モハメド・アリのボクシング、自転車泥棒を殴るため♪&プチ自転車
(☆16年6月13日の追記: 追悼番組の記事をアップ。
『伝説の死闘 猪木vsアリ』、感想と英語 )
☆ ☆ ☆
(5日) BIKE 31.3km,1時間12分,平均心拍 132
消費エネルギー 625kcal (脂肪 175kcal)
昨日のモハメド・アリ追悼記事に、自転車と絡めた検索アクセスが入ってた
から、試しに調べてみると、40へぇ~くらいのエピソードを発見。英語記事
にもなるので、軽くまとめとこう。
「モハメド・アリ 自転車」で検索すると、以前の情報バラエティ番組『トリビ
アの泉』で紹介されたエピソードだと分かる。ということは、英語圏ではそ
の前から話題になってたということになる。
☆ ☆ ☆
自転車を盗んだ泥棒をやっつける(whup)ためにボクシングを始めたとか
いう話を英語で探すと、あちこちで色んな文章がヒットする。どれが一番正
確なのか、あるいは、どれが一番早い記述なのかは不明。
ただ、中でも重要なのは、アリ自身のサイトと、トーマス・ハウザーによる伝
記だろう。まずは、アリのサイトの簡単な自伝から、直訳させて頂こう。
ルイスヴィルの生意気
カシアス・クレイ・シニア(父)は1954年、シュウィン(有名ブランド)の赤
白の新しい自転車を息子に贈ったが、すぐに盗まれた。12歳、89ポンド
(約40.4kg)のカシアス・クレイは誓った。「誰だろうが、僕のバイクを盗
んだ奴はやっつけてやる!」。
警察官のジョー・マーチンは、幼いカシアス・クレイに、誰かに挑戦する前
に闘い方を学ぶ方がいいと話した。彼と一緒に6ヶ月トレーニングした後、
カシアスはデビュー戦で、3ラウンド判定勝ちした。幼いカシアス・クレイは
飛び抜けた情熱で、ボクシングとトレーニングに打ち込んだ。ジョー・マー
チンによると、クレイは2つのことで際立ってた。彼は「生意気」だったし、
他のすべての少年たちよりも頑張ったのだ。
☆ ☆ ☆
一方、トーマス・ハウザー(Thomas Hauser)による伝記『モハメド・アリ
その生涯と時代』は、アマゾンで部分的に公開されてて、自転車の話もそ
の出典も発見できた。
伝記の巻末の注によると、以下の話は元々、ジャック・オルセン(Jack
Olsen)の『Black Is Best』(黒人が最高)に載ってた話らしい。長いの
で、直訳でなく、大まかに訳すことにする。
カシアス・クレイの赤白シュウィン自転車の英雄伝は、これまで度々語られ
て来た。1954年10月、彼と友人は自転車でバザーに行って、午後の長
い時間を、無料のポップコーンとキャンディーを食べながら過ごした。家に
帰る時、クレイは自分の自転車が盗まれてるのを発見。やがて、ジョー・
マーチンという名のルイスヴィルの警官が、少年たちにボクシングを教え
ながら、地下室で仕事についた。
ジョー・マーチンの話: ある夜、この少年が地下に来て、泣いてた。誰か
が彼の新しい自転車を盗んだ。そしてもちろん、取り乱してて、警察に報告
したがってた。私は警官だから、誰かが彼に、地下のジムに警官がいると
話したんだ。彼は、盗んだ奴が誰でもやっつけてやろうとしてたので、私は
止めて、こう言った。「やっつけたい奴にチャレンジする前に、闘い方を身に
付けた方がいいよ」。
☆ ☆ ☆
結局、幼い頃のアリがボクシングを習い始めたのは、自転車泥棒を殴る
ためだけど、教えた警官に言わせると、泥棒を殴らせないためにボクシン
グをさせたことになる。殴るのはリングの上で、スポーツとしてやればいい。
私は過去、自転車を2回盗まれてて、特に中学か高校時代の盗難はすご
く悔しかったから、アリの気持ちはよく分かる。あても無くあちこち探し回っ
て、それでも見つからないから余計に悲しくなるのだ。2回とも見つからな
かったけど、アリの自転車も結局は見つからなかったのかね。
なお、昨日の走りはまたプチ自転車のみ。前日の疲れはあんまし感じな
かったけど、サイクリングコース上で「妙な事」が起きてたので、いつも以
上に安全走行を心がけた・・・とだけ書いとこうか♪
トータルでは平均時速26.1km。気温17度、湿度95%、風速1mで、わ
りと走りやすいコンディションだった。最大心拍が166まで上がってるのは、
最後の辺りでプチプチ・バトルになってしまったから。ちょっと反省 (^^ゞ
ではまた明日。。☆彡
時間 平均心拍 最大
往路(2.4km) 7分13秒 110 128
LAP1(4.2km) 9分42秒 126 145
2 9分19秒 134 147
3 9分18秒 136 150
4 9分11秒 138 149
5 9分10秒 138 151
6 8分57秒 143 155
復路(3.6km) 9分10秒 131 166
計 31.3km 1時間12分 平均132(72%) 最大166(91%)
P.S. 2022年4月4日、NHK『映像の世紀』バタフライエフェクトで、アリが話題になったらしい。蝶々(バタフライ)の羽ばたきみたいに小さな物事が、巡り巡って大きな効果(エフェクト)を生むことがあると。
泥棒がアリの自転車を盗む → アリが偉大なボクサーになる → ベトナム反戦運動が盛り上がる → ブラック・パワーが拡大する。。
まあ、それぞれの因果関係の認定がかなり大雑把だけど、歴史の見方や解釈というのは全てそうしたもの。素直に受け止めるべきだろう。
(計 1892字)
(追記 269字 ; 合計 2161字)
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