小保方晴子日記9~「腹が立つ、ハラガタツ」
いつ終了の告知が出るのかが気になって、いつも記事の一番最後
から読んでる、「小保方日記」。
今回の展開とか見てると、少なくともあと2回は続きそうだ。ひょっと
すると、ベストセラー『あの日』の出版の頃まで連載するのかも。もし
そうなら、あと数ヶ月は継続するはず。何しろ、本当に毎日書いてる
日記を、すべての日付け分、載せてるのだから(内容の省略は別)。
amazonではいまだにカテゴリー別1位になってた。コメント
欄や評価の傾向も昔と同じで、大勢が星5つ付けて、少数が星1つ
を付けてる。ここにも、いわゆる「分断」の状況が生じてるわけだ。
私がいつまで感想記事を書き続けるかはビミョーだけど、とりあえ
ず9回目も簡単に書いとこう。これまでの8本は下の通りで、かなり
短いつぶやきも含まれてるので、念のため。
☆ ☆ ☆
『婦人公論』2017年5月23日号(5月9日発売)の小保方日記
のサブタイトルは、「腹が立つ、腹が立つ、腹が立つ」♪ 内容的
にもそのまんまになってて、ちょっと驚くほど。2015年3月21日
~4月13日分。
理化学研究所が論文投稿料60万円の返還請求をすることになっ
たのをキッカケに、ゆっくり回復に向かってた心身の調子が一気に
崩れて、最悪レベルの状況まで落ち込んでしまったらしい。
まず、対立関係にあるNHKに変な報道をされたということで、腹
が立つ。弁護団が抗議文を用意してくれて収まったかと思ったら、
今度は自爆♪ 折角、薬を届けてくれる電話がかかって来たのに、
何かひどい事を言ってしまって、自分にも腹が立つ。自己嫌悪。
似たような自爆は、他の人との電話でもやってしまったらしいし、謎
の「気まぐれ先生」に対してもやってしまった(メールの誤送信付き)。
興味深いのは、気まぐれ先生の時だけはすぐに自分から謝ってるこ
と。特別な存在なわけね。交友関係はすべて匿名で、個人情報は
しっかり保護されてるけど、「あの人」かな。。
☆ ☆ ☆
一方、そんな中でも友人たちは優しくサポートしてくれて、一緒にい
る時だけは落ち着くらしい。
食料を届けてくれたり、香水や美容家電を持って来てくれたり。こん
な悲惨な時でも、女子の感覚はしっかりキープされてるらしい♪ 男
なら、ヒゲも剃らず、風呂も入らずって感じになると思うけど(笑)
手厚いサポートの中でも、心身はどんどん悪化。「腹が立つ、腹が
立つ、ハラガタツ」、「イライラして死にそう」。額に血管の筋が浮き
出る感じの熱い怒りが続くから、アイスを食べて冷やす♪ 体重は
過去最低記録まで低下。30kg台ってことかな。
強い薬を手に入れた辺りで、流石に病院を勧められて、半年ぶり
くらいに病院へ。他の患者と会わないように、特別な配慮をしてく
れてるとのこと。有難いね。
「先生たち」と書いてるから、複数の医師が診察してるのか、あるい
は看護師や臨床心理士とかを含めて言ってるのか、詳細不明。とに
かく痩せ過ぎなので、直ちに入院&点滴を勧められて、そのまま入
院となったように読めた。
折角、看病してくれてるのに、病院に行くといつも調子が悪化すると
か書いてしまう辺り、先生たちも苦笑かも♪ ま、プロの専門家の仕
事だから、慣れてるだろうけど。。
☆ ☆ ☆
今回の記事の最後に、これを書かないと死んでも死にきれないって
感じで、何か原稿の執筆を始めたことが記されてた。
『あの日』の執筆開始はもっと後だった気がするけど、その下書きみ
たいなものかね。あるいは単に、私が見た情報が間違ってたのか、
単なる記憶違いか。
他には、夢の話が書いてた。知り合いの軽自動車で滅茶苦茶な運
転をされて事故るとか、複数の人を相手に眉毛切りの小さなハサミ
で闘うとか(笑)。分かりやす過ぎる比喩に見えるけど、本当は深い
解釈や分析が必要なのかも。
「最近の私」コーナーでは、今年4月初めの桜とのふれ合いを書い
てた。お仕事の様子が知りたいな・・とか思いつつ、今回はそろそろ
この辺で。。☆彡
(計 1643字)
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