« フランスの保守系『figaro』(フィガロ紙)、是枝裕和監督のパルムドール賞に冷たい安倍内閣を批判(仏文和訳) | トップページ | ヘイル・ブルーン名言「スポーツは人格を作り上げるのではない、さらけ出すのだ」(英語出典)~『コンフィデンスマンJP』第9話 »

ミッツ・マングローブと爆笑問題・太田、差別規制を批判&16km走

(5日) RUN 16km,1時間22分20秒,平均心拍 149

   消費エネルギー  862kcal (脂肪 147kcal)

 

視聴率が低くてすぐ番組終了しそうだし、月9のちょっと後だから、

毎週見るようになった『石橋貴明のたいむとんねる』。平成ブロガー

の知らない話がてんこ盛りだけど、細かすぎて伝わらないマニアックさ

が逆に面白い♪

 

今週・第8回(6月4日)は爆笑問題・太田光がゲストで、昔のお笑い

番組の細かいとこがテーマ。飲み屋で盛り上がるようなノリの中、

最後だけデリケートな話になった。というか、そう編集したのかも。

テレビの差別規制とか、当事者ミッツ・マングローブによるLGBT論。

ただし、太田がチョコチョコとギャグをまじえて笑いを取ってる♪

 

既に流れてるいくつかのニュースだと、会話のごく一部だけを切り

取って引用してるので、文脈や全体が分からなくなってる。そこで

以下、ラストのデリケートなトークを全文、書き起こしてみよう。私も

ブロガーとしていつも気を使ってる問題なのだ。この話は止めとこう

とか、この言葉は穏やかに言い換えようとか。

 

画面の左上には「現代テレビのコンプライアンスどう思う?」と

いうテロップ。右下にはわざわざ、「ちょっとデリケートな話をして

います。」とも表示されてた。フジテレビの最近の問題も扱ってた

から、かなり攻めてる内容だ。放送作家の台本だと書きにくい事

だし、語り口の熱さや勢いから考えてもアドリブだろう。

 

180606b

 

 

    ☆       ☆       ☆

以下、CM終了後、ミッツの発言からスタート。もっと前の箇所には、

昔のテレビは「う・こ」や「ち・・ん」が溢れてたという話も出てた。

 

ミッツ  ここ10年くらいの自主規制だのコンプライアンスだの、

     あれはもう、先回りでふたしてっちゃって。

太田  テレビなんかメチャクチャだから面白いはずなんだけども。

     だから下手にもう、視聴率なんかゴールデンでも2とかに

     なれば、やりたい事できるかもしれない。逆にね。

ミッツ そう。「オネエ」って言葉すらダメらしいですよ。

太田  ダメでしょ? だからどうすんの?

ミッツ いや、「どうすんの」って、こっちのセリフ。

    私たちはオカマと言うな、ホモと言うな、

    ゲイと言うななんて言ってない。

    まあ、もちろん言う人たちはそりゃ一定数いるけども、

    そうじゃない私たち当事者だっているわけで。

    何も全てオネエっていうものでくくられて、

    で、オネエ系とかって何か。。

太田  ショーン・Kとかね(笑)

ミッツ そうそう♪ ショーン・Kとか言われて。

太田 そっちの団体の人たちが言うんでしょ? でも。

    まあ、考えの違う。

ミッツ まあまあ、そうそうそう。

太田 そうでしょ?

ミッツ でも、そっちはそっちで。

    私はこれはもうあの、批判覚悟で言いますけど、

    LだのGだのBだのTだの、頭文字でくくっちゃってんの

    お前らだろっていうのも。

太田  そうだよね。それはそうだよね。

     (注.石橋貴明に向かって) 何か叩かれてましたよね。

     何だっけ? あれは。

貴明  ブスパン?

太田  あっ、そりゃダメだわ♪(笑)

貴明  (苦笑)。ブスパンと保毛尾田でしょ?

太田  あっ、保毛尾田だ。ホモ、ホモがダメなのね。

ミッツ ホモはダメだけど。。

太田  あれで、あれ見て傷つきましたか?

ミッツ いえ、私はもう保毛尾ちゃんにむしろ救われた世代ですから。

太田  ほら、ねえ。

ミッツ そりゃ「保毛尾ちゃん」っつって、「おい保毛尾」って

    からかわれた同じ世代もいれば、

    あっ、保毛尾ちゃんみたいに振舞えば一つそこは

    ギャグとしてからかわれずにいけるんだって

    いうふうにいた人もこう半々でいるわけですよ。

    だから、どっちもいるってことですよね。

太田 どっちもいるんだよね。

ミッツ でも今は、「私は弱者です」って

    言っちゃった人が勝ちなんですよ。

太田  だからそのわりには田中がチビっつうと

     みんなウケるんですよ。あれ一番差別ですよ。

貴明  片玉とか♪

太田  片玉とか。片玉でどんだけ稼いだことか(笑)。

ミッツ 確かに田中さんは凄いわ。

太田  そうだよ。だから朝のテレビ小説で今度

     『半分、ない』ってやつ♪(爆)

       (ここでトーク終了。編集によるカット) 

 

 

    ☆       ☆       ☆

180606c

 

上はミッツのインスタグラムより。「ごんなさい」とは「ごめんなさい」

のことか。ハッシュタグが笑える♪ 左は有働由美子を真似た写真。

 

少数派の存在を知らせるとか、多様性をある程度尊重するとかいう

のはいいとして、少数派への配慮が強すぎると、そちらがむしろ

「強者」のようになってしまうし、多数派の自由を束縛し過ぎること

にもつながりかねない。すると逆に、多数派の反発も招くことになる。

 

一方で、配慮されてないとか、配慮を望まない少数派や弱者もいて、

区別は曖昧で分かりにくいし、少数派同士の考えの違いもある。

 

今回みたいな本音のきわどいトークは、単なる深夜の一時的なガス

抜きに終わらせず、もうちょっと前面に出してもいい。民間企業の

番組の場合、ある程度の反発は恐れないスポンサーとか動画配信、

有料放送といったものが重要だろう。視聴者の側にはキャパシティ

とか、スルーする力とか。

 

私は今回みたいな突っ込んだ内容なら、CM抜きの有料でも見ると

思う。料金にもよるけど、「少数派」番組への応援の意味も込めて。

マツコが参戦してれば、さらに盛り上がってたはず♪

 

それにしても、ミニコーナー「こつぶとんねる」がまた無かったのは

さておき、ウエイトレス役の女性タレントがいなくなったのは、性差別

とかジェンダーとかへの配慮だろうか。F1のグリッドガールやNBA

の一部チアリーダー廃止と同様に。。

 

 

cf. 『石橋貴明のたいむとんねる』、初めて見た感想(第4回)

  恐怖の『たいむとんねる』&多摩川上流2本目 (第6回)

 

 

    ☆       ☆       ☆

最後に一言、昨日の走りについて。まだ身体が暑さに慣れてない

から、もう暑くて暑くて全然走る気がしない中、16kmだけ適当に

走って来た。本当はまたハーフの予定だったけど、時間も無くなった

もんで・・というのは言い訳かも♪

 

日曜日の自転車の疲れが太腿と脚の付け根にたっぷり残る中、

微妙にスピードをコントロールして、トータルでは1km5分09秒

ペース。ちょっと遅かったかも (^^ゞ 心拍はそれほど上げてない

けど、珍しく呼吸がちょっと荒れたし、汗もかなりかいてしまった。

 

気温22.5度、湿度80%、風速1m。心拍計は最初の1分半ほど

動かなかったから補正した。ではまた明日。。☆彡

 

 

180606a

 

往路(約 2.4 km)  13分13秒 130 142

LAP1(約 2.1 km) 11分09秒 141 149

  2      10分55秒 148 156

  3      10分50秒 151 159

  4      10分50秒 157 161

  5      10分51秒 159 163

復路(約 2.9 km) 14分34秒 160 168

計16km 1時間22分20秒 心拍平均149(83%) 最大168(93%)

 

             (計 2760字)

| |

« フランスの保守系『figaro』(フィガロ紙)、是枝裕和監督のパルムドール賞に冷たい安倍内閣を批判(仏文和訳) | トップページ | ヘイル・ブルーン名言「スポーツは人格を作り上げるのではない、さらけ出すのだ」(英語出典)~『コンフィデンスマンJP』第9話 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

ランニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« フランスの保守系『figaro』(フィガロ紙)、是枝裕和監督のパルムドール賞に冷たい安倍内閣を批判(仏文和訳) | トップページ | ヘイル・ブルーン名言「スポーツは人格を作り上げるのではない、さらけ出すのだ」(英語出典)~『コンフィデンスマンJP』第9話 »