超久々に年末のフジの格闘技、「RIZIN 2015」(桜庭和志vs青木真也)
格闘技の記事はしばらく書いてないな・・・と
思って調べてみると、3年以上の空白があっ
た (^^ゞ 私は元々、格闘技大好き少年で、今
ランニングしてるのも、元々は格闘技の基礎
体力作りという意味合いが強かったのにね。
ちなみに今日もスマホ向けの記事構成。
10年ちょっと前まで、フジテレビとかの年末
の格闘技(K-1、PRIDEなど)は、NHK・紅
白歌合戦をおびやかすほどの人気と勢いを
誇ってた。私も紅白の合い間にリモコンをい
じって、格闘技をチラ見して、周囲の冷たい
視線を浴びてたし(笑)、格闘技なんてほとん
ど知らないような女友達でも興奮して話題に
してたほど。
それがいまや、ほとんどマニアだけの世界に
なって、流派・団体・イベントも細かく分かれた
まま。週刊ヤングマガジンの『喧嘩稼業』みた
いに、ほとんどノールール制で最強を決める
動きもない♪(漫画だろ!)
こうしてみると、誰でも知ってるボクシン
グの健闘が当然のようにも感じる。総合格闘
技よりも、私の好きなキックボクシングや空手
よりも、やっぱり伝統あるボクシングなのだ。
大きなグローブをはめて、体重別の階級も
きっちり決めて、3分に1分とか休みを入れ
つつ、上半身だけを殴る格闘技。極端に制
約が強いからこそ、普通の人にとっては安心
して観戦できる。まあ、それが「格闘界」に
とって本当に良い事かどうかはさておき。
ちなみにこの日、32歳のボクサー・八重樫
は3階級制覇を成し遂げて一般のニュース
として報道されてた。。
☆ ☆ ☆
前置きはこのくらいにして、今夜(29日)たま
たま見た、フジの特番。実は、今日(30日)だ
と思ってた (^^ゞ 10年ぶりの大晦日の放送
は覚えてたけど、その直前の日にも放送する
という話だったから、勘違いしたわけ。
ブログの経済記事をアップし終えて、ワンセグ
のテレビでホッと一息つこうとしたら、格闘技
をやってて、桜庭(さくらば)とか青木いう名前
も聞こえて来た。かつての人気レスラー&総
合格闘家・桜庭一志(46歳)と、現在の実力
派の総合格闘家・青木真也(32歳)。
事前の予想はネットの記事で数本読んでて、
どうせ青木が勝つんだろうなと思ってた。ポイ
ントは勝敗より、衰えた桜庭がどんな戦いぶり
を見せてくれるか。あるいは、何分持ちこたえ
るか。ちなみに29日のRIZIN(ライジン)には、
SARABA(さらば)の宴というイベント名が付
けられてる。サクラバ、さらば・・ということか。
☆ ☆ ☆
無敗伝説のヒクソン・グレイシーから花束が
贈呈された後、いざゴングが鳴ると、桜庭が
いきなりハイキックを出してオォッと思ったも
のの、すぐに青木がタックル。あっさりマット
にテイクダウンした後、マウントポジションに
なって、桜庭の顔や頭を殴り続ける。
ベテラン桜庭の技術なら、1回や2回は脱出
してくれるかも・・と期待したのに、どうしても
逃げられない。何度もブリッジで身体を反ら
せてたけどダメ。ボクシングと違って、ロープ
に逃げることも出来ない。
態勢を仰向けからうつ伏せにチェンジする
のが精一杯で、私の目はレフェリーの動き
や判断を追い始めた。まだ止めないの?、
どうゆう状況になったらTKO(テクニカル・
ノック・アウト)にするの?って感じで。
場内に「桜庭コール」がどよめく中、ほとんど
若者のオヤジ狩りみたいな映像が持続。見栄
えもしないし、これだと視聴率は取りにくい。
そもそもフジの地上波は録画であって、数時
間遅れのディレイ放送だし。結果だけ手軽に
知りたければ、ツイッターとかネットで分かっ
てしまうはず。。
☆ ☆ ☆
最後は、青木がパンチの猛ラッシュ。桜庭の
鼻血でマットが赤くなった直後、セコンドがタ
オルを投げ入れて終了。トータルで6分間く
らいだったか。まだか、まだかと、長く感じた。
東スポによると1R、5分56秒。青木としても
サブミッション(関節技などの極め技)でスパッ
と終わらせたかったのに、出来なかったから
殴り続けたとのこと。
とても息抜きになる番組じゃなかったけど、見
て良かったとは思う。きびしい格闘技の世界、
実力差や年齢差は残酷な現実であって、た
まには直視すべきなのだ。たまには。。
青木はすぐに桜庭に話しかけて、桜庭も何
とか立ち上がる。両者、熱いハグ(抱擁)で、
圧勝した青木の方が号泣。子どもの頃は桜
庭に憧れるファンだったみたいだし、抵抗で
きない衰えたアイドルを殴り続けるのは辛
かったろうね。
「何でもっと早く止めないんだ!」って感じ
で、桜庭陣営に対して泣きながら怒鳴りつ
けてるようにも見えた。。
☆ ☆ ☆
要するに対戦カードから生じた大差だから、
これで桜庭が「さらば」する必要はない。青木
も、もっと桜庭を見たいと言ってたし、他のス
ポーツでも、マスターズとか中高年の戦いと
いうものはある。
そこで活躍してもそれほど注目してもらえな
いけど、見る人はちゃんと見てるはず。陸上
競技、テニス、野球、サッカー、かなりの選
手がしぶとく活躍し続けてる。
というわけで、大晦日のRIZIN、ボブ・サップ
(41歳or42歳)vs曙(46歳)なんて懐かしい
試合も、紅白の合間にチラ見する予定(可能
なら♪)。そう言えば紅白の歌手の多くもベテ
ラン、紅白という番組も大ベテラン。それでも、
色々言われながら人気を保ってる。今年で
何と、番組年齢66歳(第66回)。
・・・とか言いつつ、やっぱり一抹の寂しさを
感じてしまうのは仕方ないかも。諸行無常。
人生とは、誕生から消滅まで、不可逆的な
変化の連続で、中盤からはひたすら下り坂
のみなのだ。
別の若さを誇示するラウンドガールも見た
かったな・・とか思いつつ、それでは今日は
この辺で。。☆彡
(計 2322字)
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- AIロボットに対する人間の虐待実験映像!、放送倫理的・心情的に許されるのか?~NHK『!?』(びっくりはてな)(2025.07.14)
- 『大渡海』『大辞林』『広辞苑』のイラスト(図版・挿図)のこだわり~『舟を編む』第4話&出張直後も運動しまくり(2025.07.12)
- 綾瀬はるかのバイブ、可愛くてオシャレで高機能(『ひとりでしたい』♪)&レース直前、軽いジム(2025.06.27)
- 「恋愛」という言葉の語釈(辞書的意味)と恋・愛・異性、大渡海、広辞苑、大辞林、大辞泉~『舟を編む』第2話(2025.06.26)
- 「右」という言葉の説明、「(東の)朝日を見ながら泣いた時、(南の)風に吹かれて先に涙が乾く側のほっぺた」~『舟を編む』第1話(2025.06.20)
「格闘技」カテゴリの記事
- フルコンタクト空手の大会で小学生が後ろから飛び蹴りしてケガ、長引く炎上騒動の感想&レース2日前、プチジョグ(2024.11.15)
- アリス・谷村新司追悼~ボクシングの曲『チャンピオン』の歌詞モデル、カシアス内藤の引退試合(沢木耕太郎『一瞬の夏』より)(2023.10.17)
- アントニオ猪木vsモハメド・アリの真剣勝負、元々の台本は猪木勝利の筋書き(NHK『アナザーストーリーズ』)&ジム2日目(2023.07.09)
- ブルース・リー名言「水になれ!」(Be water)の出典、ロスト・インタビューではなく、ドラマ『Longstreet』&1500m測定(2023.02.07)
- アントニオ猪木、79歳で永眠、海外の反応とか&自転車で多摩川上流、4年ぶり(2022.10.03)
コメント