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店員の接客、ネットの書き方~石田ゆり子インスタグラム炎上&投稿削除の感想

芸能人、政治家、スポーツ選手・・、有名人たちは常に不特定多数

の視線を浴びるし、メディアにも追いかけられる。それには良い面も

あるし、悪い面もある。

 

実は、店員とか接客業という職業もちょっと似た部分がある。有名人

と比べると4ケタ前後は少ないだろうけど、不特定多数のお客様の

相手をすることになる。

 

努力してもなかなか買ってもらえないし、冷たい反応も多いはず。

ただ、上手くいけば直接的なプラスになる。収入、評価、自分の

気持ちなど。

 

 

      ☆       ☆       ☆

私の個人的経験でいうと、店員には良い思い出の方が多い気が

する。「思い出は美化される」ということを割り引いても、不愉快な

経験はごく少ない。

 

おそらく、それには簡単な理由がある。店員が声をかけて来ると、

私は軽く片手を上げて、「自分で見ますから、いいです」と断ること

が多いのだ。すると、店員はすぐに離れてくれる。逆に、私が相手

をして欲しい時には、自分から店員に積極的に声をかける。

 

サラッと過去を振り返るだけでも、素直に感心する店員が色々と

浮かんで来る。例えばブランド・ショップのフレンドリーな女性店員、

家電量販店のマニアックで正直な男性店員。

 

昔よく行ってたAfternoon Tea(アフタヌーン・ティー)

で、珍しくランチのパスタを残した時には、ウエイトレスがわざわざ

声をかけてくれた。「何か問題がありましたでしょうか?」とか、腰を

曲げて頭を下げて、座ってる私と目線を合わせるようにして。

 

常連客へのマニュアル対応なのかも知れないけど、私は恐縮して、

「いえいえ、たまたまお腹が一杯になっただけで、美味しかったです。

失礼ですが、店長さんですか?」とたずね返したほど♪ 以前、別の

カフェで、顔なじみの店長さんが個人的配慮をしてくれてたのを思い

出したのだ。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

さて、最近、人気急上昇の奇蹟のアラフィフ、石田ゆり子(48歳)。

柔らかいイメージで、インスタグラムも可愛い猫や犬の写真に

軽く一言添えたものが大半。

 

炎上とは程遠い感じがあったからこそ、今回大きく取り上げられた

のだろう。5月7日の投稿は、削除が話題になった直後に検索した

時には発見できなかったけど、今なら画像検索で出て来る。

 

多分、本物の冒頭部分、省略なしの原文はこれだろう。

 

 「yuriyuri1003 ゴールデンウィークが明けて

  きゅうに寒くなり

  雨が降り

  静かな日常が戻ってきた。

  さきほど、ちょっと服を見たくて

  とあるお店に入ったのですが...

  あの、

  わたしいつも思うんですが」

 

ネットの記事だと、最初の4行を省略したものが多いけど、これは

重要だと思う。

 

というのも、その前置きで、お店に入った日がかなり特定されるから。

特に、相手の店員自身がもし目にしたら、自分のことだとすぐ分かる

だろう。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

結論から言うと、元々の投稿は削除するほどの内容ではなかった

と思う。

 

例えば、「傷ついた方がいらっしゃったら、ごめんなさい。素朴な思い

を文字にしただけなんですが、今後は注意します」とか、フォローする

投稿をアップして、時の流れを待てばいい。芸能人のこの種の騒動

が長く続いた覚えはない。

 

150万人ものフォロワーがいて、テレビCMも流れる中、ちょっと

ネガティブな文章を書けば、数百人程度から批判や反論を浴びる

のは仕方ないこと。0.01%前後の「有名税」だ。

 

色々調べた限りでは、むしろ投稿に対する好意的反応の方が遥かに

多いみたいだから、周囲が敵だらけになった訳でもない。コメントの

全体数はおそらく2000弱、好意的なものが1000前後あっただろう。

 

あと、その後の投稿の1つは、ユーモアあふれる名作だった。猫の

ハニオが見せる、接客の見本の動画♪ もちろん、今でも見れる。

 

180512a

 

 

     ☆       ☆       ☆      

ただ、元の投稿の全体を読むと、気になる点も少なくない。

 

まず、ほとんどの読者には関係なくても、相手や一部読者に突き

刺さるネガティブな文章を有名人が公表して炎上するパターンは、

これまでもたまにあったものだ。

 

もし似た内容を私がブログ記事で書くのなら、まず最初の4行は

省略して、日時や場所を不特定にする。あと、「服」という言葉は、

「ある商品」に替える。さらに後半部分の具体的な言葉遣い3つを、

1つかゼロにする。そして最後、ため息の感情表現は省略。

 

それだけでもう、たとえ相手が読んだとしても、自分への批判だと

確信するほどではなくなるはず。

 

そして元の投稿全体の特徴は、接客に対するマイナス表現しか

入ってないこと。プラスの表現も少し加えていれば、「接客すべてを

全否定」(本人の表現)してるような印象は薄まったはず。

 

もちろん、そうした作業をすると主張はボヤけるけど、百万人以上

を相手に穏やかな運営を続けたいのなら、その程度は大した配慮

でもない。すぐ慣れることだろう。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ちなみに高須克弥院長とか、「炎上上等」という強気の姿勢の人は、

何も気にする必要はない。わざと炎上させて知名度アップを狙う、

「炎上商法」の実例も先日話題になったばかり。

 

ただ、単なる小市民ブロガーとしては、日常的なつぶやきでさえ、

細かい配慮をすることになる。他の例なら、遥か前から書いてる

ように、プラスの表現は強めに、マイナスの表現は弱めにするとか。

 

もちろん、学問系の記事とか、ハッキリした間違いを指摘したい時

は、小市民としても余計な配慮はしなくなる。それでも、13年弱、

毎日ほぼ穏やかに過ごせてるのだ。やはり、お堅い世界は理性的

な対応が大半ということか。

 

ごく一部の例外は気にせずスルー♪ 世界は多様。いろんな存在

と、いろんな思いで溢れてるのだから。

それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

             (計 2313字)

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