが大変なシングルウーマンが楽しく歩けるようになる、魔法

のピンク色の靴。原作者ブログのトップのイラストでも、星川は潤子にパンプス

を履かせながら踏みつけられてた。

 

ハイヒールは、脚の下で踏みつけられながらも、しっかり支えてくれて、女性を

美しく飾り立ててくれる。女王様のように高く持ち上げてくれる。そう言えばウワ

サによると、山Pの「P」はピンクという意味らしい♪

 

 

          ☆          ☆          ☆

ヒールが折れたのは、ドラマだと潤子を地面に這わせる効果をもたらしたが、

原作だと、星川を一時期的に落胆させる流れにつながった。つまり、象徴的

な「去勢」の表現なのだ。ちなみに、飲み過ぎて「出来なかった」三嶋も、象徴

的な去勢を表現してる。

 

もちろん、煩悩まみれの若い坊主は、消え去った勢いをすぐ取り戻す♪ 実

際、原作にはそんな元気すぎるシーンもあったかも(笑)。三嶋も、勢いが消

え去った後、また復活するのだ。ドラマだと清宮(田中圭)の動きも活発になっ

て来たし、来週は三休まで男の子になるらしい♪ コラコラ!

 

私も早く風邪気味の体調から復活して、立ち直ることにしよう。本気になった

香織(吉本実憂)がサービス・ショットを見せてくれれば、すぐに立ち直るかも。

繊細な言葉のコントロールで遊んだ所で、そろそろ今日はこの辺で 。。☆彡

 

 

 

cf. ハエ、灰、Hi・・、足裏から目指すハイ(High)~『5→9』第1話

   Hang in there!,monk&掌中の珠♪~第2話

   ワンコ×女王様のNL(ノーマル・ラブ)~第3話

   言葉や知識より、実践(すること)~第5話

   もっと早くコンタクト(接触=連絡)したかった・・~第6話

   高嶺vs天音、チェス&チェックメイトの解説~第7話

   お寺の病と終わり、「痔 エンド」(The End)~第8話

   嘘は「嫌いです」、本当は「好きです」~第9話

    I got it!(私はそれを手に入れた)~最終回

 

                             (計 5231字)

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じわり・・・と群像劇になってきたな・・・。 同じ変態でも「のだめカンタービレ」のような名作コミックと違って・・・本当に変態の原作だからな。 これを二人のスターのラブコメに仕上げるのが腕の見せ所なわけだな。 ついに連名の脚本家になってしまったぞ・・・。 これはプロデューサーが「極悪がんぼ」で負った傷の... [続きを読む]

受信: 2015年11月 5日 (木) 07時24分

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