« 生放送入り『スマスマ』、5人の言葉と感想&小雨18km走 | トップページ | 芸能情報の分かりにくさ、宇多田ヒカルの場合&30km走リベンジ »

新渡戸稲造『BUSHIDO(武士道)』の引用、英語原文~『怪盗 山猫』第1話

(☆3月20日追記: 最新レビューをアップ。

   維持に負けた改革、音痴の「上を向いて歩こう」~最終回 )

 

 

        ☆          ☆          ☆

深キョンと一緒に、ドイツで子作り・・・じゃなくてレタス作りをしてたはずの

亀梨和也、猫になる♪ 音痴で水虫・・・じゃなくてアスリート・フットの猫。

 

1年前の『セカンド・ラブ』的サービス・ショットは無かったけど、映画『ジョー

カー・ゲーム』へのオマージュ(敬意を込めた模倣)はかなり入ってた気が

するね。あの映画、わざわざ準新作の高価なDVDを借りて見たのに、記

事を書く余裕がないままになってるのだ。数百円の大損(笑)。セコっ!

 

でもあれ、マニアックで渋い映画だと思った。監督の入江悠、かなりこだわ

りのある映像を作ってる。独特の才能の持ち主だね。もうちょっと画面を明

るくして、黒のレザースーツ姿の深田恭子をはっきり映してくれれば、もっ

と良かったかな。

 

全身をピチッと包む妖しいエナメル系の輝きは究極の「ボディコン」。死語

かも知れないけど、オカズとしては今でも美味しい♪ 楽におかわり出来

るほど。ちなみに私の過去最高はたぶん7杯だ・・・ってコラコラ、実話か!

 

 

          ☆          ☆          ☆

ところで、今はもう水曜の早朝。センター試験解説記事やSMAP記事に追

われて、猫目の広瀬すずはおあずけになってたけど、第1話の視聴率は

高かったんだね。今どきの連ドラで14.3%は健闘。『妖怪人間ベム』1話

以来かな。

 

事件もの、刑事vsダーク・ヒーロー、猫、お面、ギャグ、美女、セーラームー

ンCMのスティック♪ ウケる要素は確かに多いけど、原作の『怪盗探偵

山猫』(神永学)はベストセラーってほどでもない感じだから、ドラマ自体の

魅力が大きいってことだろう。演出・猪俣隆一、脚本・武藤将吾。

 

脚本家は2013年の『家族ゲーム』で、数字も評価も取ってるわけか。原

作もので、嵐の桜井翔が主演とはいえ、22時からのフジテレビのドラマで

平均13.0%は立派な成績。しかも最終回が最高で、16.7%☆ ウィキ

ペディアにはこの作品の数々の受賞も並んでた。

 

話がズレるけど、『山猫』の放送後、すぐに『嵐にしやがれ』がスタート。亀

梨が桜井のパートで、嵐と一緒にまったり歌って踊ってた。バラエティ的に

は、のけ者扱いにされた桜井のビミョーな表情を笑うシーンだけど、まあ、

全員ジャニーズの「勝ち組」だろう。今後は「垣根」が無くなっていくかもっ

て話もあるけど、はたしてどうか。今年は激動の年になりそう。。

 

 

        ☆          ☆          ☆

話を戻すと、格闘技好きのマニアック・ブロガーとしては当然、『山猫』に

出て来た英語の本、『BUSHIDO』(武士道)に魅かれた。ドラマ以外の情

報がなかなか出ないから、脚本家のオリジナルかな。副題は「The Soul

 of Japan」(日本の魂)。下は1900年の表紙で、ウィキメディアより。パ

ブリックドメイン(公的所有)なので著作権は問題ない。桜と日の出、シンプ

ルな日本のイメージだ。

 

160120d

 

作者は日本の「Inazo Nitobe」(新渡戸稲造)。江戸時代末期の生まれな

のに、子どもの頃から英語を習って、留学経験も豊富。奥さんは米国人だ

し、国際連盟の事務次長になったくらいだから、著書も英語で発表。

 

1900年出版で、1933年に著者が他界してるので、著作権は消滅。あち

こちで原文が無料公開されてる。ドラマ冒頭で山猫がつぶやいてたのは、

本文の最初あたりの翻訳。ただし、途中は少し飛ばしてた。訳者は不明だ

けど、脚本家かも。以下の画像や引用の出典は、Internet Archive(イン

ターネット・アーカイブ)。直訳はユウキ・・・じゃなく、単なるテンメイ♪

 

160120a

 

 Chivalry is a flower no less indigenous to the soil of

 Japan than its emblem,the cherry blossom;

 武士道(騎士道)は、日本の象徴である桜の花に劣らず、日本の土壌に

 固有の花である。

 

ドラマの台詞だと、「武士道は、日本の象徴である桜の花と同じように、こ

の国の土に根ざした花である」となってた。やさしい言葉を使ってるわけで、

土曜21時から家族で楽しむドラマとしては正解だろう。

 

 

         ☆          ☆          ☆

ただ、今どきそんな引用は、直ちにツイッターで拡散してしまうのだ。それ

に対して、英語原文との照合は、4日経っても他に見当たらない。過去の

経験上、そういったネタをドラマ記事に書いとくと、当初は読者も見当たら

ないけど(笑)、地味にアクセスが続くことになる。ドラマと関係ないものも

含めて。続きの英文に向かおう。

 

 The condition of society which brought it forth 

 and nourished it have long disappeared; 

 武士道を産んで育てた社会の条件は、ずっと昔に消滅している。

 

 but as those far-off stars which once were and 

 are not,still continue to shed their rays upon us;

 しかし、昔は存在したけど今はない遥か遠くの星々が、まだその

 光を我々に放ち続けてるように、

 

 so the light of chivalry,which was a child of

 feudalism,still illuminates our moral path, 

 surviving its mother institution.

 封建制の子であった武士道の光も、まだ我々の道徳の道筋を

 照らし続けているのだ。その母なる制度よりも長生きしながら。

 

 

ちなみにドラマの台詞は次の通り。

 

 「武士道を育んだ社会体制は、遥か昔に消滅した。しかし、かつて存

  在したであろう遠くの星々のように、今の我々に尊い光を照らし続け

  ている。封建制の子として生まれた武士道の光は、その母より長く

  生き永らえ・・・

 

なめらかな翻訳だけど、これだと星の話の意味が分かり辛いだろう。要

するに、あまりに遠くにある星からだと、光が届くのに時間がかかるとい

う意味なのだ。光が地球に届いた頃には、既に星が消滅してるほど。そ

れは、地球上の「遠い」物事でも同様。生き方としての武士道にせよ、書

物としての『武士道』にせよ。

 

ドラマのストーリー的には、第1話の冒頭だから、書物の一番最初、基礎

的な部分を読むのは自然なこと。外国人と日本人の対比(コントラスト)を、

映像だけでなく精神的にも示す役割をはたすシーンになってた。

 

 

           ☆          ☆          ☆

続いて、二番目の引用は、p.26より。

 

160120c

 

 in our conduct,say to our parents,though love

 should be the only motive,

 我々の振舞いにおいて、例えば親に対する場合、

 愛が唯一の動機となるべきだが、

 

 lacking that,there must be some other authority

 to enforce filial piety;

 その愛が欠けている時には、親孝行を強いるために、別の権威

 がなければならない。   

 

 and they formulated this authority in Giri.

 だからこの権威を、義理において作り上げるのだ。

 

 

ドラマの台詞は次の通り。

 

 「我々の親に対する振舞いは、愛情だけが動機となるべきだが、

  これが欠けていた場合、愛情に代わる別の権威が必要となる。

  その権威として考え出されたのが、義理である」。

 

元の英文とちょっと違ってるが、最後に義理を持って来てる点とか上手い

台詞だと思う。というのも、女子高生の天才ハッカー・魔王=高杉真央

(広瀬すず)が、半ば義理で両親をサポートしようとして、苦悩してたから。

まあでも、真央の場合、その「義理」を産んでるのはやっぱり愛なのだ。屈

折して傷ついた、微かな愛とはいえ。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

そして三番目、最後の引用は、原著p.124より。 

 

160120b

 

 It is a brave act of valour to contemn death,

 死を侮(あなど)ることは、勇気の勇敢な行為である。

 

 but where life is more terrible than death,

 it is then the truest valour to dare to live.

 しかし、生が死よりも恐ろしい場合は、敢えて生きるのが

 最も真なる勇気である。

 

 

         ☆          ☆          ☆

いい言葉だけど、新渡戸自身によるものではなく、トーマス・ブラウンの

著作『Religio Medici』(医師の信仰)からの引用らしい・・・と書いとけ

ば、半年に一つくらいは出典の検索アクセスが入ると思う(笑)。少なっ!

 

ドラマの台詞は次の通り。「死を取るに足りないものと思えることは勇気 

である。しかし生が死より辛い場合は、あえて生きることこそ、真(まこと) 

の勇気と言えよう」。

 

ストーリー的には、真央が家族と自分に絶望して、手首をカッターで切ろう

としてたから、山猫が止めた場面。まあ、そもそもリストカットというのは、

死ぬためと言うより、生きるための行為だろうけど。

 

「部分的な死」によって、「全体的な生」を得るのだろう。周囲の助けを得

たり、自分の自殺願望を妥協させたりして。そうは言っても、私も止める

だろうけど、逆効果になったり自分が巻き込まれたりするリスクがあるか

ら、対応は難しい。ま、専門家に任せるのが無難。。

 

この引用の後の、山さん(笑)と美人女子高生の激しいバトルシーンは迫

力あって、いいね♪ ちなみに『太陽にほえろ』は同じ日テレの人気刑事

ドラマ。渋い刑事の山さん(露口茂)はここしばらく隠居状態だけど、まだ

お元気らしい(by ウィキペディア)。

 

平成ブロガーとしては、とんねるずの木梨のモノマネを思い出す所(笑)。

コントでさえ、古っ! ・・・って言うか、山さんは(ほぼ)フリーの立場で人

気を獲得したらしい。ホ~~ッ。。まあ、時期的にどうしてもそうゆう事を考

えてしまうもんで。。

 

 

         ☆          ☆          ☆

ちょうど時間が無くなったことだし、今日はこれで終わりとしよう。広瀬す

ずは確かに美少女だけど、私にはちょっと難しいかも・・・って、何が?♪

菜々緒も色々とサービス不足だったから、やっぱビリギャル・有村架純の

方が美味しい。

 

まあ、『武士道』を英語で読む機会が出来たのはラッキーだった。ドラマと

ブログが無いと、なかなかそんな気にはなれないもんね。今後の引用に

も注目しよう。古~い翻訳なら、国立国会図書館の近代デジタル・ライブ

ラリーで読めるので、興味のある方はご参照あれ。登録無用、全文無料。

 

スキー&スノボ好きとしては、冒頭のトラック横転シーン、バスだったら差

し替えだったかも・・・とか思いつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

 

 

cf.節義・道義(rectitude)、新渡戸稲造『武士道』&真木和泉『何傷録』

                               ~『怪盗 山猫』第2話

  吉田松陰「かくすれば・・・大和魂」出典と新渡戸『武士道』~第3話

  新渡戸『武士道』における「母」と「自己否定」~第4話

  生、死、そして沈黙~第5話

  笑顔と任侠、野ブタ、武士道~第6話

  生きるべきか、死ぬべきか・・~第7話

  誕生日違った山猫死ね!~第8話

  死ぬ恐怖、殺す快楽~第9話

 

      ・・・・・・・・・・・・・・・

  生きる場所を求めて~野ブタ再考

  火花で始まる静寂な花火~『たったひとつの恋』第1話

  現在から未来へ、あなたと共に~『サプリ』最終回

  『1ポンドの福音』最終回、軽~いつぶやき

  神、自然、そして人間~『神の雫』最終回

  僅かな腹ごなしラン&『ヤマトナデシコ七変化』第1話

  緑色の渇きをうるおす人間の温かさ~『妖怪人間ベム』第1話

  亀梨&深キョンの夜エロ~『セカンド・ラブ』第1話

 

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  亀梨和也主演ドラマ、視聴率の推移(野ブタ~妖怪人間ベム)

 

                       (計 4724字)

| |

« 生放送入り『スマスマ』、5人の言葉と感想&小雨18km走 | トップページ | 芸能情報の分かりにくさ、宇多田ヒカルの場合&30km走リベンジ »

文化・芸術」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

テンメイ様、慎んで新年のお喜びを申し上げます。

激動の2016年ですな。
テロあり、経済破綻たり、大災害あり・・・と
なにやら恐ろしい予感に満ちております。
まあ・・・何事もエンジョイできれば問題ございませんが。

キッドにとってこの脚本家は非常に評価しにくいタイプです。

2013年の「家族ゲーム」から考えますと
原作は1981年のすばる文学賞受賞作で
映像化もされているために
一種のリメイク作品。
基本的に「モラル」のようなものが問われています。

2014年は「若者たち2014」でこれも1966年の「若者たち」を原案とする一種のリメイク作品。
1970年代に60年代をふりかえったつかこうへいの引用があったりして・・・やはり「モラル」のようなものを問いかけている。

そして今回は・・・一挙に遡上して明治時代の武士道へ・・・。

もちろん・・・それが「モラル」のようなものであることは間違いないでしょう。

このようにひたひたと「モラル」で迫ってくる作家は結構不気味でございます。

まあ・・・キッドが悪魔なのでそう感じてしまうのかもしれません。

大衆が・・・あるいは社会が・・・突き詰めて言えば人類が共有する・・・モラルのようなもの・・・。

そういうものの追及の果てには「虚無」があるのではないかと・・・キッドは予感するのでございます。

今季はなかなかの力作がそろっていると思うのですが・・・。

ある意味、お子様枠で・・・このチャレンジ。
テンメイ様の解明にキッドは期待しております。

今年もよろしくお付き合いくださりませ。

投稿: キッド | 2016年1月22日 (金) 05時24分

> キッドさん
  
明けましておめでとうございます
ご挨拶が遅れてしまいました。
  
「ごめんなさい」と道義に従って謝ると、
山猫と新渡戸稲造に褒めてもらえるかも♪
先にご挨拶いただき「ありがとう」ございます、
と言うと完璧なんでしょう(笑)
  
マジメな話、人間社会の基本は
まず挨拶だと、僕も思ってます
  
より一般的に言うと、短くて簡単、マナーに
即して心のこもった言葉ということでしょう。
長い説明や難しい理屈は伝わらないし、
相手の記憶にも残りませんからね。
  
その意味では、twitterやインスタグラムの
流行は自然なことでしょう。
ま、挨拶だけだと世の中動きませんけど♪
  
その先も当然、挨拶以上に重要。
しかし、その先の世界はあまり流行らない。
先の先の世界はまったく流行らない。。
  
   
さて、激動の2016年というか、
激動の2015-16年でしょうね。
  
テロと経済が、世界的な不安の「核」ですが、
どちらも顕在化したのは去年。
シャルリー・エブド事件は1年前、中国経済への
疑念が一気に膨らんだのは昨年夏でした。
ま、世界的不安というより、先進諸国の不安が
拡大したのが去年から。中東は常に不安定。。
   
日本の場合、とりあえず、テロよりも
「中国ショック」の方が怖いと思います。
原油価格の暴落とも関係してそうだし、
リーマン・ショック並みという予想もあるほど。
あの時は金融派生商品への疑念、
今回は、データ報道も含めた中国経済全体への疑念。
   
     
で、キッドさん的には、モラルの方が怖いと(笑)
僕は他の作品を全く知りませんが、
そんなにモラル好きの脚本家なんですか。
  
大衆、社会、人類が共有するような、画一的、
全体的なモラルには、不気味なイメージがあります。
ただ、実際にはそのモラルが世界を支配することは
あり得ないので、心配の必要はないでしょう♪
  
わかりやすい例が、「人を殺すな」。
古今東西、これほど広く共有されてるモラルは他に
無いでしょうが、守らない人も次々と出て来ます。
   
そして、「他人を殺した人でも殺すな」というモラルも
世界レベルだと普及が止まってます。
特に日本は、死刑容認派が圧倒的な国。  
僕自身は、容認と反対の中間くらいの立場ですが。
  
イスラム過激派だと、「神や預言者を冒涜した人は
・・・」ということですよね。
   
この考えは少なくともあと百年変わらないと思うから、
僕は冒涜しないことを勧めてる。
それは単なる生命の問題というより、生のあり方の問題。
  
キッドさん的には、自由の方が高い価値なんでしょう。
欧米の非イスラムの多数派もそんな感じ。特にフランス。
   
僕は、自由というもののとらえ方、実現の仕方が
大切だと思ってます。
ブログも含めて、表現には全体的に不自由を
感じてますが、神関連はあまり気になりません。
そこはもう、所与の大前提ってことでスルーするだけ。
むしろ、性や教育関連の不自由さの方が気になる所。
「正しい」考えの押しつけや同調圧力が強烈です。
  
自由・不自由の問題の重要性は、国際経済でも同様。
いくつかの国があまりに「自由」なことを行うと、
他の国々が「不自由」を被ることになります。
ま、どこまでが良くて、どこからがダメなのか、
線引きは常に微妙な問題ですけどね。
   
    
ドラマ的には、僕はモラル以上に、技術を感じます。
見せる技術、魅せるテクニック。
面白がらせて、引きつける。極度の緩急、メリハリ。
   
その意味では、モラル好きの古沢良太かも。
そして、モラルも技術も刹那的に消費されるのみ。
「悪魔」にとっては高笑いすべき状況でしょう♪
  
ま、僕的に一番不満なのは、緊縛する対象(笑)
当然、美少女を緊縛すべき所♪
ところが武藤も古沢も男を緊縛して笑いに持ち込む。
  
特に土9は「お子様枠」だから無理なのかな。
『セーラー服と機関銃』の長澤まさみとか、
程良いサービスだったと思います。
あれは22時からの大人枠だったからか。。
  
   
とにかく、意外なほど興味深いドラマだけど、
僕は判官びいきな部分がありますからね。
評価が低めになってるフジ月9のサポートに
回りたい気持ちもあります。
枠的にも、主演女優的にも
   
いずれにせよ、僕としては多めで、
今季は週2本見ることになりそうです。
書くかどうかはさておき、
今年もよろしくお願いいたします。。

投稿: テンメイ | 2016年1月24日 (日) 00時50分

ストーリー的には、真央が家族と自分に絶望して、手首をカッターで切ろう

としてたから、山猫が止めた場面。まあ、そもそも「リストカットというのは、

死ぬためと言うより、生きるための行為だろうけど。」

この解釈・・・ドキッとしました。

本当にそうなんだ。生きたい。でも辛い。だから
誰か助けて・・・

そう言う甘い気持ちがこの行為の底にはあります。

最後に・・・

お久しぶりでございます。
また今年もよろしく、私を助けて下さいませ

投稿: みに子 | 2016年1月26日 (火) 22時59分

> みに子さん
  
明けましておめでとうございます
遅っ! プチご無沙汰でした。
  
で、既に第2話のレビューを書いてるのに、
第1話に来て、おまけに、そこね
  
そうゆう話をあんまし入れると、サイバー
パトロールで機械的にチェックされそうだけど、
「お勤めご苦労様です。ドラマの話ですよ♪」
とでも書いときましょうか(笑)
  
  
あれはフツー、生きるための意識的な行為だと
思うけど、無意識的に行うのが病気(の一部)。  
休みやすくなるし、自分も周囲も配慮してくれる。
余計なパワーも、そぎ落としてくれる。
    
だから、病気は必ずしも悪いものじゃないけど、
長過ぎたり重過ぎたりすると、逆に生きにくく
なっちゃいますよね。
気力、体力、お金、薬の副作用。
「心の病は、不適切な自己防衛だ」というような
話は100年以上前から出てます。
  
というわけで、他人の助けも必要だけど、
それ以上に自助努力が必要。
ちょっと頑張る。ちょっとガマン。
ちょっと物の見方をポジティブにする。
適度なセルフコントロール。
       
みに子さんの場合、最近は元気が余ってるから、
お散歩した後はおとなしく横になった方がいいかも
上京の際に皇居ウォークするってことなら
喜んで付き合いますよ。1周、8000歩くらい
  
    
ちなみにアレは、24歳以下限定だから、念のため
僕は年齢制限OKってことだろうけど(笑)、
男は全く論外みたいです♪
  
結局、山猫&『武士道』が語るように、
「あえて生きることこそ、真の勇気と言えよう」
ま、生き方の中身も問われますけどね。
  
それでは、今年もよろしくお願いします

投稿: テンメイ | 2016年1月28日 (木) 01時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新渡戸稲造『BUSHIDO(武士道)』の引用、英語原文~『怪盗 山猫』第1話:

» 怪盗山猫(亀梨和也)犯罪に手を染めて変わって行くハッカーをやさしく叱る人(広瀬すず) [キッドのブログinココログ]
前夜の「わたしを離さないで」がやるせない世界の歌だとすれば・・・こちらはやるせない人の歌と言えるだろう。 つまり・・・音痴なのである。 世界が調和しているのか・・・していないのかは意見の分かれるところだが・・・美しい歌は基本的には調和がとれている。 しかし・・・時に人はホンキートンク(調子はずれ)な... [続きを読む]

受信: 2016年1月21日 (木) 00時33分

« 生放送入り『スマスマ』、5人の言葉と感想&小雨18km走 | トップページ | 芸能情報の分かりにくさ、宇多田ヒカルの場合&30km走リベンジ »