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難しい詰将棋(有段者レベル、11手詰、朝日)、1時間かけた感想、解答、変化

詰将棋自体より、メンタルのコントロールの方が難しかったかも。

「師走の忙しい時に、何でこんなものに考え込んでるんだ・・」とか、

激しく自分突っ込みしながら頑張ったのだ♪ すぐ止めろよ!

 

以前からたまには解いてたけど、去年の藤井聡太ブームの頃から

はほぼ毎週解いて来た、朝日新聞夕刊掲載の詰将棋。最近難しい

のが多くて、ブランク期間の長い私は10分以上かかってしまうこと

がよくあった。

 

それでも、長くて15分程度で解けてたのに、今週(18年12月6日)

の問題はどうしても解けない。作者(=出題者)の青嶋未来五段

に激怒したほど(笑)。子どもか! 女流棋士「みく」ちゃんみたいな

イメージの名前だけど、「みらい」くん・23歳なのであった。男だと

余計に腹が立ったりする(笑)

 

もちろん実際は、作品の出来がいいとか、私の実力が高校時代から

ガタ落ちしてるとかいうことだろう。卒業以来、対局も詰将棋も最近

までほとんどやってなかったもんで・・って、言い訳か!♪

 

とにかく、これだけ時間を使ってしまったからには、せめてブログ

記事のネタに使って元を取ることにしよう。全然、取れないけど。

 

 

     ☆       ☆       ☆

181208a

 

上図が問題で、持ち駒は下図。角、角、金、金。

 

181208b

 

一応、単なるコピペは避けて、自分で盤面を再現した。駒の配置が

自由になる無料アプリを発見。その名も「ただの将棋盤」。いいね♪

デベロッパのmaru yon氏に感謝。二歩とか、メチャクチャな

やり取りも自由自在。これは便利!

 

さて、腕自慢の読者の方も、まずは自身でお試しあれ。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ではまず、個人的な感想から。持ち駒4枚で11手詰めということは、

打った直後に取らせる捨て駒が多いということだ。

 

あと、フツーは相手玉を下段(向こう側、図の上側)に落としていく

のが筋だけど、この問題は宙吊りのまま詰める形だと思う。玉を

下段に落としてしまうと、相手の金や飛車の守備がよく効いて来て、

少なくとも手数が伸びてしまう。

 

181208c

 

ということで、私の第一感は、2四金、同玉、4二角だった。

逃げれば金打ちで詰み。3三合駒とか3三金、3三飛とかでも

金打ち。だから、相手は4二金と取るしかない。

 

守備の金が脇にズレて、逃げ道もふさがる。これで詰むだろう

と思ったのに、どうしても詰まない。仕方ないから、最初の局面に

戻って、全ての攻めをしらみつぶしに調べ始める (^^ゞ 筋が悪い。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

まず、角打ちの変化。4三角、2三角、1二角とかだと、取られて

ダメそう。2五角、2四玉、4二角だと、3三合駒で不詰めっぽい。

 

続いて、金打ちの変化。筋がいいのは焦点に打つ3三金だけど、

同玉でダメ。筋が悪すぎる2五金、3三玉、2四角、2二玉も、

駒を打ってバラせば詰みそうな気もするけど、11手は超えるはず。

 

ここで堂々巡りが続いて、イラついて一晩お休み♪ 金曜の夜に

再びチャレンジして、やっと5一角にたどりついた。いや、最初から

気付いてたけど、四二に合い駒を打たれる形がダメっぽいし、手数

が伸びてしまうから、スルーしてたのだ。

 

181208d

 

合駒が真っすぐ前に進める駒だと、角で取って2五に打てば詰み。

持ち駒に角2枚が入ってるから、相手の合駒は桂馬しかない。

 

瞬間的に、同角、同金、1六桂、同歩、1五角、同玉、2五金で

11手詰み完成!・・・と思って、新聞の下側の解答を見たら、

違ってた (^^ゞ エッ?、あぁ、1五角に1四玉で詰まないのか。

ガックシ。。_| ̄|○

 

 

      ☆       ☆       ☆

正解の手順は、2四金、同玉、5一角、4二桂、同角、同金、

3三角、同玉、2三金、3四玉、2六桂

 

181208e

 

ちなみに新聞には4二「同角成」と書いてるけど、成る必要はない。

この場合にルール上、正解をどう書くのかまでは知らない。どちら

でもいいのだから「同角」と書くのが正しいというのが私の感覚。

というより、どちらでもいいのなら詰将棋の作品自体が不完全だと

感じるけど、それはたぶん厳し過ぎる態度だろう。

 

結局、初手の2四金は一番最初から思いついてたし、苦労して

5一角、4二桂にも気づいたのに、最後に気が緩んで間違えた♪

焦点の3三の捨て駒も頭に入ってたのに、あぁ、悔しい。。 詰将棋

の天才でもある藤井七段なら10秒くらいで解くのかも。

 

難しい問題は、合い駒が何なのか場合分けして考える必要がある。

そんな当たり前のことを思い出して、改めて痛感した昨夜であった。

そもそも年末にこんな事やってる場合じゃないだろ!と反省しつつ、

ではまた明日。。☆彡

 

          (計 1826字)

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